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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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お母さんを蹴飛ばして来てもいいんだよ


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専従募集


Aはツノの同級生で、一般企業に就職している。
といって、豊かな生活を送ってるわけではなく、もちろん社内に話す人もいなければ、給料も全て母親に預けて自分はこづかいをもらう、という形だ。
ウチの連中のように、「この給料で靴買う!」「今度飲みに行く」とか、そういう楽しみもないようだ(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4134.html)。

彼女の親にしてみれば、ウチの連中は酒も飲むし金髪だし、不良、ということになるらしい。
付き合いを辞めなさい、と言ってるようだ。
Aは、親に従わない行き方が選択できる子ではないので、それに従う。

前にはずいぶん遊びに来ていたが、今は来なくなった。
けれども、毎日のように手紙をよこす。
メールもあるようだ。

イチマルには、にじ屋の提供品だ、といっては、スーパーで買ったようなモノが入っている郵便が届く。

昨年末、「今年いっぱいで提供品を送るのは辞めようと思います」という手紙と共に提供品が送られてきた。
その頃は、一日に2通とかになっていたから、それはまあ、SOSだったんだろうけど、親はそれも止めたらしい。
で、「やめる」と。

しかし年末に近づくにつれ、それが「年度末」に変わり、春まで、ほぼ毎日提供品の入った郵便が届き続けていた。

機関紙は送っているから、「◯月◯日のビラ配りがんばって下さい」「◯月◯日のライブがんばってね」と一言が必ず添えてある。
来たいのはよくわかってるんだが、それでも彼女が一歩踏み出さない限りはこちらもどうにもならない。
迎えに行くほどこちらもヒマじゃないし、そもそも親が止めている、という状況がよくわからないし、親のことも知らない。

で、まあ、オレたちはオレたちで忘れてはいたんだけど、確かに春になって一瞬は提供品やはがきが止まった、と思う。

でも、すぐにそれは復活した。
まずはがき。

ウチのメンバーのことは全部覚えているし、誕生日まで暗記してるような子だから、それぞれに書いてくる。
つまり、一日十通とかを彼女は書いて送ってくる。
「ツノちゃんへ」「新田さんへ」「ちゃびさんへ」「市丸君へ」といった具合に、フルネームできちんと漢字を使って書いてくる。

その内容はほぼなく、彼女の毎日がなにも起こっていないことを示している。
とても悲しくなるし、ちょっと内容的にも「これやばいかな」と思うようなこともある。

それでも彼女は踏み出せないでいる。

そして最近になって、また提供品の入った郵便物が復活した。
それには、「年明けには提供品を送るのは終了します」と書いてある(コレを書いているのは10月)。
いや、前の春で辞めたんじゃなかったっけ?と思うが、そのことは無視。

きっと、また期限を切って親に許しを得たのか、もうそろそろいい加減親も気付よ、と思いますが、そこまでして送ってくる割に、しかもイベントの日時もわかっているのに、彼女は一歩が踏み出せない。

こちらがどうこう言えばいいのかもしれないが、いろいろな状況から手を出せないでいる。
彼女の一歩さえあれば、まあなんとかはするだろうけど、今は何もできない。


彼女が勤めているのは、誰もが知ってる洋服の巨大チェーンだ。
けども、朝仕事に行くと「今日は帰っていい」という日も多いらしい。
彼女はいい子だからそれに従う。
その分のお金はおそらくもらってない。

企業も障害者雇用枠は確保したいが、彼女たちの「大人としての豊かな生活」までは考えてくれない。
それはまあ、障害者に限らず、一般の労働者に対してもそうなんだから、推して知るべしである。

彼女には、会社で話す人もいなければ、仕事終わりに飲みに行くこともない。
家に帰って、お母さんに小遣いをもらって、イチマルに送る提供品を買い、はがきを書き、郵便局に持っていく、だけなのだろう。

そりゃ、毎日が同じ事の繰り返し、一緒に笑える仲間もいなければ、腐りますよ。

でも、これが障害をもった子を一般就労で、三年でも辞めずに続けさせている立派な親、ということになる「らしい」。

彼女が壊れないことを、今は祈るばかりである。


とまあ、上記の原稿を書いたのは2018年の11月なんですが、2019年の1月現在、結局提供品は、何もなかったように復活しています。





hikouki2中shou

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(BGM:川畑アキラ「TIME ドカン」from「オムニバス・アルバム「酔いどれ詩人になるまえに」」)
→これ、カッコイイのよね。
よく知らないんだけどね、この人は。
酔いどれ詩人、そのものの歌詞って感じも好感が持てるし。
「今を変えるためには、言葉を吐き出すしかない」
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イチマルはキャッスレス社会に入れるか?


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専従募集


楽天の球場が原則キャッスレスになるとか。

う~む。

まあ、俺の場合、アキがカードを持っていることもあって、俺自身は持っていない。
確かに、カード決済は便利なときがある。
それは理解できる。
なにせ海外でも使えるのだから、外貨両替しなくて済む。

といって、その危険性というか、なくしたらタイヘン、とかそういうのも同時にわかる。
便利と危険は背中合わせだ。
便利で危険がない、などということはない。

ま、貨幣だって落としたらダメだ。
危険だとは言えるが、貯金まで根こそぎ持って行かれると言うことはない。
落とした分、持っている分、の危険である。


最近は、キャッシュカードだけじゃなく、Tポイントカード?とかそういうのをレジで提示してください、みたいなことを言われることがある。
というか、ほとんどのレジで言われる。

この「ポイント」というのも、なんだか理解ができない(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3155.htmlhttp://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4113.html)。
なんか騙されてる気がしてならない。
お得になるというのなら、別にその分安くしてくれればいいのに。


井上たちには、基本「カードは持つな」と言っています。
つまり、カードの危険と利便性、を天秤にかけた場合、彼らの場合は危険性の方が遙かに勝ると思うからだ。

もちろん、きちんと使い方を説明し、利便性を理解させることも不可能じゃないとは思う。
けれども、百万円をだまし取られたノブの例とか考えると、障害者手帳すら落としてしまうイチマルのことを考えると、やっぱり危険性の方が遙かに上まわってる、と思う。

あとは、「サインをするな」ということも言ってます。
彼らは一人暮らししてたりしますから、当然、セールスも来る。
その時に、「サインをしてはならない」と。
資料をもらうなら資料はもらっていいけれど、とにかくサインは後で。
一度サインの前に相談しなさい、ということである。


ま、これらを彼らはきちんと守ってくれているので安心ですが、これが「カードじゃないと買い物できない」みたいなことになっていってしまうと、これ、どうにもならなくなってしまいます。

どう考えても、危険性が高すぎる。
というか、その前にカードの審査が通るかどうかも疑問だが。


まあ、いわゆるプリペイドのカード、例えばJRのスイカとかだったら、便利は便利なんですよね。
例えば、1万円入れておいて、まあ勝手に使わせる、と。
ウチに来る、メンバーじゃないけど、なんかの時に来る、みたいな連中もよく持ってます。
親としては、おそらく「コレにお金を入れておいてあげさえすれば、JRはどこでも乗れるだろう」という判断だ。
切符を買うよりも便利だということができます。

ま、だからプリペイドを持たせる、ということにはなるんだろうけど。

ただ、やっぱりこれは実際の金額が見えないから、「使いすぎてしまう」「自分の金の総額がわからない」ということを助長します。
せっかく、ある程度の、例えば千円札を2枚持っていればこの程度の物が買える、とわかるようになったのに、もう無尽蔵にお金が出てくるカードのように錯覚してしまう。
ま、それでも自分で課金していればわかる可能性もあるかもしれないけど、カードに入っているから買える、と思ったのに、チャージされてなくて買えない、となって逆ギレを起こすんじゃないか?みたいな新しい心配が起きる。
金が出せなきゃ買えない、のは理解はしやすい。


どうなんでしょうかね。
消費増税にかかわるあれやこれやも、なんかポイント還元するとか言ってるけど、その仕組みもよくわからないし、施策的にも穴だらけだとも言う。

というか、世の中は、とにかくどんどんキャッスレスの方向に我々を誘導してるんだよね。
つまり、キャッスレスの方が誰かが得をする、ということなんでしょう。
しかも、それはおそらく我々国民じゃない。

いや、小銭を持たなくていいから便利ですよ、というのはあるでしょうけど、そのくらいの「便利」で、誰かにトクをさていいのだろうか?
それよりなにより、危険性の方が高くはないだろうか?


コバとかには、時々「レシート見せて」ということがあります。
レシートはできるだけもらいなさい、ということも言います。
コレはどういうことかというと、レシートを見れば、どこで何をしたか、何を食べたか、たいがいのことがわかるからです。
独り暮らしの彼らが、まあ俺らが見ていないときにどういう行動をしているか、それを見ればたいがいわかる。

ま、だからこういうことでしょう。

この人は何を買って、何を食べているか、いくらのモノを買ってるか、お金持ちか、そうじゃないか、休日にはどこに行ってるか?レシートがあれば全部わかるわけ。

そのレシートを、手に入れたいんだよね、このキャッスレス社会は。
そして、もっと売れるように対策を立てたい。
だから、カードを使ってくれればポイントをつけてくれるわけだ。
「あなたの生活を見せてくれてありがとう」って。


う~ん、それでいいんですか?と。

そしてそもそも、市丸たちがこのキャッスレス社会をどう生き抜けばいいのか、ちょっと考えなきゃならないな、と思う昨今です。





19mochituki小

hikouki2中shou

告知1

(BGM:少女隊「チェリームーンで躍らせて」from「永遠の80’蔵出しアイドル大集合東芝EMI編」)
→一心同体少女隊。
というわけで、オレは好きでしたよ。
ジャニーズに名前で怒られた、ってのが本当かどうかは知りませんが、そういう噂も流れてたりして、なおさら応援したくなりましたね。
で、まあ、やっぱアイドルの曲のタイトルに「チェリー」を入れてくるアタリね。
なかなかに戦略はいいんですけどね。
惜しかったな、このグループは。

監査ってのがありますが


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監査というのがあって、まあ補助金をもらってますから、それには協力するし、というか、会計も会計士さんに確認してもらってるし、そのまま見せるにマッタク問題がないというか。
その辺きちんとしてない、と思われるのもしゃくなので、それはもうウェルカムでやってください、くらいの気持ちでいるんですが。

ただですね、困るのが「こういう書面に統一してください」みたいな。
そこにあわせるために、もう作業が増えるわけじゃないですか。
そんな時間があるなら、市丸たちと遊びに行ってた方がいいわ、と思うんだけど、そういう時間を「つぶさせる」んだよね、こういう作業。


俺のブレーンというか、仲間には教員も多いんだけど、彼らに言わせると「もう、なにか不祥事とか問題が起こるたびに、書類が増えるんだよ。やってられない。時間がなくなるだけだよ」ということになるんだけど、それはウチでも同じで。

だから、ありのままを見てくれよ、と思うわけです。

例えば、一週間市丸たちと暮らしてみる、にじ屋で仕事してみる、みたいなことをやってくれれば、どんな風に彼らが生きてるかわかるから。
書類云々、いわゆる「親からの苦情をどう処理していますか?」みたいなことって、そういうことじゃないんだよね。
書面でどうこうじゃないじゃない、そういうの。

でもまあ、書面で揃ってればOK、ってコトになるわけでしょ?
それってどうなのかな、とか思うワケです。

逆に、先に書いたように、一週間とは言わないけど、二三日、付き合ってもらえば、ウチのことはわかってもらえると思うんだよね。
市丸たち知的障害者が、生き生きと社会の中で生きていく為の、まあ有り体に言うと「自立」みたいな言葉になるのかもしれないけど、そういうことができてるかどうか、わかるから。


ま、ウチで監査の話になると、こんな話になるんだよね。
書面どうこうじゃなくて、別にありのまま見せるから、付き合ってよ、みたいな。
そっちの方が、なんかホントに監査じゃない?って思うんだけど。

それは、他のところに行って、イヤな思いばかりしてるからで。
一日、とある施設に見学に行かせてもらったとき、コンさんとかアキとか行ったんだったかな?
なんでそういう話になったか、ちょっと思い出せないんだけど、その時に、「もう、夕方とかになる前、午後の浅い時間で気持ち悪くなってきて」って、みんな言ってて。

もう、あまりの、そこにいた障害者の「死人の様」に、吐き気が止まらなかった、と。
いや、障害者が悪いんじゃなくて、そういう風に「仕向けている」のに、無関心な職員に、なにやらもうどうにもならなくなった、みたいなことで。

でもね、きっと書類は揃ってるわけだと思うんです。

それでいいのかな、と。


確かに、時間をかけない、というか、市の職員もどんどん数が減らされていて、そうなると、「書面でそろえてください」ってことになるのはわかる。
わかるけど、でも、書面でいいのかなあ、というか…。

国じゃあ、書面をてきとうに書いちゃって、何度も政治資金の金額書き換えた大臣もいるわけで、そういうことでいいの?というか。


いや、確かに難しい問題ではあります。
どこに視点を置くかで、いろいろな見方も変わりますから。

ウチの連中が「吐き気がした」と言っていたけど、「それでいいんじゃないの?」という人もいるだろうし、それに「死人のようだ」とか「生き生きしている」なんてのは主観であって、明確なラインがない。

それでは確かに監査にならない、感想だ、というのもわかる。

けど、我々がしていることは、いつだって点数化出来るモノでもないような気もするんだな。
だから、書面を作れ、ってのはわからなくもないが、そのためにこちらの労力を割くわけだから、それはどうなんだ?とも思うワケです。
その時間で、マジに彼らと飲みに行くことだって本当はできるわけだから。


つまりなにが仕事か?って話で、我々は市丸たちに付き合って、彼らの青春を取り戻すことが仕事であって、監査は役所の仕事でしょ?というか。
その人数が少ないから、削減されてるから、ってそのしわ寄せが市丸たちに行くのはどうなんだろう?と思うわけですよ。


なんでもかんでも、役所の言いなりになる作業所やヘルパー派遣事業所が多い昨今、こういう疑問を呈するところが少ないのがとても寂しいわけですが、どうですか?みなさん。

いや、監査が必要ないなんてマッタク思ってなくて、監査は必要なんです。
だからこそ、それを本当に有意義にすべきじゃないか、と思ってる、という話です。
書面に頼っていたら、まあ不正はなくならないしね…。







19mochituki小

hikouki2中shou

告知1

(BGM:細野晴臣「エキゾティカララバイ」from「シティ・ポップス《20世紀BEST》」)
→なんだこのクセになるリズムは…。
難解だけどポップ。
なんかいろいろ挑戦する人なんだよね、この人。

生徒会長の呪縛


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専従募集


井上はおどけるところがある。
字もよくわかってるようで、よくわかっていないので、うろ覚えで書く。
にじ屋のポップや予定を書き込むホワイトボードにもさっさと書くけど、まあ堂々と間違っている。

ま、ウチは字の間違いなどを咎めることはない。
「だいたいわかればいいよ」という雰囲気で毎日が進んでいる。

字を正確に書けることは重要だし、生活を確実に拡げてくれる。
けれども、それを気にして「書かない」となってしまうより、俺たちとしては、まず彼らに堂々と表現をしてもらいたい。
その上で、字の練習はすればよい。

だから、まず、間違っていようと「中々面白い間違いだな」ってみんなで笑って終わり、と言うことが多い。

それに、ところかまわずオナラをしたりする。
ま、それはみんな同じだし、別に悪いことじゃないというか、そんなにオナラをガマンしなくてイイじゃん、とか俺は思うし。

けどまあ、なぜか「井上のオナラはくさい」ということで、みんなは井上のオナラには「またあ~」と爆笑する。

字にしても、オナラにしても、まあみんな笑ってくれるので、ウケているとも言えるわけで、彼はそれに対してとても好意的に自分の中で思っているようだ。
つまり、ある意味、ウケ狙いで間違いのママ字を書くし、わざわざ誰かの前に行ってオナラもする。

そうすれば、みんな笑ってくれる。

それがいいかどうかはわからないが、彼は「オナラが出来るようになったのは嬉しい」と言う。
つまり、そういう「笑ってもらえる自分」に「やっとなれた」というのが、井上の思いであるようだ。


ここに来たばかりの時、養護学校の高等部から実習に来たときの彼は真逆だった(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4545.html)。

井上は普通中学から高等部で養護学校に入って、基本、その中では「出来る子」だった。
学校では生徒会長。
先生は「君は出来る子だ」と、いつも言っていたし、頼りにもされた。
一方で、イジメもしたけれど、それはきっとそのイジメの相手が「うらやましかった」のかもしれない。

井上は、今は親が辞めさせてしまったAや市丸がうらやましかった。
カイなんかのことも。
今もそうい片鱗はあると思う。

自分よりずっと認識力が低く、でも、なんか失敗してみんなが笑ってくれたり、俺に甘えてきたり、そして、俺が手をかける、というか,かけざるを得ない連中のことが、ずっとうらやましかったんだろう。

俺のTシャツをひっぱってぐんぐん伸ばして中に入ってこようとするAを、みんなも俺も笑っていたけれど、井上は真顔で「番長が(彼は俺をこう呼ぶ)困るからやめろ」と止めていたりもした。
きっと、井上は、Aのようにやりたかったんだろう。

そういえば、ウチの娘がまだ小さかった頃、よく休みの日とか連れてきてたんだけど、そういうAと俺を見て「あの人はお父さんのTシャツ伸ばしちゃってヤダ!」と露骨にいやがっていたのを思い出す。
その感じだ。


「俺は出来る子だから、彼らのように失敗してはいけない」、と彼は思い込んでいた。
オナラも、字もそうだ。

いや、そうじゃないな。
おそらく、井上が失敗したら、「なんで君が?」と言われたんだろう。
同じ失敗を、もっと出来ない子がしでかしたらみんなが笑うのに。
…みたいな思いが、彼の中にはずっとあったように見える。

もっと言えば、もっと甘えたいのに、なんで俺は甘えちゃいけないんだ、みたいな。


でも、それが変わっていったのは、養護学校卒業後、すぐにここに来て、数年たった頃だったのではないか。
「自由にオナラできるようになって嬉しい」という前出の言葉は、その頃に聞いた。

彼は、「実習にいったら、疲れたとか,わからないとか言っちゃダメ」と先生に言われていたらしく、とにかくここにも緊張して来たようだった。
でも、実際にきてみれば、「疲れたとか言っていい」「わからないことは逆に聞かなきゃ何も始まらない」ということを知る。

もちろん、その先生のいったことは、そのままの言葉じゃなかろう。
井上が勝手に思い込んだことだと思う。
それだけまあ、緊張させたい、という先生の気持ちはわからなくはない。
でも、彼は額面通りうけとってしまっていた。

そんな中、彼も成人し、一緒に酒を飲んだりするようになって、なんか弾けた部分があったように思う。
彼の人生は、「イイ子ちゃん」から、「笑って暮らす自分」に変化してきている。
それでもまだ、「生徒会長である自分」という呪縛からは完全に抜けきれてはいないけど。


「できること」は、悪いことじゃない。
確実に生活の幅を拡げてくれるから。

でも、「できなきゃダメ」というのは違う。
できなくてもイイ。
むしろ、できることを目指して難しい顔をしているより、できなくて笑ってる方が、ずっといいじゃない、って思う。

もちろん、努力を怠ってしまえばそこまでだけれど、努力はあくまで、その「できなくてもイイ」の上にないと、井上みたいな「元いい子」には、生活が「苦しいもの」になってしまうような気がする。
そして、そういう状況は、どっか「自分の人生が自分の手にない」という感じがするのだ。

だって、それって、常に誰かの「評価」、例えば、それが社会だったり、職場だったり、先生だったり、仲間だったりの評価を「基にして」行動を決めているわけだから。

いや、そういう部分を否定するのではないが、それはあくまで、「自分はできないもんね~」という軽やかな気持ちの上に立ってなきゃならない、と思うのであります。





げすいい

忘年会

(BGM:浅香唯「ヤッパシ...H!」fromYOUTUBE)
→友達は経験してるのに、私はまだ…。
ってことで、「あんあんあん焦るぜホント!」だそうです。
まあね、どうなんですか、この頃のアイドルのみなさん、みんな経験してるとは思うんですよ。
ま、今のアイドルのみなさんも。
例外はあるでしょうけど。
ま、だから大変ですよね、アイドルのみなさんも。
ウソつくわけですから。

文脈で


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まあ、前に書きました「失敗なんか悪いことじゃない」(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4567.html)って話ですけど。

これ、まあみんなを前にして話をしたんです。
新人も入りましたしね。

だからまあ、別に井上たちだけに話そうと思ったわけでもなくて。
みんな、そういう気持ちでね、そういう場所にしなきゃいけないわけだから。
特にまあ、健体者、新しい人には話しておかなきゃならないことだなあ、と思って。
そっち比重ですかね。


でもまあ、話としては井上たちにわかるように話さなきゃならないので、それなりに準備もします。

まあ、それはいいんですけど。

で、井上たちが世の中でどういう場所にいるか?ということをわかってもらいたいと思って、途中で話をターンする時に、こんな風に言いました。

「君たちは失敗作なんです」

ま、これね、これだけ聞けば、ひどいこと言ってます。
ま、続きとしては、だからこそ、失敗を恐れない、そして、失敗作といってる連中の鼻をみんなで明かしてやろうぜ、ってことなんですけどね。
優生保護法とかのことにもちょっとふれました。


こういう言葉ってのは、普段けっこう彼らは我々が思う以上に言われてるようで。

例えばコンビニ。
支払いでもたもたしちゃったりすると、会計終わったあとに「バカがまた来たよ」とか言われたりすることもあるという。
明確に邪魔者扱いされて、あっちに行って、というようなこととか。

なんで、それを反復してやると、けっこう彼らは普段のその言われたことのフラストレーションをどう昇華させたらいいか、ってことで、こっちを向いてくれます。


ま、世の中は差別に溢れているわけです。
差別って言葉は難しいけど、ここでは、まあ簡単に「井上たちを馬鹿にする言葉や事象」としておきましょう。
そういうモノが、世の中には溢れている。

それに、どうやって逆襲するか?
どう反論するか?
どう闘うか?

それを一緒に考えていく時に、どうしたって差別を描かなければ、言葉にして伝えなければ、彼らには何を言ってるのかわかりません。


言葉狩り、なんてことが70年代とかにあったわけだけど、ソレもナンセンスで、つまりじゃあ「世の中のことをありのままに書いたらダメなんですか?」って話になっちゃうんですね。

もちろん、井上たちを貶めるために「バカ」って言うのなら、それは狩ってイイかとは思いますが、その「貶められてる現状」をどう表現するか、ってことになれば、それはまた話は別で。
つまり、言葉がダメなんじゃなくて、文脈の問題ではあるわけです。

そういうことがまあ今は浸透してきていて、言葉狩りそのものはナンセンス、って位置づけになってるかと思いますけど。


つまりですね、普段から言われてる、言われてなくても、その目線はいつだって自分たちを「邪魔者」「こっちにこないで」と言っている、ということを彼らは感じてるわけです。
それって、一般のみなさんにはなかなか伝わってない。

特に、差別と闘おう、なんて人は、おそらくそういうことを「しない」だろうし、する場所、にも行かないだろうと考えると、その感じをなかなか想像出来なかろう、と。
なんか簡単に「最近はそんなあからさまな差別はないんじゃないですか?」とか言っちゃう人、いるじゃないですか。

つまり、その受けた差別を表現して伝えて、「オレたちを障害者だからって理由で馬鹿にすんなよ!」をもっと大きな声にしなければならない。


ま、もちろん、言葉そのものは気をつけて使わなきゃいけないとは思います。
でも、言葉一つ一つに気を取られてしまって、なにも伝わらない、なにも前に進まない、っていうのが一番馬鹿馬鹿しいかな、とも思います。









(BGM:MONO NO AWARE「イワンコッチャナイ」fromYOUTUBE)
→なんと言ったらいいか、普通のロックなんだけど。
他を聞いたらもっといろいろ出てくるんだろうか。
ボーカルが一直線、無骨な感じは好きですね。
あまり歌い上げる感じというのもどうかと思いますし。

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