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スーパーちんどん・さとう

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親がかりで生きていない彼らの珍道中 5/22の宣伝


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市丸たちと暮らしているのは楽しいと言えば楽しい。
ま、大変なこともたくさんあるけれど。
というか、そっちが大きいは大きいですよ、確かに。
警察のご厄介とかだってないわけじゃないし。

でもまあ、なんにしても、市丸たちが変わっていく、というのが楽しいわけでしょ。


市丸はそもそも「どっかの施設に預けられても俺は電車が全てわかってるから家に戻ってくるから」と親に言ってたくらいの男で。
ま、電車がみんなわかる、というのは、多少盛ってますけど、時刻表をアタマに入れている男なので、あながちそれは嘘ではない。
親はもう「一生この子と暮らさなきゃならないのだな」と観念していたと言います。

そして家では気に入らないとちゃぶ台をひっくり返すみたいなことをやっていたらしいし、親が家を空ければ冷蔵庫のモノをみんな食べちゃう、みたいな。
バターまで。

けど、親元から結局離れたわけなんだけど、今やもう実家のことをほぼ忘れているような感じの毎日で。
あんなに「どこに言っても家に帰る」と言っていたのが嘘のようであります。

盆暮れには実家に帰るんだけど、イチマルを置いて親が家を空けても冷蔵庫のモノは平気だし、二日もすると「俺、そろそろ帰ろうかな」とか言い出す感じらしく、親御さんとしては「まさかこんな風になってくれるとは」と涙涙の感じであろうと思います。


養護学校当時はカイよりも「ずっとできた」子が、今やこのあたりを介助者に肩をかつがれるようにして歩いているらしくて。
それをカイの親が目撃して、とてもショックを受けた、と。

カイはそもそも「着替えない」という触れ込みで来たけれど、(それで養護学校では体育の授業を受けてなかったとか)初日で着替えていたんだよね。
野菜は食べない、と聞いていたけど、今はもう野菜大好き。
鍋に残った(張り付いた)野菜まで取って食べる。
時に実家に一人で帰ってしまう。
ま、これは言いもしないで行ってしまうのでアウトなんだけど、でも親にしてみたら、「一人でこの子が家に帰ってくるのを夢見てた」というんだから、まあ夢が叶ってる。
目撃した、カイより「もっとできた子」と比べて、本当にああなるのはカイの方だったはずなのに、と親御さんは言います。


今、アクムというのが新しく来たけれど、正直言って来させたくなかった。
今の福祉制度というのはなんかおかしくて、障害者が来たらその分お金が増える、みたいなシステムで、かといってそんな微々たる増額ではコッチの体制は整わないから、結局はほったらかしの時間が増えるだけなんですよ。
ウチの場合、まあほったらかしをしないので、もう今の状態で限界だと思っていて。
だから、来させたくなかったんだけど。

親が「障害者だけど自立させたい」とかもし言い出したら、「他を当たって下さい」と言いたかったけど、「もうこの子と暮らすのは限界なんです」と言ってきたので、まあお母さんを引き取るわけにも行かないので、アクムを引き取ることにしました。

これから彼がどうなるかわからないけど、今はもうものすごい抵抗感で。
なにせ、中学もろくに行ってないらしく、ずっと家にいたそうで、そりゃね、この集団にいきなり馴染め、っていったって無理で。
今はほっといて好きにさせていますけど。


オグラが来た時もそうだったな。
ものすごい抵抗感で。
最初はほっといたんだけど。
何かすればするほど抵抗は強くなるから。
もうめんどくさいでしょ。
だからほっといた。
でも、今はノブと即興漫才をするまでになった。
というか、歩けなかったんだよね、来た時。
でもまあ5キロだけど、昨年はマラソンを完走した。


こういうことって、もし、親の「この子は野菜を食べない」なんてことや、「家に帰ると言っている」というのを「最も大きなこと」として我々が先入観を持っていたら、きっと実現はしなかったように思うんですね。

「親の言うことは話半分」、もしくは「聞かない」という状態ではじめないと、先入観で俺たちまでやられてしまう。


同時に、親がいると、やりたいこともやれないというところもあります。
井上達にすれば、「ふざけられないよ」となります。
ちょっとしたじゃれ合いですら親に監視されていたのでは、それはやっぱ彼らの「仲間意識」はできない。
そもそも、親というのは子どもたちの関係にとって「異物」なのですから。
それは子どもの頃のことを思い出してもらえば誰でもわかるかと思うんですが。


親御さんの意見というのは、確かに重要である場合はありますが、なるべくそれを入れない。
困った時には、そりゃ親御さんの意見も聞きましょう、とは思いますが、今だそういう事態になったことはありません。


我々は、そういう中で、そうやって変わってくる市丸たちのことがうれしいわけで、自慢なわけで、それこそが仕事なんだと俺は思います。

行政は「親御さんの意見を取り入れて」とか言いますが、取り入れなくてうまくいったことがたくさんありすぎて、その真意を測りかねます。
つまり、「産んだ親が一生責任を負え」「どういう大人にしたいか、すら親に決めさせろ」という、「親に全てをなすりつける道」を、今の社会は選んでいるんだな、としか思えない。


もし親のいうことを真に受けて、「市丸は一人暮らしは出来ない人」と、俺らが判断し、その通りに動いていたら、今の市丸はいないんです。

それは、市丸という社会の資源の無駄遣いだと俺は思います。
親に押しつけない、社会が引き受ける、というのが福祉の原点でもあります。


てなことで、親がかりで生きていない、そんな彼らの「珍道中」を、5/22はいろいろお話ししたいと思います。
ぜひ来てね!










bakagann.jpg

(BGM:スマーフ男組「ジェロニモ鳥にも」from「Inspiration from E2-E4 DISC01」)
→ま、これグループ名がいいじゃないかまずもって。
曲としては、もうずっと同じ感じのビートが9分ほど続きます。
そこにまあ上ものが乗っかってはくるけど、フロアなら楽しいんだろうな。
CDだとやっぱ飽きる。
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