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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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滂沱の涙 ★ 映画 「返校 言葉が消えた日」


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「返校 言葉が消えた日」を見てきたわけですが。
いや、ホラーだとの触れ込みで見に行きましたよ。
ところがどっこい、これ、泣いたわなんなら。
いい話じゃん普通に。

そして、まあ内容が社会派なんだよね。
ホラーと社会派。
なかなか相容れない部分かと思われるが、とてもいい具合に配合されていてよかった。
これがどっちかに寄っていたら、まあまた違ったかもしれないが、いい具合。

台湾が独裁政権だった頃、自由に本を読むこともできない。
禁止されている本を持っているだけで、拷問だのそういうことをされる時代。
学校、まあ高校かな、そこで密かに自由を求める学生や教師数人が「読書会」を開いていたんだけど。
それを密告した子がいたんだな。
で、教員や学生が拷問にかけられる…。

ま、その密告した女の子が主役、といっていいかな。
しかしね、彼女はほのかに先生に恋をしていて。
しかしその先生は読書会の先生とも仲がよく…。
まあ、そんなわけで、彼女は密告しちゃうんですね。
これは最後に明かされるんだけど。

このほのかな恋心もなんか切なくてね。
先生は拷問にあって、でも、最後まで口を割らない。
生徒を守るために。
イイ先生なんだ。
だからこそ、まあ彼女も好きになったわけだけれど。
その先生が「彼女に渡して欲しい」という手紙が数十年後に出てくるんだけどさ。
そこに書いてあるわけ。
「今生では結ばれなかったが、来世でまた会おう」みたいな。
「自由の世界の中で、また会おう」みたいな感じの。

もう、滂沱の涙ですよ。

ま、先生と一緒に拷問されていた男の子の学生もいたんだけど、彼は生き残るんだよね。
「白状する」って言って。
というのも、先生が獄中で彼に言うんだよ。
「生きていれば希望がある」みたいなことを。

いや、もう滂沱の涙ですよ。
そして、生きて、このことを後世の人に伝えるんだ!というね。
なにも白状しないことが正義なんかじゃないんだ、と。
生きることが正義なんだ!と。
生き抜け!と。
いや、もう滂沱の涙ですよ。

そうなんだよね。
ここね、よかったなあ。
彼が白状するところ。
じゃなきゃ、この映画はダメだったと思う。
それでいいんだ。
「生きてさえいれば希望がある」
イイ言葉じゃないか。

とまあ、ココまで書いていてですね、全くホラー要素がないじゃないか、と。
そうなんですよ。
スジを書いちゃうと、これもう完璧に社会派のいいエンターテイメントなんですよね。
ただねえ、これをそのまんまやられると、ちょっとなんていうか説教臭くなりません?
俺がここまで滂沱の涙を流したのは、やっぱこれが全編ホラーであるからなんですね。

というのは、実はその白状する男の子と、密告した女の子が実は死んでるんだけど、その学校の中で目ざめて、しかしまあ、死んでるとは思ってなくて。
いろいろ学校の中を「みんなどこへ行ったんだ」みたいな感じで探していく中で、その生きていた時のことを思いだしていく、みたいな内容なんです。
その、学校を探索する画面は基本黒に青のモノトーン風。
回想シーンは黄色っぽい、明るい色、というようにきちんと映画的にも作られていてわかりやすい。

その中で、自分が密告したこと、自分が拷問で白状したこと、そういうことを思い出していく、という。
その青の世界の中では、処刑のシーンとか、読書会に加担しただろうと言われてただ鍵を貸しただけの用務員さんが顔が半分潰れたまま追いかけてきたり、そういうことがあるわけ。
まあ、その用務員さんにしてみれば、「俺はタバコと引き換えにちょっと鍵を貸しただけなのになんでだよ!何にも知らないよ!」となるけど、まあ政府側はそんなコトは聞きやしない。
処刑するわけだ。
そういう極悪非道な政府の様子をこの青のシーンでは思う存分やってくれて、回想シーンではほのかな恋心や、自由を求める学生の希望に満ちたシーンが対比として表されているという。

つまり、ホラーは恐怖政治であり、希望は平和である、という対比なんだな、これ。

いや、これね、ホラーが好き嫌いというのはあるかとは思うけど、そういうの飛び越えて是非見て欲しい一作です。







(BGM:Ron Carter「the golden striker」from「bass man」)
→やっぱどうかな。
ベースが前面に出てくるのは当然ではあるんだけどね。
しかしこの曲、ドラムレスなのに、なんかリズムが聞こえてくるわ。
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明日、四谷の地下室でお待ちしています


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いや、ついに明日じゃないか。
佐藤店長生誕祭に出場。
これはまあ多くのバンドマンにとって名誉なことでありますよ。

なんでしょうね、四谷アウトブレイクというライブハウスには魔力がある。
その魔力はこの佐藤店長さんの魅力なんだろうな、と思うんですが。

俺みたいなもんでも覚えてくれているというのもすごいし、そもそも素顔で挨拶してもわかってくれるという。
なかなかね、この辺アレです。
先日、カラスさんにプロレス会場でお会いした時に、「スーパー猛毒ちんどんの佐藤です」って言って挨拶させてもらいましたが、やっぱわからないでしょ。
普段メイクだから。

というか、そもそも店長のやってるバンドが面白いんだよな。
ロックンロールサービスもかっこいいし、おいおい教も俺は大好きだ。
どこか、「ロックのかっこよさ」がつまっている。

一言で言うと、ロックの世界で不世出なバンドだと思う。
なんとそのバンドとご一緒させていただくというのだから光栄である。

今回は、俺は気楽に臨むことにしている。
ロックとは、やっぱりどこかジャンキーでなければならない。
そしてハッピーでなければならない。
練習がハッピーという人もいるだろうが、俺の場合は練習嫌いという、音楽をやる人間としてはサイアクな状況にあるので、あまりそこにコンを詰めたくない。
じゃないとハッピーになれない感じがある。

ま、人それぞれにロックに対する考え方はあると思う。
俺の中では、ルーズで、かっこよくて、自由で、ユーモアがなきゃいけないような気がする。
練習をあまりしすぎちゃうと、「なんでそうなっちゃうの!練習したじゃないか!」って怒っちゃうんだよな俺。
それはまああまり自由ではない。


ライブがある、というと、たいがいは緊張したりする。
俺の立場から言うと、やっぱ緊張はする。
準備もウチはもうすげえメンドクサイ。
メイクに演奏時間の6倍もかかる。
だから、まあ、それなりに気も立ってしまう。

けど、まあそれも呼んでくれる人たちの感じによってかなり違って。

一番気楽だったのはやっぱ「見世物ナイト」なんだけど。
たぶん、一番ウチにあってるンだろうと思う。

次にこのアウトブレイクに呼んでいただいた時である。
気楽にやれる。
なにせ、なんかお客さんがいい。
アウトブレイクに集まるお客さんは、正直、ロックバカなのだと思う。
だから、俺もロックバカで行こう、と思える。

けど、やっぱ「対決するぜ」みたいに思ってしまう場所もあって。
その場合は、かなりピリピリする。
そんなことのためにロックをやってるわけじゃないのに、そう思ってしまうのである。
楽しく、自由に、ということよりも、「どうかますか?」となってしまう。

まあ、なるべくそういうところには出ないにこしたことはないなあ、と思うワケですが。

あ、一応ワンマンとかだと、会場がどうだろうとやっぱぴりぴりはしますよ。
お客さんの入りももう直接我々の問題になっちゃうんで。
ま、それはどっちかというと、演奏の前の話ですけどね。


ロックって、やっぱりなんでもいいんだと思う。
だから、まあ市丸でもロックに見えちゃう。
だって、自由だもんヤツは。
歌詞覚えてもいないのに、あんなにシャウトできる人を俺は他に知らない。

そういうアレをね、もうそれでいいんだ、ってやれるのが四谷アウトブレイクなワケです。

なんで、俺もシャウトしようと思いますよ。
一緒にシャウトしてください。
一緒に踊ってください。

今回は、あまり四谷アウトブレイクではやったことない曲がメインになる予定ですが、歌詞なんか知らなくてもいいんです。
ウチの場合、歌詞はほぼ繰り返しなので、1回目のリフで覚えられると思います。
そういう作りをしています。
じゃないと、そもそも市丸はアレとしても、井上が覚えられませんから。

ロックの祭典だと思ってます。
みなさんも一緒にロックしてください。

明日、四谷の地下室でお待ちしています。








佐藤店長生誕祭小

(BGM:杉村尚美「サンセット メモリー」from「俺たちのメロディー3」)
→サビがいいよねこれ。
なにこの跳ねは。

プロレスは楽し


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年の瀬にJWPの後楽園大会に行ってきまして。
いや、JWPといえば女子プロレスの老舗。
行きたいとは思いつつ、なかなか日程が合わずにやっと年末のビックマッチに行ってきたという感じなんだけど。

ま、女子プロレスラー。
だいたい、デビューしたての最初の頃って、まあまあ正直ブサイクというか、そういう場合があったとして、しかしたいがいの場合、だんだん「ステキになっていく」というのが相場です。
やっぱ人は「見られてると美しくなるのだな」と。
そういうことを思わざるを得ないわけですが。

「東京に出てきて化粧の仕方覚えた」みたいな歌詞がありますけど、そういうこともあるでしょう。
そんなことも含めて、たいがい、ステキになっていく、という。

ただ、どうなんでしょうかね。
プロレスラーですから。
ステキになっていく、つまり容姿がよくなっていく、アイドル的になっていく、ことが必要でしょうか?と。

ま、わかります。
アイドル的になればグッヅも売れるでしょう。
金になります。

しかし、それでいいんだろうか?と。
…ま、そういうこともありますが、でも、たいがいの場合、キレイになっていく、と。
それくらい、やっぱ「見られてる魔法」ってすごいんだろうな、と思ったりしてるわけですが。

で、そこで、JWPの藤ヶ崎矢子選手とライディーン鋼選手であります。
この二人、いや、もうその魔法がマッタク効かないタイプ。

むしろ、ライディーン選手に至っては、見た目自体を自ら逆に持っていこうとしてる感すらある。
藤ヶ崎矢子選手は、「ビジュアルハンター」として、いわゆる「アイドル的女子プロレスラー」を目の敵にして潰していっている、という。

う~む。
JWPの未来を担う新人二人がこうした形の選手であるという意味は重要である。
こと、最近の女子プロレス界は、どうしてもアイドル方向に傾いて行ってしまっている感がある。
が、それに対し、JWPはさすがに老舗である。
そんな流れにはまったく動じない感がある。
すばらしいことである。
もう応援したいことこの上ない。


しかし、この藤ヶ崎矢子選手。
ちょっとね、不器用っぽい。
その彼女がジュニアのベルトに挑戦したのがこの大会。
いや、いい試合をして、そして勝たねばならない。

なんかね、ものすごい応援しちゃいましたね。
試合が終わって、無事にベルトを巻いたとき、なんか泣いちゃいました。

JWPはこの大会でエースが退団ということになったわけですが、俺はこの二人の新人にJWPの未来を託したい。
って、勝手に託すな、という。
ナニサマだ?と。

いや、まあ言いたいのは、二人のファンである、ということです。


で、その翌々日だったかは大日本プロレスの年内最終興行を見に行ってきました。

いや、ずいぶん今年も大日を見に行きました。
この日は正月休み一日目だったんですけど、結局市丸たちと合流して観戦してきました。

大日は最初だいたい代表の登坂さんという方の挨拶から始まるんですけど、「それではスタートです」みたいになって、テーマ曲が流れるんです。
で、このテーマ曲が流れると、市丸は一気にテンションが上がる。

ででんででででん(ん)
ででんででででん(ん)
ででんででででん(ん)
ででんででででん(ん)

って感じのテーマ曲で、この(ん)の部分は、4拍目で、無音というか、そういう感じなんですが、ここでどうしても市丸は「ヘイ!」と言ってしまう。
1,2,3拍目を手拍子、というより、市丸の場合は手で腿を叩く、ということになるんだが、で、4拍目で「ヘイ!」と言いながら、満面の笑みで横で見てる俺の顔を見る。

たぶん、うれしくてたまらないというか、わくわくが止まらないというか。
ま、ほほえましいし、のり方として悪くないと思うので、放置してたんです。
多少、この「ヘイ!」が、ちょっと目障りというか、多少目立っちゃうかな?という気もしなくもないが、でも、気のいいおじさんがノリノリ、という感じだし、いいかな、と。

そしたら、この日、向こうの方でも「ヘイ!」って言ってる人がちょっとちょっと出現してきており、なんか市丸の「ヘイ!」が広まってきてしまったのではないかと心配しているが、でも、楽しいのでいいじゃないか、とも思ってるわけですが。


試合の方はですね、やっぱ吉野選手がおかしいですね。
来年からは所属選手ってことになるようですが、今後の動きから目が離せません。
デスマッチ、ストロング、どちらにも所属する感じがない、いわゆる「独自路線系」の選手。
重要な役割だと思います。

それと、試合がすべて終わってから、謎の黒覆面がレフリーのフランクさん(選手も兼任)を急襲!
なんだったんだろう、あれは。
でも、ボーナストラックを観れたみたいで楽しかった。


てなことで、まあやっぱプロレスは楽しい。
今年もたくさん見よう。




(BGM:宮西希「巡恋歌」from「ちょっとひとりKOTO」)
→これね、琴の演奏を納めたCDなんだけど、アルバムタイトルがいいワケです。

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