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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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アクムがやってきて、書いている今の時点では一ヶ月弱か。
つまり数週間。
だからまだなんにもわからないけど。

ウチは「調査票」みたいのを書いてもらわないので、何もほんとわからない。
親から断片的に聞いた情報はあっても、他はもう、彼を今見て、情報を収集する感じ。
他だと、「母乳でしたか」とかいう調査票があるらしいけど、まあナンセンスでしょそんなの。
それに、まあ今の彼に付き合うわけだから、あまり余分な情報は入れない方がイイ場合が多い。

親が最初に相談?に来た時に言ってたのは、中学からほとんど行ってないこと。
ずっと家にいること。
つまり、集団生活になじめない、ということらしい。
しかし、かといって家で落ち着いていたかというとそういうことじゃなく、家庭内暴力の嵐だったらしい。


今の彼は、必死ににこらえている感がある。
集団になじめない。
なじめないけれど、なじめないなりに必死に大人しくいようとはしているな、と思う。

今は、にじ屋でもどこでもマンガを読んでいる。
おそらく、逃避の一つなんだろう。
マンガの中に入ることで、まわりを必死にシャットアウトしている。

ま、取り上げるのは簡単だが、今は読ませている。
いきなり真水では彼も窒息してしまうような気がするから。


今のところ、これを書いている時点では大事件は起こしていない。
多少のパンチは繰り出しているが、それは想定内だ。
それに、それは大した問題だとも思えない。
ネコパンチだし。

言葉は出るし、そもそも頭は良さそうである。
一日の流れを朝に言ってやれば、それはそれでそのスケジュールを「ガマンしてこなそう」としている。
そのためのマンガだから、それを取り上げるのはちょっと酷である。


みんなは、かなり最初から「仲間になろう」という意識で、悪気はないモノの、一緒にちんどんやろうとか、旅行に行こうとか言ったみたいで、そうなると、彼は追いつまって噛んだりもしたらしい。
「まあみんなの気持ちはわかるけど、ちょっとほっといてやってもいいんじゃないか?オグラだって最初そうだったじゃん」と、話すと、みんなそれを思い出して今は彼を放流してくれている。

引っ越してきてしまったので、彼は市丸の家に一緒に住むことになったのだけれど、そこには早く帰りたいようで、「早く帰りたい」とはいうけど、それは実家のことじゃなく、今の家のことだった。
そもそも実家のジの字も出ない。
彼は、親と暮らす時間が必要だったんじゃないんだな、というのはわかった気がした。
これはまず一つホッとした点だ。
これであまりにも「お母さんに会いたい」とかになっちゃうと、もうどうしようもない。

とにかく、彼は他人と関わるのがイヤなんだな。
でも、彼なりに予定を聞き、そこの中でマンガの中に入りながら、なんとかすごそうとしている。
涙ぐましい努力と言ってもいい。
なんか、すばらしいじゃないか、とも思う。


今のその彼を見ていると、なぜ中学に行かなかったのか、俺にはよくわからない。
彼は、彼のペースを守ってやれば、なんとか集団の中で、それは楽しくはやれなくても何か出来たようにも思う。
そうしたら、もっと彼は多くのモノを学べたかもしれない(勉強とかじゃねえぞ)。
もちろん、今の彼と中学の彼は違うだろうけど、「学校に行きたくない」を、もしまともに受け止めちゃった結果が「中学にすら行ってない」のだとしたら、不幸すぎる。

いや、行きたくないのにいく必要はないと思う、学校には。
ただ、それで落ち着いたんじゃなく、彼はそれでもまだ荒れていたんだよね。
つまり、彼が求めていたのは、学校にいかないコトじゃなかったんじゃないか?


ツノは時々、「みんなの中に入って、あんな風に笑いたいな」と言うことがある。
まあ、彼も中に入って笑ってることだってあるんだけど、ちょっと外側にいるところがある。
でも、ノブとか井上や市丸がふざけているのを、ツノはとても「うらやましく」思っている。
そして、「そうなれない自分」に、とても苛立ってもいる。

それでもいいし、入れなくても仲間なんだから、と声をかける。
そういうツノちゃんでイイ。
時々、そうだな、電車の話とかでツノだって盛り上がってるじゃない。
それでいいんだよ、と話す。


アクムは必死に我々の中に「いよう」とはしている。
その姿は、とりあえず、俺にはとてもすごい努力だと思うし、彼にとっては大きな壁なんだろうと思うと、なんか感激もする。
この努力を引き出してくれたのは、もちろん親が放りだしてくれたことも一因だろう。
なにせ彼にはもう戻るところがない。
といっても、まあ盆暮れには帰ってもらうけど。

でも、きっとアクムは、どこかここにいたいんじゃないかな?とも思う。
それは希望的観測が過ぎるけど、そんな面もあるような気がする。


市丸が来た時、「コイツだけはダメじゃないか」と思った。
なじめないんじゃないか、このまま荒れたまま、みんなに暴力をふるうままになってしまうんじゃないか、と思った。
でも、今になってみると、市丸も変わった。

オグラが来た時もそう思った。
何の反応もない。
全てのことに反抗する。
ああ、コイツだけはダメだ、と思った。
でも、今はノブと即興漫才をやるまでになった。

カブキが来た時も思った。
ま、カブキは今まだダメかもな、と思ってる地点。

アクムも、ダメなんじゃないかな、と思ってる。
正直、自信はない。


でもまあ、仕方ない。
でもやるんだよ。

だって、アクムは俺たちの中にいたいのかもしれないから。
だったら、こたえてやろうじゃないか、仕方ない。

親が「一緒に暮らすのはもう限界」と言ってきて、かといって親を引き受けるわけにもいかない。
アクムを引き受けるしかなかったわけで。

こうなったのも、なんかの縁かもしれないし。
なんにしても、仲間は仲間。
仲間が増えることはそんなにイヤなことじゃない。
はず。

今はアクムを信じるしかない。








(BGM:TWO∞MIX「ラヴ・スコール」from「LUPIN THE DANCE」)
→好きなんだよね、この辺のルパンナンバー。
曲がそもそもいいでしょ。
当時、テレビで見ていた時とか、どこでかかってたのかわからないけど、耳に残ってる。
名曲。
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