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スーパーちんどん・さとう

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死ななきゃやってらんない ★ 映画 「タイトル、拒絶」


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「タイトル、拒絶」を見てきましたけどね。
いや、なんで一週間しかやらんの。
こういうの、もっとちゃんと長くやってほしいなあ、と思わずにはおれませんが、まあシネコンってそういうもんか。

とはいえ、シネコン以外が近所にないんだよね。
むしろ、ちょっと郊外、ここは浦和だけれど、埼玉県でいうと深谷とか川越にも面白い映画館あるんだけど、正直遠いし、今は移動が大きくなることを避けたい気持ちもないではない。
まあ、中途半端なんだろうな浦和。

ああ、浦和でもっとこういう映画をしっかりみたい人ってのがいるのなら、なんか映画館やりたくなってきたよ。
簡単じゃないだろうけど、でも、けっこうマジに。

てなことで、映画の中身ですが。
伊藤沙莉さんが主演、ということになりますか。
群像劇なんですけどね。
風俗の女の子の「たまり」っていうのかな、そこが舞台になっています。

元々が舞台演劇だったらしく、まあそう言われればそういう感じがしますね。
いや、舞台ってのは、すごいなって思うのは、例えばこういうその「たまり」だけ、もしくはそこがほぼ背景、であっても、ストーリーになると言うね。
そして、とてもこの話は奥が深いというか、リアルというか…。

正直、風俗の女の子が集まってる場所に入ったことはないわけですが、まあこういう感じなんだろうな、というのは思いました。
つまりは、ものすごい「よどんでいる」けれども、そのよどみを認めたくないからはしゃぐ子もいれば、冷たくそれを見てる人もいる。
ベテランもいれば、知的障害のような子もいる。
そこで言葉があっても何一つかみ合わないし、一人一人の絶望や、もしかして希望、というものがあまりに違いすぎて、表面的であっても一つになることもない。

人って、まあ働いていたら、その中で「自分とは何か」みたいなことにぶち当たるんだけど、ここでは、自分の意味を見いだそうとする人、「風俗なんかやってて意味もなにもないじゃないですか」という人、元々なにも考えてない人、まあ、いろいろで、そしてそれがなんの相乗効果も生まない。
なぜなら、「知らない、イヤな男のちんぽをしゃぶってるから」。
「そんな女に意味とかないっしょ」という諦念。

これですね、最初の場面が伊藤沙莉さんが風俗嬢として面接に来て、最初の客が迫ってくるところで、「無理無理無理!」となって逃げ出す、というところから始まっていまして。
これがホントにリアル。
そうだよな、こんな男(という感じの、かといって最低にどうしようもない男というわけでもない、ちょうど普通にいる感じのどうしようもない男って感じ)が迫ってきて、裸になって肌を合わせて、セックスまですると考えたら、男の俺でも総毛立った。

ありえない。
無理だわ。
これは無理。
中盤で、ここのスタッフの男の人が女に買われる場面もあるんだけど、いや、やっぱ無理無理。

ちょっとね、これはすごいことだよ。
この冒頭にまずガツンとやられてください。
特に、「風俗やってるんだからセックス好きでやってんだろ?」とか思ってる人。

でも、そこでしか働けない人がいて、そりゃね、心が死ぬわ。
いや、死ななきゃやってらんないでしょう。

ずっと笑ってるナンバーワンの子がいるんだけど、これがまたもう、なんだろう、壮絶な子ども時代を過ごしてきたんだけど、もう、完全に壊れちゃってる。
でもかわいいからナンバーワンになっている。
もう壊れなきゃやってられないし、でも彼女は最後まで素には戻らない。
一方で、このたまりでも問題を起こす子は最後社長を刺しちゃうんだけど、そっちの方がまだまともというか、壊れてないというか、「壊れかけ」というか。

いや、買う側にもいろいろ事情はあるとは思う。
セックスは人間の基本的な欲求だから。
でも、これ、相手をする側の命を削ってるって、やっぱ思った方がいい。

「コロナで不況になって、かわいい子が風俗に流れてくるだろうから嬉しい」みたいなことを言った芸人がいたけれど、もうどうしようもないですね。
許される発言ではないよ。
甘すぎる。
芸人が、こういう人たちのことに想像力を失うんだとしたら、その芸とやらは薄っぺらなクソみたいなもんなんだろうな、と思う。
ストイックだった頃は好きだったのにな。

で、まあこの映画、そもそも伊藤沙莉さんを見たくて見たわけだけれど、彼女の役柄が、最初もう嬢からは逃げちゃったから、下働きしてるんだ、その風俗店で。
つまりは、もう一番下っ端ってことになるんだけど。
それがもうハマりにハマっていて。
彼女、より好きになりました。

本もいいんだろうけど、「俺納得いかないっす」→「なんだてめえ、めんどくせえなあこのガキが」→ガツン!みたいな台詞や感じとか、すげえリアルで、なんかホント、よくできた映画。
ぜひ、見る機会があったら見てほしい一作。








chugei.jpg

(BGM:藤井フミヤ「Do Not」from「SINGLES」)
→これは、高音の裏声が全てですよね。
それでもフミヤさんの色気というのがあって、やっぱこの人はボーカリストだな、と思う。
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