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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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専従募集


結構前になりますか、カブキが以前に使っていたガイドヘルプ事業所の話をしていて。
まあ、どうも男性のヘルパーが女性であるカブキのトイレ介助をしていたらしいから話にならない感じはあるんだが。


そもそも、彼女のその当時のガイドヘルプの使い方は、とにかく「時間つぶし」である。
「どっかに行きたい」「行かねばならない」が先にあるわけじゃない。
主に、「時間がある」「親はもう限界」「どっか連れてってやって」「じゃあまあディズニーランドでも」という流れである。
そのおかげで、カブキは年に何度も何度もディズニーランドに行っていたようで。
ま、ディズニーランドはバリアフリーって感じだしね。
現実的に、逆に近所の公園の方が、暇つぶしには難しかったりする。

つまり、腹が減ったと言って、フルコースを与えておけばいい、っていう発想で。
その空腹を「どう埋めるか」ということを、本人に考えさせる気はない、というか。

ま、なんか、王様が何もかにも与えられて、みんなはうらやむけど、結局王様は町の子どもたちと遊ぶのが楽しい、みたいな感じの話って感じね。
結局、自分たちで作り出した遊びの方が楽しい、っていうか。


ま、それはもういい。
たいがい、今のガイドヘルプはそうなっちゃってるから。
制度が充実して、「どこかに行かねばならないから、ガイドヘルプを使う」ということではなくなってきてる。
いや、悪いことじゃないんだよね。
昔は、通院のみ!とかの規定があったりしたわけだから。
それは確かにおかしいもんね。

とはいえ、つまり、ハードがあっても、中身がマッタクついてきてないのよね。
豊かな余暇、とか、「遊び」とか、そういう感じの論議は深まっているとは言えない。
というか、そもそも余暇って、なにかやるべきことがあって、その「お休みの日」って意味であって、そういうときに、豊かに過ごすためにガイドヘルプを使おう、とか、そういうことにはなかなかなってない。

いや、なってる例もたくさんあるのは承知ですが、いや、でもやっぱなんだかんだ「ディズニーランドに年に10回は行ってる」って話になっていたりするわな、というのが、この業界にいる経験的な肌感覚。


ま、そこはいい。
今回書こうとしてるのは、そこじゃなくて。


カブキが「○○に行った」「▲▲に行った」って話を続けていたんだけど、それがどうも「狩り」が多くて。
ぶどうだとか、さくらんぼ?だとか、まあそういう。

でも、カブキは車いすで、手もちょっと狩るにはきつい感じ。
狩る楽しみが堪能できるとは思えない。
とはいえ、まあ食べられるからそこはいいけど。

なんでかなあ、と思っていたら、「ガイドヘルパーさんの奥さんが○○園だったからよ」とカブキ。
つまり、奥さんのやってる狩り園に行っていた、みたいな話らしい。

カブキ曰く、「値引きしてくれたし」みたいなことらしいけど、ふむ…。


ま、実際問題、その方がいろいろと車イスとかの便宜を図ってくれるだろう、とかのことはありますから、一方的にどうこう言うべきでもないですが、まあ、簡単にいうと、やっぱこれ利権の構造ではありまして。

ヘルパー、いわゆる福祉産業を認めるかどうか、みたいな時代があって、いや、もう今や企業が福祉やってますけどね。
いや、実際に企業活動と福祉は相容れないんですよね。

福祉は権利だし、そもそもマニュアル化できない個々対応が基本。
ちゃんとやったら金にはならないんです。

なのに、なぜ、企業は福祉に参入しようとしたか?
答えは、何も福祉をやりたい、というわけじゃなく、自社製品を売りたかった、というね。

つまり、ヘルパーになっておじいちゃんの家とか、まあ、行きますよね。
そうすると、冷蔵庫が壊れたりするのがわかる。
そうした時に、自分の会社の冷蔵庫を売れるでしょう?
たいがい、ヘルパーさんということに対するイメージは、「お世話してくれる人」だから、そういう人が「勧めてくれる」ものは断れないでしょう。

つまり、家に入り込めるセールスマン、なんですよね。
しかも、買い手が「断りにくい関係性を持ったセールスマン」。
100%に近い確率で売れます。

例として冷蔵庫を出しましたが、家電だけじゃなく、配食サービス、携帯電話、洋服、もう何もかにも、これで売れる。


つまりね、福祉に企業が参入した理由は、福祉を必要とする人のためを思った理由ではないんですよね。
必要とする人を食いものにしたい人のためを思った、という方がしっくりきます。

その結果が、福祉を必要としてる人のためにならないことくらい、誰にでもわかることですね。


ま、こういう歴史を考えるに、こういうカブキの話は、どっかやっぱり「あれ?」という感じで疑問符が付きますね。
状況がわからないので、どうこう、って断ずることはできませんが、そういう「企業と福祉の関係の歴史」をしっかりと考察はしてないのだろうな、ということはわかります。








(BGM:アパッチ「宇宙人ワナワナ」fromYOUTUBE)
→コスモス一の札付きだけど、女にすれば、ダンディスター。
…だめんず道、宇宙へ!
テレパシーロマン!
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あきらめも肝心か


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専従募集


カイが、ささくれを取ってしまい、そこからばい菌が入る。
指が腫れる。
そういう状況になってしまうと、ちょっとよくない。

そもそも、カイは手がうまく洗えない。
というか、水をつけたがらない。
だから、不潔だし、あちこちも触る癖があり、状況はよくない。

まあ、ほっておけば、いつかはうまく治るのかもしれない。
けれど、その指の衛生状況が悪いというのは、他の指もちょっとよくない状況に陥ってしまってはいて、治癒能力を超えている感じがある。


手を洗う。

ごく簡単なことだけれど、なかなかそれが難しい。
毎回、我々が中に入って手を洗わせられればいいが、そうもいかないときもある。

ま、それができればいいんだろうけど、小さい頃からの「水を嫌う」みたいなことは、なかなか彼も変われない。


そうなるので、指を消毒して、包帯でも巻いておけばいいか、と思うのだけれど、それも彼は取ってしまう。
取るな、と何度言っても、取ってしまう。

初期の段階で、その処置ができれば、こういう指のトラブルはかなり少なくできる、ハズだと思うのだけれど、彼は取ってしまうし、手は洗えないし、指を不潔な状態に置くし、なかなか状況が前に進まない。

そして消毒するたびに大騒ぎである。

もどかしい。
本当に、もどかしい。


人は、どこかが痛ければ、それを解決するために、ちょっとしみちゃってイヤでも消毒したり、不便であっても、包帯を巻くとか、そういうことをする。
けれども、彼には、「今」が全てで、「治るためのこと」というのがなかなか伝わらない。

「未来を見通すことが難しい」のが知的障害者の一番の障害、だと俺は思ってるんだけど、まさにその通りで、カイにはそれが難しい。


イチマルも、実家から通っていたときには、指の爪をとにかく食べて、最終的には爪がない、という状況もままあった。

これはまあ、いいわけがない。

でもそれも、「爪がはがれてるから、ばい菌が云々」とか、そういうことで治ったわけじゃなく、「これだと、今、プロレスに連れて行けない」ということで、彼は踏みとどまっている。
だから、今はけっこう爪はある。


カイの場合は、それがちょっと通じないので、困ってはいる。
こっちとしてはイラ立ちもする。
なぜ、せっかく消毒したものを剥がすのだ?!と。

けど、先に書いた「健体者になること云々(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4411.html)」を書いて思ったんだけど、もうこれは「しょうがないのかもしれない」と思うようになった。

しょうがない、1時間ごとに石けんで洗うしかない。
ちょっとだけでも、そうやって、症状改善を前に進めるしかないのかもしれない、と。

だって、カイには「今」しかないんだもん。


たいがいのことは、笑って済ますこともできる。
今しか見えないカイのことを、「なんでそれ今やっちゃうかな~」と言ってれば済む。

けれど、「怪我とかになると、そうも言ってられないじゃないか!」。
そういう気持ちになってしまっていたけれど、でも、それも彼なりに治すしかないのかもしれない。

それに、正直、30分ごとに包帯を巻き直すのはもう疲れてしまう。
俺の気持ちがついていかない。


悩む毎日ではあるけれど、というか、悩ましい毎日ではあるけれど、でもまあ、しょうがない、というか、その中で最善をやるしかないんだわな。
こっち側のあきらめも肝心か。








(BGM:「Intensified Chaos」Not So Quiet on the Western Front fromYOUTUBE)
→よくわからないコンピの曲なんだけど、こういうの好きなのね。
もちろん、けっこう演奏そのものが下手というのは魅力になるわけだけど、この曲は冒頭の作りがなんか凝ってて、らしくなくて、でも「やりたかったんだろうなあ」が伝わってきて好き。

尊敬する人


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専従募集


ま、今年も花見に行ってきました。
佐藤先生&井上発、という案件ですね(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3178.htmlhttp://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3607.html)。

まあ、どうでしょう。
みんな休みの日が週に一度しかないので、今年はタイミング的にけっこう散ってました。
でもまあ、よく晴れた日で。
天気に恵まれてよかったかな、と思うんですが。
メンバー的には花より団子といった感じなので。


この日、前日が飲み会だったこともあり、外口さんはそのまま事務所に泊まっていたそうで、休みの日ながら介助者の契約とかもアリ、そのまま花見に突入した、と。

外口さんというのは、俺が尊敬できる人の一人なんですけど。
というか、まあ、ウチの専従はそれぞれどっかイイところがあります。
新人のスズなんかも、とても素直だし、年下と言うこともあって、きちんとずっとカイにもカイさん、だし、オグラにもオグさん、だし、なんかこう、ちゃんとしてるというか、ま、普通っちゃあ普通かもしれないけど、でも、なんか新人だしそれ以上どうこうじゃないし。

そしてまあ、のんびりしてるというか、焦ってるところがないというか。
俺なんかは、カブキにカチンと来るコト言われたらカチンと来るんだけど、(まあ、カブキはカチンとこさせようとしてやってるフシもあり)スズは、けっこうそういう時にもドシンと構えていて、なんか見習わなきゃな、と思ってる昨今だったり。

ま、そんなわけで、一人一人いいところ、というか、尊敬できるところがあって。
そもそもまあ、ウチの専従の雰囲気はけっこう「褒め合う」という文化なので、あまり「アレがダメこれがダメ」というのは言わないこともあって、イイところが目立つのかもしれませんが。
ゆるいって言われればゆるいかもしれないけど、まあそんな感じで毎日やってるわけですが。


俺が外口さんがすごいと思うのは、こういう「遊び」「飲み会」「仕事じゃない」と言うところに関して、「一生懸命遊ぶ」ってところなんです。
飲み会となれば率先して盛り上げるし、どっかに出かけて遊ぼう、なんていう時、外口さんなしで話が進まない、というか、あまり考えられない。

これ、外口さんも俺より年上なんだから体力的にもタイヘンかとも思うんだけど、でも、彼はやりきっちゃう。
それも、なんかまさに「楽しげに」、自分が楽しむ、ってことをすごく見せてくれる。

そして、外口さんは、「自分がやりたい」を率直にみんなに提案して、「一緒に遊ぼう」と誘ってくれる。

先日の競馬場のマラソンも(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4380.html)、富士登山も、「俺やりたい」が先。
それがまあ、アウトドア指向でありまして、インドア指向の俺と真逆でなかなか楽しい。

ま、とにかく彼は「つきあってやる」なんて気はさらさらなくて、「みんな行かない?」という形なんだよね。
で、それがやってみれば楽しいことがみんなわかってるから、「やってみよう」となる。


これね、正直言えば、キャンプが好きだったら、奥さんとキャンプ行けばイイんですよ。
ま、それはそれで行ってるんだろうけど、まあとにかく、何が言いたいかというと、井上達を誘えば、それはそれでめんどくさいわけですよ。

でも、彼はそれを苦もなくやってのける。


これ、いろいろ考えたんだけど、ウチは「遊びも一生懸命」ってのがあって。
仕事一生懸命なんてのは当然。
そうじゃなくて、仕事がんばろう、と思える「休みの日」とか「仕事終わり」こそが重要なんじゃないか、という。

休みの日に旅行に行きたいから、給料もっともらえれば、もっと旅行行けるから、キャンプ行けるから、仕事がんばろう、みたいなきっかけにもなるわけですが。

そういう人に、外口さんはきっとなりたいんだと思うんだ。


他の施設に務めていた外口さんは、いわゆる「職員」というものが、時間で区切られた中で彼らと「つきあい」、バイバイする、その感じに違和感を持っていたんではないか?
一緒に生きる、ということは、仕事をする、んじゃなくて、「遊ぶ」そのものじゃないか、って彼は思っているんじゃないか、と。

それが、井上達を「対象にしない」ってことでもあって。
彼らだって、自分が「指導の対象」って思われてる、って思えば、そりゃ、面白くもないですよ。
それじゃ、なにも始まらないわけで。


それを毎回毎回、きっちりやりきってくる外口さん。
つまり、自分の「なりたい自分」を自分で裏切らない外口さんを、俺はとても尊敬しています。






(BGM:David Bowie「Lazarus」fromYOUTUBE)
→ボウイが配信で発表した作品ということになるのかな。
なんだろう、この配信=タダみたいな流れの中で、それを逆手にとったわけだけど。
俺はやっぱり、ジャケットワークとかそういうのを含めて作品を楽しみたいかな、と思うけど。

半歩づつ


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先日、陽子が「自分が隠していたこと」を話した、ってのはちょっと書いたんだけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4400.html)。
その後、陽子は見違えるように生き生きとし始めました。

彼女は、基本、気が小さい。
一方、イチマルたち、ヒエラルキーの下の人たちにはかなり横暴な態度もとる。
ま、これは大なり小なり誰しも同じで、彼女が特別だってことじゃない。

で、そこに「隠し事をしている」ということがプラスされると、コッチの言葉が入らなくなる。
常に「バレるのではないか」と思ってしまうから、話が成り立たないのである。
バリアが張られるというか。

もちろん、隠し事をしてはいけない、ということはない。
ウソも悪くない。
それは彼らにもよく言う。
ウソも隠し事も、ウマく人間関係を運ぶ上で重要なことだ。

けれども、彼女の隠し事は、人間関係をまずくしている。
そして、それが間食に関わることで、自分の身体も蝕んでいる。
肥満は深刻な状況である。

これはちょっと「ウマく人生を送るための隠し事」とは言えない。

日常的に間食をしていない、と主張していた(隠していた)彼女が、間食をしていた、ということを自分で言い始めて、まあいろいろなことが次々に彼女の口から出てきた。

そして、彼女は仕事の上でも声が張るようになり、自信に満ちた毎日をおくれるようになった。
みんなにも「陽子の声がイイ」と言われ、彼女を取り巻く雰囲気も格段とよくなった。


以前に、健康診断の結果と共に、みんなに「姿勢をよくしよう」という話をしました(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4371.html)。

それを受けて、ミツなんかは姿勢がよくなって。
本人曰く「姿勢がいいと気持ちがいい」「姿勢がいい方が楽だ」とか言い始めた。

つまりミツは、典型的に俺の「言葉の魔法」が届く人なワケです。
もちろん、俺が間違ったことを彼らに話したわけじゃないですが、俺のいうことをしっかり行動に移して自分のモノにする、という人と、そうでない人、がいます。
ミツは前者ですね。

イノウエなんかも俺の言葉が届く人で、魔法がかかりやすい。
「俺の手からはケガを治す超能力が出る」と言って手をかざすと、彼には効く。
いわゆるプラセボ効果ですけど、こういう魔法、がかかるというのは、俺に対する信頼感もあるんだろうけど、同時にそれは「自分に疑念がない」というのもあるような気がします。
俺に隠し事をしていたのではやっぱり俺の言葉は入っていかない、と経験的に思う。


例えば身体のことで医者から「こうしなさい」ということを、本人の行動に移させるために、医者のいうことをかみ砕いて、実生活に基づいてその行動方法を伝える。
やっていいこと、やっちゃいけないこと、というのを伝える。
イノウエだったら、飲んでる薬との飲み合わせで、ほうれん草や納豆はなるべくとらない、とか、そういうことがあるんですね。
だから、それは聞いて実行に移してもらわなければならない。

けど、そこでそれを聞いてもらわなければ、やっぱりまずいことになる。
いくら「アナタの身体のためだ」といっても、今どうってコトないのに、「これ以上、太ってはいけない」というのは、なかなか彼らには自制するキッカケになりにくい。
実際に、今痛かったりすればいいんだけど、ってよくないけど、彼らもガマンができるんだろうけど、そうじゃないと難しい部分がある。

そういう場合に、やっぱりこっちの言葉は聞いてもらって、行動に移してもらわなければならない。


陽子は、それがなかなかできない人だった。
おそらく、それはいろいろな隠し事がたくさんあったからだと思う。
でも、アキと飯を食べながら「実は…」って話が出てきたりしてる、ってのを聞いて、なんか変わるかな、と思っていた。

そしたら、「姿勢をよくすると、ご飯が入っていくのがわかる」とか言って、それまでは決してしなかった、「もうお腹が一杯だから、これ、あきちゃん食べる?」とか言うようになったらしい。
お腹が一杯、という感覚がわかるというのは、実にすばらしいことだな、と。

なんか、新しい一歩が、半歩が踏み出せるような気がして、うれしい。


いや、もちろん、おそらくこれも数年、数ヶ月で崩れると思う。
でも、その時に、「あの時、隠し事を話しちゃったら楽になった」「楽しくなった」ということを思い出してもらえれば、話はちょっとだけ早いかもしれない。

その繰り返しでイイじゃない。
一歩でも半歩でも、そのたびに前に進めればいいんだから。








(BGM:「アイドルおしゃべりレコード イモ欽トリオ パンジー」fromYOUTUBE)
→小学4年生の付録だったらしい。
こういうソノシート、けっこうあったよな。
ま、中身はあるようでない、というか、そもそもないです。
こういう付録がついている、と言うことが重要なわけで。

大事なのは完璧にできることじゃなくて


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専従募集


にじ屋で「なりたい自分になった自分を自慢する大宴会」というのをやったんだけど。
これは、今年度の総会で「一年でこんなことをやりたい」というのを発表する会、だったわけです。

それは「腹筋150回」だったり、「マラソンでコバを抜く」だったり、「体重を減らす」だったり。


会の冒頭にオグラとノブによる漫才が披露され、というか、まあこれは即興だったわけですが。
時間つなぎで。
これがなんかもうおかしくておかしくて。
ノブはなんとか「やりきろう」とするし、オグラはオグラの考える漫才の「ボケ」を続けていく、というスタイルで、最終的にツッコミがノブになるんだけど、ノブがちょっとオグラを押したりして、「(舞台から)落ちちゃうじゃないの!」みたいなことがあったりして、即興にしてはかなりいいデキで。
これ、今度ちょっとライブとかでやってみるかな、と思いましたね。

こういう「狙ってないところ」で発揮される力もあるのよね、と再認識。


ま、最初のイノウエの腹筋150回で、かなりみんな盛り上がりまして。
というか、感激しましたね。

本人、「やれるやれる」みたいな、楽勝ムードの中始まったわけですが、楽勝なワケがない。
150回だよ。
毎日鍛えているプロレスラーなら楽勝だろうが、そもそもなんかあとで聞くと「150回はそんなにやったことがない」と。

…なんの自信なのか…。

70くらいからやっぱきつくなってきて、腹筋のきつさって、やったことのある人ならわかると思うけど、腹筋がもう限界になってくるじゃない。
その痛みがイノウエにもきていたと思うんだけど、でも、みんなの声援、一緒にカウントする声に支えられて、なんとか150回達成。


ミツの「なわとび10回」というのも、まあなかなか。
本人「やれる」と自信を持っていたんだけど、練習の時、そんなに成功してないんですよ。
なんでそんな自信があるのか…。

まず、ミツは手がちょっとマヒしているので、うまく回せない。
正直言うと、この目標はかなり彼にとってはハードルが高い。

手の感じを考慮して、外口さんの助言で前回りは断念し、後ろ回し。
10回連続といいながら、一回一回やる、みたいな感じだったけど、これも数十度のやり直しの末、達成。

いや、練習の時にできていないのに、みんなの声援があると違うもんです。


その他、体重の人もクリア。
一人、体重を目標にしてた陽子だけがクリアできなかった。

ま、それには原因があって、はっきりわかっていたんだけど。
家でどうもバリバリお菓子を食べていたのよね。
いろいろなルートを経て、そのことは俺らは知っていた。
でも、陽子はそれがばれてない、と思っていた。
だから、「なぜ達成できなかったと思う?」と聞かれて「お菓子を食べていたからだ」とは言わない。

ま、それはその翌日に話すんだけど。
それもまあ、なかなかのエピソードなんだけど、それは又の機会にするとして。

今回、陽子に「なぜ達成できなかったか?」ということを、会の途中でみんながけっこうきっちり聞いたのは、ノブのことがあったからなんですね。
会をスムーズに進めるためには、別に「なぜできなかったか」をそんなにつめる必要はなかったんです。
逆に、できた人だけ祝福した方が、ハッピーエンドで終わる。
でも、それだと、陽子のことが残ってしまう。
際立ってしまう。


ノブのこと、というのは、こんな話で。

今回、ノブが80キロを切る、という目標を立ててまして。
ノブの身長だと、正直80キロでもかなり太りすぎ。
でもまあ、一気に正常体重まではもっていけない。
だから、80キロを切る、という目標を立てたんだけど。

でも、なかなか痩せないわけ。
体重が落ちない。

その理由は、とにかく帰り道に寄り道して、コンビニでお菓子やジュースを買って飲んでいた、ってことなんだ。
それは、知ってたの。
そういうことをしてる、って。

でも、痩せたい人たちは、「普段はお菓子食べるのやめよう」「ジュースもやめよう」、でも、打ち上げとかの時は大いに食べよう、みたいな、そういう目標にしていたんです。
だから、そのみんなとの約束をこそこそ破って、こそこそ、誰にも見つからないようにノブはお菓子を買って食べていた。

そのことを、ノブがたいへん気に病んでいた、というのも知っていた。
もちろん、みんなの約束を破るも守るも個人の自由で、どうでもいい。

けど、ノブはやせたい。
というか、無呼吸の医者からも痩せるように言われている。
レッドカードだ。

だから、この「お菓子食べている自分」のことを、ノブの口から聞きたかった。

三ヶ月くらい前だったか、その機会をもった。
その場で、ノブは正直に話した。
で、残り三ヶ月、がんばる、とみんなに言った。
でもまあ、「絶対」なんてのは無理なんで、その場で、「また食べてもいい、でも、その時は、次の日に食べちゃった!失敗しちゃった!、って言おうよ」というエンディングにした。

そしたら、それからノブは、食べちゃったら、食べちゃった、といい、「そっか、今日からまたがんばろうね」とみんなに声をかけられていた。

その結果、ノブがこの会で言ったのは、「体重計に乗るのが楽しくなっていた」という。

つまり、「自分が目指しているものに、正直になろう」みたいなことだよね。
失敗したら、失敗で、約束を破ったら破ったで、「ちょっとダメだったよ」って言えるような気持ちに、ぜひなってほしかった。
それを、ノブはきっちり体現してくれた。

明るい気持ちで、自分の身体のことを考えて欲しいし、何をか実行して欲しい。
そのことが、なんかノブに伝わった気がして、俺たちはうれしかったのだ。


「全て完璧にできる」なんてのは、無理だし、目指すべきではない。
大事なのは、失敗したときに「失敗しちゃった」と言えること。
そして、「そっか、またがんばろうぜ」って言える仲間であること。


陽子にも、また新しい何かの取り組みの中で、そのことが伝わればいいな、と思っています。






(BGM:Danceries; Ryuichi Sakamoto「Ching Do Alilan」from「Saracen No Yume」)
→これはなんかもう、日本のちんどんというよりは、大陸のちんどん。

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