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スーパーちんどん・さとう

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古くさいストーリーではあるけれど ★ 映画 「ダイナー」


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先日、一人の時間があったので「ダイナー」という映画を見てきたわけですが。
蜷川美香さん監督ということで、まあ、やっぱ赤だよね、赤。
そして花。
全編、イメージシーンをくっつけたような画面でありながら、キャラクターも立っていて引き込まれる。
スジはまあ、ありがちと言えばありがちではあるけど、逆に斬新な画面に対して「素朴」とも見えてしまい、それが主役の子のなんか「地味」的なキャラクターにフィットしていく感じでよかった。

主役が「おおば・かなこ」という子で。
まあ小さい頃に親に捨てられて(というのも、なんか事情があったっぽくもある)、誰も信じないで生きてきた、という設定。
友だちもいなければ、信じる人もいない。
でも、そうやって生きてきてたら「自分も信じられなくなった」と彼女は独白する。

年の頃なら20代半ば?という設定か。
なんやかんやあって、「殺人鬼だけが集まるレストラン」で働かざるを得ないところに追い込まれる。
最初は逃げたい気持ちがあったが、だんだんそこでレストランの修行を積みたくなって行く感じがひじょうにこっちに伝わってくる。
なにせ、逃げたところで、一般の社会では彼女は「透明人間」なのである。
誰にも必要とされない、誰も必要としない人なわけだから。

ま、そもそもが「料理は得意」というのがあって、逆に言えば料理しか彼女にはないわけ。
小さい頃は、店を持ってお母さんに食べに来てもらう、というのが夢だったりする感じの。

そしてそこの殺人鬼レストラン「ダイナー」のシェフはとにかく天才。
その技を会得したくなっていくと同時に、惹かれてもいく。
ま、そういう展開です。

最終的には、その街の暗殺者グループの抗争に巻き込まれ、ダイナー爆破寸前に彼女はシェフによって逃がされる。
逃げる寸前に、まあシェフとキスしたりして、この辺はお約束。
で、シェフ、といっても彼も元殺人鬼、が最後の敵と一騎打ちで、ダイナーは破壊される。

ま、ここが盛り上がりポイントでありまして、やっぱ負傷したシェフと一緒に逃げたい主人公。
でも、「先に行ってろ!」と。
とはいえ、先に言ってシェフを残すというのは、もうシェフは殺されるわけですよ、どう考えても。
そこまでにずいぶん負傷しているし。
で、まあ泣く泣く彼女は脱出するんだけど、その瞬間に彼にキスをするわけだ。

この感じね、もうありがちすぎてどうにもならないよこんなの、と思うかもしれないけど、俺はちょっとウルっときちゃったね。
なにせ、この主役の子がかわいい。
そしてまっすぐ。
というか、まあまっすぐになったのも、ダイナーで働いたおかげではあるんだけど。

そして、場面変わって数年後、彼女は念願の店をメキシコか何かで開店するんだけど。
「私、いつか店を持つから、そして、あなたの席をずっと空けておくから。必ず食べに来てね!」といって「今生の別れ」をしたわけだけれど、実際ちゃんと一つの席はずっとリザーブドになってて。

そしたらさ、来るんだわ。
シェフが。
相棒のブル公と一緒に。

…おいおいおい。

まあ、お約束の展開だけど、いわゆる「幸せの黄色いハンカチ」で、家を見てきたら黄色いハンカチがばああっとはためいてる場面と同じアレね。
あそこまで負傷していて、その後爆破まであって、現実的には生きてるはずないんだけど、でもまあ、来た、と。
それが彼女の見た幻でアレなんでアレ、とにかくそういうラストなんだ。

ここ、やっぱ泣いたわ。
わかってても泣くんだ、こういうのは。
斬新な映像、どこかシュールな映像、花だらけの、とにかくきらびやかな映像の中で、こういう木訥な「映画のお約束」は、泣くのに十分である。

なんでしょう。
こういう「何の取り柄もない女の子」が、とんでもない集団、ここでは殺人鬼や暗殺者のみなさん、みたいな集団にほおりこまれることで、なにか「生きる意味」を見いだしていくという展開は、まあよくあります。
そして、彼らの人間くさい面に惹かれていき、その中の誰かしらと恋にも落ちる、みたいな。
でも、たいがいこのパターンの恋は成就しません。
そりゃそうだよ、そもそも彼は非合法で働いていたんだから。

しかし、それをハッピーエンド、たとえ妄想であったとしても、で終わらせたのはなんか「絵本」を見てるような錯覚にも陥るわけ。
そう考えると、これはまるで「大人の絵本」。

確かに展開に目新しさはないけど、逆に進化した画面の強さでそこを逆に際立たせている感じで、俺はなかなか面白いと思いました。






baka.jpg

(BGM:kihirohito「VANGUARD(THE WILLARD)」from「ミク★パンク 80'S オン キャプテンレコード」)
→これはとにかくサビ部分のベースを細かく動かしたのがいい。
元はこんなに動いてないと思うんだけど、でもこっちのベースラインの方が好き。
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