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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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kaijosha.jpg


市丸やオグラを見ていると、彼らは「言えない」んだな、というのがよくわかります。

具体的にいうと、例えば誰かが「映画に行く」と相談していたとする。
実は市丸も映画に行きたい。
映画ではなくても、俺も休みだから、俺も誘って欲しい。
みんなで行くのはやっぱり楽しそう。
俺も行きたい。
けど、その時に、「俺も行きたいから入れて」というのが言えない。

言えないから、まあ蚊帳の外に置かれたまま。
でも、行きたいのに俺はいけない、という思いを抱えたまま、だんだんイライラしてくる。
それで、映画の仲間に入っていたコバを睨んだり、余計なことをいったりして、コバが「市丸にやなコト言われた!」と騒ぎ始める。

普段から、「やなコト言った側、いじめた側が悪い、やなコト言われた方の人の味方になろう」ということを言っているので、こうなると、みんなはコバに加勢する。
市丸の立場はどんどん悪くなる。
それでまたイライラして…、という繰り返しが起こる。
こうなると、「市丸はトラブルを起こす」というレッテルになってしまうので、井上達、映画に行く連中はなお市丸を誘うことを避ける。

悪循環に陥るわけだ。


オグラの場合は、もうちょっと静かなんだけど、彼は歴史物が好き。
だから、ちょんまげ映画とかは行きたい。
行きたいんだけど、まあ言わないわけだ。
みんなが大日に行く、という話をしていても、自分はすごく行きたいんだけど、それを言わない。

言わないけど、まあ市丸と違ってイライラすることはないので、そのまま行かない。
で、ボッとしてる。
行けば、もう楽しくてしょうがない、帰ってからも鼻歌で大日のテーマ曲を口づさむほどなのに、でもそのままにしてしまう。


つまりはまあ、自分から、楽しいモノを獲得しよう、ということを行動に移せない。

確かに、回りが盛り上がっているところに「俺も入れて」というのは難しい。
俺なんかでもそう思うことはある。
別に知的障害者だからと言うのではなく、これは人間関係の問題で、誰しもに共通する悩みというか、そういうところがある。

人生においての大問題は、お金と人間関係である。
だから、これは確かに難しいことではある。


けどまあ、彼らはそれに輪をかけている感じがする。
市丸なんかは、例えばテレビでやっていた何かに行きたいとする。
でも、必ず「●●行きたいんだけど、無理だよね」という言い方をしたりする。
無理だよね、と言われれば、無理なんだが、行きたいのなら他のモノをなんとかして行かないでもないのだが、最初にそう言われると、なんだか「無理だね」という話になってしまったりもする。
そういう時に、「無理だよね、じゃなくて、行きたいんだけど一人じゃいけないから一緒に行ってくれる?、と聞けばいいじゃない?」というんだけど、なかなかそのクセが抜けない。
オグラに至っては、もう最初からあきらめている感じである。

そりゃ、オグラにしてみれば、ずっと施設にいて、どこにも行けない状況の中で、「行きたい」を言うことを抑圧されてきたという事実はある。
だから、自分からどうこうしたい、というのを言うこと自体がもう彼の中になくなってしまっているとしても仕方がないのかもしれない。

けど、一緒にどこかに行って楽しそうにしているオグラを見ていると、「もっと言ってイインだぞ」という気持ちになってくる。


方やコウヘイなんかはとにかく「●●に行きたい」という思いを貫く感じがすごい。
誰彼となくそれを言い、まあ最終的に必ず行く。
思いがハッキリしているので、回りもそれに巻き込まれやすい。

彼は養護学校を出て、施設に行くこともなく直接ここに来たわけだけど、こういう連中は、この感じが強い。
「自分が行きたいところを何とかしていく」という行動力である。
これは、障害の種別とかにはあまり関係ない。
そして、その連中を中心に、この「映画行こうぜ!」とかが形成される感じがある。

そうなると、市丸やオグラはどうしてもそれを行動に移せないので、とりこぼされてしまう、という形だ。
とはいえ、カブキなんかはそれでも果敢に「私も!」と言うので、この辺は個人差もある。
こうならばこう、という絶対的な条件ではないのだが、そういう傾向は見て取れる。


結局は、「経験」なのだな、ということを痛感する。
友だちとつれだってどっかに行く、という経験を、多くの場合は小学校の高学年とか、そういうところで、親抜きでし始める。

けれども、その経験があまりないと、どうしていいかわからない。
そのためにも、養護学校じゃなくて普通学校がいいんだ、という意見もあるが、経験値で言うと、この件に関しては逆だと思う。
普通学校に言っていた連中は、この「誘い合う」が苦手に見える。


市丸やオグラについては、まあある程度コッチが手を入れて橋渡しをして、その「経験値」をあげていかなきゃいけないな、と思う。

とはいえ、まあいろいろな他の要素もあるから、なかなか難しいことではあるんだけど。
でもまあ、「自分が楽しむ能力」「自分で自分が楽しいことをやる行動力」というのは人生においてとても大事だと思うので、ちょっとちょっとなんとかしたいな、と思っている今日この頃です。






akigasebulog.jpg

wannmannblog.jpg

(BGM:Bangles「Hazy Shade of Winter」from「WOMAN 4」)
→名曲ですね。
この曲、あのS&Gのラフな感じの録音がいいわけですが、これはまあ時代を経てきっちり録音されてますが、でもまあ、いいですね、これ。
女性の声、ってのもあるが、なんでしょうよくわからないけど原曲が好きなんじゃないですかね、この人達。
そんな気がする。
しらんけど。
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ものすごく無理をしてよく言えば


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kaijosha.jpg




お盆明け初日の朝。
アクムは5月にこっちに来て、まあ中学から引きこもっていたというし、こっちに来ても気に入らないとパンチは当然、非常ベルを押す、みたいな男ですが、始めてお盆に実家に帰りました。
どうかなあ、とは思ったんですが、戻っては来てましたが、またゲームだとか荷物持ってきてて、どうなんだろうなあ。
う~ん…。

過去には家でも暴れていたというから、彼が何がしたいのかはよくわからないんだろう。
なにかわからないけど、とにかく暴れてる、というか、反社会的行動を取らなきゃどうにもならない気持ちなんだろうか。

とはいえ、こっちに来てからは耐えてはいたと思う。
おそらく一生の中で最もがんばっていたといっていいだろう。
パンチも減り、まあ耐える感じは伝わってくるが(ほっといていて、好き勝手やってるんだけど、つまり何に耐えているかはわからない)、まあ「言うことを聞いてくれる人」はいないので、というか、「何でも聞いてくれる家来」ですね、はいませんから。
彼としてはもう辛いのかもしれません。

でもまあ、世の中お前に家来などつきませんから。
そりゃ、きちんと話をすれば聞いてやりますけど、暴れたら何とかなる、というのはやっぱダメなんで。
まずそのことをわかってもらわなきゃならないなあ、と思うわけですが。


で、こっちに戻ってきてどうなるかなあ、とは思ったんですけど、朝はやっぱ荒れてまして。
「いただきます」すらまた言えなくなって。
ちょっと小言を言うとパンチを飛ばすんで、ちょっと座って落ち着け、といったら、そこにあった市丸の携帯をバキッ!と。
開くタイプのガラケーを割りまして。

ああ、こりゃ市丸が激昂して大騒動になるなあ、と。
お盆明けからメンドクセエなあ、と思っていたんです。

ただ、まあこっちの初動がよかった。
たまたま俺と外口さんがいたのもよかった。
「市丸、大丈夫だ、携帯はちょうど古かったから(これはガチ)、変える時だったから、新しいのにしようぜ」みたいなノリで外口さんと俺が笑顔で市丸に対していく。
壊しちゃったハヤテに関しては、もう後回し。
「何色にする?」とか言ったりして。

一度やっぱ怒鳴ったモノの、それでも市丸はそれで納まりました。

これね、一回こうやって納まっちゃうと、まわりの見方が変わりますよ、やっぱ。
「市丸落ち着いてるじゃん」みたいな。
携帯大好き主義の市丸が、すげえじゃん、みたいな。
「大人じゃん」みたいなことを矢継ぎ早に来る人来る人から言われる。
「ちょうど変えるいい機会だよ」みたいな。

そうなると、相乗的に市丸は好転。
「俺、落ち着いてるから」みたいなことも言い出す。
思い出させるとあれなんで、そういうの朝、みんなで繰り返したりして。
「やっぱ、新しい色にした方がイイよ」とかなんとか。

ま、丸め込んでますけどね。

とはいえ、だからといって、市丸がハヤテをぶっ飛ばしたところで携帯が直るわけでもなし、あまり意味はないんですよね。
しかも、どうも市丸は「目には目を」なんだよね。
それでいて腕力は強いし、逆切れを止めようとしても、正直俺でも勝てないな、と思う時はあるくらいの。
手加減を知らないから、いい結果は産まないのは目に見えている。

だからまあ、「金持ち喧嘩せず」じゃないですけど、落ち着きなさいな、と。
ハヤテは悪いことをした、とんでもないやろうだ、でも、お前も同じ仲間でいいのか?。
ここで殴ったら、同じだぞ、と。
その後もハヤテは話をしようとする俺に噛みつこう、パンチしよう、頭突きしよう、が止まらないので、まあそれでも市丸に比べれば体重も軽いので制圧するのは容易なんですが、まあ、困ったもんというか。
こっちが必死に止めるアレでもないというか、もう、なんだか小動物が暴れてるみたいなばかばかしさというか。

やっぱ戻るね。
この三ヶ月積み重ねたモノが、ちょっとお盆に実家に帰っただけで、まあ実家モードに戻っちゃうもんだなあ、と。
ま、誰しもそうだし、そのうちそれも幅を持ちながら戻らなくはなっていくんですけど、まあ初回だからな。
こっちも油断してた。

まあ、こっからですね。
まだ三ヶ月か。
先は長いから、まあがんばらなきゃな、と思いますが、一緒にこうやって市丸をのせてくれるような「役者という仲間」がウチにはたくさんいますから、なんとかなるかな、と思っています。

これね、もう俺一人とかだったら、もうさじ投げてます。
親御さんもここまでよく頑張ったと思うわ。


それにしても、アクムが来て、アクムはまあまだ何にもみんなに貢献することなんかやってないけど、こうやって市丸がなんか「アクムの先輩」として、かっこいいことをできるきっかけはくれたような気がしたり。

ものすごく無理をしてよく言えば、

「人は必ず、誰かの役には立っている」

のかもしれない。







baka.jpg

(BGM:バーニングファイヤー「COMMUNIST CHINA」from「a tribute to jAPAN」)
→ジャパンをハードロック?メタル?でやってみました。
いや、これは新しい解釈だわ。
このアルバムは基本どれも「コピー」になってなくていい。

燃える盆踊り


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盆踊りというのがあります。
ま、地区地区でありますね。

小学校の頃はまあ、喜んでいくんでしょうが、たいがい中学生とか、高校になったらもうあまり寄りつかない、みたいな。
そういう感じってありますね。

実際、まあ小学生は多くても、あまりその辺の思春期をこじらせる年齢の子はあまり見かけませんし、いたとしても踊りません。
あの輪の中に入るというのは、まあなかなか思春期をこじらせていると難しくなります。

大人になって、子どもでもいればまあ行くでしょうし、ご老人の方々も多いですね。
これはまあ、地域の年齢の分布がそうなのかもしれないけど、ウチアタリはそういう感じですね。


で、まあ盆踊りがありまして。
あれ、練習、というのがあるんですよ。
盆踊りの前に二回くらい。

そこからもうなんか「行く!」と燃えているのは井上たち。

…なんでそんなに盆踊りに燃えるのだ?と聞けば、「何か楽しいじゃない」と。
まあ、原初的ですね。
盆踊りってそういうことですから。
なかなかイイと思うんですよ、その辺。

で、まあ練習に行くんだけど、俺も今年は一度行ったんです。
というのも、ウチの前の神社でやってるし。
帰りがてらちょっと寄って。

そしたら、まああまり人はいないわけですよ。
盆踊りの中心になるおばさんたちはいるけれど、その人達が「ああ、こうだっけ?あ~そうそう!」なんて言いながら、一年に一度の振り付けを思い出す、みたいな感じもありまして。

でもまあ、そこで一生懸命彼らはやる。
当然、覚えられない。
けど、一生懸命、という。

なかなかどうして、ステキな光景ですよ。

で、思ったんですけど、ウチの連中は、とは言っても金髪だったりするじゃないですか。
20代30代の金髪が、覚えられないにもかかわらず一生懸命、っての、なんかねえ、いいんですね。

まわりの方々も、「虹の会の人ね」「にじ屋の人でしょ」ってのはわかってるけど、でもまあなんていうか「ベタベタ」してはこない。
一定の距離を開けて、温かく、その一生懸命を「嬉しく」見てくれているのがよくわかる。

やっぱ、若い(自治会の某かの中では彼らはやっぱ若い)金髪がいれば、そりゃ距離置くでしょ。
その感じもあるわけで、なんだろう、すげえイイ感じなんだわ。

今年ウチは自治会の役員なので、アキがよく集まりに行ってくれるんだけど、アキによれば、近所の公園の草取りもウチは行くんだけど、なんか「いつも一生懸命やってくれるでしょ」って、すごく言われるらしいんだ。
そんなアレで行ってたわけでもないんだけど、でもそう言われるとうれしい。
草取りで鎌を持たせるのもなあ、と思って運んでもらったりしてるんだけど、でもね、私はあの子たちは大丈夫よ、って言ってるのよ、なんておばさんもいたりするそうで。
ありがたいことです。

実際、我々はあまり関わっていなくて、市丸たちが草取りに行く、とかだからよくわからなかったけど、なんかそうやって見守ってくれていたことが嬉しい、というか。

いわゆる「地域に溶け込む」みたいなこと、やってんじゃん、と。
あまり力を入れていたわけじゃないけど、なんかすげえありがたいなあ、と。

盆踊りでは、ウチのテーブルも出してくれて、ビールとかも頂きます。
それは、近所のおばさんが言ってくれてそうなったらしいんだけど、ちょっと離れたところにテーブル置いてくれて、でも、それも嬉しいんだよね。
自治会のテントの中とかだと、ちょっとそれはそれで緊張感もあって、例えばカイが噛むんじゃないか、とか。
でも、離れてるから、自由にやらせてもらえるというか、彼らも自由、オレらもラク、という。

そのおばさん、アキの話によれば、近所の障害をもった子を自分のこのように可愛がっていたそうで、よく思い出せば、井上達にもなんかすごく「いい距離感」であったかく見守ってくれてるな、と思っていたんです。
近所のコンビニで働いていたりもして、そこに彼らが行くと挨拶してくれたり、普段道で会っても声かけてくれたり。

そのおばさんが、盆踊りの机を置いてくれるのに一役買ってくれた、って話を聞き、そしてそのおばさん、病気になってしまったというのは聞いていて、確かに最近見かけないな、と思っていたら、お亡くなりになったそうで…。

いや、ホントに、ありがたくて、嬉しくて、なんだろう、向こうであったらホント、ありがとうをたくさん言いたい。
そして、井上達の盆踊りに対する「やる気」も、ぜひ天国から見ていて欲しいな、と思って。


というわけで、盆踊り。
当日、カブキは休みだったんです。
そもそも彼女は遠くに住んでいるから、地区と言うコトでもない。
けど、まあ井上達が盛り上がっているから、やっぱ来たい。

で、ある日、俺に言ってきたの。
「佐藤さん、盆踊りの日、私休みなんだけど、来たいのよ」
というので、まあじゃあ夜、迎えに行こうか?という話になって。

で、聞いたわけです。
「なんで盆踊りにそんなに来たいの?」と。
そしたらこう言いましたね。

「夜の芸術を堪能したいから」

…ぎゃはははははははははははは。
なにそれ。






baka.jpg

(BGM:東京タワーズ「バーゲン」from「サエキけんぞうPRESENTS ハレはれナイト+7」)
→どこか初期の有頂天を彷彿とさせるなこれは。
東京タワーズ自体をよく知らないので、あれだけれど、アナログの音をデジタルにぶち込んだようなバックトラックはなんか新鮮。
アナログでもデジタルでもない、というか。

距離も時間も違う


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今回のカズミの実家に行く理由がギネスに挑戦であるというのは前に書いた(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4872.html)。

で、このギネスに挑戦、5分間、多くの人数で茶摘みをする、というものでありまして。
最終的には五百何人かで茶摘みをして達成、となったわけです。

これ、まあ「5分間摘み続けてください」というね。
ま、普通、5分間くらいはがんばれますよ誰しも。
しかしねえ、ウチにはカイという最終兵器がいまして。
もし、このギネスの人がすげえ厳密な人だった場合、カイが例えば飽きて座り込んでしまったら、走って行ってしまったら、いや、立ったまま寝てしまったら?という不安が我々にはありました。
なんで、ガチな話、行った感じで、参加させるかどうか決めよう、と思っていたんです。
カイのおかげでギネス不達成、となった場合、もうカズミは郷里に帰れませんし。

けっこうこの辺、今となれば笑い話になりますけど、その現場では緊張感ありました。
「カイ、頼むぞ!」という気持ちですね。
まあ、俺が何を言っても立たない時は立たないですからカイは。
それを無理矢理立たせるということになると、俺まで「摘み続けてない」と言うことになりかねない。
ガチで緊張感がすげかったんです。

しかしまあ、ふたを開けてみたら、カイはのってまして。
そもそもこういうお祭好きなんだよね。
摘むというより、ガンガンむしってました。
ホッとしました。


そういえば、向こうではレンタカーを借りることになってまして。
そもそもまあ、最寄りの駅がありませんから、レンタカーがなければどこにも行けないんですね。
まあ、運転してもいいかな、と思ってはいたんです。
メンバー的に、まあ俺かな、というのもありました。

そしたら、行きの新幹線で、カズミが「私運転しますから、飲んでもいいですよ」と言ってきまして。
あ、そうなの?うん、と言ったモノの、「ああ、俺変わってもいいし」とかまあ曖昧に言ってたんです。
飲む気分でもなかったので(その前の日曜に飲み過ぎてひどい目に遭った)、まあ飲みもしないで、まあ変わるなら変わってもいいかな、みたいな。

で、まあとりあえずカズミの運転で車に乗ったんだけど、おいおいおい、と。
というのも、無理だよ、無理。
山道ずっと行くんだけど、すれ違えないじゃん…。
でもまあ、カズミは勝手知ったる山道ですから、どこですれ違えるかもわかってるんでしょう、いや、そもそも「この辺は対向車絶対来ないね」というのもわかってる。
ガードレールなしの崖があったりして、おいおいおい、と。
でもまあ、カズミはスイスイ行く。

いわゆる「地元道」ですね。

ま、そんなわけで、もうずっと運転してもらったんですけど。
じゃなかったら、倍時間かかってたと思う。


茶摘み会場には、シャトルバスが出ていて。
その会場自体に大きな駐車場がないので、あちこち、なんとか会館とか小学校を開放して駐車場にしていて、そこからシャトルバスが出る、と。
ま、けっこうな距離がありましたかね。
バスで10分、15分は乗っていたと思います。

で、帰りはまあそのシャトルバスが混むわけですよ。
待ってる人がたくさんいる。
でもまあ、乗りまして。
そしたら、歩いていた人もいたんですよね。
子ども連れで。
いやあ、この距離歩くのか、すげえな、と思ったんだけど。

そしたら、隣の知らない地元の人らしき人も「あれえ、ここ歩くの?」と言っていて。
そりゃそうだよ、バスで15分、しかもそんなに渋滞とかじゃない道で15分だから、けっこうある。
そりゃそうだよな、地元の人だって歩かないよな、と思っていたら、その人がこう続けたんですね。
「子ども一緒で、あの辺ガードレールないのに、歩くんかいね?」

…ぎゃはははははは。

そっち?
距離じゃなく、ガードレール問題?

いやあ、もうなんだか、違うんだよね。
違う。
俺みたいに関東近郊に住んでいる人とはもう時間も距離も違う、というのを痛感した次第でありました。






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(BGM:Bad Company「How About that」from「SLOW ROCK 5」)
→スローロック、というのがどういう定義かはよくわからないけど、ゆっくりした骨太ロック、みたいなことか。
浜田省吾さん思い出した。

穏やかな時間


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ま、カズミの実家に行ったのは、彼女の郷里で「茶摘みでギネスに挑戦」というイベントがあって、カズミがそれに参加したい、と。
ついては、一緒に行きたいメンバーがいる、ということで、数人が一緒にいくことになりました。
「実家に泊まれますから」というのは前から聞いていたんだけど、同時に「ご飯は、たぶん外にあるバーベキューやるところで食べれるんで」みたいな。

この「外にあるバーベキュー」というのも謎だが、カズミ入れて7人が別になんなく泊まれる、というのにも、そもそも都会育ちの俺には意味がよくわからないというか、まあ行ってみたら、そりゃそうだ、というか。

山一個カズミんち、というのはきいていたけど、その中には川が流れているし、まわりに街灯もないし、そもそも前の道に車が通らない。
一晩で1台か2台。
漆黒です。
もちろん、蛍は来るし、バーベキュー場?は、もうその辺のバーベキュー場以上の設備になってるし、流しそうめんも常備。
ふとん敷いてみたけど、7人泊まれるどころか、倍泊まれる。
もう、商売ができる。

山の中にはイノシシの檻の仕掛けはあるし、うかつに都会ッ子が近づけるレベルではない。
こんなところで毎日走り回っていたというのだから、そりゃカズミの運動神経がいいのは当たり前、なにせ山仕込みなのである。
そこに流れてる川で泳いでいたと言うし、なんだか、我々がわざわざ川に行こう、バーベキューに行こう、登山しよう、を毎日普通に、しかも「家の敷地の中で」やっていたというのだから、そりゃそうだよな、と納得。

車中で「隣の家はここなんですよね」、なんて言われたけど、いやいやいや、すげえ歩くじゃん。
遠いじゃん。
しかも街灯ないじゃん!
手探りかよ、と。

そのバーベキュー場?で夕飯を頂いたのだが、獲ったイノシシとか頂いたり、近所の方(だから近所と言っても、我々としては隣町くらいの、かと思われる)が来て魚をいただいたり、なんだかもう、すげえ。
そうめんは流すし、花火もやるし、しかも拳銃のような「ロケット花火装置」があり、それは「サルよけ」だそうなんだけど、そういうの山にぶっ放したり。
なぜかその傍らにずっとドラム缶に火を焚いてるし。
それがまあ、なんだかキャンプファイヤー。
もう今年の夏のレジャーを全部やったような気分。


そして、まあカズミのお母さんには前にこっちに来た時にいろいろお話しさせてもらっていたんだけど、お父さんとも会い、まあとにかく「おだやか」。

お父さんは、ドラム缶キャンプファイヤーについて、「これは朝までに消える。紙とか人が作ったものを入れたりすると、火が消えないで飛んじゃうんだけど、木の火の粉は途中で消える。だから大丈夫なんだよ」とか、「ひぐらしがないたから、そろそろ梅雨明けだな」とか、蛍も呼んじゃうし(これマジ。生まれて初めて蛍見た)、ザ・マタギ?のような感じなんだけど、いや、これがとにかくおだやか。
イノシシを捕まえてさばくと言うし、話だけだと、イノシシの毛皮をまとってるように思われるかもしれませんが、まったくそういう感じではない。
「本当に強い男は穏やかなのだ」、という感じ。
お母さんも前にお会いした時から感じていたんだけど、穏やかを画に描いたような感じで。

二人して、とにかく「否定語が出ない」んですよね。
「●○ダメ」ってのはもちろん、お互いを否定する感じがない。

夫婦って、時に「うちの人は●○で困るんですよねえ」とか、まあ本気とかじゃなくても言うじゃないですか。
「愛してるよ」を裏返すって言うか、そういうことで仲よさを表す的な感じ。
私だから言えるんだけどね、的な。

そういうのもない。
ストレート。
二人の信頼感がイヤミなく、ストレートにヒシヒシと伝わってくる感じ。

こういう夫婦、いいですね。


カズミは、がんばり屋だし、そして穏やかだし、ストレートな人だと思います。
運動神経はいいし、画に描いたようないい子だと思っています。
自分のイヤなことはおそらく俺が言おうがやらないし、でも、納得すれば一生懸命になれる。
そしてそれをきちんとアタマで一回考える事ができるし、最近はにじ屋のポスター関係は全て彼女がやっている。
尊敬できるところがたくさんある。
ずっと付き合ってきた俺がいうのだから、まあ間違いはない。
そういう人だと思います。

なんでこういう子に育ったんだろう、と思ったけど、なんか納得した。
こんな親に育てられたら、そして、こんな場所で育ってきたら、そりゃこうなるな。


そういうことがよくわかって、なんか嬉しくなりました。
そして、心地よい時間を頂きました。
今度は、もっと大勢で行こうと思います。








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(BGM:石岡宏; 竹本恵子「愛のスカイライン」from「Skyline 50th Anniversary」)
→スカイラインの宣伝に使われた曲を過去に遡って集めたコンピのようで。
いいですね、このころの宣伝は素朴でいい。
「いつも、いつも、いつも二人 愛の、愛の、スカイライン~」

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