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スーパーちんどん・さとう

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藤田孝典さんの「貧困クライシス~国民「最底辺」社会」を読みましたけど。

よく「スマホ持ってるのに貧困じゃねえだろ」とか、「コンビニで飯買ってて貧困じゃねえだろ」みたいなことを言う人とかがいるんだけれど。

しかし、今や携帯なくしては仕事の応募もままならない。
炊飯器がなければコンビニでおにぎりでも買わなければ喰うこともできない。

いわゆる、「緩やかな貧困」である。

そういう人たちに、「がんばれよ」とか言ったって、今の時代、頑張ったところで非正規のままでは年収が200万切るやもしれないだのということらしいし、それも何時切られるかわからない状態で、昇級もしないのである。
しかも非正規雇用の人たちが4割いる、という統計もあったりする。

頑張ってればほとんどのサラリーマンが結婚してマイホームを持てた時代ではないのである。
今世の中は高度経済成長の時代とは全く違う、ということをまず理解しないと始まらない。

にもかかわらず、いまだにその頃の幻影を引きずって「本人が頑張ってないのが悪い」みたいな言説が垂れ流されていて、まあどうにも社会が見えてない人がいるな、って話なんだけれど。

結局、この状況は経済を回さない。
若者の車離れとか言うけど、違うでしょ。
金が若者から離れていて、若者は車を買えないだけなんじゃないか?
マイホームしかりで、つまりは経済が回らない。
不況になる。
安くなければ物が売れない。
そうなれば、結局自分が安く使われる、という悪循環。

単純にもっと市場に金が回るシステムを作らなければならないのに、生活保護を切ったりする。
元は税金である生活保護は、簡単に言えばそのほとんどが市場に出て行く金だから、生活保護を1億円切る、というのは、市場への一億円を切るのと同じことなんだけど。
それを法人税減税なんかで内部留保になってしまうのでは、いつまでたってもこの悪循環は断ち切れない。


この本で衝撃的なのは、高齢者の貯蓄額と寿命が比例する、みたいな話。
同時に、貧困に陥ると炭水化物中心の食事になってしまい、どうしても健康状態が悪くなる、と。
しかも、どうしても健康のことを考えるまでに至らなくなってしまう、みたいな話

先日、貧困に陥った41歳アルバイト男性の一週間の食事、という記事では、その男性はやっぱり炭水化物中心、というかそればっかりになっちゃってるんだけど、それについて、「今の食生活が原因で倒れたり、最悪そのまま死んでもそれは仕方ないかなと思うんです。こんな惨めな貧乏暮らしでクソみたいな食事を今後何十年も続けることを考えたらうんざりしちゃいますよ」と語っていた。

そもそも、会社で使い捨てされ、社会がそれを認めている以上、社会からのネグレクト状態に置かれているわけで、そりゃ自暴自棄にもなるよな…というか。

こういう状態を変えようと、例えば「食事は野菜から食べましょう」みたいなパンフレットを行政が作ったとする。
でも、おそらく、それを手に取るのは、「食事は野菜からなんて当たり前だけど、なんか他のこともかいてあるなら参考にしようかしら」という層だ。
本当にこの41歳アルバイトにこれが届くかというと疑問である。

つまりそうやって、貧困は健康格差も生んでいく。


手っ取り早く、安く腹を満たすためには、米だ、パスタだ。
行く金があれば牛丼だ。
コーラを飲んだ方が腹もふくれる。

目の前の自分の必要とするものを体内に入れることで精一杯。
もう、今の自分の生活が臨界点に達しているのだから、一ヶ月先、一年先の自分が病気になってるかどうかなど気にかけてなどいられない。

建康に気を遣う、というのは、そもそも未来への投資みたいな部分があって、しかもそれはマラソンとかの能動的な部分もあるが、体内に摂取するモノが左右する部分が大きい。
それが未来の身体を作っていくのだから。

でも、その未来を想像できなくなったら。
非正規で期限延長されるかどうかもわからない中、上司からの理不尽な仕打ちに耐え、耐えたところで貯蓄もできず、炭水化物で腹を満たす日々。
そんな風に、未来を「放棄しろ」って、遠回しに社会に言われ続けたら。

やっぱり人は「なにもなくなっちゃう」んじゃないか。


こうした層が、年々増え続けている。
決起するしか道はないように思うけど、でも、その道も生活保護を叩くことに快感を見いだしてる連中(おそらくコレも根っこは同じで、未来へのネグレクトが要因のような気もするが)が跋扈し、それを政権が支持するような動きを見せている中、なかなかに遠いような気がする。

政治的な見方をすれば、「全てなくなっちゃえばいい」「戦争、いいじゃないですか」って層がどんどん量産されている。
ま、それも今の政権の目論見なんだろうが、どこまで目先の支配欲におぼれているのか。

ナチス前夜の状況に、あまりに今の日本は近い。








(BGM:ビロージュ「お前の目を見るだけで」fromYOUTUBE)
→ビロージュ。
どういう由来なんでしょうビロージュ。
曲はね、なんでしょう、GSでもなければ、フォークでもない、どっちつかず感もありますが、ハーモニーもはっきり前面に出ていて、どっかところどころ外国風の作り。
当時はかなり新しかったんじゃないだろうか。
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