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スーパーちんどん・さとう

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「無理しない! ケガしない! 明日も仕事!」 ★ 映画 「新根室プロレス物語」


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先日、喉が痛かったんですけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6556.html)。
問題は、夜中に一時間おきくらいに起きて咳が出るのよね。
よく寝れない。
そういう日がちょっと続いてました。
俺は休みの日の設定がないのだけれど、もうこれは休もう、と。
ちょうどアキが休みだったこともあって、同じ日に休もうと思いまして。
朝行ってカイたちには会って、まあ帰ろう、と。

で、布団に入っていたらですね、アキが「今日からじゃないの?」と。
「あ、そうかも」と俺。

映画である。
どうしても見なければならない映画。
川越で一週間上映していたのだが、ちょっとスケジュール合わず…。
そしたら、高崎でやるという。
その高崎の上映がその日からだったのである。
でもまあ、後でも行けるか、と思ったら、これまた一週間上映…。

おいおい…。
一週間というのは、やっぱスケジュール合わすの苦しい…。
せめて二週間お願いしたい、とここで言ってもしょうがないが、書いておく。

というわけで、まあ車で高崎まで突っ走りました。
片道二時間。
往復四時間。
映画そのものは80分くらい。
しかし行かねばならない。

絶対に見たかった。
その映画が「無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語」である。

新根室プロレス。
アマチュアプロレス、という、もう矛盾する感じなのだが、プロレス好きが集まって、根室を中心に興行を打っている団体である。
サムソン宮本というリーダーを軸に、冴えない男女が集まってプロレス興行を行っている。
一人一人にリングネーム、キャラ付けがあって、いわゆる誰にでもわかりやすい「楽しいプロレス」を展開。
ファンも多く、神社での興行などは大いに盛り上がっている。
プロレスファン、ではなく、新根室プロレスのファン、というのがいるという感じか。
過疎化していく根室の街をプロレスで元気にしている。

しかし、そのサムソン宮本選手が病魔に冒される。
そして亡くなってしまう…。
その流れを追ったドキュメンタリー映画である。

プロレスの映画としては、昨年「アントニオ猪木を探して」(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6520.html)があり、そしてこの新根室プロレスである。
もうね、どっちの映画が感動しましたか?と問われるならば、もう完全に新根室の方です。

俺はもう冒頭から号泣してしまった…。
そもそもなんだよ…。
プロレス興行の最後、会場一体となって叫ぶ最後のコールが「無理しない! ケガしない! 明日も仕事!」である。
もう、なんかそれだけで号泣しませんか?

そう、どんなにツラいことがあっても明日もそのツラい仕事をしなければならない。
誰だってそう。
でも、そんな人にこそ、新根室は自分の身体を張って笑いを届ける。
笑ってもらって、元気を出してもらう。
近所のみんなに。
新根室のみんなに。
まあ、それだけのために彼らは自分の仕事が終わってから道場に集まって練習を繰り返す。
その、ある意味「高尚」な行いを「無理しない」「ケガしない」という言葉を使って彼らは表現する。

なんかね、すごいよね。
もちろん、プロレス好きで、ただただプロレスをやりたかった、という人たちが集まっているのだから、そりゃ勝手ではあるんだけど。
でも、そこを「頑張ってる俺たち」には決して変換しない彼らは、ものすごく尊い存在にも見えてくる。

そして、レスラー、スタッフがそれぞれ「冴えない」ってのがまたね。
もし新根室がなかったら、彼らはどうなっていたのか?と考えると、彼らを輝かせたのも新根室というプロレスなのである。

全ての人が輝ける、そしてやる側も見る側も勇気を与え合う、そんなプロレスの原点がここにある。

これね、プロレスあまり知らなくても面白い映画かと思います。
だって、よく考えたら、「無理しない! ケガしない! 明日も仕事!」って、プロレスと関係なく、俺たちの毎日でもあるじゃん。
そう、キツくても無理しない。
病むほどのことはしない。
だって、明日も仕事だもん!
仕事を続けるためには、自分の毎日を支えていくには、そうなのよ。
「無理しない」
「ケガしない」
それさえしっかり心に持っていたら大丈夫じゃん、って。
なんかそんな気さえしてくる。

がんばることは尊い。
けど、無理しない。

ぜひ見る機会があったら見て下さい。





(BGM:Armand Van Helden「MyMyMy」from「Ministry Of Sound: The Mash Up Mix [Disc 1]」)
→これさ、ボーカルがだんだん入ってくる感じがすごくいいんだよなあ。
最初は聞こえるか聞こえないくらいなんだけど。
しかもまあ、ワンフレーズの繰り返し。
この繰り返しだけで聞かせるってやっぱすごいカッコいいな。
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ループするのに時間だけはループしないという恐怖


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録りためてあった映画を見たシリーズ。
ネタバレします。


「ザ・ディープ・ハウス」

水中に沈むお屋敷。
廃墟探索をするYoutuberがそこに侵入する。
しかしその屋敷は生け贄を待つ恐怖の家だった…。
設定としてはサイコウに怖くなりそうなこの映画。
しかしながら怖くないのである。
というのは、死体があったのよ。
その死体が動くのよね。
しかも水中だからちょっとゆっくり…。
う~ん…。
脱出しようとしたら窓のようなところがレンガで塞がれてる!というのはよかったんだけれど、なんなら陸地でもよかったのではないか?という。
最期はもちろん酸素が切れる、という場面も用意されているが、ちょっと付け足しのようになってしまい…。
惜しいなあ。
これ、死体が来るんじゃなくて、もっと違う「水の何か」、いわゆる湖の主みたいなモノが出てきたら面白かったような気がするな。
主なら動きも速いだろうし。

しかし、Youtuberがトラブルに巻き込まれるというストーリー、よく見るようになった。
そもそも俺がYOUTUBEを見ないからか、現実感がないというか、ちょっともうお腹いっぱい感も。


「チャイルド・プレイ チャッキーの種」

これはもうホラーを期待すると肩透かし。
ホラーコメディですね。
といって、コメディに振り切ってもいない…。
というわけで、ちょっと残念なのよね…。
いや、俺は好きですけどね、こういうの。
キャラクターの大暴走。
設定の大暴走。
そこにチャッキーにパートナーがいて子どももいる、という設定を足すことで、子どもの育て方にチャッキーとパートナーが意見を異にする、みたいなヘンテコな感じになってましてね。
もう設定が歪んでいるので、完全に真面目に見るモノじゃない、というのは冒頭でハッキリします。
ぜひとも寛大な心で見るべき一作。


「リトル・モンスターズ」

ゾンビコメディ。
サイコウに面白いです。
前半モタつきますが(ゾンビが出てくるまでに時間がかかりますが)、まあ人物設定の紹介だから仕方ないか…。
最後泣いちゃったじゃないか…。

幼稚園的な一クラスがとある牧場のようなところに遠足に行く。
そこにクラスの先生目当ての主人公が手伝いって感じで混じってるんだけど。
その二人がゾンビの群れから園児を救う、という話。
先生がクリスチャンで絵に描いたようなマジメな先生である一方、主役の男は遊び人。
子どもたちは純朴で明るい。
なんか絵に描いたようなコントラスト。
子どもたちを不安にさせないように必死に明るくがんばる二人がなかなかに神々しい。

いやあ、ゾンビのタネは尽きまじ。
イイ作品です。


「パラドクス」

ループ。
といって、物理的なループ。
階段はいくら下っても1階からまた最上階に戻ってしまう。
道はどこまで行ってもまた同じガソリンスタンドに戻ってしまう。
しかし、無情に時間は過ぎていく。
時間はループしないのである。

この二つのループには別々の場所で別々の家族だったり、兄弟と刑事だったりが巻き込まれているのだけれど、そのループの中で、中年だった男は老人に、若者は中年になる。
まあ、この表現がとてつもなくリアルで怖い。
老人同士が無意味にセックスする場面、食べ物はループするたびに?なぜか自販機やガソリンスタンドに供給されるんだけど、そのゴミの山。
ペットボトルに溜められた尿。
そして、二人きりの状況の中で、どんどん「常人離れ」していく登場人物…。
まあ、とにかく恐ろしい。

で、まあこの話が面白いのはラストなんだよな。
これね、ループから抜け出せたと思ったら、今度は…。
つまりどうも、ループがループしてる、ってことなんだな、これ。
まあ、ラストに向かう中で老人になった男二人が中年になった男に独白する場面がちょっとわかりにくく(というか、たぶん意図的に)、はっきりとはしないけど、これはループのループ物語であることだけはわかった。
最後の花嫁さん、ループの餌食になっちゃって…。
いや、こんなことホントにあったらマジ怖い…。







(BGM:Seal「Just Like You Said」from「Human Being」)
→Aメロが四打ちなんだけど、サビで急に8/12になるという。
あまりその変化に躊躇がない。
急に来て急に戻ります。
これ、なかなかどうして、違う曲をくっつけたみたいで面白い。
とにかく声がセクシーです。

kanukibochu.jpg

大画面でぜひ ★ 映画 「ゴールデンカムイ」


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お気に入りの映画館、というのがあります。
とにかく座席がいい、とか。
かかる映画がいい、趣味が合う、とか。

その一つが「レッツシネパーク」という。
…レッツシネ…。
…名前までいいじゃないか…。

というわけで、機会あったらぜひそこで見ようと思っていたんです。
とにかくここは座席がいい。
と思っていたら、レッツシネが入っているパルコというデパートが閉店すると。
で、無くなっちゃう、ってことになったらしく…。

事情はよくわかりませんが、老朽化とかなんですかね。
40年という歴史があったそうなので、まあ耐震性とかそういうのもあるのかもしれません。
確かに作りは古い感じもある。
でもまあ、なんだか面白い小さな店が入っていたりして。
いわゆるチェーンじゃない感じの。
そういうのも好きだったんですけどね。

というわけで、今月いっぱいで終わる、と。
これは最後にいかなければならない、とは思っておりまして。
いろいろスケジュール的なコトを考えると、もう最後になっちゃうかなーということで、先日レッツシネに。
「ゴールデンカムイ」を、とてもいい座席で見ましたよ、はい。

で、映画なんですけどね。
大ヒット漫画原作ということで。
漫画はほとんど、ってか全然読まないので知りませんでしたし、原作の知識もないまま見に行ったんですけどね。

これ、いい映画じゃないか…。
泣いたわ…。
ま、どうもラストの感じを見てると続きはあるようで、何も解決しないし、物語の行方もサッパリわからないんですが、でもここまででも相当よかったよ、うん。

まず、壮大。
そして、アクションも悪くない。
クマとかも出てくるんだけど、CGもしっかりしてる。
そしてなにより、アイヌの娘、ってコトで登場する俳優さんがよかった。
アシリパ、という役名なんですけど。

ま、一言で中身を言うと、日露戦争後の北海道の大地で繰り広げられる、アイヌが隠したという金塊を巡る物語なんですわ。
金塊を追う主人公の「不死身の杉元」とアシリパが出会って、一緒に金塊を探すんだけど、それには網走を脱獄した何人かの囚人の刺青を合わせなければ場所がわからない、という設定で。
この辺、かなりマンガ的でいい。
…ってか、全体的にかなりマンガ的です。
あ、いや、マンガ的ってなんだよ…といわれるとそれはそれで困るんだが、なんだかセリフといい、どっか「おおげさ感」があるというか。
でもまあ、おおげさ言うても、俺は違和感なく見れましたけどね。
そういう世界観なんだ、というか。

でね、これ、確かに金塊を巡るアドベンチャー的なことではあるんだけど、ものすごい反戦映画だなあ、とも思って。
というのは、冒頭の日露戦争の描写がいいのよ。
って、戦争でいい、って言っちゃいけないと思うけど、ものすごい残酷だし。
その後出てくる杉元の生い立ちと比べて、杉元が「ある意味狂っていく」描写がすごくて。
さすがに不死身すぎるだろ…という気はしなくもないが、そこはまあ映画ですので。

そして、アシリパを登場させることで、アイヌの文化という部分も恐らくこれはかなり取材して書いたんだろうな、と。
言葉はもちろん、食事や風習、山にまつわる言い伝えに至るまで、いろいろなコトが描かれていて、これはなかなかすごい…。
確かに、「虐げられるアイヌ」という描写はそんなにないんだけど(続編にあるのかもしれないけど)、アシリパをして「お前が飼ってる犬か?」みたいなことを杉元が聞かれて、それに「何だお前?!」と杉元が胸ぐらを掴むシーンがあって。
そしたらアシリパが、「杉元やめろ、私は慣れている」みたいなことを言うんだ。
それに杉元が「慣れるとかじゃねえだろ」だったか、「慣れるなよ」だったか、そんなことをアシリパにボソッと言うシーンがありまして。
この部分、なかなかグッときましたね。

なんか、この漫画を書いた人のインタビューみたいなのを読んだんだけど、まあアイヌのことを調べていく過程で、「虐げられる可哀想なアイヌという物語はこれまでたくさんあった。でも、ぜひカッコいいアイヌを書いてください」って当事者の方?近い方?から言われたというようなエピソードがありまして。
いや、ちゃんとそうなってたよ、うん。
アシリパの俳優さん、山田杏奈さんっていうんですね。
なかなかハマってるとオレは思った。

というわけで、なんか「あれ?これ舘ひろしさんじゃね?」とか、「マキタスポーツさんじゃね?」ってのがけっこうありまして。
かなり顔作ってるのかな?
特殊メイク?
ま、恐らく原作に寄せたのかな、と思ったり。

いろいろ原作と映像化で悲しい事故が起こったりしていますが、レビューなんかをザッと見ましたけど、概ね原作を読んでいた人も好意的ですね、この映画は。

というわけで、とにかくこれは大画面で見た方がいい映画です。
ぜひ見て欲しい。







(BGM:上松美香「ロンドンデリー・エアー」from「POESIA」)
→アルパって、ハープのことなんですね。
何かこの人は楽譜が読めないとのことで、楽譜が読めなくてもアルパは弾ける、を隠すことなく公言してる人らしく。
俺もあまりキチンと楽譜が読めないので、なんだか親近感がわいたという。
スーパー猛毒ちんどんの曲も作ったら後は口伝でバックのメンバーに伝える、みたいな感じでやっております。

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低予算は承知の上 ★ 映画 「野球どアホウ未亡人」


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コント、ってのがありまして。
一般的な定義はよくわかりませんが、演劇に近い、というか。
芸人さんが役になりきって演じて、面白いモノを作る、っていう。
感動させたら演劇、面白がらせても演劇だけど、まあコントとも言える、みたいな。
そんな風に理解してますけど、間違ってるかもしれません。

ま、たいがいコントってのは短い感じだけれど、時に、長いコント、ってのがあって。
ある意味、ずっとボケっぱなし、という。

映画でもそういうのが時にあって。
全体が歪んでいて、なんだかどんどんその世界に引き込まれるんだけど、一方で自分の中では見ながら心でツッコんでいる、みたいな。
俺が大好きな国岡シリーズなんかがそうですね。
そもそも殺し屋協会って何だよ…という。
それがある体で話が進んでいくから、合成の誤謬がすごいことになっていく、というような。
ちょいちょいツッコミポイントはあるのに、そこをスルーしてスルーして、とにかくおかしな世界観が続く、という。
このタイプの映画、好きなんですよね。
だってやっぱ、現実ではあり得ないわけです。
現実にあり得ない世界だからこそ、映画で楽しむ。
そういう意味で、映画の醍醐味だよな、とか思ったり。

でもよくよく考えれば、インディー映画だけじゃなくて、メジャーのスパイ映画も、あんなカッコイイ感じのスパイの活躍なんて、たいがいないワケでしょ?
エクスペンダブルズとか。
基地が爆発したりとか、そういうのって、どんなに秘密にやってもバレますよ。
我々が気づかないということは、つまりあり得ないんです、あんなこと。
あ、ゴルゴがそうですよね。
あり得ない。
というか、サザエさんだってカツオ君が小5のままなんだから、なんなら一日ごとに換算すれば365日分しか物語は作れないが、それ以上ある。
ま、ホラーもそうですね。
霊がいるコトが前提の世界観なワケですから。

しかし、そうした世界観に我々は没入し楽しんでいるわけです。
創作物というのは、あり得ようがなかろうが、その世界観を確立して楽しませてくれる、というモノでなければならない。
で、その設定がバカバカしければバカバカしいほど、冒頭の話に戻るとコントに近づくし、それに没入させてくれるというのは「よくできている」、つまり傑作である、と言っていいのではなかろうか。

てなことで、先日、久しぶりに映画館に行ったんですけど。
池袋のレイトショーというけっこうなシュチュエーションですが、それを押してでも見に行きたかった映画。
というのは、アオテツがもう何度も見に行った、と。
最近まれに見る傑作だ、と。

その映画ももう世界観がすごいんです。
歪んでいる。
「野球が上手い?、好き?」
「そんなんじゃない、私が野球だ!」
という。
もうワケわからないでしょ?

しかも、全体としてそれは大きなパロディになってまして。
タイトルからして「野球どアホウ未亡人」。
野球漫画のレジェンド、故水島新司大先生が生きておられたら怒られるのではないか、という。
なにせ主人公、女性ピッチャーの苗字が「水原」。
いや、しかし、野球狂として知られた水島大先生のことだから、この映画を絶賛する可能性すらある。
ということまで考えさせてくれるあたりが、この映画の醍醐味である。

スジはね、もう書いてもしょうがないんです。
多分書いても伝わらないと思うんですね。
試しに書いてみますが、草野球大好きな旦那が死に、未亡人となった奧さんが野球になる、という。

…ま、この「野球になる」って部分ですかね。
みなさんが気になるのは。
ってか、俺もよくわかりません。
でもなんか見てると納得はしてしまいます。
納得してる自分に、また笑う、というか。
その辺がこの映画の醍醐味かと思いますね。

最終的に彼女は、大リーグでプロデビューし大活躍。
その活躍を讃えるためにNYに像が建つ、という。

以上を、全くの低予算でやりきる。
なにせ、たいがい野球というのは9人でやるわけで、相手も入れると18人。
しかし登場するチームメイトは2人とかで。
それで野球の試合も表現する、といった具合。
どっか学生映画を彷彿とさせる予算感だが、どっか画角がよかったりして、なんともそれもおかしな雰囲気を盛り立てているという。

いや、何度も再上映されているこの映画、ぜひ見てもらいたい。
というか、「配信とかにならないんじゃないか、これ?」とアオテツが言っておりました。









(BGM:サラブレンド「マボロシ」from「ららら...」)
→どっか70年代フォークを現代風にリフレッシュした感じの一作、といったら怒られるのか。
素朴でいいと思います。
ハマったら怖いタイプかな。
…別に怖くないか…。

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モノを創り出すことは狂気に似てるのかも


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録りためてあった映画や配信を見たシリーズ。
ネタバレします。


「CUBE 一度入ったら、最後」

菅田将暉さん、杏さん、岡田将生さん、斎藤工さん、吉田鋼太郎さんといった、もう日本映画を代表する人たちが出ておりまして。
寝ている間に正方形の部屋に閉じ込められたみなさん。
ま、SAWパターンですね。
で、各面に扉がありまして。
そこを空けて次の部屋に進む。
というか、進むしかない。
まあ、そこにいてもだってどうにもならない。
で、なんとか出口を探そうとする。
が、各部屋にはトラップがあって、ヘタすると死ぬのである。
なので、トラップのない部屋を選んで進まなければならないのである。
その中で、彼らの生きてきたいろいろが暴かれたり暴かれなかったりで、人間性が露わになっていくのであった。

これ、終盤の岡田さんの独白が肝で、何をしてもうまくいかない毎日、一人ぼっちで何を頑張ったらいいんだ!もう死にたい!なんなら殺してしまえ!という。
吉田さんが社長風を吹かすもんだから、そこでどんどん追い詰まっておかしくなっていくのであった。
いわゆる「無敵の人」になっていく岡田さん。
「外に出たっていいことなんか一つもない!」
彼の生い立ちに同情はするが、いや…。

つまりこの正方形の部屋は、閉塞した社会を表しているんだな。
あと一歩で出れるという時、その中にいた唯一の子ども、まあ彼もいじめられたりというような過去があるようなんだが、に、「外に出ても何も変わらないかもしれないけど、それでも進む?」と杏さんがたずねる。
「でも、僕が変わらないと」と、彼は外に出る。
一方で、杏さんは「バイバイ」とそれを見送る。
セリフが極端に少なかった杏さんの謎がここで明らかになる。
つまり、あっち側、全てを知ってる側の人だったのね。
これ、杏さんはあっち側じゃなくて、現実に絶望してココにとどまることを選んだ人、にした方が物語に深みがあったかも…。


「12人のイカれたワークショップ」

役者を目指す、というかまだ発掘されていない役者のワークショップを映画にする、という。
実際に一本短い映画をやるんだけれど…。
もちろんその台本通り終わるはずもなく、アドリブによる監督の指導が続く。
最後はチカラ技。
なかなか面白い展開だけれど、叫びっぱなしというのはどうなのか。
ちょっと疲れたが、これは作品というよりワークショップなのである。
だからこれでいいのである。


「ピッチ・パーフェクト」

大学のアカペラグループが全米一を目指す、という物語なんだが。
やっぱね、唄モノは泣いちゃうんだよね。
そして、こういうのは青春が絡むでしょ。
プラス、とにかくキャストがいい。
主役のベッカは魅力的だし、メンバーのファットエイミーもいい味を出している。
サイコウにいいです、これ。
主役の彼女、どっかで見たことがあると思ったら、シンプル・フェイバー(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4991.html)に出てた人だ!


「キャラクター」

芽が出ない漫画家が主人公。
絵はバツグンに上手いのだが、悪いキャラクターが描けない。
もう漫画から足を洗おう、と思った矢先、殺人事件の現場に遭遇してしまう。
そこで犯人をみた主人公。
その犯人を主役にした漫画で大ヒット作、一躍大人気作家に。
その後、漫画通りに殺人が起きる。
どうも、その犯人が模倣している。
そしてついに犯人が主人公に接触。
漫画でつまっていた凶器についてのアイディアを主人公に話す。
アイディアというか、事実なんだけど。
そして漫画と現実の殺人がシンクロしていってしまう。

ま、そもそも主人公は最初に「犯人を見てない」って警察に嘘をついていたんだよね。
怖いってのもあったろうけど、同時に「これでやっと描ける」ってのもあったんだよな。
中盤でもう主人公は警察に本当のことを話して連載は休載にするんだよね。
ここでもうあとは犯人を捕まえるだけ、というストーリーなんですけど、刑事役の小栗旬さんがそこで殺されてしまう…。
この紆余曲折したストーリーは面白かった。

何かモノを創り出す人ってのは、どっか憑依的なところがあるんだろうが、このラストはなかなかどうして。





(BGM:The Three Degries「Do It (Use Your Mind)」from「70's Funky Disco Party」)
→けっこう日本でも有名な。
日本語で歌ったりもしてるからかな。
特に俺はやっぱソウルトレインのテーマ、なんですね。
ほぼ歌っぽくないじゃないですか。
むしろインストにコーラス乗ってる、くらいの。
ボーカルグループながら、その辺のソウル、ディスコにこだわる感じが好き。

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