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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

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俺だって若い頃は云々


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吉本がごたごたしてる件で、吉本の古株芸人が「こいつら風情が社長にモノいうか」みたいなコトを言ってるそうで。

ま、こういう声が上がるのは当然でしょうし、そういう意見があってもイイとは思います。
それに、こういう「若いのが偉そうに言いやがって」という発言は、ある程度需要もあると思います。
ワンマンな社長さんとか、そういう発言を「待ってました!」くらいの感じで受け止めるでしょう。


まあ、それはそれなんで、中身は別にいいんだけど。
ただ、引っかかるのは、この古株芸人、昔一度吉本をやめて大変な目に遭ってるんだよね。

吉本をやめる際に、「お前ら、自分が思うとるほどたいした芸人やないよ」と言われたと言うけど、まあそこそこ売れてたし、世界を広げたいと彼らは吉本をやめる。
でも、そこで待っていたのは「干される」という現実。
そして結局仕事に行き詰まり、コンビは解散、1人が吉本に全面降伏して吉本に復帰。
記事によれば「島田紳助とオール巨人らに付き添われて吉本興業本社を訪れたサブローは、同社幹部に深々と頭を下げ、「すんまへんでした」と詫びた」ということである。

その記事をそのまま抜くと、こんなコトが書いてある。

(吉本は)復帰の条件として次の7カ条を突きつけたとされる。
(1)3ヶ月はノーギャラとする。
(2)吉本を通さない営業(アルバイト)をしない。
(3)吉本内で独立をする動きのあるタレントがいれば、その説得役を引き受け、それを使命とする。
(4)今後、吉本への不満を一切口にせず、独立という思想をもたない。
(5)2週間以内に吉本の会長だった故・林正之助の墓参りに行く。
(6)無条件降伏します。
(7)明石家さんま、オール巨人、島田紳助が保証人となる。


ま、確かに「全面降伏」といっていい内容である。

が、よくよく考えてみたら、吉本をやめただけの話だ。
それをこんな形で降伏させる、というのは、あまりにヤクザのやり口ではないか。
よく言えば、これが「ファミリー感」なのかもしれないが、家族の外から見たらとても理不尽である。
おそらく、彼もその時は理不尽を感じて出て行ったんだろうけど、そうしたらあちこちに家族の手が回っていてなにも出来ず、仕方なく理不尽に屈服した、という図式だ。

冒頭の発言が、そんな彼が言った発言だったからその闇はなお深くなった感じがする。

この発言に至った背景は二つ考えられるか。
一つは、本気で「改心」した、という場合。
もう吉本しかないんだ、この社長について行くしかないンだ、と、まあこれも外から見たら洗脳でしかないけど、本気でそう思ってる、という。

もう一つは、上記の条件3番目を今だ彼は実行しているのだ、ということもあるかもしれない。
吉本への復帰は93年だから、二十数年たった今でも、この「条件」が発動しているのだ、という。

どっちの背景だったにしろ、あまりにもその闇は深い。
「吉本でなければ舞台に上がれない」というのは、芸人にとっては闇だ。
これはあくまで芸人側が吉本をやめようとした、という話だが、逆だってあり得るわけだから。
結局、どんな理不尽であれ、会社への忠誠をみせなきゃならないとしたら、芸人としても面白くなれるとは思わない。
お笑いの一つの要素として、巨悪をからかって笑いを取る、というのがあると思うのだけれど、これが吉本という大企業に対して成り立たないというのは、なんだかどうなんだろう、とも思うのだ。

会社への不満をぶちまけて笑いを取るというパターンで、「ウチはギャラが安い」みたいなことを吉本の芸人は笑いにしてきたけれど、もうこれでは笑えない。
それがガチだとわかった以上、もうそれでは笑えない。


そしてなにより、自分が吉本をやめて理不尽な包囲網を敷かれて、理不尽な条件を呑んで降伏した、という経験を、この人は若手にまた強いてもいる。
自分と同じ思いをしてほしくない、と思ってもいいところ、この人は率先して社長側について、理不尽を若手に押しつけようとしている。
ダウンタウンの松本さんも、「根性で乗り切りましょう」などと、まるで状況を変えることなく、このまま、多くの芸人が感じているらしい理不尽を強いているように見える。

「面白かったらいい」というのは、それはそうだと思う。
ずっと吉本の芸人さん達が俺も好きだった。

けれど、こうやって若手の思いや理不尽を、「俺だってギャラが安い時代があった」「俺だってやめたけど理不尽を押しつけられた」みたいな形で肯定し、解決することを拒むような「古株」の存在は、どう考えても老害、としか思えない。

翻って、芸人じゃなくても、「俺だって理不尽の中苦労した」ということを、さも武勇伝のように語り、若い子に強いている上司、ってのはたくさんいる。

そういう風にはならないようにしたい、と強く思いました。








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(BGM:HERE IS EDEN「金属バットとスペースシャトルの唄」from「TECHNOLOID [JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER]」)
→面白いなこの曲。
知らなかった。
当時聞いてなくても、改めてこういうコンピに入れてくれることで再発見できるのでありがたい。

笑いが溢れるステキな人


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機関紙今月号に、ミズエが書いた原稿がこちらです。
「専従のページ」と題されたコーナーに載せられたモノです。
厳密には彼女は専従というわけじゃないんだけど、実際は専従と同じ働きをしてもらっていますし、市丸たちにはそこは関係ないというのもあります。
んなわけで、彼女にもぜひ書いてもらいたいということで、機関紙担当の方で頼んだ、ということのようです。



専従ではないのですが、新人みずえの事をお伝えしたいと思います。

7月になり、新人の私も虹の会に入って1年が経ちました。なんだかあっという間に1年が過ぎてしまいました。市丸さんには「みずえさんここ来て何年?」「まだ○ヶ月だよ」というやり取りをしていたのですか、「もう1年経ったよ」と言えるくらいになったんだなぁと。

機関紙でも書いたかと思いますが、虹の会に来る前は書店員を16年ほどしていました。全国的に書店自体もだんだん厳しくなり、私のいた書店は閉店する店舗が増え、埼玉から始まり最終的には千葉の柏の店舗に異動しました。埼玉から千葉までの通勤時間は約1時間半。ほぼ遅番だったので、帰りは夜の12時近くなる事がほとんどでした。夕食も遅い時間にとる事が多くなり、この頃の体重は人生MAXになっていました。

その前にいた店舗でも人手不足なのに、アルバイトさんの時間を削らなければいけないと言われ、シフトもギリギリで体調を崩しながらも休めないので、朝点滴を打ってから出勤するような状態でした。

そんなおかしな会社で働いていた中、積み重なった職場のストレスで疲れがピークにきてしまったのか、いなくなってしまいたい!消えてしまいたい!いっその事もう、誰か殺してくれ!と駅からの夜道をひとり泣きながら帰ることもありました。

いろんなことが重なったのか通勤中の電車内でひどい目眩をおこしてしまいました。脳神経の異常はなかったので、食生活の乱れや高血圧、ストレスではないかとの事でした。安定剤と降圧剤を服用しながら働いていました。これが当たり前になってしまって長い事同じ会社にいて、感覚がおかしくなってしまっていたんだと思います。未だに「満員電車+ひとり+長距離移動」が怖くて躊躇してしまいます。

こんな自分でも受け入れてくれるのか、未だにいらぬ緊張をするのですが、毎朝出勤するとまず、イチマルさんがフライング気味に「みずえさんおはよう!」と声をかけてくれます。これが結構嬉しかったりします。普段はやかましい!と思う事が多いのですが(笑)

佐藤さんは「どんどん失敗しなさい」と言ってくれます。職員になってすぐの頃、大きい車をフェンスに擦りドア交換という大失敗を犯しました。やらかしてしまったのに、こんな事言ってくれる所があるのかと驚きました。「あなたが出来ることをやりなさい」ともよく言ってくれます。佐藤さんや専従のみなさんの様には、当たり前ですがなれません。私自身が出来ることを頑張りたいと思います。この言葉のおかげで救われています。

虹の会を知って、どんどん興味が湧いて、踏み出した結果、そうこうしている内に虹の会の職員になっていました。高校時代は福祉部に入っていましたが、福祉については知識も浅くもちろん資格も持っていません。虹の会では介助に入ったりしますが、障害者の指示に従って動くこれだけでいいのです。勉強して資格取ってというのが、介助をするという事へのハードルを上げているなぁと思います。出来るか出来ないかなんて、やってみなきゃわからない!

勇気をだして飛び込んで良かったと今、本当に思います。この間、職場でこんな事しているんだと、出会った人に説明すると「アオハル(青春)してますねー」と言われました。そうなんです!みんなと毎日怒ったり笑ったり、みんなの青春を取り戻して一緒に生きていきたい、私の居場所はここだったんだと思うようになりました。私の勝手なエゴかもしれないけど、みんながそう感じていてくれていたら嬉しいなと思っています。



実は、こんな苦労していたとはマッタク知りませんでした。
彼女自身が「前に前に」出るタイプではないコトもあるんでしょう、書店で働いていた、というのは聞いたけど、こんな状況だったとは彼女から聞いたことがありませんでした。

スズもそうなんだけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4832.html)、ウチはあまり「過去は聞かない」という感じがあります。
これはオグラとかでも同じで、前の施設でどうだったかはこの際あまり関係なくて、これから君はどうする?が重要だと思ってて。
なんであまりミズエの過去は聞いたことはなかっただけに、驚きました。

スズもミズエも苦労してきたのね…。
なんか、ホントこんな人材を潰してしまう今の日本ってのはどうなってるんだろうか、と思います。
俺にとっては、すずもミズエも自慢の新人です。
というか、もう新人とは思ってないけど。


彼女たち、まあ新人は誰にでもだけれど、よく最初の頃は「新人にしか出来ないこともあります」ということを言います。
市丸にとって、「自分より後に来た人」という立場には、俺はなれないわけですから。
その立場をやれるのは新人の仕事だよな、と思って。
何もわからないまま、みんなと付き合ってみて欲しいなあ、と思っているんです。
せっかくその立場がやれるのにもったいないでしょう、やっぱ。
無理するより、そのままの方がなんか面白いし、市丸たちにとったっていろんな人がいたほうがいいわけで。

というか、彼女たちがいる事によって、全体の動きの中で、出来ることが格段に増えました。
同時にアキや外口さんらが「遊軍」でいられる時間も増えたと思います。
やっぱ、遊軍がいてこそ、組織は伸びると思うんですよね。
みんながキッチキチでやっていたら、もう毎日の繰り返しはできても進歩はできないじゃないですか。
そして、そういう役目が似合うんだよね、アキとか外口さんは。
何か新しいモノを拾ってくる才能がある、というか。


彼女たちもいつか壁に当たるかもしれないし、当たらないかもしれないけど、でもまあ、その壁をきっと彼女たちなら乗り越えるだろうと思うし、乗り越えなくても壁をぶっ壊してもいいし、壁を避けて向こう側に行ける新しい道をさがすかもしれない。
壁に沿って横に行く、というのはどうだろう。
ま、とにかくきっとなんとかすると思う。

彼女たちが歩む道は、俺と同じような道であるはずがない。
時代も、人数も違うんだし。
だから、あまりアドバイスできることもないし。

なんで、基本、放置でやってるわけですけど。
彼女たちの直感は信じられるし。


そしてですね、俺がとにかくすごいなあ、と思うのは、スズもミズエもキレイになったこと。
前が汚かったとかじゃないですよ。
前もステキでしたが、今はもっと美人になったな、と思うんです。
毎日会ってるんでわからなくなるけど、時に来た頃の写真を見ると、ホントびっくりする。

そしてよく笑うね。
俺が言ったちょっとしたつまらないツッコミにも笑ってくれるのでなんか嬉しいですね。
笑うって、まあ気分が下がってるとけっこう労力いるから笑えなかったりするけど、上がってれば普通に笑えたりするじゃない。
だから、笑ってくれるってのはなんか、普段がそこそこイイ感じなのかな、と勝手な推測をしております。

顔は心の窓と言いますけど(目かな)、このままどんどん笑顔が似合う、笑いが溢れるステキな人になって欲しいと思います。

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(BGM:ディアマンテス「ガンバッテヤンド」from「Summer Happy Collection」)
→この曲、スペイン語なんだけど、訳詞がよかった。
スペイン語には「がんばって」という意味の言葉がないそうで。
ふむ…いい国だ。
ネットから拾ってきた訳詞はこんなの。
誰も歩いていない 暗い夜だった
彼は2個のスーツケースを持ってDC ー 10の出発を待っていた
夢も幻想も そして借金もある
ラモンは 太陽の生まれる国へ仕事を求めて 旅立とうとしている
一番悩むのは コミュニケーション
言葉の壁 無関心な空気 とても我慢できない
際限のない 辛いルーティンワーク
それだけじゃない
差別する人々の目意味のない 嫌がらせ
心の奥にある寂しさをまぎらわすため家で待っている 家族のため
ラモンは ”ガンバッテいる “
”ガンバッテヤンド“ シー そうさ !
俺たちはみな ガンバッテ行くんだ ・・・
また仕事が始まる 8時間労働 そして残業食事をして 寮でただ寝るだけ
夢のなかで ラモンは歌うのさ ・・・ サルサ !

いい曲だわ…。

それは大人ではない


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学習性無力感という言葉があるそうで。

「どうせ自分は努力したところで上手くいかない」とか「自分が何かをしても何も変わらない」みたいな感情。
まあ、それは誰しもあるかとは思うけど、んで、結果「何も行動しなくなっちゃう」と。
結果、そりゃ行動しないからどうにもならないわけで、「ほらね、やっぱ無駄だったじゃん」みたいな形で「達観」みたいな感じになっちゃう。

まあ、毎度毎度努力をしても前に進まない、みたいな場合、そりゃそうなっても仕方ない気もします。

どうしてそういう思考パターンになるか。
小さい頃に親に抑圧された、教師に…、まあいろいろあるだろうことは想像に難くない。
が、小さい頃は特にそんなことなかったのに、社会に出て会社で何を努力しても認められない、体を壊しても自己責任にされる、みたいな環境に置かれたら、まあ最初は「おかしい」とは思うでしょうが、その行動すら潰されてしまえば、そのうちそれは「どうせ」に変化してしまうだろうな。
いや、「おかしい」とは思いながらも、「でもどうせ…」になっちゃうんだろうな。

自らに確実に不利益が降りかかってるにもかかわらず、それをおかしいとは一応思いながらも、「行動を起こせない」というのは、やっぱちょっと苦しい。

で、ちょっと考えてみたらば、多くの人、俺の世代から下とか若い人にそういう人の中に当てはまる感じの人が多いような気がしてきた。
異議があっても言わない。
そして、異議を唱える人はうっとおしい。
でも、陰では不平や不満を言ってる、みたいな。

異議を表立って言う気力がなくなっちゃったんだな。
そう考えると、なんかいろいろ合点がいくような気がした。

イジメだったりがあると、やっぱそりゃ「どうせ何やってもいじめられる」となるのは当然だろうし、見て見ぬふりをしなければ、次に自分にイジメの矛先が向く。
そんな汲汲とした十代を送っていたなんて考えると、そりゃもう「何をやっても無駄」って思っちゃうよな…。
んで、非正規で雇用されて、雇い止めにあっても自分の力ではどうにもならない。
契約切れのたびに、次の仕事が見つかるかどうか、つまり食い扶持を確保できるかどうかにおびえる。
上司に文句を言えばすぐに切られてしまうから、不利益があろうが訴えることなどできない。

そんな生活を繰り返していたら、そりゃやっぱ無気力になるよな。
「どうせ何やっても無駄」って。
非正規が蔓延したのは政治の問題なんだけど、自分が非正規で辛い思いをしていても、その政治を変えよう、とは思えなくなる。
自分では投票にも行かないのに、選挙の結果を見て、「ほらやっぱりね」とつぶやく。

そして、変えよう、とする人はうっとおしくもなる。
「無駄なのに、なにやってんのよ」って。

多くの人がそうなっていくことで、それが「大人」であるかのような錯覚も社会には生まれる。
「どうせ変えられない」が、「変わらない社会に従って不利益を被りながら生きていくのが大人」という風に変換されていく。

社長に無理を言われようが、得意先に無茶な要求をされようが、「それはいくら何でも無理」と言って行動を起こすことはしない。
どうせ無理なんだから。
何も変わらないんだから。

だから、その無理を必死にこなすのが大人なんだよ。
大人は辛いんだよ、と。
無気力にならず、一生懸命やってる人を「おまえら甘い」とか言うようになる。
よくデモを、「暇があっていいですね」なんて揶揄する人がいるけれど、そういう感じか。
ツイッターに書き込む気力くらいはあるのかもしれない。
というか、あれは匿名だから、自分が言ってるのでもないのだろう。

日本の子どもは自己肯定感が低い、といわれるけど、それとこの学習性無力症は無関係ではあるまい。
子どもの頃から、自分には何もできない、と教育されてきているのかもしれない。
そういう社会になってしまっているのかもしれない。

よく、戦前の流れの中で、その時代を知らない俺なんかは「どうして戦争に賛成したのか?」とかってことを素朴に思ったりするけれど、こうした「何を言っても変わらない」が究極にまで社会に広がったとき、人はもう何の判断もできなくなるのかもしれない。
戦争反対、を叫ぶ人を揶揄し、隅に追いやるようになるのかもしれない。

そして翻って、今の日本も、あのときのような状況に覆われていないだろうか。
ここから我々はどう抜け出せばいいのだろうか。
「あなたには意味がある」
「あなたは大切な存在である」
何度叫んでも、何度話しても、それが揶揄されてしまうとしたら、もうなにか手立てがないようにも思えてしまう。






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(BGM:Akon「Bananza [Belly Dancer]」from「Street Vibes 2006」)
→アフリカンなんだな。
ルーツミュージック?そういうのをふりかけた感じのコンピ。
すごく楽しいけどね。

闇の底 (創作)


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専従募集


(創作ですよ念為)


 桃子は、生まれつき足が悪かった。
 桃子は、小学校に上がるまで、自分はどこにも行けないのだと思いこんでいた。
 けれど、入学と同時にもらった車いすが桃子の人生を変えた。
 この車いすに乗って、自分はどこへでも行けるんだ、って彼女は思った。

 僕は、そんな桃子が嬉しかった。

 桃子が、大人になって、一人暮らしをするといって、親は困惑したけれど、桃子はそれをいとも簡単に始めてしまった。
 両親は拍子抜けしたけれど、桃子は、また自分に翼が生えたような気がした。

 僕は、そのときも、そんな桃子が嬉しくて、おめでとう、と言った。

 そして、桃子は恋をした。
 相手は車いすに乗った人ではなかったけれど、いい人だった。
 端から見ていれば、彼は、ただいい人だっただけだったけれど、桃子は、それを間違ってしまっていた。
 彼は、桃子からのメールはすぐに返したし、車に乗せてやることもあった。
 彼はとてもいい人だったから。

 僕は、彼に桃子の気持ちを言ってみたらいいよ、と言った。
 それで桃子の気持ちにピリオドが打てるのなら、と思ったから。
 でも、桃子は、僕にこう言った。
 「このままでいいんだよ。」

 そして、その後、彼には彼女ができた。
 桃子ではなかったし、車いすに乗った人でもなかった。
 その後、幾度かその顔は変わり、そのウワサは桃子の耳にも入った。
 けれど、桃子は夜になるといつも僕に言った。
 「このままでいいんだから。」

 彼はそのうち、桃子のところに顔を出す機会も減り、僕から見たら、桃子を忘れたようにも見えた。
 でも、桃子は、いつも玄関でノックする音を聞けば彼が来たのではないかと期待していたし、出せていないメールがたくさんあったのも僕は知っていた。

 桃子も、50歳を過ぎて、ほとんどが寝たきりになって、死にゆこうとしていた。
 夜更け過ぎ、そのベットの上から、桃子は僕にまたこういった。
 「これでよかったでしょ。」

 そして、桃子は死んだ。

 そして、僕は、桃子に自分の気持ちを彼に言った方がいいと言ったことを、恥じた。
 人には暴かれたくない闇がある。
 その闇の底のなさを知っている者は、自分で闇を暴くことはない。

 でも、闇を暴こうとする人間はいる。
 無意識なんだろう、よかれと思ってなんだろう。
 僕は、桃子の死後、彼の耳に桃子の気持ちが伝わっていることを知った。
 彼が桃子のところに来る回数が減ったのはそのためだった。
 桃子がドアをノックする音に毎回絶望したのは、それが理由だったことも知った。

 もし彼女が車いすに乗っていなかったら、アパートの2階の彼の部屋にも押しかけることができたかもしれない。
 彼がうちひしがれたときに、優しくリードして、彼のモノを口に含むこともできたかもしれない。
 でも、そんなことは、桃子の身体ではあり得ない話だった。

 つまり、桃子は、彼の人生という舞台に上がってもいなかった。
 彼が二人の女性に言い寄られて困っていたときも、付き合っている彼女にふられて悲しい思いをしているときも、桃子の出番は、あたりまえのように、
 なかった。

 それを桃子は知っていたんだ。
 そして、そのまま、死のうとした。
 彼女はそれを自分で確かめようとはしなかった。


 いや、でも本当は違う。
 桃子は彼を悲しませた彼女を恨んでいた。
 そして、彼をも本当は恨んでいた。
 つまり、桃子は自分の闇に、気づいてしまっていたんだ。
 でも、蓋をしようとして、彼女は「このままでいいんだから」と言ったんだ。

 あの夜、大好きな男のモノを咥えていた女の顔を、彼女は殴りたかったけれど、彼女には殴ることはできなかった。
 結果的に自分を追いつめている彼の優しさにも、殴りたかった。
 殴れない思いは、闇の底に沈んだ。


 僕は、彼女の影だ。
 だから、僕にはもうどうすることもできないし、できなかった。
 彼女の墓の前で、彼女が生きていたという、みんなの中の記憶が薄らいでいくと共に、僕ももうそろそろ消えるのかもしれない。


 ならば、最後の最後に時限核爆弾を作ろうと僕は思い立ち、それを一週間で完成させた。
 そして、そのスイッチを1時間後にセットした。
 一秒ごと、LEDの数字が減っていくのを確認して、リュックに入れ、渋谷に向かった。
 桃子は歩けなかったのだから、僕が向かうしかないのだ。

 日曜の午後、歩道にあふれる群衆。
 ここがいい。
 僕はスクランブル交差点で爆弾を確認すると、LEDはあと10秒を表示していた。
 10・9・8・7…。
 僕はそのリュックを背負い直した。
 そして、LEDはついに0を表示し、闇はどこにもなくなった。

 さようなら桃子。







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(BGM:Fantastic Plastic Machine「God Save The Mona Lisa」from「COOL & RELAX」)
→あまりに完成されすぎて、よくできたAORに聞こえますね。
FPMのある意味での真骨頂とも言えるけど、なんか食い足りない感じもあり。

親はなくとも


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ま、今年の春になりますか、タイに行ったというのは、息子の結婚式です。
息子は日本企業のタイ工場で仕事をしていて、近々日本に戻るそうですが、まあその時はまだタイにいて。
タイの方と結婚するということで、結婚式をやるから来てくれるか?と。

行きます、と。
で、行ってきたんだけど。

うちの子は三兄弟で、兄、妹、妹、という構成です。
一番下の妹が専門学校を出て、今年から働くことになりました。
そういう感じの年齢。

俺は数年前に離婚していて、まあだから彼らには申し訳ないことをしたと思いますが、それでもまあ前の奥さんと話し合って、我々の将来のことも考えて決めたことなので、理解してもらうしかない、という気持ちでいるわけですが。

まあ、とはいえ、なんだかんだは彼らの中にあるとは思うんです。
でも、その妹妹と一緒に、アキも一緒に結婚式に行けるというのは、きっと幸せなことだと思います。
端から見たら、なかなかない取り合わせなのかも知れないけど、でも、そういうセットで行動出来ることも多くて、それはきっと、子どもたちがよく出来た子たちだからだと思います。

今回じゃなくて、昨年タイに行ったときに、真ん中の娘が携帯を落としたんです。
タイで。
もうそうなっちゃうと、WIFIがあれば通じるけど、そもそも電波が発信されてないし、探しようがない。
いった場所などに電話を入れてみたり、いろいろしました。

もちろんそれらは、タイに住んでいる兄がやってくれました。

その日は、実はその結婚相手の家族とはじめての顔合わせ、みたいな側面もあって、けっこう慌ただしい中だったんだけど、それでも兄は「なんでなくしたんだよ」とかは言わない。
オレたちと相手の家族の橋渡しをしながら、一方でその問い合わせの電話とか、保険会社にどうしたらいいか聞いてくれたりしてた。

ま、優しいな、って話なんですけど。

今回もちょっと妹が熱を出して、きっとまあ急に暑いところに行って熱中症的なコトかと思いますが、それでちょっと予定が飛んだりもして。
それでもまあ、みんな優しいわけ。

それもべたべたした感じじゃなく、いい感じの距離感というか。
責めないし、かといって、べたべたもしない。
ちょうどいい感じ。
熱を出したことで、兄が住んでいるという部屋に行くことになったんだけど、「それもよかったよね」とか言う感じの。

なんかこう、なんでしょう。
人が苦しんでいる、というコトに対して、「おいつめない」みたいな感じね。

なんか素晴らしい子たちに育ったんだな、と思ったんだけど。
ま、それはもちろん、前妻の素晴らしさもたくさんあると思います。


今、虐待のコトとかがニュースになって、けっこう「どうやって育てたらいいんだ?」と思ってる人は多いんだと思います。
核家族になって、親一人が抱えなきゃならない、ということもあるでしょう。
出口のない感じの中、子どもは言うことを聞いてくれないし、誰にも相談出来ないし、かといって「怒っちゃいけない」なんてことも聞く。

う~ん、どうしたらいいんだろう、ってすごく悩むと思います。
で、俺は果たしてどうしていただろうか?と改めて考えたんですけど、あまり何にも考えてなかった、という結果になりました。


離婚するくらいだから、そんなに夫婦仲はよくはなかったし、まあぐれたこともありましたし、警察のご厄介になったこともあります。
子どもをどこかに連れて行く余裕はなかったので、日曜とかはよくウチの事務所でバザーの準備とかを一緒にやったりしました。
みんなにかわいがってもらって、まあそんな感じで。
習い事も、塾にも行かせませんでした。
だからまあ、なんだろう、決して「絵に描いたようなファミリー感」はなかったと思います。

でもまあ、全般的に今になって思えば、いい子に育ったな、と思っています。
心配はまだもちろんありますけど。


う~ん、だからなんだろう。
だから、もう悩まない方がいいし、悩むと袋小路にハマっちゃうから、なんか「自分が縛られちゃうまま友」とかじゃなくて、「自分の友達」をしっかり作って、自分がまず救われることかな。
育児とはあまり関係ないけど、でもきっとなんか自分がまわりに救われてなかったら、どうにもならなかった気だけはする。

だって、やっぱ子どものコトって一番の悩みになっちゃうんですよね。
そうなると、「どうしてあんたは言うこと聞かないの!」ってなっちゃう。

でも、そうは言っても、なっちゃいますよ。
なるなる。

よくわかんないけど、でも「褒める子育て」とか、そういう「キャッチーな言葉」にあまり惑わされない方がいいのではないか?と思っている今日この頃です。






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(BGM:LOVE LOVE STRAW「Love 2 Slipp」from「COME TASTE THE FLOWER'S」)
→どこかDIPを彷彿とさせるギターサウンド、の人たちが集まっておりますコンピ。
これはなんか、すげえイントロが美しい進行なので、ちょっと気になった。

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