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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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闇の底 (創作)


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専従募集


(創作ですよ念為)


 桃子は、生まれつき足が悪かった。
 桃子は、小学校に上がるまで、自分はどこにも行けないのだと思いこんでいた。
 けれど、入学と同時にもらった車いすが桃子の人生を変えた。
 この車いすに乗って、自分はどこへでも行けるんだ、って彼女は思った。

 僕は、そんな桃子が嬉しかった。

 桃子が、大人になって、一人暮らしをするといって、親は困惑したけれど、桃子はそれをいとも簡単に始めてしまった。
 両親は拍子抜けしたけれど、桃子は、また自分に翼が生えたような気がした。

 僕は、そのときも、そんな桃子が嬉しくて、おめでとう、と言った。

 そして、桃子は恋をした。
 相手は車いすに乗った人ではなかったけれど、いい人だった。
 端から見ていれば、彼は、ただいい人だっただけだったけれど、桃子は、それを間違ってしまっていた。
 彼は、桃子からのメールはすぐに返したし、車に乗せてやることもあった。
 彼はとてもいい人だったから。

 僕は、彼に桃子の気持ちを言ってみたらいいよ、と言った。
 それで桃子の気持ちにピリオドが打てるのなら、と思ったから。
 でも、桃子は、僕にこう言った。
 「このままでいいんだよ。」

 そして、その後、彼には彼女ができた。
 桃子ではなかったし、車いすに乗った人でもなかった。
 その後、幾度かその顔は変わり、そのウワサは桃子の耳にも入った。
 けれど、桃子は夜になるといつも僕に言った。
 「このままでいいんだから。」

 彼はそのうち、桃子のところに顔を出す機会も減り、僕から見たら、桃子を忘れたようにも見えた。
 でも、桃子は、いつも玄関でノックする音を聞けば彼が来たのではないかと期待していたし、出せていないメールがたくさんあったのも僕は知っていた。

 桃子も、50歳を過ぎて、ほとんどが寝たきりになって、死にゆこうとしていた。
 夜更け過ぎ、そのベットの上から、桃子は僕にまたこういった。
 「これでよかったでしょ。」

 そして、桃子は死んだ。

 そして、僕は、桃子に自分の気持ちを彼に言った方がいいと言ったことを、恥じた。
 人には暴かれたくない闇がある。
 その闇の底のなさを知っている者は、自分で闇を暴くことはない。

 でも、闇を暴こうとする人間はいる。
 無意識なんだろう、よかれと思ってなんだろう。
 僕は、桃子の死後、彼の耳に桃子の気持ちが伝わっていることを知った。
 彼が桃子のところに来る回数が減ったのはそのためだった。
 桃子がドアをノックする音に毎回絶望したのは、それが理由だったことも知った。

 もし彼女が車いすに乗っていなかったら、アパートの2階の彼の部屋にも押しかけることができたかもしれない。
 彼がうちひしがれたときに、優しくリードして、彼のモノを口に含むこともできたかもしれない。
 でも、そんなことは、桃子の身体ではあり得ない話だった。

 つまり、桃子は、彼の人生という舞台に上がってもいなかった。
 彼が二人の女性に言い寄られて困っていたときも、付き合っている彼女にふられて悲しい思いをしているときも、桃子の出番は、あたりまえのように、
 なかった。

 それを桃子は知っていたんだ。
 そして、そのまま、死のうとした。
 彼女はそれを自分で確かめようとはしなかった。


 いや、でも本当は違う。
 桃子は彼を悲しませた彼女を恨んでいた。
 そして、彼をも本当は恨んでいた。
 つまり、桃子は自分の闇に、気づいてしまっていたんだ。
 でも、蓋をしようとして、彼女は「このままでいいんだから」と言ったんだ。

 あの夜、大好きな男のモノを咥えていた女の顔を、彼女は殴りたかったけれど、彼女には殴ることはできなかった。
 結果的に自分を追いつめている彼の優しさにも、殴りたかった。
 殴れない思いは、闇の底に沈んだ。


 僕は、彼女の影だ。
 だから、僕にはもうどうすることもできないし、できなかった。
 彼女の墓の前で、彼女が生きていたという、みんなの中の記憶が薄らいでいくと共に、僕ももうそろそろ消えるのかもしれない。


 ならば、最後の最後に時限核爆弾を作ろうと僕は思い立ち、それを一週間で完成させた。
 そして、そのスイッチを1時間後にセットした。
 一秒ごと、LEDの数字が減っていくのを確認して、リュックに入れ、渋谷に向かった。
 桃子は歩けなかったのだから、僕が向かうしかないのだ。

 日曜の午後、歩道にあふれる群衆。
 ここがいい。
 僕はスクランブル交差点で爆弾を確認すると、LEDはあと10秒を表示していた。
 10・9・8・7…。
 僕はそのリュックを背負い直した。
 そして、LEDはついに0を表示し、闇はどこにもなくなった。

 さようなら桃子。







tanndokuchuu.jpg

baka.jpg

(BGM:Fantastic Plastic Machine「God Save The Mona Lisa」from「COOL & RELAX」)
→あまりに完成されすぎて、よくできたAORに聞こえますね。
FPMのある意味での真骨頂とも言えるけど、なんか食い足りない感じもあり。
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ドキドキ (創作)


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専従募集



一年前、結婚した。
なかなか出会いもなかったし、いい年にもなったから、相手を一生懸命探してた。
そんな中、友だちの紹介で出会った人と何となく付き合って、プロポーズされて

今思うと、特別好きではなかったのかもしれない。
その時の最高の判断だったとは思っているけど。
まあ、結婚ってそういうものだとみんな言うし。
親も私にそう言った。
「そろそろ身を固めなさい。」

でもなんか、もう少しドキドキするものだと思ってたな。

彼も、私が好きってより身を固めたかったっぽい。
彼は私を束縛しないし、自由にやれる。
そこそこの給料。
そこそこの会社。
時々セックスして、一緒に寝る。
ケンカもあまりしないけど、フザケあったりもあまりしない。

もう少しドキドキするものだと思ってたな。

家に誰かがたずねてきてくれることもあまりない。
私が結婚したと聞いて、それまでの独身仲間は私を誘わなくなった。
別に誘ってくれていいのに。
私が飲みに行くと言っても、彼は許してくれるんだし。

もう少し、ワクワクするものだと思ってた。

独身仲間だった子たちは、今でも「イイ男がいない」って口をとがらせながら、それでも楽しそうに夜遊びを繰り返してるみたい。
私も三年前まではあの仲間だった。

でもどうだろう。
私、勝ち組なの?


同輩の男の子たちは、仕事ができて、男友達も多いイケメンからどんどん結婚していっちゃった。
高校の同級生と、ってなんだよ。
そもそも私に勝ち目ないじゃん。

同僚の女の子と男を取り合いたくもないし。
どっか私は引いてたのかもしれない。
波風立てるのはゴメンだもの。


女が独りで生きて行くには、今の世の中はつらすぎる。
勤めて5年も6年もすると、仕事でも重要な役どころを任されるようになって、まあ恋愛どころじゃなくなっちゃうし。
私が独身と知るや「え、結婚してないの?」「いい人紹介しようか?」と、まるで絶滅動物を見るような目で見てくる。
始末に負えないのは50くらいの管理職。
「俺ならほっとかねえなあ」って、願い下げだよクソオヤジ。

年下の新人の男の子はどこか「あわよくば」を狙ってたりして。
それが自然ならまだいいけど、ミエミエなことが多いのよね。
私はあなたより10年も先に社会に出てますからね。
たいがいあんたがた男がナニを考えているかくらいわかりますよ。
お坊ちゃん。


まわりにはイイ男はみんな落ち着くところに落ち着いちゃって。
一時、その中の一人と不倫してたことはあった。
みんなに隠れてメールしたりして。
こそこそするのもなんか刺激的だった。
それに、彼も私に申し訳ないと思ってたんだろうな。
会ってた時はとてもやさしかったし。

でも、これじゃダメだな、って思って、一年くらいで私から別れた。
もちろん彼は受け入れてくれた。
ちょっとホッともしたんじゃないかな。

でも、今考えたら、あの時が一番ドキドキしてたかもしれないな。


そんなことしてたら、いつの間にかお局様の仲間入り。
まあ、仲間もいるからそれでどうこうはあまりないけど、彼女たちと「イイ男がいない」って言い合ってるのもなんか空しくなちゃって。

親は見合いをすすめてくるし、なんかもう結婚しちゃった方が楽なのかな、って思ったのかな、わたし。
それに、やっぱり結婚に憧れはあったし。
ちょうど、高校の同期の子が紹介してくれた男の子がマジメそうで。
イイ男とは言えないけど、マジメな人がいいよな、と思って付き合った。
その同期の子も「付き合うことにした」って言ったら喜んでくれたんで。
で、結婚の話をしたら親も喜んでくれて。
なんか、私も嬉しくなったりしてさ。

新居に引っ越したり、なんか私も変わるかな、って思ったんだよね。
明るい未来が待ってるような気がした。

でも、思ったより平坦だった。
結婚って、もっとドキドキするものだと思ってた。


私がこんなことを急に思ったのは、二日前の出来事があったから。

私のちょっと下の部下に言われたんだ。
一緒にプロジェクトもやった、なかなか素直でいい男の子。

急に彼、私に言ったの。
「先輩、僕とじゃダメですか?
やり直せませんか。
だって先輩、いつのまにか結婚しちゃって。
それで幸せそうならまだあきらめもつきますけど…。
今の先輩、ぜんぜん幸せそうじゃない…。
僕ならそんな思いはさせません。
ずっと先輩のこと思ってました」

私ね、その時、アタマが真っ白になりながら、真っ先にこう思っちゃたの。
「なら、なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ」って。

そして、ものすごくドキドキした。









表中

(BGM:Disorder「Joleen」from「PUNK COVERS」)
→ま、ほんとですか?と。
面白いレアトラックであることは間違いなさそうであります。

やられた側の味方になる


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機関紙の5月号で、ようことミツがこんなコトを書いていました。
機関紙はにじ屋で配布中、郵送希望の方はツイッターのDMなどで住所教えて下さい。


「佐藤さんの話の事!」

 佐藤さんが皆を集めて皆にネット会議の後、話をしてくれた!話の内容・中身は?!私が分かる範囲で分かる事を書きます!
 佐藤さんが・・皆に何か嫌な事をされたり&嫌な事を言われたりしたら・・直ぐ!その場で大きな声で叫んで言いな!そしたら・・皆、何事かと思って飛んで来てくれて、私なら私の見方になってくれるから・・っと。
 じゃなければ後で、こそっと!誰かに手紙や携帯のメールでも良いから・・言いな!じゃないと嫌な事を言われたり&されたりした時の有った事が無かった事になってしまうよ!っと。
 佐藤さんが・・皆に言った人が悪いんだから・・言われた人迄!自分が悪いんじゃないのかな?っとか思って落ち込んで考えちゃう・必要は無いよ! 縮こまら無くても良いんだよ!っと。
 後、佐藤さんが・・皆に言われた人&されたりした人の味方になってあげよう!っと。

 なので、佐藤さんに話をしてもらった後から・・何か私の嫌な事を言われたり・・されたりしたら・・その場で皆に大声で叫んで言ったり・・後でこそっと!誰かにメールとかでもちゃんと!言ってたりして行ってます。
 私としては良い話が聞けて少しは参考になったかな?!っと思いました。

以上!!「ネット・山口陽子」


 佐藤さんがある会議が終わったあとに、みんなに言って来ました。急にだれかが八つ当たりとかをして来たりしたらデッカイ声で叫んだりしろ、と言ったり、もう社会人何だからどんどん陰口を言ってきな、と言って来た。
 ので、凄く心に日っかがったことは直ぐに佐藤さんに言って、言ったら凄い心がスカッとして来て居る感じがして居るから、自分のみかたが居ると楽しいなと思いました。(ミツ)



これはどういうことかというと、結局ですね、まあいろいろなことが起きるわけですよ。
わかりやすい例でいうと、市丸が逆切れした、逆切れまでは行かないけど、イヤなことを言ってくる、睨んでくる、みたいなこととか。
そういう時に、まあ小競り合いに発展して、逆切れが青天井になってしまったりもするんです。

それはあまりよくないよな、と思っていて。
ただ、目には目を、というやり方は、どうやったってエスカレートするばかり。

まあよく市丸とコバなんかは小競り合いをしたりしています。
ケンカといっても、市丸は結局は面と向かうのは怖いし、コバはネコパンチだし、どうってことはないんだけど、禍根は残します。
それがまた市丸が睨む原因となり、睨まれたコバは手を出す、という。

どこかで見た感じの、報復の応酬、みたいな。
イラク戦争を見てるような。


どうしたもんかと思って、まあ俺も反省する、という話を始めて、これから例えカイに噛まれても、噛み返すのはやめよう、と。
ま、そもそも噛み返さないですが。

だけど、確かに、噛むのはカイが悪いよね。
市丸が睨むのも、市丸が悪いよね、と。
だからって、やりかえしてたって、いつまでも終わらないよね、と。

確かに噛まれたら腹も立つから、ぶっ飛ばしたくもなる。
でも、それやっても、また噛む原因になるだけだよ、と。


でもまあ、噛まれた側、睨まれた側の溜飲だって下げないことには彼らの納得は得られないと思い、「そういう場合は大声で言おう。そうしたら、まわりのみんなはどっちの味方になる?」と。
もちろん、睨まれた側の味方になる、とここで答えが返ってきます。
「だから、そういう時は、みんなで集まって、睨まれた人の味方になろう」というコトを言いました。

時ちょうど、この話の一週間後くらいにコバがまた「睨まれた!」と言い、みんなが「ええ~!コバ大丈夫!」と集まってきたら、それで市丸は逆上、コバを叩く、という段になって、それでも「ひどいよ~」とみんなは返す、ということがあったんだけど、つまり、「みんながやられた側の味方になる」ということが、やった側にとってもすごく効果があることなんだな、と逆に思ったワケなんですが。
で、まあすぐ、それは違うよね、とゆっくり市丸に話せば、「やらなきゃよかった」と市丸。

ま、こういうことを繰り返していくしかないんだなあ、と。


確かに、イジメだとかはいじめる側に問題がある、というのは当然なんだけど、だからって、そこをいじろうとしてもなかなか難しくて、もう、みんなでいじめられてる人に立ち向かおう、というね。
そういう形になって繰り返していけたら、「やらなきゃよかった」という思いがやった側にも積み重なっていってくれるのではないか、と、今は希望的観測でなんの根拠もないけれど、とりあえずそんなことをみんなと話している、ということです。


そして、これは別に彼らだけの問題じゃなくて、対専従、つまり健体者でも同じで、そういうメールもミツから来たりします。
そうだね、俺はミツの味方になるよ、と返信してるところです。

この話の後、ようこからもずいぶんいろいろな「イヤなことがあった!」メールが来るようになりました。

イヤなことがあったら言う。
言える。
そういう風にしていかなきゃだめだよな、と思うので、確かに彼らに非がある場合もあるわけですが、そこは不問に付して、今は「言ってもらえる」という環境を作りたいな、と思っているところです。








(BGM:Wet Wet Wet「Love Is All Around」from「NOW 1994 DISC01」)
→なんでしょ、このふざけた感じ、すげえ好きなんだよね。
しかも、どっかで聞いたメロディーがふんだんに入ってきて。
遊び心で曲を作れるってのは、とにかく天才だと思うのよね。

逆だろ?


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先日、ある人からDMが来て、とある市の駅で「車いす利用の場合は前日までに連絡を下さい」的な張り紙が貼られているんだが云々、という。

この手の「特別扱いします」という問題は、飽きもせず時折起こります。
そうじゃなくて、まあ普通に使えりゃいいんだよ、って話なんだけど、その普通をぶっ飛ばして「特別に待遇します」というような。

バカなのか、どうなのか、こういう事例は最近多くなったようにも思っていて。
そもそもノーマライゼーションとかそういうことがまったく理解されていないんだな。


で、ちょっとこんなことがあって。
JRに関しては、ネットで切符を予約できたりするわけですが、それはまあ便利だな、車いすでいちいち緑の窓口いくよりいいじゃん、と思っていたら、どうも車いす席の場合は来て下さい、みたいな。

バカなのか?と。
逆か?と。


その辺、アキが機関紙先月号に書いていたので、転載します。
機関紙はにじ屋で配布中。
遠方の方には郵送もします。
ツイッターのDMとかで住所教えて下さい。


「なんかおかしいよ」

加納さんと長野に行こうって事になって、特急の切符を取ろうとした時の話。
「車いす席」は少ないから、予約した方がいいと教えてもらったので、インターネットで調べると、「インターネットで楽々」とチケット自体は取れるみたいだけど、車いす席のことについてはナニも出てこない。がっかりポイント①
書いてある電話番号に、「車いす席の予約はインターネットでできないのか」と聞くと、「インターネットではなく電話になる」「でもこの電話では予約は受けられない」②ということなので電話番号を聞くと「新幹線の予約の番号しか分からないのでそこできいてくれ」と③。
「はぁ?電話番号が分からないって同じ会社でしょうよ」と思ったけど、電話する。そもそもちがうらしいから「特急の予約ができる電話番号を教えてほしい」ときくと「ここ新幹線なんで」って言われ④。ここに電話して聞けって言われたから電話してるんだけど。
そこで、そもそも「チケット予約は電話でできても、最初に乗る駅で予約になるのですがなに駅がいいですか?内線電話で回しますので、その駅員に電話して下さい」⑤と。最初に乗る駅なんて決めてなかったよ。車で送ってもらうかもしれないし。ただ特急の指定席(車いす席)にのる新宿→長野のチケットが取れればいいと思っていたのに、なんでこうなるの?もうやな予感しかしない。つないだ電話の先では、「チケットは取りに来てもらうことになりますが、ウチの駅でいいですか」と⑥。こっちは電話で予約できて当然他のチケットと同じように「みどりの窓口がある駅」ならどこでも受け取れるものだと思ってた。そもそも電車にのる用もないから、電車に乗るときがあったら通る駅で受け取ればいいかと思ってた。
…だったら、電話繋ぐ時点で教えてほしかった。
「このことはインターネットでどこに書いてあるんですか」と聞いても「それはちょっと見てみないと分かりません」と⑦。取りに行くしか方法ないんですか?ときくと、「基本は窓口で買っていただくところ、車いす席のお手配だけは電話でもできるようにしているので」と。インターネットでチケット買えますって宣伝してたじゃん…って電話切ってから思った⑧。何度も電話をかけ直し、その都度少々お待ち下さいと待たされて、その都度説明してを繰り返し、馬鹿にされてがっくりしたのと頭にきたのとで、冷静ではいられなかった。
電話で予約をしたらその駅まで取りに行くこと、電話で予約が受けられる駅が大宮くらいしかないこと、浦和は電話は受けられるけど…みたいなこと、車いすが電動か手動か、折りたためるのか、サイズも必要だと言われた。車いすのママで乗りたいから車いす席を予約しようと思っているのに、それでも電動を選んだ場合は「折りたためるか」も必要なのだという。大きさも…⑨。
どうせ取りに行くことになるんだったら、大宮駅を通る用ができたから、電話予約ではなく大宮駅の窓口で買うことにした。
言われていたことを全部用意して用紙に記入すると「承認が必要なので少なくとも30分かかります」と⑩。
その後、会計の段になって、乗車券半額の割引をするためには「障害者手帳はありますか」と⑪。もちろん持ってきてない。
この日は特急券だけ買って、手帳を持って乗車券を買うということになった。自販機だってあるけど、割引があるから窓口じゃないと買えないと⑫。

なんでこんなことになるんだろう。
車いすで電車に乗ることが、そんな特殊なことになってしまうのか。
インターネットでチケットが買える人がいるなら、車いす席こそインターネットで買えるべきではないのか。
インターネットなら操作できるけど、電話は無理という人もいるだろうとか、駅まで買いに行くのはさらに無理だろうと考えられないのか。
車いすということで一般的なサービスが受けられないのだとしたら、そもそもインターネットの最初の画面に、「車いす席の方は…」とわかりやすく案内すべきでじゃないか。
私はあとになって、あそうか、とおもって「JR 切符 車いす席」と検索したら、車いすのことが書かれた案内につながっているようだったけど、それは車いすの人が自分で検索しなければならないことなのか。
もう、これが自分の切符のことだったら、この旅行をあきらめるところだった。
もういいよ、いかねーよ、って。

だって、インターネットで一席ずつ指定できるくらいのことができるんだったら、車いすの席だって同じように番号振って予約できるようにすればいいじゃないか。
でも何件かしか利用がない車いす席のために、インターネットのシステム全体を整備することは、割りが悪いということなのか。
手帳の確認だって、乗る駅の駅員が改札で見ればいいだけのこと。そこで手帳忘れたら、残りを請求すればいいじゃないか。むしろ本人が乗るときにそんなに忘れてくる人もいないよ。これ、買うときにしか手帳チェックしていないんだとしたら、余計悪用されないか。
駅員さんだって、手帳と本人の確認くらいだったら問題なくできるでしょう。
よくわからない電話でたらい回しにされて、わざとわかりにくく、わざと分からない人とのやり取りをさせているとしか思えない。
もっと普通に、もっと簡単に、できない理由が分からない。
かと思えば、乗る駅と降りる駅もかならず聞かれる。
別に手伝いいらないし、手伝いがいればそのときに言う。
前もって聞いていることが手伝う条件になるというのか。

加納さんに「いつも車いす席の切符どうしてるの?」と聞いたら、「いつも北浦和に買いに行っちゃう」と、普通に言ってた。
加納さんの家から、切符を買いに行くためだけに片道30分以上かけて北浦和の駅まで出かけているのかと思うと、どうにも腑に落ちないのだけど。
障害者は「不幸」にさせられているんじゃないか。
誰かのその「不幸」の上に成り立つ、低価格や便利なのだとしたら私はいらない。

あき







(BGM:The Postmen「Beardsmen」from「Oi ! The Album」)
→音楽ってのを「やりたい」のか、「できるのか」ってのは、後者はあくまで楽器の話なんで、音楽ってのはつまりやりたいかやりたくないか、なんだよね。
そういう意味で、これはもう「やりたい」音楽であって、これが本当に彼らが最終的に出したかった音かどうかもよくわからない。
けど、やりたい、という初期衝動がここにあって、それがいいんだよな。
結果として出来た音を想定して作っていくのなら、スタジオミュージシャン使えばいいじゃん、って話になっちゃうし。
そういう意味で、俺はすきなのね、この路線。

愛するすずのこと


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すずが機関紙の5月号にこんなコトを書いていました。


 早いもので、私が引きこもらなくなって1年半程経。引きこもっていたことを意識することも殆ど無くなった。外のひとから「すずちゃんて明るいのに、まえ引きこもってたんですか?」っていわれたよ、というはなしも聞いた。なんだか嬉しい。
 引きこもってた頃のことは、全部なかったことになった訳では無くて、ちょっとずつ 消化している感覚。どれがどう、というわけではないし、上手くは言えないけれど、消化する余裕が出てきたということだと思う。半年くらい前迄は、フタをするので精一杯。
 最近気持ちの余裕が出てきたからか、ぐるぐる考える事が増えた。引きこもってから今まで、「私ってこんなに弱かったっけ」と 思うことが多い。今の状態を例えて言うなら、ミカンの皮がむかれて、薄皮の状態、という感じ。引き籠もってたときは果肉がむき出し。伝わるかな。いまだに小さいことで超へこむのはなんとかしたい。弱い心のままだと、自分も苦しいけど、言ってくれた人に申し訳ない。よかれと思って言ってくれたのに、言われた本人が落ち込んでたら、もう何も言えなくなってしまうよな。と。頭では凄く分かるし、そういう頭になりたい!と思うが、今の所あんまり変わってない。直ぐ変われないのは分かってるし焦るのも違うとは思う。でもチョットでも弱い心に傾いた考えがちらつくと、ものすごい情けないし自己嫌悪だし、つくづく自分て小さいし面倒な奴だな、と。でもそれで消えたいとは早々思わなくなった。今はそういう自分なんだから、と。
 これ、世紀の大発見くらい凄いことだと思っている。
 こんな風に考えられる自分に変りつつあるのは、虹のみんなが引っ張り上げてくれているからだ、と毎日いろんな場面で感じる。言葉しかり、行動しかり、わたしもみんなを支えられる人になりたい。(すず)


嬉しいことですね。
ま、「スズは引きこもってた」という話を外の人にすると、確かにたいがい驚かれます。

これは昨年の秋ヶ瀬のライブの時の写真だけれど。
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これを見て、まあちょっと前まで引きこもっていたというのは確かに結びつきにくい。


改めて、最初の頃の写真を見ると、もう別人のようなスズがそこにいます。
今はなんだろう、ずっとキレイになったし、ステキになったと思う。
先日のGWのイベントでは初のトークイベントの司会をやったり、その他にもいろいろと無茶ぶりに対応させられながらも、まあ彼女はよくやってると思う。


最初に彼女が来た時、まあ「引きこもっている妹がいるんだけど、今度面接に来させますので云々」というのは姉から聞いていた。
姉は加納さんの介助をしている。

あまりないことなんだけど、俺が面接することになって、その時、とにかく手が足らなかったので、俺の中ではもう面接は合格、いつから来れるか?だけを聞こうと思っていた。
あなたの過去も、なにも詳しいことは知らないが、今、あなたが来てくれることで、俺たちは嬉しいんだ、今、俺たちは君自身がほしい、と伝えたつもりだった。


そして、まああまり引きこもっていた云々は俺らの中ではそんなに意識されていなかったと思う。
俺自身はちょっと考えることもあったし、彼女自身が若いこともあって、早く市丸たちの中に溶けてほしいな、という思いはあった。
というか、ここで面接に来た子を逃がしてなるモノか、という気持ちの方が強かったか。

彼女のママでイイ。
どっちにしたって、手は足らないし、そもそもベテランの動きなどできるはずがないんだから、それでも必ずなにかのプラスにはなる。
だから、それでいいんだ、とずっと言ってきた。
あなたがいたら、プラスなんだ、と。

もちろん、新人だからこっちからしたらガッカリすることだってある。
でも、そんなの誰だって通った道でしょう。
もしかしたら、今、新人が入ってきたら、すずがそう思うこともあろうかと思う。
そういうものだ。
そうやって、人は先輩になり、育っていく。


まあ、そういう俺の気持ちとかとは全く別に、ノブとかはすぐにすずになついた。
なついた、というのもおかしいが、すぐに仲間に入れてくれた。
そりゃそうだ。
彼らは抜群に優しく、「いい子」だ。
休みの日には映画に行こう、今夜飲みに行こう、ウチに呑みに来てください、と、まあそんなことを繰り返し、いつの間にか、すずは仲間になっていた。


弱い心なんて、誰にだってある。
それを人に見せるか、見せないか、出ちゃうか、出ないか。
ストレスがない人生などない。
その時に、そっちに引っぱられるか、それともそれ以外の部分で明るい未来が自分の中に存在するか?
そして、その明るい方向にバランスを取って、そのストレスをないモノには出来ないまでも、消化させられるか?

大事なことは、彼女のマイナスをどうこうするんじゃなくて、消すんじゃなくて、いや消せねえしたぶん。
そうじゃなくて、それ以外の部分で、「あなたには明るい未来がある」と、言葉でも、行動でも彼女に伝えていきたい。


人生って結局バランスだと思うんだ。
明るい未来が大きくなれば、きっとなんとかなる。
そして、隣にいてくれる仲間さえいれば、きっとなんとかなる。

と、俺は思ってるけど、違うかもしんない。
けど、でも俺が彼女に伝えられるのはそれくらいだな、と思っています。






(BGM:Crunched Grind「OWN TIME」from「no concept」)
→スプリットCDなのね。
こういうのは二つのバンドの対決!みたいでいいですね。
明確に勝敗が出ちゃいますから。
俺はなんかこの曲が凝ってて好きですね。
ボーカルの線に不安なところはあるモノの、そういうこととは関係なく、音楽をきちっと作ってるのは好感が持てますわ。

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