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スーパーちんどん・さとう

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悔しい話 ①


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市丸たちはそれぞれ違うわけで、なかなかに一つの理屈に押し込めることは難しい。
例えば、「自閉症だから●●」みたいなことはあまり役には立たない。
というか、それわかっても、対処法はないわけだからそもそも意味いもないけど。
こっちサイドがわかった気になるために分類したいだけなんじゃないか、と思えてならないところもある。

と、まあそれはそうなんだが、でも時に、そういう教科書に載ってることではなく、「共通すること」というのがあったりする。
これは経験値だし、正確なデーターを取ったわけではないので、あまり大声で言うのも憚られるのだが、まあ「ああ、そりゃ●●だからな」というのは我々の中にはいくつかあったりもする。

その中の一つについてちょっと書いていこうと思うんだけど。
それは「親の言うことは絶対」というもの。
例えば、こっちで暮らしていたとして、普段はまったく親とは接点がなかったとしても、親が「●●があるから帰ってこい」というと、なにがあっても返事はイエス、となる、という法則です。

別にこれは帰りたいとかそういうことではなく、井上なんかは認識が高いんだけど、彼なんかは「なんでかわからないがわかったって言っちゃう」となる。
まあ、普段はお盆とかでも「親のために実家に帰りなよ」という感じだから、そもそも帰りたいとかそういう話ではない。

とにかく親の命令には従ってしまう、という法則ね。


これ、いくつか考えられることがあります。
順を追って説明しますと、こんな感じです。

そもそも親とあまり一緒にいない。
そうなると、実家に帰ったりすると、実家にいたときのクセが思いっきり出たりするんです。
市丸だったら、爪がなくなるほど(ホントになくなる)爪を食う、とか。
こっちではちょっと治まっていたモノが、実家に帰ると、実家にいたときのモードになる、ということですね。
たぶん、親子関係は変わってないンだと思います。
いや、変わってはいるんだけど、実際離れて暮らしている、という風に変わってるわけですが、その状況に戻ることによって、「昔の感じが甦る」というのが正しいか。

それでもまあ、市丸なんかはずいぶん今実家に帰っても落ち着いているみたいだから、全てが全て戻っちゃうわけじゃないんだけど、我々からすると、まあ多少は戻るわな、みたいな。
これは親と一緒にいる時間が空いている分、そりゃ変わるけど、戻る部分もある、と理解して欲しいんだけど。

で、なにもなければ、親も「実家に帰ってきた息子」という風に付き合ってくれるだろうから、彼らも「実家に帰ってきた息子」として振る舞えるんだけど、それが例えば電話で「●●に行くから帰ってこい」みたいな話になると、それは子どもの頃の「親子関係」に戻っちゃうわけです。

そもそも彼らは、自分の予定について、自分より親が知ってる、という人生を歩んできたわけです。
学校で行事がある、といっても手紙で親が先に知ってる。
準備するモノも、親が知っている、ということですね。
これはまあ、学校時代は誰だってそうなんですけど、
障害云々じゃなくて。

でも、そのまま特に他の作業所にいた連中は、作業所で同じようなことをされてきてるから、まあ小学校のママなんですね。
どっかに行くとなって、そういう予定も親が知ってる。
逆に言えば、親が知らない行事はないし、親が知らない自分の予定はないんです。
付き合う人、一緒に行く人も、全員親が知っている。
そういう状況なワケです。

だから、親がいうことが全てなんですね。

最初、市丸が実家にいたとき、ストリップに行けなかった顛末は前に書いたかどうか、テレビでも話したかな?オンエアされたっけ?、まあ、親にはもちろんストリップ云々なんて言ってなかったから、彼は休みの日だったんだけど、家を出れなかったわけ。
でも、ホントは来たかった。
電話したら、混乱してる市丸がいました。
親は行けともなにも言ってない、でも、ストリップには行きたかったし、約束もしてた。
そういう状況で、彼は出れなかった。
でも大混乱はしてました。
「親が言わないから出れない」ということで、逆を言えば、「親が言うから行く」なんですけど。

ま、でもこれは想定内で、そういう「ストリップ」という彼の一番楽しみにしてることでその辺を経験させよう、と思った結果だったので、大成功。
次からは彼は来れるようになって、まあそこから市丸は変わってきたんだけど。

でもまあ、とはいえ、その感じはやっぱ変わらないんですよね。
「親が何でも知ってる」「親が言わないと出れない」というのは、なかなか手強い。


先日、いろいろあって、とある親から電話があって、家の用事で帰ってこい、となって、しかしその日はけっこう重要なことがあったんです。
でもまあ、彼は「はい」ってなっちゃうんだな。
その後、まあ「どうしようどうしよう」となったりもするけど、でもまあ従う。

本来だったら、自分の普段の生活の中で大事なことがあれば、それは天秤にかけるわけだけれど、それが出来ない。
一気に小学校の遠足に戻ってしまう。

まあ、それはそれでいいとしまして、というかしょうがないんで。


でも、俺が辛いのは、彼らが親に「どれだけ大事な用事があるか」を伝えられないことですね。
親もそこは先回りしては聞いてくれない。
というか、用事があるわけですから、そりゃそうともいえます。
つまり、まあそういう時は、親子関係自体が一気に「親が何でも知ってる」にお互いに戻っちゃってるのかもしれません。

その中で、その「大事な用」を彼らはすっぽかす結果になります。
その時、「まあ、知的障害者だから仕方ないよね」という風に、やっぱ見られちゃうんですよね。
どう考えても、普通の仕事してる人だったらそこは親の言ってること断るだろ?みたいなことでも、「知的障害者だからしょうがないよね」と。

俺は、それが悔しくてならないんです。


つづきます





baka.jpg

(BGM:きどりっこ「桃色金魚」from「キング・ソングス・オブ・キャプテンレコード」)
→こういうなんだろう、不思議系な感じの女性ボーカルって、戸川さんからなのかどうなのか。
当時けっこう流行ってた。
歌の上手さで勝負しない、となると、残るはセンスの問題になるわけだが、これは歌詞もなんだかひっかかるし、面白いと思う。
当時はまったく聞かなかったけど、こういう風にコンピレーションで出してくれるのはありがたい。
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