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スーパーちんどん・さとう

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結局霊はいたのかいなかったのか ★ 映画 「スイート・マイホーム」


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誰もがマイホームが欲しいと思っているのだと思うけれど、今の時代、なかなかそれが実現できないという。
夢のまた夢、いや、結婚すら夢のまた夢、ということもあるという。
一昔前ならたいがい結婚してマイホーム、という流れだったのが、それが夢になっているというのはもう政治の失敗なんだと思う。

一方で、家を作る会社としてはまあかなり切羽詰まってもいるのだと思う。
だって売れないんだから。
大きな新興住宅地みたいなモノを造成する、というのもちょっと時代的に難しくなっているのだろうか。
それだけに、なのか、一軒一軒に関する「こだわり」のようなモノがものすごく新築に求められている時代ということになっている風にも思えます。
CMとかでも、「あなたの夢の実現」的なのをよく見ます。
でも、多くはそもそもがものすごい広いリビングが前提だったりして。
んなデカい土地は買えないよ、という感じだったりして。

その上、まあ「外から操作できる給湯システム」とか。
とにかく玄関から暖かい、とか。
オール電化です、とか知らんけど。
そういう「オプション」みたいなところで値を上げている感じもある。

じゃないと、まあ収入が確保できないもんな…。

というわけで、「スイート・マイホーム」を見てきましたが。
窪田正孝さんという俳優さんがなかなかいいね、という話をアキとしていて。
この前のボクサー役もよかったし(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6383.html)、まあ他にもいろいろ出てましたよ。
売れっ子ですよね。
彼が主役ということでちょっと見に行ってみよう、と。

これ、マイホームを購入しよう、ってところから話は始まるんだけれど。
この住宅会社の人がまあちょっとヘン。
最初からなんか怪しい。
でも住宅を売る会社なんてのは愛想がよくてナンボだし、一戸売れればすごいんだろうからそりゃ客も囲うよな、的な感じもあるんだろうし、どうなんだろう、と思って見ていたんですが。
このマイホームを買ってから、どっか家族もすれ違ったり、なんと家で殺人が起きてしまったり、ということがありまして。
そもそもこの主人公、不倫もしていて。
その不倫現場というか、彼女の家に入るところを動画で押さえられていて。
その動画が彼女の旦那のところに送られたりとか。
ちょっと不穏なんですよ。
とにかく「脅かされる要素」もある、という。

で、とにかくこの家が地下に暖房設備があって玄関から暖かい、とか。
ま、そこがかなりの売りなんですね。
他にも、各部屋の様子がモニタリングできる、と。
これがまあこの家で起こるいろいろについて役に立って?いくわけです。

こっからはネタバレになりますので、これから見ようという人は読まない方がいいような気がします。

で、まあその犯人は誰か?って話になるんですが、最初の住宅会社の怪しい人かな、と思いきや、彼がまずその家の近所で殺されてしまう。
あらあら、これはどうなんだと。
主人公の兄も半引きこもりみたいな感じで、怪しいっちゃあ怪しいが、どっか彼はそんなに悪い人ではない、むしろ味方だな、という描かれ方で。
しかも殺されちゃうし。
その上不倫していた彼女も殺されてしまうので、彼女の線もない。

さて、でもそうなると、最初に住宅会社で会って設計をお願いした女性しか残ってないんですよね。
あとは警察を名乗る男も一人でやってきたりしてちょっとなんか怪しいが、途中で兄が殺されたときにちゃんと警察の人だったというコトが判明。
それとね、まあ奧さんもどっか不穏というか、ちょっと精神的に追い詰められていきましてね。
そこも怪しいが、でもそうなると精神的に追い詰められる、という意味で時系列があわない。
なので、最初の殺人があった時点で設計士しかいない、ということにはなってしまいまして。
けっこうその時点で犯人がわかっちゃう。
そこはちょっと惜しいか。
もうちょっと、奧さんの友だちとかを不穏に描いてもよかったのにな、と思ったりしました。

設計しただけあって、なんと彼女、屋根裏の怪人だったという…。
全ての部屋の様子を見れるモニターまで屋根裏に…。

これ、まあ結局、殺人は殺人として霊的な感じのモノを見てしまった奧さんと、奧さんの友だちの子どもが見たのはなんだったんだ?ということになるんです。
そこの部分もなんか設計士の彼女が仕組んだ、というような結末だったらもっとよかったのにな…。
でもまあ、その設計士の彼女はどっかチカラ技の感じなので、そういう繊細な仕掛けはしない感じでもあるんだけれど。

というわけで、スッキリしないところもあります。
住宅展示場に行ってから住宅完成までが一年とか二年とか経ってる感じなんですが、そこがハッキリしない感じもあり、そもそも設計士が「一年くらい前の不倫現場を撮影する」という設定も薄ぼんやりとなってしまったということもあります。
それと、「地下室」というのが一つのキーワードになっているのに、設計士が屋根裏にいたというのもちょっと惜しいか…。
そこは地下室に扉があって…、とかにして欲しかった。
ま、その辺は原作なのか、まあ読んでないのでわかりませんが。

というわけで、すごく怖いというわけでもないが、なかなか推理モノとしては面白いんじゃないかな。
さっき「設計士しか残ってないんですよね」と書いたけど、もしかしたらそういうことを考えさせる暇もないスピード感もあるので、もしかしたら「誰?誰?」となって見てれるのかもしれない。
ちょっとやっぱ俺、映画を見すぎている人としてはそういう「イヤらしい見方」をしちゃってるかもしれないと反省。








(BGM:永井真理子「Mariko」from「やさしくなりたい」)
→「見つめていて 情けないところも全部 私はMARIKO」
…う~む。
ファンはきっとそういうところも見たいんでしょう。
まあ売れちゃって迷いとかもあったんだろうな。
いろいろ明るくは書いているけど、なんかあったんかな…という。

kabukiboshuuu.jpg

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