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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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専従募集


ま、新人が来てくれてありがたいわけですけど。
すずもミズエちゃんも、まあどうですか、なかなかしっかりやってくれて嬉しいんだけど。

なかなかでも井上たちにしてみると、例えば「靴を一緒に選んで欲しい」みたいなことってのは言いにくい。
言いにくい、というか、井上たちにしてみると「後輩」って思ってるフシもあるから複雑なんだけど。

といって、でもやっぱある意味では「頼りになる」とは思っていて。
その辺の「頼りにしようされよう」とか「それぞれにやれることを一生懸命」みたいなことはけっこう浸透しているな、と思うワケですが。

で、その「頼りになる」大きなものが「計算」なんだよね。


ま、彼らだけでもどっか出かけたりしてるし、先日もレシートを見たら(レシートを時々見せてもらってる。というのもレシートって、どこで何をした、の記録だから)コバが休みの日に大宮でラーメン食ってて、ま、別にいいんだけど、「どっか行ってたの?」と聞いたら「井上さんと映画見に行ってました」みたいな。
けっこう俺の知らないところでもみんな連れだってどっか行ってるみたいな。

そんなわけなので、そういう仲間同士みたいなのはとてもいいわけだけど、難しいのは飲み会とかの「割り勘」なんだよね(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4543.html)。

けっこうまあ、俺だとか専従が交じってれば、パッと計算してくれちゃうし、俺なんかだと「1000円以下の足らない分は俺が出すわめんどくさい」みたいになることが多い。
それに、「金は専従以外に借りてはいけない」というルールもありまして、そうなると、彼らだけだと前もって金を借りていかなきゃならないヤツも出てきますし、映画や野球やコンサートなら金額が決まってるけど、飲み会はそうもいかない。

で、まあ、いろいろこっちも策を練って井上とかに伝えることになるわけですが。


一方、井上なんかはリーダー風を吹かせたいから、先の俺の「あとは俺が出す」をやりたい。
でもまあ、やれる財力はないし、ってか、俺だって「このくらいなら出せる」って瞬時の計算の上でそういうことをやってますから。
それがまあ瞬時にできないから、けっこう井上は苦しむことになるわけです。


で、まあ、話の発端はわからないけど、ミズエちゃんとスズとコウヘイたちがカラオケに行く、という話になったらしく。
これまでもスズを誘って映画とか飲みにとかは行ってたらしいんだけど。
来てまだ数ヶ月のミズエちゃんとはそういう機会もまだなく。
というのも、まあミズエちゃん飲めないしね。
井上達もどうしたらいいのかわからないのかもしれない。
「お食事しましょう」というのもなんか違うというか、逆に難しいというか。


でまあ、いろいろトラブルが起きるかと思いきや、翌日に聞いてみたら「楽しかったよ!」と。
なんかトラブルなかったの?と聞いたら、なかった、と。

ま、メンバー的にノブも井上も混じっていたので、大丈夫だとは思っていたが、何も起きなかったか…。

ちょっと残念…。


いや、こういう時、どのくらい準備してやるか、というか、耳打ちしておいてやるか、というか、つまりはまあ、「お節介」なんだけど、彼らの不安も取り除いてやって、余る感じのことをするかどうか?というのって、なかなかさじ加減が難しい。

オレなんかは、けっこうあまり過ぎちゃうというか、けっこうちゃんちゃんやれるように事前にアドバイスというかをかなりしてしまうんだよね。

やっぱ、成功体験しか残らないと思ったりもするところもあって。
一回カラオケに行ってうまくいった、って経験が次につながるわけで、そういうのがだんだん広がっていくという感じね。
それを考えちゃうから、手を出しすぎちゃうという。

過保護かよ、と。

その辺はけっこう自分でも反省してるんですが。


まあね、そういう意味ではトラブルがなくてよかったとは言えるんだけど、トラブルがあったらあったで、「取り返そうぜ!」って流れも作れるわけで。
でも、なんかトラブル待ち、ってのもなんかオカシイというか、なかなかね、あれですけど、ちょっとそういうところもある。
結局は先に書いたようにさじ加減なんですけど。

それに、やっぱなんだかんだトラブルが伝説になっていくというか。
市丸の秩父事件とか、そういうのもあったわけですけど、ここではいくらなんでも書けないので(下品すぎてくだらない)、飲み会とかに来てもらって聞いてほしいんですが。
そういう伝説もほしいところではあります。


今回は特に、すずとミズエが一緒に行くということで、井上達よりそっちが気になっちゃって、「新人が悩んじゃったらかわいそうかなあ」みたいな。
でもまあ、それも善し悪しで、悩ませりゃイイじゃん!というのも正論で、なかなかに結局はさじ加減なんですけどね。


ま、今回のコトに味をしめて、コウヘイが今回誘ったらしいんだけど(けっこうこれは珍しいパターン)、コウヘイが次また何か行きたいとかスズにも言ってるらしいので、その時はもうちょっとさじ加減を考えようかな、と思っている今日この頃です。







(BGM:東京ゲゲゲイ「ゲゲゲイの鬼太郎」fromYOUTUBE)
→これさ、すげえカッコいいんだけど。
知らなかったなあ。
「みんなのばあちゃん、砂かけ婆」て、みんなのばあちゃんだったっけ…?
てか、猫娘パートカッコよすぎじゃん!
子泣きじじいもかっこいいんだけど…。
まだまだカッコいい音楽って世の中にあふれてんなあ。
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支配下に置く快感


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専従募集


ウチの親、ありがたいことに80を過ぎているが二人とも健在なんだが、二人の行動を見ていると、例えば電車の切符、銀行、なんかにしても、機械より窓口の方がいいのではないか、という気がしてくる。
窓口だけじゃなく、入り口に案内役の人とか、そういう人がいることで、安心感が増すように見える。

ま、そもそも基本的にそういう案内役とか窓口とか、そういうのを今の日本はどんどんカットしてるように見える。
機械が操作出来ないと自分の貯金を下ろするコトも難しい。

とはいえ、操作は簡単だ。
簡単にできていなければ、逆にそれはできない人が増えて手がかかってしまう。
だから、まあ単純にできてはいる。


最近はなんだかネットでやれる、みたいな。
海外旅行の保険に入ろうかと思ったけど、もうめんどくさいから俺なんかはなんとか時間作って窓口行っちゃうんだけど。
だって、よくわかんないんだもん。
向こうの人の言うとおりに、「ココに名前書いてください」はい、「ココにパスポート番号書いてください」はい、みたいな、そういうのがラクでイイ。


とはいえ、機械化はイイと思うし、窓口の人の負担軽減だ、というのはわかるけど、だったら人増やせばイイと思うんだけどね。
例えば、やっぱ病院でもムダな人というか、ちょっと受付の機械のところに一人いてくれると助かる。
その人が何となく「あ、これでいいですよ~」とか言ってくれて安心する、みたいな。
そういう意味ではもうムダな人なんかじゃなくて、病院で安心を与えてくれるってのは、一番重要ですから。

その辺をカットして、人員整理して売上げを上げよう、みたいな構図は、結局オレたちの就職の機会を奪っているし、いや、安心出来てイイじゃん。
単純にさ。
難しいグローバルなんとか言うなよ。
そういう世の中でイイじゃん。

と、まあアナログの俺は思うんだけど。、


しかし、この「安心」を真っ向から否定してかかるのがコバである。
いや、コバだけじゃないんだけど。

というのは、彼、彼らにしてみると、そもそも「健体者の人と話すのが怖い」んだね。
受付で「ここに名前書いてください」で、固まってしまう。
いや、簡単なことだし、井上やコバなんかはそれはきちんとできるんだけど、それはまあ俺に言われたり、知ってる人に言われるからできるんで、知らない窓口の人に言われるとちょっと彼らは一気に緊張してしまう。

ま、いろいろな体験をしてきたんだと思います。
イヤな経験ね。
「そんなのもわからねえのか」って態度でこられたことも多かったんだと思いますよ。
だから、それもわからなくもない。


で、彼らが好きなのがとにかく自販機である。

なにせコバに至っては、もう毎日自販機通い、って過去があって。
毎日缶コーヒーを買って、って、砂糖の塊ですけどね。
で、いざ家賃払おうとしたら金がない、なんてことが昔にありました。

なにせ、一日100円だったとしても一ヶ月3000円。
3000円くらい、と思うかもしれませんが、けっこうなんだかんだデカいんですよね。

なんにしても、とにかく「押せば俺の言うとおりに動く」という「支配感」を彼らは味わいたいんだな。


そのコバ、ATMも大好き。
当然で、窓口に行ったら「ココに名前書いて」「ココにハンコ押して」とか言われる。
それぞれは彼にできない作業ではないが、もう知らない人を前にすると一気にそれだけでド緊張。

数年前にコバの通帳を見たら、1620円を毎日下ろし、時々1620円入れる、という意味不明な作業を繰り返していたことがありました。
時に1620円を下ろしっぱなし、ということもあって、ちょっと心配したんですよね。
「誰かにこの金を持ってこいと言われたのか?」「誰かと一緒だったか?」みたいな。

それでなくとも、その時ちょうとタカノブが騙されてローンを組まされたことが発覚した時だったので(ウチに来る前にどうも契約みたいなのをしてしまったらしい)、ちょっと敏感にもなってました。

結局は、もう「おろしたくてしょうがない」だけで、休みのたびに銀行のATMに行ってなぜか1620円をおろしていた、という。
時に、その金でお菓子を買って、二三ヶ月で十万ほどのお菓子を食っていました。

ま、いいんですよ、自分の金ですから。

でも、コバは計算もできるし、九九もそこそこできるのに、「ココで十万お菓子を食ってしまったら家賃が払えない」という風に計算を使えない。
もうなんか現代教育の死角、みたいな感じで。
ましてや、そんなに喰ってたら身体にも悪かろう、ってのはもう全然通用しない。


んなわけで、まあその時はなんやかんやでそれはおさまったわけですが、最近またちょっと発覚したことがありまして(といって、隠れてやってるわけでもないというか)、いやあ、もうこの機械化の世の中、まあ彼らが自分で堂々とできるようになった、というイイ部分はあるんですが、よりなんていうか、「自制」という意味では難しくもなってはいる気がする昨今であります。






(BGM:佐良直美「いいじゃないの幸せならば」fromYOUTUBE)
→「あのとき、あなたと口づけをして あのとき、あの子と別れた私」
…今改めて歌詞をじっくり鑑賞してみるに、感慨深いモノがある。

モトミVSすず


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専従募集


モトミは引っ越して(実家通い)、道順がちょっと変わったので、スズに毎朝迎えにいってもらっています。

で、その報告をスズが毎日書いてくれていて。
それを秘密裏?に内部で共有しているのですが、なかなか面白いので転載。

ちょっと参考までに先に補足しておくと、携帯に出られるように、歩いている時は首にさげる、ということをモトミにはずっと言ってるのですが、これがなぜかまあモトミは今のところ超拒否状態。
いつかスズが一緒に行かなくなった時、携帯は大事、ということなんだけど、なかなかそういうのはモトミには伝わりません。


○月○日
今朝は家に着くと歯磨きが終わってない、とFさん(母親)がモトミさんの仕上げ磨き?みたいな事をしてから家を出ました。
下で待っているとすぐもとみさんが到着。
家を出てからは、モトミさんの機嫌が急上昇。
いつも以上に話が止まらず「あのね、あのね!」「あちぃね!あちい!」「ぽっくん、いたい?」の他にも聞いたことない名前とか色々言ってたんですが早口過ぎて半分位「え、何て?」状態。
昨日まで「先いっててー」と言うと先頭きって歩いてくれてたんですが、今日は何故か新手の子泣き爺かのように私の左にきゅっとしがみついて離れず、腕を解いてもいつの間にか隣にいる感じだったので、取り敢えず今日は終始腕を組んでネットまで。
曲がったり、渡ったりする時に「モトミさん次どっちですか?」と聞くと「こっち」と言って腕でピッと指しつつ行く方向を教えてくれたので、道は一応覚えた感じ。
道中、色々話しながら歩いてたのですが、何度か「すずちゃん。あちぃ?」とか「すずちゃん、あちいね」みたいなのが何度かありました。
しかもモトミさんには今日初めて呼んでもらえたので殊更嬉しかったです。
名前を呼んでくれたって言うだけでこんなに嬉しいものなんですね。
にじ屋でお昼食べる頃にはもうへそが曲がってツンデレを発揮されましたが。
明日もモトミさんに先導してもらう感じで、ネットに向かいたいと思います。


○月○日
今朝も玄関で靴を履くタイミングで到着。モトミさんしたで待ってるねー、と降りるとすぐ降りてくる。
ケータイを出してもらおうとするも激しく拒否。
クシャ顔でプンプンしながら歩く。信号待ちで青信号を一度見送ってから渡る。十字路でもなかなか動かず、声をかけると歩き始めました。
電気屋あたりで「コンニチワっ。」と機嫌が直り、ちょっと後ろを歩く私に向かって振り返るたびに「あちい?あち?」と聞いてきて、歩くのはゆっくり。
埼大前の信号では「はぁーっ」と膝に手をついて休憩。ぱちぱちと拍手して満足そう。
機嫌が良さげだったのでここでまたケータイを出すよう促すと、すっと真顔に戻ってまたクシャばぁさんになってしまいました。
クシャ顔のままネットまで行って、玄関手前でようやく顔が伸びていつもどおりに。


○月○日
今朝も玄関に行くとFさんが出てくる。
たすけてー!、いやんっ、と叫びつつ部屋で準備してるもとみさんに、したで待ってるねー、と声をかけて降りるとすぐにモトミさんもおりてくる。
今日はすずちゃん、すずちゃん、ぽっくん、と機嫌良さそうだったので「モトミさん、忘れないうちにケータイ首から下げましょ?」と歩き始めてすぐいうと、クシャクシャな顔になってしまう。
そしてだんまりを決め込まれたので一旦機嫌が回復するのをまって、電気屋をすぎたありでまた声をかける、が拒否される。
結局また電話が来てようやく出す。一度出したあと首から下げたのにまたしまおうとする。
しまいにはクシャ顔で道になげ捨てたので取り敢えず手でもってねっとまで歩いてもらいました。
信号、十字路も歩き始めるまで遅め。でも車が来てるのに歩くとか、赤信号で歩く、ということはなし。


○月○日
今朝は私がいつもより五分ほど遅れて玄関に到着。すでに準備バンタンのモトミさん。
小雨だったので、これはまた傘を差す前にケータイを・・・!とおもい促すも全力の拒否。傘と腕を振り回し、道路に座り込んで拒否。
立ち上がっても歩くのがとんでもなく遅い。「んもっ、でてけっ、でてってよっ」といって時折立ち止まり、思い出した様にカバンを捨てる。
そして振り向いて睨む、を繰り返した結果。いつもの倍の時間がかかり、ネットには辿り着けず。ほんびぃで拾ってもらう。
そのあとにじやではケロッとして「すっちゃ、あのね?あのね?」とご機嫌。


○月○日
玄関でピンポンすると奥の方で「やぁー!さわんなー!」とあばれるもとみさんの声が。
Fさんが出てくると後ろから床に座り込むモトミさんが見える。「おはようございますー、モトミさん行きましょー」と声をかけると「はぁいっ」と返事をして出てきて、下にもすぐ降りてきました。
歩き始めてすぐ、傘を私にグイグイ押し付けてして無理やり持たせようとする。拒否するとぶん投げて道路に捨てる。二、三度それを繰り返して、ついには拾うのも拒否。
とりあえず途中まで私が持って行ってそのあと返そう、と思ったのですが、「はい、モトミさん」と腕にそっと引っ掛けると、しばらくフリーズした後、必ず思い出した様に怒って「いらないっせっ!」と投げ捨てるので結局私がネットまで持っていく。ケータイもいつも以上に出すのを拒否。今日も出せずじまい。


○月○日
今朝はピンポンするとお父さんがでてきて、「準備してますんで、声掛けてもらっていいですかー?。」とドアを開く。
玄関先から「モトミさんおはようございますー!」と声をかけるとスカートを履くはかないでFさんに急かされるもとみさんがうろちょろしてるのが見える。「モトミさん早く着替えて出ますよー」と声をかけると「はぁいっ」と勢いよくいいつつ超ゆっくりスカートを履く。
そのあとはすっとたって玄関に出てくる。
下に降りて待ってるとスグ降りてくる。が、ケータイは促しても頑として出さない。
電気屋あたりで電話が来たのでそのタイミングでカバンにし舞い込むのは阻止。しまいそうになるのをその都度止めていたら、遂にはケータイを捨てる。そしてカバンも勢いよく捨てる。そのあと一度拾ってもう1度捨てる。
超絶不機嫌になり、微動だにしなくなったので、カバンとケータイを私が取って「時間も遅いんでさきにいきます」と知らん顔して歩くと、3メートルくらい後ろをクシャ顔でついてくるもとみさん。とても遅い歩みでこちらを睨みながらジリジリ近付いてくる。大泉院のバス停のあたりでようやく少し落ち着いた様だったので、
すず「もとみさんケータイ首から下げてください」
モトミさん「やんっ」
す「違います、ケータイ首から下げます、はい、どうぞ」
モ「ケータイっ」
す「首から下げます」モ「クビカラサゲマスっあいっ」
という会話の後、ようやく普通にケータイを首から下げてもらえました。
不思議とそのあとは不機嫌になることもなく、「あちい?あち?」「ぽっくん、すっちゃん。あんね?」といつも通り。以前だと1回機嫌が悪くなると1日中嫌がられてたので、毎日迎えに行ってるのって大きいなー、と感じました。
モトミさんとの攻防戦の影響で、35分をすぎる頃に漸くほんびい付近に到着したので、朝の氷を取りに行く車にほんびいで拾ってもらい、にじ屋まで。


○月○日
今日は私が普段より5分ほど遅く到着して、階段を上っている途中、降りてくるモトミさんとばったり。
「おはよっす。」とヒョイっと手を挙げて挨拶してました。降りてからもぽっくん、あちいねー。とご機嫌であるく。十字路、信号も問題なく渡るが、ケータイだけは頑として出さない。
途中「すずちゃん、いたい?」ところっと機嫌が直るので、タイミングをみてケータイを出す様に言ってみても「やめて!さわんな!うっさいなーっ」「めっ。すずちゃん、めーよっ?」とすごい顔をして腕を振り回して暴れる。そして顔がくしゃおばさんになる。
クシャおばさんのまま、そのうちにネットの入口あたりに着いて、電話がなる。が、それも出ないで無視。ネットに着いて、電話にでなかった事を言われると、ものすごいクシャ顔を披露。その時に電話に出る練習をした。
ケータイを下げて電話に出てもらうことも大事だけど、やっぱり集合に間に合うというのも大事なので、どこで引くか、みたいなのって適度に考えなきゃな、と思いました。


○月○日
出てくるのは少し時間がかかる。歩くのもちょっとノロノロ。ケータイは一度出すが途中「はっ、私は今何を・・・!」という顔でケータイをものすごい乱暴にしまう。そこから怒りながらもすたすた歩き、ネットに到着。









(BGM:平沢進「世界タービン」fromYOUTUBE)
→いや、もうね脱帽っていうか、平沢ワールドってのは、もう時空の彼方にあるんだよな、って思いますね。
それでいてポップだから恐ろしい。

カイを他己紹介する


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機関紙で他己紹介、ってのをやってまして。
ネットの一人一人を他のメンバーが紹介する、という企画。

これがなかなか面白いんです(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4491.html)。
ぜひ機関紙を手にして欲しいのですが。


で、今回はカイの巻でした。

カイは喋らないので、何を考えてるかわからない。
つまりまあ、コミュニケーションという意味でちょっと難がある。
だから、みんなが紹介すると言っても、他の人のように「俺はこいつが嫌い」とか「好き」とか「一緒にどっか出かけたり…」とかいうエピソードとかは出ないだろうな、と思った。

案の定、確かに出ては来ないが、でも「カイのいいところ」ってのを、みんな見てるんだな、とは思ったんだよね。


正直、いつも下を向いていたり、マイペースで自分が気に入らなきゃ声かけられても黙ってたり動かなかったり。
それでも俺が何かを食べ始めるととにかく寄ってきてほしがったり。
端から見れば「仲間」とはちょっと呼びにくくも思える。
でも、カイは周りはよく見ていて。

例えば歩いていてオグラが遅れて信号に引っかかったりすると、待ってたり。
「一緒に帰ろうぜ」ってことなのかどうなのか。
オグラのことで言えば、まあ、一緒に住んでるんでエピソードが多いんだけど、旅行から帰ってきて「カバンから洗濯物出しなよ」という声に、まったくオグラが動かなかったりする時は、カイがオグラのカバンから洗濯物出してやったりしてたり。

だから、まあもしかしたら少なくともカイはこっちを「仲間」だと思ってるのかもしれない。


それと、俺はこの原稿を書いてないんだけど、俺が書くとしたら何を書くかな、と思って考えていて、二つ思ったことがあったんだけど。

一つは、カイが明るく笑って調子がいい時は、なんかこっちもいい気分になる、ということ。

それはきっとヨウコや市丸なんかも同じで、みんなも「カイなんか強調しイイじゃん!」とか笑ってたりする。
そういう意味では彼はムードメーカーなのかもしれない。
それもかなり自分よがりのムードメーカー。


時に気に入らないことがあるとお椀をたたき割ったりもする。
他人を噛んだりもする。

でも、その多くが発作にまつわって起こってることもなんとなくこちらも経験的にわかってきて。
小さな発作が頻発している時があるんだけど、そういう時は彼は口をひくひくさせるので、まあこっちもわかる。
そうすると、漏らしてしまったり、急に外に走り出してしまったり、攻撃的になったりする。

おそらく、彼も発作に抗いきれないんだと思う。
「発作は怖い」と井上が言うように、「前後の状況が全くわからなくなる、なんで俺がここにいるのかわからないんだよ」とミツが言うように、カイもその発作に操られているのかもしれない。
でも、彼は井上たちと違って、ソレを表現する言葉が出てこないので、どうしたらいいのかわからなくなって攻撃的になってしまうのではないか?という推理が成り立つ。

それはきっとものすごく、てんかんの発作のないオレたちには思いもよらない苦しい瞬間なんだろう、と思うと、なんだかやるせなくもなる。
といって、まあ人を噛んでいいわけがないので、それはダメなんだけど、でも、心情は十分に察します、というか。


だから、発作の頻発しない穏やかな日(というか、最近はそういう日がほとんどなんだけど)は、やっぱりみんなも嬉しくなる。
それはなんか、結果的にだけど、みんなはとてもカイの気持ちにより添っているのかもしれない、というのはうがち過ぎか。


そしてもう一つ、これはアキと喋っててそういう結論になったんだけど、カイはもしかして人間的に魅力があるのではないだろうか?ということだ。
そもそもムードメーカーいうのは、やっぱりそれなりに人を惹きつけるからこそである。

彼の人なつっこい目。
自分の思いを、しっかりと行動や表情で表すことができること。
そして、言うことを守らないこともあるが、それでもきちんと対すれば、それなりにきちんと自分の行動を律することができるところ。

なにか、しゃべれないから、何もできないから、って切って捨てられない感じ。
これはおそらく俺の義務感ではない。
俺の本能が、カイのことを好きなんだと思う。


コウヘイのカイの紹介には、冒頭に「カイは普通です」と書かれていた。
コウヘイの真意はわからないけど、なんかグッときた。



で、アキのカイ紹介がなかなかステキだったので、以下に転載。


カイは言葉があまり出ないけど、こちらが言ってることはカイわかってるなと実感できるので、カイと話すのは楽しい。ある程度言葉で言っても伝わると信じているところがあるなと自分で思う。好き、キライもはっきりしているし、「してほしい」「したくない」の意思表示がすごくあって、例えば「人の物を勝手に食べたら…」と聞くと手で小さい×を作ったり、取材に来ていた人が日中だけじゃなくて泊まるつもりでみんなが解散してからもネットにいたら、その辺においてあったその人のカバンを持たせて帰そうとしたり。「なんで帰んないの」って思ったんだろうなっていう…。言葉は少ないけど、明確な意思は伝わってくるので、カイに対して、付き合う上での安心感がすごくある。
意外と細かい作業も飽きずにできるし、一度見通しがつくと思いの外いろんなコトができるので、ついコレもできるんじゃないかとか試してみたくなる。
好き、キライははっきりしているとは言ったけど、買い物行ったらグミとコーラ!だったカイが、野菜の塩もみなど作ると、一番食べたがったりするし、絶対食べなかったトマトもなんだか食べるようになってしまった。白飯を食べないと、口の中に入れて格闘したのが懐かしい…。そういえばチャックをいじるこだわりも最近はすっかりなりを潜めてしまった。いろんなこだわりの中で、食器のへりに着いた食べ物のかけらをとって食べるというのがおかしくて、絶対食べないトマトをどのくらい小さくして縁においたら食べるのかどうかとか試してみたりしたこともあった。「カイのこだわり」対「結局食べるんじゃん」の攻防。勝つとちょっとうれしいのは、相手が強敵だからこそ。
あと印象的だったのは、カイが来たばかりの頃、劇のチケットをもらってカイを連れて行った時に、昼にホテルのビュッフェに入ってみたら、皿にいろんなものを少しずつキレイにとってきて、2回目はその中でも気に入ったものはまたとってきたりしたことだった。ハンバーグやカレーなど見慣れたものミルフィーユ状に盛っていた市丸やコバより、よっぽど連れて来甲斐があるな、と思った。だから何かちょっとした料理を作ったり、弁当を持ってきたりしていると、食べたがるものとそうでもないものがはっきりしてて、自分でもちょっと失敗したなと思うモノはそんなに食べたがらないのも、くやしいけど意思が感じられる。
意思が通じる、というのはきっとお互いに快感なんだろう。カイが喜ぶことをしてあげたくなる親的な気持ちはすごくわかるけど、でもこれからずっと一緒に生きる仲間の立場としては、カイが何をしたいかわかった上で、「そうはいかないよ」とのせめぎ合いの毎日なんだと思う。そしてそれをしていくことで、よりその精度みたいなのが増して付き合いやすくなっていくんだと思う。








(BGM:アン真理子「悲しみは駆け足でやってくる」fromYOUTUBE)
→「明日という字は明るい日と書くのね」というフレーズの原点はこれだったのか。
ってか、原点かどうかは知らんけど。
これね、前奏、間奏のストリングスが、なにかこう、嵐を予感させるんだなあ。
よくできてるよ、ホント。

背伸びだけど


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先日、井上が飲みに行くからお金を貸して欲しい、と。
ふむ。
ま、それはよくあることなんでいいんだけど、なっちゃんと行きます、と。

なっちゃんと言えば、昨年にウチを辞めて。
前からやりたかった仕事で、あきらめかけていた仕事から声をかけてもらえたとかで、まあその話があった時はみんなももう泣いたりして。
必至に止めたりして。
そんないろいろがあったんだけど、その後、まあ一緒に野球行ったりもしてくれたりしてたり、ちんどんのライブにはメイクで駆けつけてくれたり、そんな感じで、彼女の仕事の休みにはいろいろて手伝ってもらったり、遊んでもらったり。

ま、そんな感じで、とてもいい感じで仲良くしてもらってるんだけど。

井上なんかもね、まあなっちゃんに限らずいろいろ人を誘っては飲みに行ったりしてるんだけど、まあ大丈夫なんかな、とか思ったりもしますが、あまり介入はしてないんです。

なっちゃんとは、普段俺も飲みに誘ったりもしてるので、様子わかりますが、そうじゃないとなかなかわからないんですが、ま、だいたいは井上が「飲みに行きたい」みたいなことを電話したりメールしたりして日程を調整する、みたいな感じらしいんだけど。

井上は「自分が誘ってる側」という、なんか「カッコつけた意識」もあって、飲み屋も決めなきゃ、とかがあって、いろいろ相談してきたりします。
あとはまあ、やっぱ金の払いの場面の問題で、まず「割り勘とは何か?」から説明して、ただまあ、それだと一円の単位まで割れちゃいますから、それではちょっとあれなんで、どう説明したもんかと思ったんだけど、行く人数を聞いて、全体の値段がこのくらいだったらいくらで割れ、みたいな表を作ってやって持たせることにしました。
そうすると、まあ井上も気が落ち着くようで。

かなり背伸びはしてるんですけど、井上はまあ背伸びをしたいわけで。
そもそも「飲みに誘う」というのが背伸びという気がしますけど、そしてミツとかを誘う、とかも背伸び感、リーダー感がありますから、彼としてはそれがやりたいわけで。

ま、そんなわけで、楽しい時間を過ごしたようでよかったんだけど。


ノブなんかも。こちらは誘ってもらって、行ったりしてるようですけど、なかなかこう誘った側の人が「他のメンバーもぜひどうぞ」と言っているのに誘えない、みたいなところもあったりして、なぜなんだかわかりませんが、ま、確かに人を誘うのは難しい。

井上はノブを誘わないし(どうも派閥的な感じがする)、そういう感じの中で、どうやって、誰に誘ったらいいか、というのを優しいノブは考えちゃってる感じもあります。
ま、なんかあったら相談してね、というような話はしているところなんですが。

これから先、どうなりますか。


ま、なんにしても、冒頭のなっちゃんとか、ノブを誘ってくれるとか、そういう「外の人」が彼らには存在するので、これはまあ素晴らしいことだよな、と思うんです。

そもそもはにじ屋のイベントなんかに来てくれたりして、彼らと仲良くなって、電話番号を交換して、みたいな流れの中で、そういう感じになっていくわけですけど。


こういう人たちの存在は、本当にありがたくて。
というのは、俺たち、例えばアキにしても外口さんとかコンさんとかにしても、それと同じようなコトはできないというか、俺たちはまあ井上のことをよく知っていて、普段のことも知っていて、逆に言えば深い話はできるだろうけど、そうじゃない飲み会、というのはできないわけです。

なんとなく飲みに行く、みたいな。
ま、そういうことも我々ともありますけど、それとも違ったそうじゃない飲み会になるわけじゃないですか。
俺らがいれば、井上たちにしてみたら金のことでも、なんのことでもまあ「任せちゃえばいいし」みたいな感じになるわけで、でも、そうじゃない飲み会、というのは俺たちとは彼らはやれないわけです。

それの実現は、彼らの存在なくしてはできない、というか。
だから、いろいろな経験させたい、みたいな軸でいうと、本当になんかありがたいわけです。


それに、まあこういう外の人がいる、というのは、毎日の中で困ったコトがあった時、辛いことがあった時に、メールしたり、電話したりもできるわけで、それってすごく空気が入れ替わる感じ、というか、そんなのがあっていいよな、とも思うのです。

ま、井上たち、認識の高い連中の話ではあるんだけどね、この辺は。
でも、その辺の連中がこういう経験をしてなければ、閉塞感ももっと高くなるような気がします。
彼らがそうやって多少の背伸びという経験も含めて、人とのつながりを広げていくことは、カイとか喋らない連中にとっても、空気感としてプラスになってるような気がします。


そして、なっちゃんや外の人たちにしてみたら、知的障害者と飲みに行く、なんてことが人生にあるとは思ってなかったと思うけど、でも、それが実現した、みたいな、なんかそれもいいよな、とか思ったり。









(BGM:愛川欽也・うつみ宮土理「マン・マン・マーチ」fromYOUTUBE)
→キンキンケロンパ。
ステキなご夫婦ですね。
「さあさ、みなマン、始まるマン、マンマンマーチでスタートマン!」
…ま、マンです。
すべからく全ての言葉にマンを着けていくという謎の唄なわけですが、これがなんか残るわけですね。
冒頭、そして途中に入るベートーベンがなんかイイね、これ。

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