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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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恐ろしい話


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ちょっと前まで、もうまったく起きれなくて。
起きれないことはないんだけど、まあ最終的には起きるんですけど、もう辛いわけ。
なんでこんなに辛いんだろ、と。

歳なのか?と。

まあそりゃそうかもしれない。
53になり、人生の折り返し地点はとうに過ぎた感じがするし、外道さん風に歌えば「人間わずか五十年、下天の内をくらぶれば げ、げ、げ、外道!」であるからして、もうしょうがないのかもしれない、とあきらめていた。

けど、まあとあるツイートを見て、ちょっと試してみようと思ったことがありまして。
といっても、身体を動かすとか、そういうんじゃないんです。
そういうの、基本苦手なので。

とあるサプリですね。

いや、基本、サプリってあまり好きじゃなかったんですよ。
そういうことじゃなくて、ちゃんと食生活を整えたりした方がよかろう、と。
でも、実際に足らないモノもあるんだわな。
というか、歳とると、足らなくなっちゃうモノもある、と聞いて、それを補完するのは悪くないのかもしれないな、と考え変わりまして。
なにせ、もうこの身体で50年以上生きてるわけですから。
そりゃどっかガタもくるし、使っちゃって足らなくなるもんもあろう。

それに、そもそも、元々自分には体質的に足らないモノ、ってのもあるのかもしれないんだよね。
健康診断だけでは見えないモノ、ってのもあるわけで。

そもそも、俺は小さい頃から夜中に必ず起きるタイプなんです。
一回は必ず起きる。
で、おしっこに行く。

まあ、おねしょしないためにそれはいいんでしょうけど、やっぱ眠りの底にいたところから、「おしっこ行きたいな」と脳が反応する、という時点でちょっと眠りから覚醒してる感じがするし、実際に起きちゃえば、もう身体活動が伴いますから、完全に起きちゃってるわけです。
おしっこも、便器を外さないように、とかって多少の緊張感も伴う。
発射のその時は寝ぼけているわけにはいかない。
そこからまたベットに戻ってよいしょよいしょと眠りの底に落ちていくわけですけど、そう考えると、深い眠りから覚めている時間というのは、実際におしっこに行ってる5分だけじゃないんですよね。

ま、昔は、誰しもが夜中に一回起きるのだと思っていました。
そういうものなのだ、と。
しかし、アキは一回も起きている形跡がない。
あれ?起きないの?みたいな。
逆に俺の方が珍しいの?みたいな。

そういえば、亡くなったおばあちゃんが「最近はねえ、おばあちゃんは夜中に1時間毎に目が覚めてトイレに行きたくなるから、ゆっくり寝れないのよね」と言っていたのも思い出し。
一時間毎とは言わないまでも、一回起きてるだけでも、そりゃ一回も起きない人に比べて眠れてないのではないか?と。

これ、起きなければもっと眠りは向上するのではないか?と。
起きれない、という現象を解決しようとはじめは思っていたんだけど、そもそも血圧が日によっては上が100台と低いし、どうしたらいいんだ!起きたら伸びをする?腰に悪いだろ、とかいろいろあって、無理じゃん!となっていたんだけど。
そうじゃなくて、「もっと眠りの質を上げれば、すっと起きれるのではないか?」と。

いや、これ、今考えれば当たり前なんだけど、気づかないもんで。
逆転の発想というか、逆転もしてないけど、そういう。

で、冒頭に戻りますけど、「眠りの質が上がった」というサプリがあったわけ。
まあ、その人個人の感想ですよもちろん。
誰にだって効くわけじゃないだろうし、そもそもサプリなんてのは薬じゃないから、治す、という作用はないわけだし。
まあでも、試してみようかなあ、と思って。
そんなにバカ高いモノでもなかったんで。

そしたらなんと、スッと起きれるようになったんですよ。
これね、驚くくらい。

サプリの宣伝みたいで恐縮だけど、おそろしいね、人間って。
まあプラセボもあるんだろうけど。
それに、体質でしょうからね。
俺には当たった、というだけで。
万能であるとはまったく思いませんけど。

しかも、夜中に起きることがなくなった。
今までのおしっこはムダだったのではないか?と。
なんで起きてたんだ?というくらい。
もちろん、おねしょしているわけでもない。

いやね、何が言いたいかって、あの一錠で、しかも飲み忘れもするんです。
でも、まあ継続的に3日に2錠くらいは飲んでる。
それっぽっちで、人間の身体ってのは変わるのね、という…。

恐ろしいよな!って話。








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(BGM:石井明夫 BAND OF BAKSIS「GOING GONE」from「憂国烈士の宴 其の弐」)
→ゴキゲンなんだわ。
スタンダートでオールディーズで、ニューオリンズ、という言葉が浮かぶロック。
これはカッコイイですよ。
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「どうせ俺なんか」


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ちょっと語弊があるかもしれないけど、普段の付き合いの中で、「どうせ俺なんか」って言われるのはとても困る。

ま、でもそういう人はけっこういて、飲みに行ってもいるわけだけど、その人がそんなに自分に近くなければ、まあ離れるわな。
二度と飲みに誘わなければいいだけの話で。

でもまあ、近い、というか好きな人だった場合、「そんなこと言うな」という気持ちになる。


世の中辛いことってのはあって、それが取り返せないような出来事だった場合、そりゃね、腐るよね。
わからなくはない。
どうしても前に向けない時というのは確かにある。

けど、俺は52才だけれど、40も半ば越えようという人がね、んなこと言ってたら、もう人生終わりですよ、って気がするんだわ。

若いころはそういうのもあるけれど、それでも時間が解決する。
けど、40になってそんなこと言ってたら、もうそのまま終わりですよ。
時間なんか、そんなにないよ。
あっという間に一年終わるんだからさ。


子どものころに辛い思いをした、ってのは、例えば家庭がメチャクチャだったとか。
確かに人生を展開していくには重すぎると思う。
そら「どうせ俺なんか」って言いたくもなるんだろう。
でもさ、「どうせ俺なんか」って言ってたら、その言葉にからめとられるだけからめとられて、何も前に行かないじゃない。

もちろん、そんな君本人が悪いわけじゃないんだけど。
でもだからといって、「どうせ俺なんか」って言っていたら、助けようって人も去るわな。
「いや、誰も助けられないよ」というのもわかるけど、でも、君も君自身を助けられないだろう、って思う。

そういう人の人生に、子どもの頃の虐待とかがどれだけ大きな影を落とすのか、というのは、状況分析としてはあるし、虐待をなくすための理屈としては重要。
だけど、結果としての今、君はどうする?って話もあって。
人生かけて、自分が幸せにならないことで親に復讐したところで、どうなんだろう。
いや、まあそれも生き方かもしれないけど。

でも俺はちょっとやっぱひくわ。
だったら、飲みに行って、親でもない俺に「どうせ俺なんか」っていう必要はないと思うから。

まあ、でも「あなたに問題があったわけじゃない」というのは、確かにそう思うし、だからこそ、こういうのってあまり言っちゃいけないんだとは思うんだけど、でも、なんでそこまで…、って思うときがあります。
なんか不幸自慢が始まる、みたいな人は確かにいるんだよね。
しかも40も過ぎて、もうたいがいにしておけよ、とか思うんだけど。
確かにね、それが問題なんだ!って言われればそりゃそうなのかもしれないけど、だとしたら、それはもう他人は何も言えないな、ってことでもあって。
つまり、なんで俺に言うんだよ?って話になるわけで。

まあ、雰囲気としては、「あんたにはわからないよ」っていうある種の「優越感」なんだろうけど、それ、何の役にも立ちませんよ、とは言っておきたい。


コバなんかと付き合ってるとね、彼らもけっこう壮絶な生い立ちだったりするんだよ。
でも、彼らは「どうせ俺なんか」とは言わない。

相模原の事件があった時に、それを説明するのに、「知的障害者は死んでもいい、って言って殺したんだって」と言ったら、コバが「ひどいと思う。俺たちだって一生懸命生きてるのに」と言ってて、まあちょっとズッコケたんだけど。
ま、普段ズッコケ人生の彼だけに、ちょっと逆にズッコケたんですが。

ま、ズッコケたのはアレだけど、でもつまりは彼は彼なりに「知的障害者だって一生懸命生きてる」ということなのね。

みんな一生懸命ですよ。
セブンイレブンで「バカが来た」って言われて怒ってるミツは、今漢字を覚えたいと一生懸命だ。
辞書まで買った(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4584.html)。

ウチの連中は、けして自分を卑下することがない。


亡くなった元会長のかおるさんは、中途障害だったけど、それまで半同棲状態だった彼は、彼女が事故にあって車いす生活になる、とわかったとたんに彼女には何も言わずにどこかに去った。
事故のお見舞いにも来なかったという。

それでもかおるさんは、哲学者よろしく人生とは何か考え続けてたし、死んでから部屋をかたずけてて分かったんだけどユニセフとかに毎年多くのお金を寄付していた。


それでも前を向いている人がいるし、そういう人と俺は暮らしてきて、「どうせ俺は」って五体満足な人が言うのは、ちょっと許せないんだよね。

だったら代わってやれよ、と思う。
もちろん、そんなわけにはいかないんだけどさ。


「もし、車いすでなかったら。」
「もし、街でみかける看板の字が読めたなら。」

それでも、一生懸命明るく毎日を生きている人がいるでしょう。


いや、人の辛いことなんかわからないし、偉そうなことも言えないんだとは思う。
だから、こうやって書くのもどうなのかな、とは思ったりもする。

でも、不幸は底なしなんだよね。
だから、世界の不幸を背負った顔して「どうせ俺なんか」って、滑稽だと思うよ。


いや、だからって、無理してがんばれとか、そういうことを言いたいわけでもないんだわ。
とにかく「どうせ俺なんか」って言ってるうちは何も始まらんと思うんだわ。


…ってか、偉そうに書いたけど、でもまあ、「どうせ俺なんか」って、思っちゃうよな。
うん、思っちゃう、確かに。
でも、そんな時、俺はコバやかおるさんのことを思い出すことにしています。

そして、加藤優くんが卒業式で言ってましたね。
「勝手にすねるな!」って。
「この学校には、お前らがぶつかっていけば、身体ごと受け止めてくれる先生がいるんだぞ!」って。
金八2原理主義の俺は、それを信じ、守ろうと思っています。


ま、愚痴りたい時は、愚痴ってもらってイイとは思うんだけど、愚痴りながら扉を閉められちゃうと、なんだかもう相づちも打てなくなります。





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(BGM:ローザ・ルクセンブルグ「少女の夢」from「ROCK is LOFT~Green Disc~」)
→ローザはあまりちゃんと聞いたことないんだけど、改めて最近聞くと面白いんだよね。
当時ちゃんと聞かなかったのを後悔してる。
合掌。

とっさによけたが、それは魚だった


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短編を考えるのは好きなんだけど、もっともっと短編に出来ないものだろうか?
一行で、テキトウに書いたとしたら、なんかやれるのかやれないのか?
まあ、そんなことを普段けっこう考えたりします。

付け足しちゃったらダメな気がしますが、筆力がないので、まあちょっと付け足しというか、自分で作って自分で突っ込んでみる。



困り果てたボクの前に、らせん階段から下りてきた妙齢の着物の女性が近寄ってきて「あと三年だからね」と耳元で言った。

→まあ、よくわかんないですけど、こんな状況にはなりたくない、という物語。
なにに困り果てていたのか、どこなのか?については、各々考えて下さい。


「もう、あのおじさん来ないんだよね、大丈夫だよね」と妹が心配そうな顔で聞いてきた。

→解決したのか?本当はしてないのか?いや、なにが解決したのか?してないのか?。


その時、私たちは、幾千もの飛行体が南太平洋から日本に近づいてきていることを知らなかった。

→きっと「私たち」はバンザイとかしてたのかな?
こわいこわい。


いつも同じコースを辿ってた、彼の私への愛撫の順番が変わったことに気づいてから、彼の指に嫌悪しか感じられなくなった。

→ま、これはありそう。


父と同じ目をした犬が寄ってきて、ボクに物欲しげな顔をしたのだけれど、ボクはあの女に言われたとおり無視をした。

→「あの女」とは誰なんだ!


その日、病院の窓から見えた青空は、あの事故の日から会っていない君の笑顔より、やっときらめいて見えた。

→前向きになれたんでしょうか?


彼は神様に祈りながら寝たけれど、起きたらその日もやっぱり彼は犬のママだった。

→前の「お父さんの目をした犬」の犬側の話でしょうか?


「郵便受けに入っていたのは、雨ににじんだオフクロからのハガキと督促状」

→ま、これはあるな。


三日間降り続けた雨は濁流となり、悪魔たちの住む地球の底に流れ込み、堪えきれなくなった悪魔が地上に飛び出した。

→デビルマンのサイドストーリーにしてほしい。


待ち望んだ彼の帰国だったけれど、私は出国する。

→ぎゃはははは。
なにそれ。


彼が食べ終わったそのパンの袋の裏面にはあの国の言葉で「実験用」と書かれてるのだが、彼はもちろんそれを知らない。

→星新一さんっぽいな。


一度も怒ったことのない男が激昂したとき、あちこちから様々な種類の鳥が集まってきて、一斉に鳴き始めた。

→これもコントになりそう。


凍てついた道路を走る車は次々に追突して国道を埋め尽くし、それを見ようと国中の野次馬が集まってきたので、そこにこの街ができたのである。

→ほのぼのかよ。


そもそもの失敗は、私は自転車にも乗れないのにバイクに乗ろうとしたことだ。

→どうして?


私が強気だったのは、懐にあの男にもらった拳銃を持っていたからだ。

→ハードボイルドか…。


僕がカギを落としたのが合図だった

→なんの!!


僕はとっさに携帯を見たが、画面の時刻表示が左右反転していた。

→パラレル。


家に帰ると、母さんが申し訳なさそうに知らないおじさんにお茶を出していた。

→おじさんは主人公に「大きくなったな」と平然と言った感じね。



てなことで、今日はおしまい。





1110te小

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(BGM:UP HOLD「LEATHER SHIP [地下の覇者]」from「SKULLPING A TRIBUTE TO GASTUNK」)
→ガスタンクって、「鳴き」なんだなあ。
BAKIさんの声も、TATSUさんのギターも鳴いていたというか。
今考えると、メタルでもあり、パンクでもあり、まあガスタンクというジャンル、というか。

新しいスリラー ★ 映画 「シンプル・フェイバー」


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工藤さんちで「シンプルフェイバー」を見たわけですが。

いや、これね、もっとドロドロした暗い感じの展開を期待していたんです。
ちょっと長いけど、あちこちのサイトにある「あらすじ」を紹介するとこうだ。

夫を事故で亡くし、ニューヨーク郊外で女手一つで子供を育てているステファニー(アナ・ケンドリック)は、子供と同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライヴリー)の自宅に招かれる。ファッション業界に身を置き、豪華な家に暮らし、小説家の夫ショーン(ヘンリー・ゴールディング)に愛されているエミリーとステファニーは意気投合し、お互いの秘密を言い合う仲になる。ある日、ステファニーは、エミリーから息子を学校に迎えにいってほしいと頼まれるが、エミリーはそのまま姿を消してしまう。

ふむ。
なんか、ものすごいスリラー感でしょ。
そのスリラー感を求めて、これ見たいなあ、と思って、工藤さんと見たわけだけど。

いや、スリラーとしてきちんとしてるし、スジを冷静に考えてみると、確かに重たいし、暗いドロドロした感じなんですよ。
だから、スリラー感、というのは確かにあるんだけれど。

そうした場合、最終的に暗い終わり方、って感じになるじゃない。
でも、この映画は、最終的になんかね、突き抜けた明るさ、があるのよ。
なんか、すがすがしい、くらいの。

人は死んでるし、主人公が憧れ、行方不明になる女性は過去に犯罪も犯してるし。
ってか、ころしてるし。
それを隠して逃亡してる感じだったし。
でも、なんか見終わった後がすがすがしい、という。

ま、勧善懲悪の物語であることもそれの一助にはなってますが、なんにしてもこの主人公を「突き抜けた明るいシングルマザー」として描いたのがキモでしょうね。
なんか、もうバカっぽいというか、他人を、いや、客をも油断させるというか、「大丈夫かいこの人…」という感じなんだけど、最終的に犯人をきちんと追い詰めていく。
この辺でしょうね。

調べてみると、この監督はコメディをよく撮っているらしく、それなんでしょうかね。
コメディじゃないのに、この主人公だけ、なんだかコメディの主人公みたいなふるまいなんだよね。
それが行方不明になる「カッコイイ女」との対比で際立っていく。

しかもなんか、最初はちょっとダサいセーターみたいの着てたりするし。
ママ友からも、なんか元気すぎてちょっと浮いちゃう、みたいな。
元気すぎて、一言多い、みたいな。
で、「テヘッ」、みたいな。
回りに引かれてもへこたれない、みたいな。
いわゆる、日本で言うと、少女漫画の主人公、みたいな感じ。
ダサいんだけど、一生懸命。
最終的には、ママ友も味方につけていく、という展開。
つまりはまあ、王道少女漫画とはいえるのかもしれない。

最初は、すごく憧れていた人が行方不明になってるわけだから、一生懸命、それをさがす。
けど、どうもその人が怪しい、ってことになっていくのね。
まず、過去がまったく見えてこない。
というか、あえて回りに過去を話していない感じ。
逆に言うと、全て過去が消え去っている、ってのは、おかしいわけですよ。
なにか隠したいことがあるとしか思えない。

で、なんか持ち前の行動力と空気の読まなさ加減でどんどん核心に迫っちゃう。
怖いもんなしかよ!みたいな。

最終的には、行方不明になった彼女は、まあとんでもない人だったんだけど、憧れてましたからね主人公は。
その裏返しというか、愛憎というか、彼女を追い詰めていく感じになります。

これね、彼女にも主人公にも子どもがいる、ってのがキモで、子どものめんどうを見る人が必ず必要なんですよ。
彼女をさがすにしてもなんにしても。
その辺がなんだかリアルでいい。
行方不明になった彼女の旦那と主人公はいい仲になっちゃうし、でもまあ最終的には破局しますけど、その辺もなんだかリアル。

面白かったなあ、これ。
暗いスリラーを期待すると肩すかしを食らいますけど、映画としてはすげえ今までになかった感じじゃないですかね。
ま、ホラーもホラーコメディなんてのもあるくらいですから、「怖い」と「笑い」はもしかしたら近いのかもしれないけど。

でも、ゾンビコメディとかは、ゾンビの設定そのものをコメディにしていくところがあるじゃないですか。
「ロンドンゾンビ紀行」(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3666.html)なんかは名作だと思うけど、いわゆる「ゾンビの動きがのろい」ことを逆手にとって、老人ホームにゾンビが押し寄せる、というね。
歩行器で逃げるお年寄りとゾンビの追っかけあい、みたいな。

でも、この映画は、スリラーの設定そのものをコメディにしてるわけじゃなくて、スリラーにコメディーをふりかけたみたいな作品で、なんか斬新というか。

映画ってのはまだまだいろいろできるな、と思った作品。
ヒマがあったら見て欲しい一作。





1110te小

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(BGM:植木等「花と小父さん」from「浜口庫之助カヴァーソングス~歌謡曲編~」)
→植木等さんの声はステキだ。
アキ曰く「表情のある声」。
そうなんだよね。
すごく丁寧にうたってる感じが好き。

より暴徒的に


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先日、面影ラッキーホールのライブに行きまして。
現オンリーラブハーツですね。
OLH。

ま、もう満員だわ。
すげえわ。

この前太陽肛門スパパーンさんのライブにゲストで出ていて、まああまりOLHさんはゲストとかで出ないでしょ。
全部ワンマン、みたいな感じ。
しかも、どっか音楽性は逆のベクトルにむいてる感じもある。
なのに、なんでこの二組が一緒に?とは思ったんだけど、いや通じるモンがあるのはわかる。
それが何かはわからないが、根底に通じてる何かが一緒。
その日のライブでは、お互いのバンド名も一切言わないまま、二組の関係性もまったくわからないまま終わりました。
でも、逆にそれがものすごい「通じるモンがあるなあ」と思いました。

で、今回行って一つだけわかったのは、OLHも最後パンイチじゃん。
そこ一緒だった。


音楽の作り方については、何回も書いているかもしんないけどOLHにはものすごい影響を受けているところがあって、最近、ソロの弾き語りで歌ってる「私がおばさんになっても」という曲があるけれど、これはあの名曲カバーじゃなくてオリジナルなんだけど、ああいう曲の作り方ってのは、OLHさんの影響ですね。
つまり、サザンだったり、オリジナルラブ?だったり、マッチだったりするんですよね。
曲が。
でも、もちろんオリジナルなんだけど、その曲のコンセプトを持ってくる、というのは、どこかDJ風というか、切り貼りのようで楽しい。
それでいて、オリジナルでなければならない。
そういう意味で、尊敬しますねOLH。

一度、俺もミスチルを分解して分解して、ミスチルらしい進行、というのを曲にしたことがあります。
ソロでやってる「イキタカッタ」がそうなんですけど。

ネタバレしてもしょうがないんだけど、「トクちゃん」なんかも、聞く人によっては「渚のシンドバット」に聞こえる人もいるらしい。
あれは森さんが参加してくれることになった時にキーボードフューチャー曲として書いたので、そればっかりじゃないんですけど、まあそういうね。
そういう「曲を作る楽しさ」を教えてくれたのはOLHだなあ、と。


で、まあいろいろ考えたんですよね。
「俺のやりたい音楽ってなんだろう」って。
好きな音楽はいろいろある。
70ハードコアも好きだし、とはいえ、昭和歌謡も好き。
80年代ジャバニーズインディを主に聞いてきた。
80年代のディスコミュージックも好きなんだよな。

でも、「やりたい」となったらなんだろう?。
で、一つ結論が出たのが、「少なくともスーパー猛毒ちんどんの楽曲ではない」ということですね。
やりたいものはわからんが、「これではない」と。

やっぱ、制約が多いんですね。
歌詞が覚えやすくなきゃいけない、音楽がわかりやすくなければいけない、という。
つまり、「ポップに作る」。
これはまあ演者の力量の問題でそうなるんだけど、同時に、お客さんにも「わかりやすい」という。

俺はたぶん、「わかりにくい」ことをやりたいんだろうな。
そういう意味では、スパパーンさんのような音楽に憧れるところがある。

同時に、客と一線を引く感じ。
突き放し、気まずくなる感じ、というか。
そういうのが俺はやりたいんだな、たぶん。

これはスパパーンさんはもう行った人なら誰でもわかるように気まずくなりますし、OLHさんもどっか客を突き放している。
少なくとも客を引かせるMCにおいてはピカイチですし。

この二つのバンドに憧れる気持ちって、そこなんだな、たぶん。


スーパー猛毒ちんどんは、やっぱ「わかりやすく」なきゃいけない。
じゃないと歌えない。
覚えられない。
それは勢い、客との距離が近くなる。
ま、近くなっていいんだけど、それはいわゆる「スーパー猛毒ちんどん」のウリというか、そういうバンドじゃなきゃいけないとも思うし。
世間一般の24TV風の感じでいえば、逆に引かせることで近くなる、みたいな手法もあるかとは思うけど、とにかく最終的には「近くなる」ことが重要で。
離れっぱなし、というわけにはいかない。

まあ先にも書いたように(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4975.html)、井上達にとって、スーパー猛毒ちんどんが誇りでアリ、楽しみでアリ、大きな一を占めていることは間違いない。
なので、俺がやりたくない音楽だから、と音楽の路線を変えるとか、やめてしまうわけにもいかない。

だからどっかで、俺の中では、スーパー猛毒ちんどんをある意味で、社会にある障害者観をぶっ壊すという意味で、もっともっとどこか「暴力的」というか、「暴徒的」に表現したいというところはある。
けっして予定調和はしない、という意味で。

だから、毎回ライブのたびに、お客さんからいい反響をもらったとしても、俺はそれにも満足ができない。
もっともっと、俺は壊したいんだ。
ざっくり言うと、彼らの毎日が目指すモノは、おそらく社会のシステムの破壊と再生なんだから。
じゃなきゃ、やっぱ強者の論理で世の中は回る。
そのドキュメントを、やっぱまだ表現し切れてない。


今回のワンマンも、お客さんの多くが物販に訪れてくれたらしいけど、「CDないんですか?」というのがとても多かったらしい。
そりゃそうだ、自分で言うのもなんだけど、名曲が多いから。

けど、とりあえず、物販に行ってみたら「猛ちんタッパ」しか売ってない、という、この「予定調和をぶっ壊す」「客の求めには応じない」という態度で今後もやっていこうと思います。

OLHを見て、改めてそう思った次第です。









1110te小

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(BGM:突然ダンボール 「ぺったら・ぺたらこ・ぺったっこ」fromYOUTUBE)
→鬼太郎のエピソードから出た曲ですね、これ。
突ダンにおいて、非常にポップな仕上がりになってると思う。
っていうか、もうアタマから「ぺったら・ぺたらこ・ぺったっこ」が離れない…。
ザ・ビンボーズ恐るべし…。

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