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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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専従募集


ま、今年も花見に行ってきました。
佐藤先生&井上発、という案件ですね(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3178.htmlhttp://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3607.html)。

まあ、どうでしょう。
みんな休みの日が週に一度しかないので、今年はタイミング的にけっこう散ってました。
でもまあ、よく晴れた日で。
天気に恵まれてよかったかな、と思うんですが。
メンバー的には花より団子といった感じなので。


この日、前日が飲み会だったこともあり、外口さんはそのまま事務所に泊まっていたそうで、休みの日ながら介助者の契約とかもアリ、そのまま花見に突入した、と。

外口さんというのは、俺が尊敬できる人の一人なんですけど。
というか、まあ、ウチの専従はそれぞれどっかイイところがあります。
新人のスズなんかも、とても素直だし、年下と言うこともあって、きちんとずっとカイにもカイさん、だし、オグラにもオグさん、だし、なんかこう、ちゃんとしてるというか、ま、普通っちゃあ普通かもしれないけど、でも、なんか新人だしそれ以上どうこうじゃないし。

そしてまあ、のんびりしてるというか、焦ってるところがないというか。
俺なんかは、カブキにカチンと来るコト言われたらカチンと来るんだけど、(まあ、カブキはカチンとこさせようとしてやってるフシもあり)スズは、けっこうそういう時にもドシンと構えていて、なんか見習わなきゃな、と思ってる昨今だったり。

ま、そんなわけで、一人一人いいところ、というか、尊敬できるところがあって。
そもそもまあ、ウチの専従の雰囲気はけっこう「褒め合う」という文化なので、あまり「アレがダメこれがダメ」というのは言わないこともあって、イイところが目立つのかもしれませんが。
ゆるいって言われればゆるいかもしれないけど、まあそんな感じで毎日やってるわけですが。


俺が外口さんがすごいと思うのは、こういう「遊び」「飲み会」「仕事じゃない」と言うところに関して、「一生懸命遊ぶ」ってところなんです。
飲み会となれば率先して盛り上げるし、どっかに出かけて遊ぼう、なんていう時、外口さんなしで話が進まない、というか、あまり考えられない。

これ、外口さんも俺より年上なんだから体力的にもタイヘンかとも思うんだけど、でも、彼はやりきっちゃう。
それも、なんかまさに「楽しげに」、自分が楽しむ、ってことをすごく見せてくれる。

そして、外口さんは、「自分がやりたい」を率直にみんなに提案して、「一緒に遊ぼう」と誘ってくれる。

先日の競馬場のマラソンも(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4380.html)、富士登山も、「俺やりたい」が先。
それがまあ、アウトドア指向でありまして、インドア指向の俺と真逆でなかなか楽しい。

ま、とにかく彼は「つきあってやる」なんて気はさらさらなくて、「みんな行かない?」という形なんだよね。
で、それがやってみれば楽しいことがみんなわかってるから、「やってみよう」となる。


これね、正直言えば、キャンプが好きだったら、奥さんとキャンプ行けばイイんですよ。
ま、それはそれで行ってるんだろうけど、まあとにかく、何が言いたいかというと、井上達を誘えば、それはそれでめんどくさいわけですよ。

でも、彼はそれを苦もなくやってのける。


これ、いろいろ考えたんだけど、ウチは「遊びも一生懸命」ってのがあって。
仕事一生懸命なんてのは当然。
そうじゃなくて、仕事がんばろう、と思える「休みの日」とか「仕事終わり」こそが重要なんじゃないか、という。

休みの日に旅行に行きたいから、給料もっともらえれば、もっと旅行行けるから、キャンプ行けるから、仕事がんばろう、みたいなきっかけにもなるわけですが。

そういう人に、外口さんはきっとなりたいんだと思うんだ。


他の施設に務めていた外口さんは、いわゆる「職員」というものが、時間で区切られた中で彼らと「つきあい」、バイバイする、その感じに違和感を持っていたんではないか?
一緒に生きる、ということは、仕事をする、んじゃなくて、「遊ぶ」そのものじゃないか、って彼は思っているんじゃないか、と。

それが、井上達を「対象にしない」ってことでもあって。
彼らだって、自分が「指導の対象」って思われてる、って思えば、そりゃ、面白くもないですよ。
それじゃ、なにも始まらないわけで。


それを毎回毎回、きっちりやりきってくる外口さん。
つまり、自分の「なりたい自分」を自分で裏切らない外口さんを、俺はとても尊敬しています。






(BGM:David Bowie「Lazarus」fromYOUTUBE)
→ボウイが配信で発表した作品ということになるのかな。
なんだろう、この配信=タダみたいな流れの中で、それを逆手にとったわけだけど。
俺はやっぱり、ジャケットワークとかそういうのを含めて作品を楽しみたいかな、と思うけど。
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半歩づつ


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専従募集


先日、陽子が「自分が隠していたこと」を話した、ってのはちょっと書いたんだけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4400.html)。
その後、陽子は見違えるように生き生きとし始めました。

彼女は、基本、気が小さい。
一方、イチマルたち、ヒエラルキーの下の人たちにはかなり横暴な態度もとる。
ま、これは大なり小なり誰しも同じで、彼女が特別だってことじゃない。

で、そこに「隠し事をしている」ということがプラスされると、コッチの言葉が入らなくなる。
常に「バレるのではないか」と思ってしまうから、話が成り立たないのである。
バリアが張られるというか。

もちろん、隠し事をしてはいけない、ということはない。
ウソも悪くない。
それは彼らにもよく言う。
ウソも隠し事も、ウマく人間関係を運ぶ上で重要なことだ。

けれども、彼女の隠し事は、人間関係をまずくしている。
そして、それが間食に関わることで、自分の身体も蝕んでいる。
肥満は深刻な状況である。

これはちょっと「ウマく人生を送るための隠し事」とは言えない。

日常的に間食をしていない、と主張していた(隠していた)彼女が、間食をしていた、ということを自分で言い始めて、まあいろいろなことが次々に彼女の口から出てきた。

そして、彼女は仕事の上でも声が張るようになり、自信に満ちた毎日をおくれるようになった。
みんなにも「陽子の声がイイ」と言われ、彼女を取り巻く雰囲気も格段とよくなった。


以前に、健康診断の結果と共に、みんなに「姿勢をよくしよう」という話をしました(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4371.html)。

それを受けて、ミツなんかは姿勢がよくなって。
本人曰く「姿勢がいいと気持ちがいい」「姿勢がいい方が楽だ」とか言い始めた。

つまりミツは、典型的に俺の「言葉の魔法」が届く人なワケです。
もちろん、俺が間違ったことを彼らに話したわけじゃないですが、俺のいうことをしっかり行動に移して自分のモノにする、という人と、そうでない人、がいます。
ミツは前者ですね。

イノウエなんかも俺の言葉が届く人で、魔法がかかりやすい。
「俺の手からはケガを治す超能力が出る」と言って手をかざすと、彼には効く。
いわゆるプラセボ効果ですけど、こういう魔法、がかかるというのは、俺に対する信頼感もあるんだろうけど、同時にそれは「自分に疑念がない」というのもあるような気がします。
俺に隠し事をしていたのではやっぱり俺の言葉は入っていかない、と経験的に思う。


例えば身体のことで医者から「こうしなさい」ということを、本人の行動に移させるために、医者のいうことをかみ砕いて、実生活に基づいてその行動方法を伝える。
やっていいこと、やっちゃいけないこと、というのを伝える。
イノウエだったら、飲んでる薬との飲み合わせで、ほうれん草や納豆はなるべくとらない、とか、そういうことがあるんですね。
だから、それは聞いて実行に移してもらわなければならない。

けど、そこでそれを聞いてもらわなければ、やっぱりまずいことになる。
いくら「アナタの身体のためだ」といっても、今どうってコトないのに、「これ以上、太ってはいけない」というのは、なかなか彼らには自制するキッカケになりにくい。
実際に、今痛かったりすればいいんだけど、ってよくないけど、彼らもガマンができるんだろうけど、そうじゃないと難しい部分がある。

そういう場合に、やっぱりこっちの言葉は聞いてもらって、行動に移してもらわなければならない。


陽子は、それがなかなかできない人だった。
おそらく、それはいろいろな隠し事がたくさんあったからだと思う。
でも、アキと飯を食べながら「実は…」って話が出てきたりしてる、ってのを聞いて、なんか変わるかな、と思っていた。

そしたら、「姿勢をよくすると、ご飯が入っていくのがわかる」とか言って、それまでは決してしなかった、「もうお腹が一杯だから、これ、あきちゃん食べる?」とか言うようになったらしい。
お腹が一杯、という感覚がわかるというのは、実にすばらしいことだな、と。

なんか、新しい一歩が、半歩が踏み出せるような気がして、うれしい。


いや、もちろん、おそらくこれも数年、数ヶ月で崩れると思う。
でも、その時に、「あの時、隠し事を話しちゃったら楽になった」「楽しくなった」ということを思い出してもらえれば、話はちょっとだけ早いかもしれない。

その繰り返しでイイじゃない。
一歩でも半歩でも、そのたびに前に進めればいいんだから。








(BGM:「アイドルおしゃべりレコード イモ欽トリオ パンジー」fromYOUTUBE)
→小学4年生の付録だったらしい。
こういうソノシート、けっこうあったよな。
ま、中身はあるようでない、というか、そもそもないです。
こういう付録がついている、と言うことが重要なわけで。

大事なのは完璧にできることじゃなくて


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にじ屋で「なりたい自分になった自分を自慢する大宴会」というのをやったんだけど。
これは、今年度の総会で「一年でこんなことをやりたい」というのを発表する会、だったわけです。

それは「腹筋150回」だったり、「マラソンでコバを抜く」だったり、「体重を減らす」だったり。


会の冒頭にオグラとノブによる漫才が披露され、というか、まあこれは即興だったわけですが。
時間つなぎで。
これがなんかもうおかしくておかしくて。
ノブはなんとか「やりきろう」とするし、オグラはオグラの考える漫才の「ボケ」を続けていく、というスタイルで、最終的にツッコミがノブになるんだけど、ノブがちょっとオグラを押したりして、「(舞台から)落ちちゃうじゃないの!」みたいなことがあったりして、即興にしてはかなりいいデキで。
これ、今度ちょっとライブとかでやってみるかな、と思いましたね。

こういう「狙ってないところ」で発揮される力もあるのよね、と再認識。


ま、最初のイノウエの腹筋150回で、かなりみんな盛り上がりまして。
というか、感激しましたね。

本人、「やれるやれる」みたいな、楽勝ムードの中始まったわけですが、楽勝なワケがない。
150回だよ。
毎日鍛えているプロレスラーなら楽勝だろうが、そもそもなんかあとで聞くと「150回はそんなにやったことがない」と。

…なんの自信なのか…。

70くらいからやっぱきつくなってきて、腹筋のきつさって、やったことのある人ならわかると思うけど、腹筋がもう限界になってくるじゃない。
その痛みがイノウエにもきていたと思うんだけど、でも、みんなの声援、一緒にカウントする声に支えられて、なんとか150回達成。


ミツの「なわとび10回」というのも、まあなかなか。
本人「やれる」と自信を持っていたんだけど、練習の時、そんなに成功してないんですよ。
なんでそんな自信があるのか…。

まず、ミツは手がちょっとマヒしているので、うまく回せない。
正直言うと、この目標はかなり彼にとってはハードルが高い。

手の感じを考慮して、外口さんの助言で前回りは断念し、後ろ回し。
10回連続といいながら、一回一回やる、みたいな感じだったけど、これも数十度のやり直しの末、達成。

いや、練習の時にできていないのに、みんなの声援があると違うもんです。


その他、体重の人もクリア。
一人、体重を目標にしてた陽子だけがクリアできなかった。

ま、それには原因があって、はっきりわかっていたんだけど。
家でどうもバリバリお菓子を食べていたのよね。
いろいろなルートを経て、そのことは俺らは知っていた。
でも、陽子はそれがばれてない、と思っていた。
だから、「なぜ達成できなかったと思う?」と聞かれて「お菓子を食べていたからだ」とは言わない。

ま、それはその翌日に話すんだけど。
それもまあ、なかなかのエピソードなんだけど、それは又の機会にするとして。

今回、陽子に「なぜ達成できなかったか?」ということを、会の途中でみんながけっこうきっちり聞いたのは、ノブのことがあったからなんですね。
会をスムーズに進めるためには、別に「なぜできなかったか」をそんなにつめる必要はなかったんです。
逆に、できた人だけ祝福した方が、ハッピーエンドで終わる。
でも、それだと、陽子のことが残ってしまう。
際立ってしまう。


ノブのこと、というのは、こんな話で。

今回、ノブが80キロを切る、という目標を立ててまして。
ノブの身長だと、正直80キロでもかなり太りすぎ。
でもまあ、一気に正常体重まではもっていけない。
だから、80キロを切る、という目標を立てたんだけど。

でも、なかなか痩せないわけ。
体重が落ちない。

その理由は、とにかく帰り道に寄り道して、コンビニでお菓子やジュースを買って飲んでいた、ってことなんだ。
それは、知ってたの。
そういうことをしてる、って。

でも、痩せたい人たちは、「普段はお菓子食べるのやめよう」「ジュースもやめよう」、でも、打ち上げとかの時は大いに食べよう、みたいな、そういう目標にしていたんです。
だから、そのみんなとの約束をこそこそ破って、こそこそ、誰にも見つからないようにノブはお菓子を買って食べていた。

そのことを、ノブがたいへん気に病んでいた、というのも知っていた。
もちろん、みんなの約束を破るも守るも個人の自由で、どうでもいい。

けど、ノブはやせたい。
というか、無呼吸の医者からも痩せるように言われている。
レッドカードだ。

だから、この「お菓子食べている自分」のことを、ノブの口から聞きたかった。

三ヶ月くらい前だったか、その機会をもった。
その場で、ノブは正直に話した。
で、残り三ヶ月、がんばる、とみんなに言った。
でもまあ、「絶対」なんてのは無理なんで、その場で、「また食べてもいい、でも、その時は、次の日に食べちゃった!失敗しちゃった!、って言おうよ」というエンディングにした。

そしたら、それからノブは、食べちゃったら、食べちゃった、といい、「そっか、今日からまたがんばろうね」とみんなに声をかけられていた。

その結果、ノブがこの会で言ったのは、「体重計に乗るのが楽しくなっていた」という。

つまり、「自分が目指しているものに、正直になろう」みたいなことだよね。
失敗したら、失敗で、約束を破ったら破ったで、「ちょっとダメだったよ」って言えるような気持ちに、ぜひなってほしかった。
それを、ノブはきっちり体現してくれた。

明るい気持ちで、自分の身体のことを考えて欲しいし、何をか実行して欲しい。
そのことが、なんかノブに伝わった気がして、俺たちはうれしかったのだ。


「全て完璧にできる」なんてのは、無理だし、目指すべきではない。
大事なのは、失敗したときに「失敗しちゃった」と言えること。
そして、「そっか、またがんばろうぜ」って言える仲間であること。


陽子にも、また新しい何かの取り組みの中で、そのことが伝わればいいな、と思っています。






(BGM:Danceries; Ryuichi Sakamoto「Ching Do Alilan」from「Saracen No Yume」)
→これはなんかもう、日本のちんどんというよりは、大陸のちんどん。

箸置きとコバ


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井上達がウチに飯を食いに来ることがあるんだけど、そういう時は、箸置き、を出します。
出します、というか、まあ彼らもう慣れたもんで、勝手に出して箸を並べてくれます。
その辺は、けっこう毎回なんとなくミツがやったりするんだけど。
ミツがまあ一番ウチに来てるんで、お前場所わかるだろ?みたいな感じで。
あとはまあ、井上かな、リーダーの自覚か、彼がまあ準備してくれたりします。

あまり深い意味はないんだけど、でもせっかくだから、普段のテキトウ?な飲み会じゃなくて、箸置きくらい使わせてみるか、という感じですね。
もちろん、ちゃんとした食事、というか、かしこまった食事を出すわけじゃないんだけど、箸置きの使い方くらいはまあわかった方がイイかな、というか。

ま、普段は俺もカイとかを見て「別に手づかみでもいいんじゃないの?」みたいなことは言ったりします。
無理に箸を使わせて、キーキーなってもしょうがない。
マナーよりも、楽しく飯を食う、ってのもまず大事だから。
でもまあ、ウチに来たいと言って来る連中というのは、どっちかというと、できる方の連中なので、ちょっとはね、使う機会を作りたい、というか。

せっかくウチに来てくれて、というか、勝手に来てるから招待したわけじゃないけど、でもまあ、ご招待します、ということだから、多少のこう、かしこまった感は出していきたい。
というか、まあ人の家に来て、やっちゃいけないこと、とかそういうのもあるわけで、そういうのも含めて、まあゆる~くは、伝えていきたい。
というか、そういう機会って普段あまりないし。

なんで、まあ箸置き、というコトになるわけですけど。


で、まあコバは毎回毎回箸置きの使い方がわからない。

箸置きの役割の大きなところは、箸の先がテーブルについてしまうとアレだから、箸置きを使って、先がテーブルにつかないようにする、ということですわね。

だから、箸置きを使ったときに、箸の先がテーブルについてしまってはおかしいわけです。
というか、まあ高さがあるモノだから、箸置きを使って先がテーブルにつく、とは、もう「逆に置いている」ということになるんだけど、コバはなんか知らないけど、逆に置いちゃう。

何度言っても逆に置いちゃうのでおかしいんだけど。

で、本人だんだんよくわからなくなったのか、箸の真ん中に箸置きを置いたりして。
つまりはまあ、「どっちかわからないから、真ん中にしておけば…」みたいな姑息な感じなんだけど。
それもなんか見てて笑っちゃう。

で、まあちゃんとおいたはイイけど、コバは左利きなんだけど、だから箸の先が右側に来ると楽なわけですね。
すぐに箸がとれる。
にもかかわらず、なんかもういろいろやってるウチに本来の「箸置きを使う」ことよりも、「どう置くか?」に比重がいってるのか、逆に置いちゃう。

逆に置くから、箸を取るときに、一回右手で先っぽをつかんだりしてしまい、もうそれじゃ意味ないじゃん、という。
むしろなんか、テーブルよりお前の手の方がキタナイよ、というね。

う~む、と思っていたんですけど。
といっても、まあマナー教室じゃないから、笑って見てたんです。
いつかはうまいこといくんだろう、と。

ま、つまり、コバの生活の中で、箸置き、というのが唐突にウチで登場したってことなんだろうな。
なかなかご家庭で、しかも子どもの時から箸置きを使ってました、という家庭はそうそうないんじゃないかと思います。
だから、なにもコバが特別だというわけじゃないんですけど。

でもまあ、その後、かしこまった席に出てこなかった、とか、おそらく彼の家は家庭的にそういう付き合いをしてなかった感じなので、まあ、機会がなかった、と。

そういう意味では、ウチに箸置きがあってよかったな、と思うわけですが。

でもまあ、そんな彼も、最近はちゃんと置くようになって、無事に食事だとかビールを楽しんでるわけですけど、先日、ウチに来たとき、他に来ると言っていた井上とかが遅くなったんですね。
コバしかいない、と。
そうなると、コバに「箸置き出してくれる?」と言うわけです。

するとコバが、「箸置きって、この石みたいなヤツですか?」と。
…ぎゃははははははははははははは。
石て…。

つまりコバは箸置きが「箸置き」という名前だったのがよくわかってなかった、という。
箸を置く、この石みたいなヤツに、「どう置いたらいいか」をいつも考えていただけで、これが「箸置き」という名前だということにあまり注意がいってなかった、と。

もうあまりの衝撃にアキと大笑いしたんだけど。

で、まあアキが何となく聞いたんです。
「コバ、もしかして、箸置き嫌いなの?」と。

するとこともなくコバが言いましたね。

「嫌いです!」
…ぎゃはははははははははははははははははは。

でも使え、ここでしかほぼ使わないんだから、ということで、まあそんなことがあったという話でした。




(BGM:根津甚八「甚八の夢は夜ひらく」from「男道の詩(うた)」)
→甚八の夢は夜ひらく、というタイトルでもうおなかいあっぱいである。

自分の毎日は自分のモノ


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カブキは他の作業所から来て。
前にも書いたけど、例えば「旅行の金を集めるよ」という時に、お金を持って来れない(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4365.html)。

というのは、家に金がないとかじゃなくて、親に「金を集める」旨を伝えられないのである。
これまで、ずっとこうした連絡は、本人を飛び越えて作業所側から親に「連絡帳」とか「お手紙」で行われてきた。

だから、本来、とても大切な連絡だったとしても、本人が言う必要がない。
けども、ここではそうはいかない。
旅行に行くのは自分であって、親ではない。
カブキの場合は、ウチの他の連中と違って、実家ぐらしで、家計も親の中にあるから、親が用意するわけだから、しっかりカブキ自身が親に伝えなければならない。

どっかに遊びに行く、というのも、まあ「知らないうちに連れて行かれる」ってのが、恐らくこれまでの彼女のパターンで、いや、そりゃそこそこ本人が「ココに行きたい」というのはあったとしても、それはどうも子どもの頃から見ていたアニメの映画だったり、つまりは「過去の延長」でしかない。
そして、ガイドヘルパーと呼ばれる人と毎回どこかに行くにしても、同じことを繰り返すことになる。

これはまあ、多くの場合にそういうことがあって、「子どもの頃から見ていたアニメのビデオをずっと見てる」「それが彼の満足なんだ」ということを言う関係者や親御さんがよくいるんだけど。
でもまあ、それは「新しいこと」「未知のこと」が彼らにないだけで、つまり「明るい未来」が彼らにないだけなんじゃないか?って俺は思ってて。

だって、コバだって、実家から通っていた頃はあんなに「仕事がおわったらダッシュで家に帰る」人で、ひどいときには、マラソンが終わってからダッシュで家に帰ってたり。
で、家で何をしていたかと言えば、「金田一少年の事件簿のビデオを見てました」となるんだけど。
子どもの頃からずっと見てた、一本のビデオ。
でも、それは閉じてて、って、まあ他に金田一が好きな人がいたらよかったんだろうけど、他にその趣味の人がいないし。

でも、プロレスに行って、アイスリボンの藤本選手にハマッて。
そこから、他のプロレス団体も好きになって。
今はプロレス会場で出会った、未知の友人と酒を飲みに行ったりするようになった。
「ベルトって今誰がもってるんだっけ?」ってなことは、コバに聞くのが早かったりする。

つまりは、その「未知の扉」をどう開けるか?ってことで。
それ、一般には「友だちに誘われて」とかあるんだけど、彼らの場合、養護学校だったりで、なかなかそれがなくて、情報収集能力もちょっとないし、そもそも触れる機会がない。


ま、そんなわけで、でもまあ例えばカブキなんかにしてみたら、カブキがプロレスを好きになるかどうかはわからないが、とりあえず近場に、近い仲間が「プロレスに行く」と言ってるんだから、まあそこにのらない手はないわけです。
一度は試してみる価値があるわけで。

そんなことで、まあ何度かカブキもプロレスに行って、そこそこ楽しみはじめていたわけですけど、ただ問題は、これも「みんなが行くから自分も連れてってもらえる」というものではない、ということなんだよね。
「行くのは自分」だから、自分がそこに能動的に関わらなければならない。

そうじゃないと、やっぱり「自分が行ってる」という感じにならないのではないか?と俺は思ってて。
遠足にしちゃいけない、というか。

なんで、まあ紙を貼り出したりして、「この日、○○に行くけど、行きたい人いる?」みたいな。
それに書いたら、まあ行けることになる、という仕組み。


とはいえ、最初はなかなかそう簡単にこの紙すらいかされない。
市丸やコバや、前からいる連中は、特に自分がいったことがない場所でも、それでも自分から「行ってみたい!」とか言ってくるけど、そもそもが「連れて行かれる人生」の彼女には、それが難しい。
「行きたいって言えばいいんだから」って思うけど、そんな簡単なことが、まあ異様に彼女には難しいわけです。

加えて、ちょっと家庭の事情もあって、調子がよかった彼女は、いま、ものすごい子ども返りをしていて、なかなか話も入っていかない。

そんなわkで、もうちょっとこれはどうしようもないな、と思って、もう「お前書いたじゃん」ということにして、先日の大日の後楽園大会には連れて行ったんです。
ま、本人、いたく笑顔で、行く最中から笑いが止まらないし、試合の最中もなんだかそれなりに拍手や手拍子を、できない手で一生懸命していました。

ま、楽しんでよかったな、って話で、次回、まあ紙を貼ったときには「ほら、大日のアレだから」って言うことで話が入っていくかな、とか思ってるんだけど。


ま、それはいいとして、しかし、彼女はそのための金をやっぱり持ってきていなかった。
「明日行く」ってコトはわかっていたのに、親にその旨を伝えていなかったんだろうな。
金のことも。
他の連中は、チケット代だとかを聞いてきて、まあ各々準備していたけど、彼女はしてない。
してないから、じゃあ入り口でバイバイ、というわけにもいかないので、ま、しょうがない。
次回はちゃんともってこい、ということにして、貸したわけです。

で、「明日もってきて」と。
交通費や夕飯代を入れて5000円だったんだけど、それを親にわかる形で財布に入れたりしないで、カブキに言ったわけ。
「もってきてね」と。

ま、だから、つまり「翌日はもってこないだろうな」という風に思ってました。
いつものように。
でもまあ、そしたらまた同じように言えばイイかな、と。


そしたら、なんか、翌日ちゃんと5000円もってきてたんだよね。
これ、なんかうれしかったわ。
ってあたりまえなんだけど。

ま、なんかちょっとづつ、なんか「自分の人生は、自分の毎日は、自分のモノ」って思ってくれるようになったらうれしいのだけれど。







(BGM:山下達郎「Love Space」from「ベスト・パック 2(1979-1982)」)
→これね、さびがどんどん展開して高くなっていくのがいいのよね。
でも、高くて歌えないのよね。
高くなるところでオクターブ下げざるを得ない素人な俺がイヤ。

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