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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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ジュニアヘビー級の闘いは、その地位をあげるための闘いでもあるんだなあ


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専従募集


先日、まあまたまた大日新木場大会に行ったんだけど。
いや、首都圏で毎週だよ大日。
チャレンジがすげえ。

この日はみんな休みの日だったんだけど、行きましょうか、と事務所に夕方集まっていってまいりましたよ。

というのも、ジュニアヘビー級の次期タイトル挑戦権をかけた闘いの決勝戦がありましてね。
こういうの、やっぱ気になるんだなあ。

もちろん大日と言えばデスマッチ。
そして、ストロングBJも今や飛ぶ鳥を落とす勢いです。

そんな中、ジュニアもがんばってるぞ、と。

あ、ちなみに、ジュニアヘビー級ってのは、体重?とかそういうことだと思います。
小さい選手ね。


ま、どうですか。
プロレスはそもそも見世物って考え方もありますから、ものすげえデカイ、そして怪人みたいのが出てきてナンボ、というのもね、あると思うんですよ。

でも、小さい選手が大きい選手を倒すのもプロレスの醍醐味。
そういうのを見て「よし、オレも明日仕事がんばろう」みたいに思うワケじゃないですか。

それに、やっぱ小さい選手には小さい選手なりの闘い方、ってのがあると思うんですよね。
いわゆるルチャだったりの、コーナーから飛んだり、みたいな。
複雑な関節技だったり。

まあ、大会全部が「デカイ選手のぶつかり合い」だとするなら、もう相撲ですから。
プロレスである以上、「なんでもあり!」じゃなければならないというか。
だからこそ、お笑いがあったり、ビジュアルとか、キャラとかそういうのを前面に出す選手もいたりさ。

相撲取りがビジュアル系、なんてのはあり得ないわけだから。
ってか、あってもいいけど、永久追放される気がする。

そんなわけでね、ジュニアの闘い、みたいな、しかもなんだろう、団体の中でもジュニアの地位をもっと上げるための闘いをしてる、みたいなことになんかすげえ感情移入してしまうわけです。


結果は、橋本和樹選手の次期挑戦が決定!という。
もういつもウチがお世話になってる選手ですよ。
みんな大喜びでした。


てなことで。

いや、この日も疲れてました、オレ。
もうなんか、今年はばててますね。
暑さにやられてる感じ。
ボーッとしちゃいますよ。
頭が働かないの。

でもまあ、みんな行きたい言うし、もちろんオレもジュニアのベルトの行方は気になる。
なんで、行ったんですけど、試合終わって、それはそれでいい気分で会場を出ましたけど、帰りですよ、帰り。

車なんですけどね。
首都高速を通って、新木場から埼玉県まで戻る、ということになります。

首都高にはC1とC2という環状線が二つあって、C2の方が外を回っていて大回り。
なので、すいているのなら、C1の方が早いんですね。
だいたい、試合終わって帰る頃ならC1の方が早い。
なので、この日もC1を選んだんです。

そして、C1から埼玉に伸びる首都高5号線に入る、というルートですね。

そしたらなんと、C1から5号線に入るところのジャンクションが工事中!
5号線には入れません!と。

おいおいおい…。
しょうがないので、そのままC1で下道がわかる外苑の方まで行って下道で帰ったんだけど。

…いやいやいや、だったらさ、C2で帰ったわ!と。

どうなんでしょう。
オレが入り口で見落としたんでしょうか。

いや、まあ確かに首都高走ってると、「○月●日深夜○○出口工事のため使えません」とかって横断幕が貼ってあったりする。
だから、それなりに努力はしてるんだろうけど、いや、でも当日行くって人もいるわけでしょ。
なんか、「事前に調べてこい」みたいな感じも感じちゃうんだなあ。
調べなかったオレが悪い、みたいな方に誘導されてるというか…。

いや、でも、正直、首都高の入り口って、情報量が少ないよね。
オレだけ?
途中にある、あのデカイ地図みたいなので渋滞してるところが赤になってたり、事故のトコロが×になってる、あの電光掲示板を入り口に掲示してもらえないだろうか。

なんかなあ、すげえ時間を損した気分になりました。
先日、外環道のことを書いたけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4490.html)なんか有料道路関係、殿様商売っていうか、ユーザーの意見、聞いてないんじゃない?って気がして仕方ない。






(BGM:岡田有希子「風になれたら」fromYOUTUBE)
→もう何も言うまい。
風になれたかい?
合掌。
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青春ってバカだから


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専従募集


録りためてあった映画などを見たシリーズ。
ネタバレします。


「君の膵臓を食べたい」

高校生の甘酸っぱいヤツ。
いわゆる「難病モノ」なので、けっこう蔑む方向には評論しにくいヤツ。

ま、でも、「もうアナタは死ぬんだよ」といわれたら、こんな感じになるしかないのかな…。
暗くなってしまうか、捨て鉢になってしまうか、こんな風にギリギリ踏みとどまるか?
これはまあ、一人の男の子の存在を自分の中に落とし込んで、「ギリギリ踏みとどまった」女子高生の物語。

生きていた頃に聞きたかったあれこれが、死んだ後にあれこれ明らかになっていく、というのは、けっこうずるい。
死んだからこそ明らかになっていく、というのは、死んだ人の方が「人生のあれこれを教えてくれる」みたいになっちゃうからね。

だから、まあ、生きてるウチに伝えた方がイイですね、やっぱ。




「Antiporno」

日活ロマンポルノ45周年で作られた作品、園子温監督。
もう、アレですね、「夢の中へ」に近い。
好き放題。
いわゆるシュール。
それでいて、映画を作る積み木を積み上げる作業をむき出しに見せてくれる感じがする。

つまり、表現とは何か?
表現を売る、とは、売女じゃねえか!みたいな。
違うけど、まあそういう。

映画としては、まあまとめれば、主人公の女の子の妄想というか、アタマの中を割って出てきた感じの映像が続くんだけど、基本、安いよね。
ま、それはしょうがないと思うし、これをものすごいお金をつぎ込んで作られたら、それは違う、というか。

もうちょっとパンク度がほしかったかな。
編集者とカメラマンの付き人みたいな人たちがもっと暴れ回ってくれたら、なんかもっと話が転がっていったような気がする。
ちょっと、同じところをクルクル回ってる感が強すぎて、しかもそれがちょっと狭い…。

ま、そういう話です、ってことなんだろうけど。


「心が叫びたがってるんだ。」

ダメだ。
泣いたわ。
こりゃあかん。
石井杏奈ちゃん目当てで見てみたが。

小さい頃に言葉を失った女の子を中心に、クラスが一つになってミュージカルに取り組む。
もう、この設定がダメだね。
だいたい、クラスが一つになる、っての、すげえ奇蹟じゃん。
クラスってのは、社会の縮図だから、それがまとまるってのは、奇蹟なんです。

それね、もう俺は泣いちゃう。

ミュージカルを提案する委員、対するクラスのみんなはやりたくない。
最初はぶーぶー文句が出るんだけど、そのやりたくないみんなの中から、「そこまで言うならやってみる?」っていう声が上がってくんのよ。
それがたいがい、クラスののけ者みたいな、ちょっとした不良っぽい子だったりして。
もうそこで泣いちゃうのよね、俺。

そして、まあ当然そこに恋愛も絡む。
この映画は、特に石井杏奈ちゃんが出てるので、俺、大好きなんだけど、もう彼女の失恋っぷりとかが素晴らしくて泣いちゃう。
単純にさ、「アナタのことが好き」「俺も」ってのをなぜか偶然に聞いちゃって失恋発覚、みたいなね、そういう、単純なヤツ。
あったあった。
けっこう、青春って単純だから。
ってか、青春ってバカだから。
そして最後、この映画では石井杏奈ちゃんの方の恋愛が実ります。

さてさて、そして当然、ミュージカルの当日、大事件勃発。
定番です。
定番なのに、そうなるに決まってるのに、泣いてしまう。

最後、主役の子が大好きな男の子に思いの丈をぶつけるところ、泣いたわ~。
心の中で、俺は言ったよ、

いいぞ!いいぞ!
それが青春だ。
泣け!そして、また、立ち上がれ!
その繰り返しが人生だ!
いいぞ~!若者!

そしてラスト。
もちろん大団円だ!
そうだ、一生懸命やってれば、みんなの気持ちを考えて、一生懸命がんばれば、山あり谷あり、いいときも悪いときも、そりゃあるけど、大団円になる!
忘れるなよ、若者。
忘れてたな、俺、もう忘れるな。

…いや、これは名作ではないと思う。
もう使い古された映画だこれは。
でも、こういうのに、弱いのね、俺。






(BGM:小沢昭一「父チャン音頭」fromYOUTUBE)
→キメが「前立腺肥大症~」「四十肩、五十肩~」ときて、名曲じゃないわけがありません。

ガチでプロレス その4(ラスト)


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http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4481.htmlのつづき


プロレスを「闘いを売る」、という商売として考えると、やっぱそれは企業的なイメージで、「何を売ったら儲かるか」というようなことを考えなければなりません。
一番売れるカードは何か、とか、そういうことを考える。
しかも、一発で終わってしまっては企業としては成り立たない。
先を見通してカードを組まなきゃならない。

けど、里村選手の本を読む限り、やっぱり、そういうことだけじゃなくて、そもそも「チケット売らなきゃならない」みたいなことがあるわけですね。
あたりまえだけど。
つまりはまあ、生活を成り立たせるために、どうするか?みたいな。

プロレスの試合のことも考えて、そして運営も考える、というか。
規模が小さくてスタッフも少なかったりすると、レスラーがそれらを兼務することになるわけですね。


これ、まあウチの団体なんかも同じで、例えば市丸たちに対して「どうするか?」みたいなことだけを考えていればいい、というのであれば、まあそれはそれでそれが仕事、みたいなことになるんだけど。
でも、運営も考えなきゃならなくて、枠組み自体から考える、というか。
だから、にじ屋をやろう、とか、にじ屋の移転の話も出ているんですが、そういう「運営的」なことも、我々はずっと考えてやってきた。
にじ屋のことだったら、井上たちもそれなりにみんな考えて会議をします。

介助者のみなさんなんかは、まあ介助だけやってもらえばいいわけですが、我々の場合、役員やそして専従も一緒になって、例えばその「給料表」をどうつくるか?みたいなことを論議している。
同時に、自分の食い扶持の問題もあるわけです。

つまり、これが官営の施設とかだったら、「市丸たちにどうするか」だけを考えてればいいかもしれないけど、そうじゃない、というね。
逆にまあ、そうなっちゃうと、「枠組みの問題」なんかは「変えられない」ということもあって、施設の職員のみなさんは窮屈だろうな、とかとも思うんですが。
なにせ、我々のやってるような事柄の場合、「枠組み」が非常に重要だったりしますから。
例えば、施設だって、一人部屋にするか、四人部屋にするか、で大きくその「いちまるたちにどうするか?」が変わる。
でも、その一人部屋、四人部屋、というのは「枠組み」の問題であって、そうそう簡単に職員が手を出せない、みたいなことですね。

まあ、お互いにたいへんなことがありますな、って話ではあるんだけど。


だから、なんか里村選手の本を読んで、すげえなんか共感することが多くて。
俺は30年やってきましたけど、辞めた人もいるし、まあいい形の人も、そうじゃない人も。
けっこうその辺、ドライに考えていました。
そうしないと、自分がもたないから。
でも、なんか今はとにかく一緒になんか楽しくなることやろうよ、みたいなことに転換してきてるな、と自分では思っていて(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4460.html)。
だから、なんかすげえ共感しました。

今、なんか事務所を立ち上げた、とか、行き詰まってるんだよな、とか言う人は、ぜひ読んで欲しい里村選手の本。


で、まあプロレスに戻りますけど、里村選手は、とにかく「強くなりたかった」と。
もしかしたら、当時ならU系に傾くのでは?というくらいに、その信念が伝わってきました。
でも、彼女はプロレスが好きだった。
それもなんか同時に伝わってきました。

だからね、今の「一生懸命運営しています」が、プロレス会場に充満していても、なんかそれでいいんじゃないか、って思いました。
その「プロレス団体」その大会を応援しよう、という人、それに共感する人は必ずいるような気がして。

そりゃ、選手がセコンドに立たなきゃならない、売店に立たなきゃならない、営業しなきゃならない、という状況は、ヒールを作りにくくするし、プロレスのストーリーの幅は狭まるような気がするけど、でも、それも一緒に売っちゃえばいいというか。
それも、リアルじゃん、って。

プロレスは、ストーリーの中に、ちょっとしたリアル(もしくは客がリアルと思うこと)があるからこそ面白い。
冒頭に書いた大日の野村選手の張り手がそうなんだけど。
それを例えば、売店で言えば、選手のポートレートの売上げ枚数の少ない選手が嫉妬する、みたいなリアルもあろう。
女子プロレスならそれはなんかしっくりくる。

つまり、プロレスって、空手とかの格闘技とかみたいに「人気が欲しいなら練習しろ」ってのもあるけど、「人気が欲しいなら考えろ」ってこともあるわけですね。
自分のキャラをマネージメントするというか。
それに、新日は別として、運営だって考えないとならないわけで。
その上で、なんか大きなストーリーがそこにのっかってたら。
そのストーリーが、客にとって感情移入しやすいものだったら、そりゃなんかすげえおもしろくなるよな、と。


とまあ、長々とここまでは書いてあったんだけど、ついその後また後楽園に大日さんを見に行って、冒頭の野村選手がタイトルマッチに挑んだわけですが。
その試合がまあ、U系そのもの、というか。
対戦相手が鈴木秀樹選手という、U系の流れを汲む選手で。
対戦後に鈴木選手が「お前のやりたいコトは間違ってないよ」とマイクしてまして。
つまりはまあ、大日の中でU系をきっと野村選手はやりたいんだな、みたいな。
そんな「リアル」がそこにはあって、この試合はとても面白かった。

リアルがこうやって見えてくると、なんだかプロレスが俄然光ってくるというか、面白くなってくるというか。
客は欲張りだから、リアルだけでも、ストーリーだけでもなんかやっぱ面白くないという。


そう考えると、プロレスはガチなの?という問いに対する答えは、ガチです、かな。
「プロレスはガチ」じゃなくて、「ガチでプロレス」という感じ。

そして、俺はそういうプロレスが大好きです。






(BGM:細川俊之「愛は芳醇な香り」fromYOUTUBE)
→声がいいよね、声が。
そして、Aメロ語り+バックにスキャットですから。
メロメロになりますよ。
しかしまあ、芳醇って言葉のチョイスがすばらしいよね。

ガチでプロレス その3


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http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4480.htmlのつづき


次また見に行きたいという、その気持ちはなに?、と問われれば、それがですね、「次のベルトの行方が気になる」とか、「このストーリーの続きを見たい」というような感情ではなく、「棚橋選手を見たい」という。
というか、正直、ストーリーはよくわからなかった。
ベルトへの次の挑戦者、とかがわかったくらい。


棚橋選手と言えば、新日低迷期から今日の大躍進を作った、今や新日の顔といっていい選手。
そしてなにより、色気がすごい。
検索してもらって写真なんかで見てもらってもそりゃかっこいいと思うと思うけど、これが動いて、目の前にいるとですね、その色気は何百倍にもアップするように思えましたね。

男の俺でもなんかきゅんとなる。
で、一緒に行ったアキに聞いたら、「当然女でもきゅんとなるよ!」とのことでしたので、もう全方位です。
って、俺たちを男と女の代表と考えれば、ですけどね。
もちろん、「あんなチャラチャラしたヤツは好かん!」という方もいるとは思いますが。

今は第一線からはちょっと遠ざかっているような感じらしい。
らしい、というのも、彼自身が最後のマイクで「このままでは終わらないよ、また第一線に絡むから」みたいなことを言っていたんでそう思ったんですけど。
確かにもう40歳とかなんだよね。
いや、にもかかわらず、すげえ身体してる。
あの肉体を維持するのは大変だろうな、と思うワケなんですけど。

そういうところも含めて、なんか俺はもう大好きなんですが。


で、まあキャラに頼った展開は好きじゃない、なんて思っていたのが、もう吹っ飛びました。

つまり、選手のファン、というほどではないけど、「この選手が好き」というのがあると、やっぱ試合を見る目が変わってくる。
好きな選手とタッグを組んでいる選手とか、仲のいい選手は好きになるし、敵対する勢力はブーイングしたくなる。

これ、まあコウヘイとかにもよく言うんです。
好きな選手がいると、応援も面白くなる、って。
だから、試合に行く前によく「誰を応援するの?」みたいなことを言って、まあ盛り上げて行ったりもします。


新日の場合、もうスタッフも多いし、売店に選手が立っていることがない。
リングサイドにいる、いわゆる「セコンド」にもつかない。
しかもまあ、今回の所沢大会がそうだったんですが、棚橋選手も決め技のハイフライフロー(でいいのかな)とかやらないんだわ。
やって欲しかったけど、こう、なんていうか、技も選手も出し惜しみしてる感じ。

これがね、また行きたい、につながるからすごい。


ま、でもよくよく考えれば、これも「旬は過ぎたかもしれない選手の奮起」(怒られるか)みたいな、俺の世代にはまたしっくりくる「棚橋選手のストーリー」ではあるとはいえて。
そういうのをまとった「キャラ」に、まあハマった、ってことなのかもしれない。

でもまあ、それを越える「かっこよさ」「色気」ってのがあって。
いや、すげえな、と。


思えば、十年くらい前にアメリカにWWEを見に行った時、やっぱHHHとか、かっこよかったんだわ。
出てくるだけでもうチビる。
よく、昔、GSのコンサートとかで失神する人がいた、というのがわかるような気がするというか。

そしてまあ、WWEにはかっこたるストーリーがあって。
いや、おそらく、新日も今そういうのがあるとは思うんだ。
なんかのベルトのチャンピオンが英語で(外人だった)なんか次期挑戦者になんか言ってたから。
おそらく、新日をちゃんと見てる人にはわかったんだろう。

だからまあ、結論としては、ストーリーもキャラも、どっちもあれば、もう鬼に金棒、ってことだな。
長々書いたわりに簡単に普通の結論になっちゃいましたけど。


そして、所沢大会、という「地方」的なことを意識したのかどうなのかはわからないけど、もうすげえわかりやすくもあって。
新人は入場ゲートから走ってリングイン。
さわやかでよろしい。
棚橋選手とか、ベビーの選手は、お客さんに答えながら堂々の入場。
かっこいい。
そして、悪者はとにかく遅い!
のったくらのったくら入ってくる。
そして、杖持ってたり。
あまつさえパイプイス持ってたり。
憎たらしいったらありゃしない。
もうね、出てきた瞬間に「赤コーナーが悪いヤツらなんだな」みたいなことがすぐにわかるので、応援がしやすいんですよ。

ちょっとプロレスを見に来た、人に誘われてきた人も、まあわかりやすい。
地方大会にとって、ここは重要な点だったように思いました。

悪者VSいい者、というのは、もうプロレスの王道ですからね。
でもまあ、コレもスタッフがちゃんといて「選手が売店に立たない」からこそデキるっちゃあできるわけですけど。
だって、悪役が売店で「ありがとうございま~す」なんてできないじゃん。


そう考えるとですね、やっぱ、お金の問題、ってことでありまして、インディー団体なんかじゃそりゃ難しいよ、ってことになるわけです。
時ちょうど、仙台ガールズプロレスリングの代表、里村選手の本を読んでまして。
本ばっかり読んでるわけですけど。

インディー団体での選手の大変さ、みたいなものは、そういう「プロレスをつくる」ということばかりじゃない、というか。
そういうのを目の当たりにしたわけですけど。


つづきます






(BGM:渋谷哲平「ヤング・セーラーマン」from「ディスコ歌謡 卑弥呼」)
→インザネイビーですね。
YMCAの流れでいけると思ったんでしょうか、逆に安くなっちゃった、という。

ガチでプロレス その2


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なんだかんだ、シュートの(もしくはシュートとしてという前提がある)大会でも、やっぱりチャンピオンが外国人だったりすると、次の大会の入りが悪い、みたいなことってのがあったようで。
つまり、日本人じゃないと日本では感情移入が難しい、みたいなことなんですけど。

観客が単純に「どっちが強いか」だけを見てたわけじゃないんだろうな、って話になるわけで。
そうなると、やっぱ団体運営は、「どっちが強いか」だけでは難しい、って話にはなっちゃう。

一時ね、K1とか総合とかも流行りましたけど、今は下火になりまして。
新日やドラゲーを中心としてプロレスが息を吹き返しているとかなんとか。
ま、時代はそうやって回っていくのかもしれない。


ま、プロレスにおいても、不穏試合というのがあって、もう闘いの中で感情がリアルすぎて、つまり、リング下の人間関係みたいなモノがドロドロ「出てるんじゃないか」「出過ぎちゃってるんじゃないか」というような試合。
どうみても「シュートだろ、これ…」というような試合。

結局、プロレスというのは、ストーリーがあって「リング下を見せない世界」だから、余計にそこを詮索したくなる。
「本当はあの二人はリング上では敵対しているが、仲良しなんじゃないか?」とか。
逆もまたあって。

そこまで作り込んであるのであれば、もうそれは観客の完敗なんですが、リアルが表出したとき、ってのも実際にはあったようで、安生選手による前田日明選手襲撃事件なんかも、あれも、「誰か止めるかと思ったら誰も止めないから行かざるを得なくなっちゃった」みたいな証言もこの本にはあったりしてなかなか興味深いわけですが。

そういうその時の様子が、時、何十年もして出てくるのがプロレスなわけですが、今まではそれはよくわからなかった。
当時はSNSとかもないから余計に。
で、まあその真相をみんなで推理するわけですよ。
「リング下で,○○があったんじゃないか」とか、「○○と□□の確執があるんじゃないか」とか。
それもまた、答えのない推理ドラマをやっているようで楽しいわけです。

団体側にしても、まあアクシデントは利用する、というか、そうやって話題、というか推理のお題を提供するというかね。
そういう面もあるわけでしょ、やっぱ。


実際に、新日なんかでは不穏試合だったり、不透明決着だったりに客が大騒ぎして収拾がつかなくなる、みたいなこともあったわけでしょ。
それだけ客も試合に感情移入してきたわけですよね。
シュートじゃなくたって、客は湧くわけです。
いや、まあ客はシュートと信じていたのかもしれませんが。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの新日本プロレス。
過去にはまあいろいろと「事件」がありました。

それらは昭和の匂いがあって、どこかスタイリッシュじゃないともいえます。
猪木さんが新宿のデパート前で襲われたり。
小川VS橋本はシュートだったんじゃないか、とか。
それらの事件に関する本もたくさん出ています。
やっぱ、みんな推理が好きなわけです。

スタイリッシュじゃない、と書きましたが、どこかけっこう「大ざっぱ」でもあるんです。
けっこう思いつきなんじゃないか?みたいな感じもあったりなかったり。


この平成の新日本プロレスは、反してどこかスタイリッシュに見えます。
WWEの影響もあるんでしょうし、そもそも選手がカッコイイ。
というか、なんか、新日本のメインの試合が、選手が引き抜かれて、今やWWEのメインの試合になっていたりもするから、試合的には新日本が最先端、なのかもしれません。


前にも書いたけど、選手のファンになれば、ストーリーが多少浅くても感情移入はできます。
ストーリーは関係なく、その選手を応援すればいいのですから。
プロレスファン、というより、例えばオカダ選手のファン、だとか、棚橋選手のファン、だとかいうのも成り立つというか。

今の新日のプロレスラーには、なんかそういうファンを惹きつけるだけの「色気」みたいなのがあって、試合のストーリーだけじゃなくて、「選手のキャラ」ってのも重要だってコトを教えてくれる。
AKBみたいであれですが、お気に入りの人に投票する、みたいな。
それはそれで今の一つの流れだと思います。

ただまあ、このキャラに頼った展開、というのは、なんだかちょっとあまり好きじゃないな、という風に思っていたんです。
新日の地方大会を久しぶりに見に行くまでは。


さて、我々が行った新日の大会は所沢大会。
つまりは地方大会になるわけです。
もちろん選手のファンもたくさんいるけれど、こういう場所は、「所沢に来るなら見に行くか」という人も来るわけです。
そして、先に書いたように、どこか「次のビッグマッチへの布石」の大会という要素も強い。

プロレスの聖地後楽園ならプロレスを知ってる人がたくさん来る。
ストーリーも選手のことも知ってる人が来るわけですから、ほっておいても盛り上がるとも言えます。
逆に盛り下がる可能性もあるわけですが。

翻って地方大会では、プロレスそのものの面白さ、みたいなモノを見せてくれないと客は納得しない、という。
少なくとも次回はもう来てくれない。
つまり、選手のことも、ここまでの流れもよくわかってない人も来てくれるわけだから。
そう思ったときに、地方大会が面白くないプロレスはやっぱダメだよね、とか思うワケなんですけど。
だから、埼玉は東京に近すぎてなかなか大会がないんですが、埼玉に某かが興行に来てくれた時は見に行こうと思っているわけであります。
そして、シューとかワークか?という判断基準ではなく、「面白いか面白くないか」「また行きたくなったかもう行きたくなくなったか」みたいなことを感じにいきたい、と。

これ、答えからいうと、もう次回行きたくてしょうがない。


続きます






(BGM:布施明「雨にぬれても(バート・バカラック(B.J.トーマス)のカヴァー)」from「マイ・ウェイ《昭和フォーティーズ》」)
→超名曲。
しかし、俺の場合、この曲を聴くと、猛毒の方のカバーが頭に浮かんできてしまう、という有様。
ま、猛毒のカバーの方はなかなか聞けないかと思いますが、がんばって探してみてください。

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