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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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バランスなんかホントはどうでもいいんだけど


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kaijosha.jpg



バランスってのは大事ですね。
人同士の関係とかのバランス。
とはいえ、バランスにばかり気を取られて自分の意思を表明できない、みたいなことになってしまうのは本末転倒的な気もしますね。
いわゆる「空気を読む」ってのも、バランスの一つなんでしょうが、あまり空気を読むというのはそもそも好きじゃないです。

とはいえ、空気を読まずに、バランスを崩してでも自分の言いたいことを言う、ってのはものすごく勇気がいるし、難しいことですね。
なかなか出来る事じゃない。


例えば、今の生活が端から見たらとても不安定で、DVを受けているとかだったとしても、そこにはそれなりのバランスがあって。
「私が我慢すれば」みたいな。
それをまあ「我慢しなくていいんだよ」というのは、そのバランス自体は崩れるからなかなか受け入れてもらえなかったりします。

そんな生活続けていたら身体壊すよ、とか。
いつか辛くなっちゃうよ、とか。
まあ、いろいろありますけど、端から見てたら。

でもまあ、それはそれでバランス取れてたりもして。
そうなると、なかなか忠告とかは受け入れてもらえない。

ま、つまりは「犠牲」ってことなんでしょうね。
犠牲がどっかにあって、それによってバランスが取れている、みたいな。
で、まあ「そんな犠牲になることないよ」みたいなことを、回りとしては言いたくなる。
でも、犠牲になってることでバランスは取れちゃってるから、なかなか踏み出すことが難しい。


知的障害の子がいたとして、まあ毎日作業所に通っているし、その作業所で何があるわけでもないし、毎日は同じで、毎日16時には家に帰ってくる、と。
その子にとって、そういう生活が十年も、二十年もこの先続く、というのは、おそらく希望もへったくれも持てないとは思いますが、本人はそれでもおとなしく行ってくれるし、その間に家族は買い物にも行けるし、帰ってきたら子どもの頃から好きだった魔女の宅急便のビデオを見せておけばおとなしい。
知的障害者の人はそういう生活をしていたりということをよく聞きます。
そして、そうやって子どもの面倒をみるということがあって、いい感じで夫婦の距離感も保てる。
それに、子どもの作業所の親の集まりやなんやで、それなりにやりがいも持てている。

こうなると、まあ例えばその子のために何が必要なんだろうか、とか、なんだとか表面上は考えるけれど、今のバランスを崩す気持ちにはなれなかったりする。

ま、よくある光景のような気がします。


とあるお母さんは、「子どもが自立なんかしちゃったら、私ウチで一人になっちゃうじゃないですか」とか言われたことがあります。
一人暮らしを勧めたときに、言われた言葉です。
家ではどうにも大声を出して云々、みたいなことがあったので、市丸達のようにこっちで親と離れて暮らしてみますか?と言ったときにこう言われたんです。
あ、もちろん、お父さんもご健在でした。
息子がいなくなっても一人じゃないと思うんですけどね。
そういうことじゃないんでしょう。

ま、つまりバランスなんでしょうね。
お母さんと旦那さんとその子の三人暮らしの中で、彼がいてくれた方が上手くバランスがとれるのでしょう。
その子のためになるかどうか、その子の将来は?ということは、そのバランスのために何も考えてもらえない、という感じでしたね。


それでもまあ、今の障害者を取り巻く現状はあくまで親が主体ですから。
親がそういえば、まあそうなっちゃうんですよね。
福祉事務所だって、親の言い分を受け入れるしかない、と言います。
「どう考えても、親の判断が間違っている」と思っても、それをひっくり返せないのだ、と。

大きく考えれば、それも社会のバランスなんでしょう。
そうしないと、障害者本人を社会が受け止めなきゃならなくなりますから。
それは嫌なんだよね、社会のみなさんは。
いいことをいい、優しくもするけれど、責任は取りたくない。
いい感じで24時間テレビとかで感動をもらえればそのくらいでちょうどイイ、みたいな。
遠くから観ていたい、みたいな。

そのくらいの距離感でいることが、社会が障害者に優しくしてくれる条件、みたいな感じというか。
親が責任持ってくれますよね、ということが前提で、という。
そういうバランスがとれている、というか。


別の角度から言いますと、そりゃ市丸なんかとネイクドで付き合ったら、そりゃ嫌な思い、すごくしますよ。
イライラもする。
長年一緒にいる我々ですらイライラしますから。
もちろん、すべての知的障害者がそうだとは言わないですが、そういう人もいるって話ね。
だから、じゃあまあ嫌えばいいんだけど、それでも「障害者だから」「優しくしなきゃいけないから」という呪縛があるからね。
それ、なかなか難しい。
そういうバランスで世の中は進んでいる。
我々はまあ、嫌い、と言えますけど、他から来た人がそういうのは難しいと思います。

だからまあ、世の中がいう「バランス」じゃなくて、「いいところ」でバランス取りましょう、というか。
大元の部分がそういうバランスで出来ているのだから、まあ個々にもそうなっちゃいがちですから。
そんな風に思ったりする、という話です。


そんなわけで、今晩は四谷アウトブレイクでライブです。
来て、市丸にイライラしてください。
お待ちしております。







佐藤店長生誕祭小

(BGM:1910 Fruitgum Company「Bubblegum World」fromYOUTUBE)
→ま、このイントロ、日本人なら全員知ってるアレなんだけど。
ぜひYOUTUBEで検索して聞いてみて下さい。
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明日、四谷の地下室でお待ちしています


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いや、ついに明日じゃないか。
佐藤店長生誕祭に出場。
これはまあ多くのバンドマンにとって名誉なことでありますよ。

なんでしょうね、四谷アウトブレイクというライブハウスには魔力がある。
その魔力はこの佐藤店長さんの魅力なんだろうな、と思うんですが。

俺みたいなもんでも覚えてくれているというのもすごいし、そもそも素顔で挨拶してもわかってくれるという。
なかなかね、この辺アレです。
先日、カラスさんにプロレス会場でお会いした時に、「スーパー猛毒ちんどんの佐藤です」って言って挨拶させてもらいましたが、やっぱわからないでしょ。
普段メイクだから。

というか、そもそも店長のやってるバンドが面白いんだよな。
ロックンロールサービスもかっこいいし、おいおい教も俺は大好きだ。
どこか、「ロックのかっこよさ」がつまっている。

一言で言うと、ロックの世界で不世出なバンドだと思う。
なんとそのバンドとご一緒させていただくというのだから光栄である。

今回は、俺は気楽に臨むことにしている。
ロックとは、やっぱりどこかジャンキーでなければならない。
そしてハッピーでなければならない。
練習がハッピーという人もいるだろうが、俺の場合は練習嫌いという、音楽をやる人間としてはサイアクな状況にあるので、あまりそこにコンを詰めたくない。
じゃないとハッピーになれない感じがある。

ま、人それぞれにロックに対する考え方はあると思う。
俺の中では、ルーズで、かっこよくて、自由で、ユーモアがなきゃいけないような気がする。
練習をあまりしすぎちゃうと、「なんでそうなっちゃうの!練習したじゃないか!」って怒っちゃうんだよな俺。
それはまああまり自由ではない。


ライブがある、というと、たいがいは緊張したりする。
俺の立場から言うと、やっぱ緊張はする。
準備もウチはもうすげえメンドクサイ。
メイクに演奏時間の6倍もかかる。
だから、まあ、それなりに気も立ってしまう。

けど、まあそれも呼んでくれる人たちの感じによってかなり違って。

一番気楽だったのはやっぱ「見世物ナイト」なんだけど。
たぶん、一番ウチにあってるンだろうと思う。

次にこのアウトブレイクに呼んでいただいた時である。
気楽にやれる。
なにせ、なんかお客さんがいい。
アウトブレイクに集まるお客さんは、正直、ロックバカなのだと思う。
だから、俺もロックバカで行こう、と思える。

けど、やっぱ「対決するぜ」みたいに思ってしまう場所もあって。
その場合は、かなりピリピリする。
そんなことのためにロックをやってるわけじゃないのに、そう思ってしまうのである。
楽しく、自由に、ということよりも、「どうかますか?」となってしまう。

まあ、なるべくそういうところには出ないにこしたことはないなあ、と思うワケですが。

あ、一応ワンマンとかだと、会場がどうだろうとやっぱぴりぴりはしますよ。
お客さんの入りももう直接我々の問題になっちゃうんで。
ま、それはどっちかというと、演奏の前の話ですけどね。


ロックって、やっぱりなんでもいいんだと思う。
だから、まあ市丸でもロックに見えちゃう。
だって、自由だもんヤツは。
歌詞覚えてもいないのに、あんなにシャウトできる人を俺は他に知らない。

そういうアレをね、もうそれでいいんだ、ってやれるのが四谷アウトブレイクなワケです。

なんで、俺もシャウトしようと思いますよ。
一緒にシャウトしてください。
一緒に踊ってください。

今回は、あまり四谷アウトブレイクではやったことない曲がメインになる予定ですが、歌詞なんか知らなくてもいいんです。
ウチの場合、歌詞はほぼ繰り返しなので、1回目のリフで覚えられると思います。
そういう作りをしています。
じゃないと、そもそも市丸はアレとしても、井上が覚えられませんから。

ロックの祭典だと思ってます。
みなさんも一緒にロックしてください。

明日、四谷の地下室でお待ちしています。








佐藤店長生誕祭小

(BGM:杉村尚美「サンセット メモリー」from「俺たちのメロディー3」)
→サビがいいよねこれ。
なにこの跳ねは。

自由度


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というわけで、矢野顕子さんのコンサートに行ってきましたけど、今回はバンド編成で。
どうですかね。
ピアノ弾き語りも聴きたいし、バンドも聴きたい。
そういう意味では、やっぱこの人はすごい人なんじゃないかと思うんだけど。

やっぱ、バンドって自由がきかないから、その瞬間に変えよう、と思ってもできないわけですよね。
ある程度の打ち合わせというのがやっぱ必要になってくる。
そういう意味ではすごく窮屈に思えたりするところもある。
思ったような音をバックが出してくれればいいけど、そうじゃない時もあったりとか。
でも、やっぱバンドはその分音が広がるのは事実で、それもほしい。
というか、それでしかできないことも多い。

つまりはまあ、窮屈さをどう楽しむか、というか、そういうスリリングな感じもバンドにはあって、それを楽しめちゃえばバンドも楽しいんだろう。
この辺はおそらくその主体となる人、この場合は矢野さんなわけだけれど、その人の性格なのかもしれない。

まあ、ベストの音を聞かせよう、というよりも、自分が楽しめるかどうか。
今、自分が何を楽しもうかな、みたいなことでバンド編成だったり弾き語りだったりするんだろうかな。
そういう自由度も矢野さんの魅力なんだろう。

そ、自由度。

前にも書いたと思うけど、矢野顕子さんはとにかくカバーが秀逸で。
もちろん、オリジナルは素晴らしい。

俺は、なんだかんだやっぱYMO世代なので、その頃ですね。
「ごはんができたよ」と「ただいま」、その後、レコードが高すぎるとかで、ジャケットと盤を別売りにしたのもあったような。
そのあたりが大好きで、特に「ただいま」が俺の中ではベストアルバムなんだけど、なかなか最近はこの中からやってくれないので、ちょっと残念なんだけどね。

「ただいま」は、ノイズに歌をかぶせてるのとか、子どもの詩に曲をつけた組曲とか、まあちょっと実験的ではあるんだが、これがもう大好きでなあ…。
あまり矢野ファンには人気がない盤なのだろうか。
といって、キャッチーでもあり、矢野ポップも炸裂しており。
こんなバランスのアルバムはなかなかないと思うんだけどなあ…。

と、まあそれはいいとして。

矢野さんといえばカバーにも注目したいわけですが。
今回、山下達郎さんの「ペイパードール」をやってまして。
これ、最初、わからなかったんだわ。
でも、この歌詞、確実に聞いたことある。
なんだっけ、なんだっけ、と思ってるうちに、サビが来まして「ペイパードール、僕らの恋は~」、そこで、あ、達郎さんじゃん、と。

山下達郎さんも好きで。
「イッツアポピンタイム」というライブ盤をとにかく何度も聞いてて、この曲も知ってたんだけど、じゃなきゃまったくわからん感じ。

曲がまあ、なんでしょ。
矢野色に染まるわけ。
カバーたって、カバーではない、もはや。
歌詞は残ってるモノの、曲が違う!みたいな。

…いや、もしやこれ、矢野さんにはこう聞こえているんだろうか?

いや、そういうことじゃあるまい。
モト曲を一回咀嚼したらこうなった、ということなんだろうけど。

このカバーの感じ、すごい好きなんだよなあ。
他にもなんか聞いたことのある曲をやってて。
確実に聞いたことがあるんだけど、全く思い出せない。
なんだろうなんだろう、と思っていたら、NHKの「72時間」のテーマ曲でした。
前日にテレビでやってたわ。

よくよく考えてみたら、一曲目が「電話線」だったと思うんだけど、それはオリジナルなんだけど、もうそれも違うわけ。
ってか、いや、違くないんだけど、キメってあるわけじゃないですか、曲には。
そのキメがきっちりこないというか…。

もう、自分の曲すら変化しているという。
矢野さんは、佐野元春さんのサムデイをカバーしたときに、もう「サムデイ!」というサビを歌わない、という荒技をやってのけてますからね。
自分の曲のキメなんかどうでもいいのかもしれない。
そういう次元で音楽をやってないんだな。
恐ろしい。
けど、好き。

よく、ライブについて、CDのままやってくれたらいいのに、というような人がいるけれど、俺は全く逆で、CDと同じなら聞きに行かないですよ。
意味ないジャンそんなの。
逆に、CDならライブではできない全く違う音を出さないと出す意味もない、というか。
そrにやっぱ、やってる人の気分も変わるし、中身の捉え方も変わってくるというか、そういうのってあると思うんだよね。
それをなんかその時々のライブで表現してほしいなあ、と思うので、違っていいと思うし、違わないんなら逆に表現者としてはあまり俺は好きじゃないタイプ。

ま、ただそうなると、バンド編成というのはやっぱ窮屈、ということにはなってきます。
打ち合わせをしなきゃならないからね。

でもまあ、矢野さんはそれを越えてる感じがして、つまりはバンドってこういうのがプロなんだろうな、と思ったわ。

さて、今回はツアーの初日ということだったらしいけど、入り口に「チケットただでゆずって下さい」と書いた紙を持って立った人がいましたけど、「それは無茶だろ…」と思いました。
いや、ゆずってくれる人はいないとは断言しませんが、その人はおそらく何らかの事情で会場に来れない人だと思われ、入り口にいてもなあ…。

いや、なんかの表現だったのかもしれない←おそらく深読みしすぎ。







佐藤店長生誕祭小

(BGM:エポキシー「旋盤のメロディ」from「黄昏賛歌」)
→このイントロの感じ好き。
というか、このギターのテンションを大切にする感じ、いいわ。
ベースラインもなんかカッコイイ。
すごい才能のある人たちなんではないか。
見たこととかないけど。

なにかしてる「なにもしない」


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前に、カイのことで「もしかしたらなにもしないことが輝かしいのかもしれない」と書いた(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-5006.html)。

これね、簡単なように思うかもしれないが、かなり難しい。
こういう場所や学校とかってのは、「なにもしない」ことはかなり困難なのである。

先日、後輩のヨシヲが、教師をやっていますが、彼がなんかのレポートを書いて賞を取ったとか話をしてました。
最近もまだよくのみに行く仲間の一人なワケですが。
まあ、彼が言ったというわけじゃなくて、一緒に行った同じく教職の三原が知っていたらしく、「あれよかったね」とか言ってて。
「今度俺にも見せろよ」という話で、まあヨシヲが郵送で送ってきてくれました。
メールでもいい時代、アナログです。

彼のそのレポートは素晴らしい内容で、まあちょっとちゃんとした手続きを踏んでここにも掲載したいと思っているのですが、俺としてもとても誇らしく思いました。
後輩が、というか、今も付き合ってる仲間がこんなにいいレポートを書いてくれるというのがこんなに嬉しいのか、とつくづく思いました。
本当にいい仲間に巡り会ってるな、と俺は思うわけですが。
みんな、それぞれの場所でがんばってるわ。

で、それはそうと、そこにも書いてあったんですが、「なにもしない」というのは、やっぱ教師側にとっては難しいんですね。
何か問題があった時、「なにしてたんですか!」と言われてしまう。
言われてしまうから、何か問題がある前に、「なにかしてしまう」という。
それは、その子どものことを考えて、というのではなく、つまりは「教師が何かをしている」という免罪符のため、である。
意地悪く言えば、「何かしたのに、この子はそれを越えて問題を起こしたのです」という風にしたいんですね、と言いたくもなる。

いや、語弊があります。
「なにもしない」というのは正しくはありません。
正確には、ちゃんと「している」んです。

どういうことかというと、「自由にさせている風を装う」ということです。
具体的には「目の端に入れておくが、今は何も言わない」という状態のことを言います。

特にカイもそうですけど、まあハヤテとかも。
問題行動、つまり反社会的な行動を彼らはしでかすことがあります。
来たばかりの頃のオグラもそうでした。

経験上、彼らはとにかく「束縛されることを嫌う」というのがあります。
とはいえ、世界は彼らの好き勝手を許しはしません。
だから、まあ「指導」が必要になります。
じゃなければ、逮捕され、それこそ身体を拘束されることになります。

なので、まあ「指導」するんだけど、それ自体を彼らは拒否するわけです。
でも、彼らは「試している」ところもあって。
「どこまでこいつらは束縛してくるのだ?」ということを。
それを試すためにちょいちょい悪さをする、という感じがあります。

逆に、一生懸命指導すればするほど、「この人は束縛する人だ」という風に思われてしまい、逆に反発を受けがちになります。
それが「問題行動」につながってしまったりもする。
悪循環というヤツですね。

なので、「見てないよ」という「フリ」がとても重要な指導の最初の一歩、となる場合が多いと経験上思います。

これ、想像するより難しい。
本当に見てないのはダメ。
そこで何をしているか、しっかりと見ていることが必要。
もちろん、何かしでかしたら止めることも必要だし、同時に、そこでの行動が何かのヒントになるかもしれない。
だから、見てなきゃいけない。

ヨシヲのレポートには、この「見てない」時に、彼がしていた昆虫を探す、という行動を見つけ、クラスに引き入れていく様子が描かれていた。
それは見事にはまった。
恐らく彼に「何が好きなの?」と聞いても出てこなかっただろう。
でも、「見てない」からこそ、彼は自分が好きなことを自由の中で行動した。
それをそれとなく拾ってやることで、最初の一歩が作れたりもする。

でも、「見てることを悟られてはいけない」のである。
悟られると、彼らは「見られている」という前提の行動をする。
それは彼らの自由意思とはちょっと違っていたりするのである。

悟られない。
いわゆる「尾行」に近い。
それを普段の作業で他の連中と一緒にやりながら、そっちにきちんと気を配り普通にやりながらやる、のである。

つまりはまあ、これは実はとても難しいが、けっこう彼らの中に入っていく時に有効だと思う、という話なんですが。

例えば、問題行動を抑えるために「感情コントロール法」とかってのもある。
それを一生懸命やるのも悪くはないし、フィットする場合もあるだろうが、経験上、とにかくまず「この人は束縛する人だ」と思われてるウチはたいがいうまくいかない。
だからまず「見てない」ことが最初の一歩として必要になる、と俺は思っている。

この「見てない」。
なかなか彼らには新鮮なようで、とにかく「自由であることに戸惑う」。
でもそのうち、自由にやりながらも、だんだん「何か言ってくれないか?」という風に逆転していく場面があったりもする。

彼らに直接指導するってのも悪くはない。
でも、一生懸命になりすぎて、反発を受けてしまったら解決は遠くなる。

とはいえ、まあなかなか上手くいくことばかりでもありません。
でも、こっちが叩き込もうと思ってもやっぱりうまくいかなくて、向こうからなにか一つでも心を開いてくれないと、やっぱ難しい、という。

毎日まあなんだかんだ悩み悩みという話です。







佐藤店長生誕祭小

(BGM:YMO「君に、胸キュン。」from「愛と青春のニューミュージック・ベスト 80's」)
→ま、YMOが「愛と青春のニューミュージック・ベスト 80's」に入ってるという、まあなんでしょう、商業主義の「テキトウさ」ってすごいな、というか。
でもまあ、聞いてる多くの人にとっては、その辺どうでもいいのかもしれないな。

見えない恐怖 ★ 映画 「アンフレンデッド:ダークウェブ」


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工藤さんちで「アンフレンデッド:ダークウェブ」を見てきたわけですが。
前作「アンフレンデッド」(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3740.html)の続編、ということになります。
といっても、内容としては全く別モノ。
PCのスクリーンだけを使って映像が進む、という手法をそのまま踏襲。
これがまあ、「アンフレンデッド・パターン」といっていいのでしょうか。
「パラノーマルアクティヴィティ」も一つのパターンを確立しましたが、こちらも新しいホラーの手法ということなのか。
まだまだ伸びしろがありますホラーってやつは。

いわゆるスカイプだとか、そういうのが現実と違わないものになりつつある今、実際に人が集まって殺人鬼がやってくる、というのをパソコン上でやってしまう。
そんな感じ。
しかも、携帯でもテレビ電話みたいのができるじゃない。
こうなってくると、移動しながらでも画面上には常にその人がいるわけで、なかなか抜け目がない。

こういう感じが今の世の中のリアルなのかな。

ウチの子どもは先日結婚しましたけど、やっぱ携帯を使いこなしてるンだよね。
夫婦で携帯でテレビ通話みたいのしてる。
そういうの、まあ俺の世代では考えられないので、すげえことしてんなあ、とか思ったわけですけど。
フェイスブックとか、そういうのもまあ人と人をつなげるツールとして彼らの生活に溶け込んでいますからね。

我々としては、まあ「この前ツイッターで見たよ」とか言われると、ちょっと「のぞき見しないでよ」という気になるけど、いやいや、でもよく考えてみたら公開してるわけだから、そりゃ見るわな。
見られるの前提で書いてるくせに、まあそんな気になったりする。
つまりは、「会って話してないのに俺の行動を知っている」ということになるわけだ。

つまり、PC上でコミュニケーションができちゃって、実際に会わなくてもいい。
ま、外国でも同じように一緒の場所にいられる、ということではいいんだろうけど、どうにもその感じが俺にはちょっと違和感があるんだけど。

やっぱ、話すといえば、会って酒をお酌したりして肩をたたき合ったりして、というの「しか」ないと思っていましたけれど。
だからまあ、時間と場所を共有しないコミュニケーション、というのが、どこか腑に落ちない。

でもまあ、ウチの息子とかを見ていると、そうでもなくて、スカイプで別の場所で酒を飲みながらでも、酒を一緒に飲んでることになる、ということなのかもしれない。

ま、そういう世代の人たちが、そういうツールでPC上でなんだかゲームだとかをやる、という。
そこに主人公も参加してるわけですが、で、その主人公のPCの画面が、この映画の画面、ということになります。

ただそれだけなら、恐怖が起こる可能性が低いわけですが、主人公は実は拾ってきた、というか盗んできたPCで参加していたのである!

ここですね。
ココが重要。
で、そのPC。
フェイスブックとかを開けると、自動的に本来の持ち主のパスワードとかが入っててログインできちゃう。

しかも、そのPCには隠しフォルダがあって、そこをまあなんとかこじ開けると、ヘンテコな動画がたくさんある。
それが、あちこちの監視カメラとか、そういうのの映像なんだよね。
その中に、どうも犯罪としか思えない動画もあるわけ。

こりゃやばいものを拾った、もうそこで大人しくシャットダウンすればよかったんだけど、フェイスブックだかなんだかで、相手からコンタクトしてきちゃうわけ。
で、その一緒にゲームやってた人とかも巻き込まれて、皆殺しにされちゃう、というスジ。

とにかくまあ、巨大な犯罪組織だったわけね。
それがダークウェブ、いわゆる都市伝説なのか本当にあるのか知りませんが、検索に引っかからない、ネットの奥深くにある世界にうごめいていた連中であった、という。
人を殺したり、いや、ただ殺すんじゃなくて、追い詰めて殺す、とかの、そういうのを「見たい」という人に、金で請け負って動画で見せる、というのをやっていたんだね、この連中は。
しかもそれも、ネット世界でやりとりしてんのね。
つまりはまあ、もう全部ネット世界なのよね。

でもまあ、実際には現実社会で殺されちゃう。

なんでしょうね。
この恐怖感。
ネットっていうのは、相手が見えない。
見えないってか、素性が知れない。
映像ったっていいところばっかり見せてるかもしれないし、嘘かもしれない。

だからまあ、怖いんだな。
実際に会えば、正直な話、けんかになって「勝てるか勝てないか」くらいのことはなんとなくわかる。
…ところもある。

けれど、相手が見えないとなると、何をしてくるかわからない。
それが巨大な犯罪組織ならなおさらである。

そういう「見えない恐怖」というのを表現するに、この手法はなかなかすごい発明であります。
まったく実際の映像が出てこないというのも潔くていい。

これ、ぜひ見てほしい一作であります。

で、この映画、検索とか、そういうところの感じが、「一回考えて文字を打ち込む」みたいな呼吸が伝わってきてリアル。
よくできています。

しかしあれですよ、ツイッターでも何でも、電話番号なんて打ち込むもんじゃないですね。
そんなことしたらもう筒抜けじゃん、とか思っていましたら、その翌日、携帯のメールが送受信できなくなりまして。

お!これはダークウェブに監視されているか!と思いましたけど、その翌日に復旧しました。









佐藤店長生誕祭小

(BGM:イビルキック「歩」from「烏合の衆」)
→これ、全部がパロディなのか?
殺害のコンピとしては似つかわしくないじゃないか…。

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