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スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
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(BGM:氣志團「黒い太陽」from「死無愚流 呼麗苦衝音 +3」)
→氣志團と言えば、綾小路さんが666の大会に来たり、宙也さんだったかの生誕祭に出ていたりという、しかもどこでもすごい礼儀正しいという。
インディー大好きなんだろうし、そして敬意も払っていてすごく好感を持ったんだよね。
ただまあ、氣志團自身はけっこう普通の歌謡ロックをやっていて。
でもまあそこもまた好感が持てるという。

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二番手になるための拍手


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イノウエが先日の会議で、専従の一人を「あの時は怖かった」「あの言い方はないと思う」という話をした。
「あの時」に言えたら良かったんだろうけど、まあその場で言えるほど彼らも賢くはないし、ってか勇気もない。
でも、井上は後になって会議で言った。
それはそれで大いに評価したいと思う。

そもそもその時の話を知らないし、その場にもいなかったので、俺は話の中身はよくわからなかった。
というか、そもそもこういう時、事前にイノウエから「こういうことを言いたい」と相談があることが多いのだが、今回はそれがなかった。
急なことだったが、それはイノウエが彼なりの自信があって言ったことだろうと思った。
何度かこういうことがあって、そのたびにいろいろ好転してきた結果、彼にも自信が付いた、というか。
だからまあ、中身はともかく、よかったな、と思った。
というか、中身も言ったことで好転するであろう。
ウチの専従はキチンと反省できる人たちだという面で、俺は信用もしている。
まあ、その時は俺もいろいろ言って、納得した上で話は収まった。

で、話はそこまでなんだが、たまたまその後イノウエと飲む機会があった。
メンバーは俺とアキ、イノウエとミツ、コバ、という。
ウチの草取りをしてくれて、その夜に飲みに行ったのである。

その時に、アキがその話を出した。
「よく頑張って言ったよね。よかったと思うよ」的な。
そしたらイノウエが「あの時、震えてたんだよね」と。
「え?」となりまして。
そんなことを感じさせないほど、イノウエは堂々としていたから。
でも、緊張はしていたのだ。
手が震えていたという。
そうだったんだ。

「あの時は事前に相談なかったよね」と。
「これまでだったら、相談してきてたよね」と。
そしたら、「今回はそれでも言えると思った」とイノウエ。
「きっと俺が言えば、ミツとかも反応してくれると思ったし、番長(彼は俺のことをそう呼ぶ)やアキちゃんが助けてくれると思ったから」と彼は加えた。

なるほどね、そうだよね、だから相談しなかったんだ。
それはそれでいいと思うよ、と。

で、その場にいたミツやコバに「どう思ったの?」と。
その時はミツもコバも一言も発していなかった。
コバは「イノウエさんがそう思ったんなら、それはヒドいと思う」と。
ミツももうちょっと深く同様のことを言っていた。

「だったら、そこでなんか言ってあげられたらイノウエも心強かったんではないか?」と突っ込むと、「そうなんだよね」と。
だって、井上は手が震えるほど緊張してたんだってよ、と。

でもまあ、そもそも彼らは思ったことをすぐに言葉にして口にすることが難しい。
「イヤだな」と思っても、その場では言い返すことができない。
だからまあ、イノウエも後日、みんなが応援してくれると踏んで会議で言ったのだ。
それを応援するのに、「すぐに言葉にしろ」ってのも難しいな、と。
「なんか言ってあげれば」なんて、簡単に言っちゃったけど、それはないな、と、その場で思いまして。

「あ、じゃあさ、言葉にできなくても、なんとなくそれいいな、と思ったら拍手する、ってのはどう?」と。
拍手だったらやれるんじゃない?と。

勇気を持って発言してくれた人を、やっぱり応援したいじゃない、と。
応援するのは何も言葉だけじゃ無いんじゃないか、拍手だって嬉しいし、勇気づけられるんじゃないか、と。
そしたら、拍手をしてみたミツが、「おーそうだな」と。
コバはなんとなく両手がすれ違う感じもあったりなかったり(コバは不器用で有名)。

ま、そんな話をした、って話なんだけど。

でね、イノウエがその流れで言ったのよ。
「番長やアキちゃんには言いたいことないんだよ」と。
「いつもプラスのことばかり言ってくれるから」と。
なんか昔にプラスとマイナス、という話を彼らにしたらしい。
覚えてないけど。

でもだからすかさずアキが言ったんですよね。
「いやいやいや、佐藤さんのことも私のことも疑わなきゃ」
「いつもいいことばかり行動したり、言うとは限らないよ」
「佐藤さんのことを疑わなきゃダメだよ」と。
俺も「そうそう」と。

そうなんだよね。
きっと俺に井上たちが反旗を翻してくれるのを俺は待っている。
同じように、若いスズやミズエが俺に反旗を翻して欲しいと思っている。
きっと、それが俺の目指すべきゴールなんだろうと。







(BGM:A-Musik「釜山港へ帰れ」from「Japanese Underground Music in the Late 70s and 80s」)
→あの曲のカバーである。
そして、なんだかドラムがきっちりビートを叩いているのもあって、A-Musikにしては全くわかりやすい仕上がり。

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すがすがしい ★ 映画 「コカイン・ベア」


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松島トモ子さんという女優さんがいますが。
彼女がその映画を見て、「私を噛んだライオンがコカインやってなくてよかった」と言ったとか言わなかったとか。

ま、その映画とは「コカイン・ベア」。
コカインを運ぶ組織が森にコカインを投下。
同時に運び屋もパラシュートで降りるつもりが、飛行機の出口のヘリに頭をぶつけて落下。
そのまま死んでしまう。
コカインを回収できず。
となると、当然、その森に住んでいるクマがそのコカインをやっちゃって、ハイになってしまう!という。
そして皆殺し。
もうバカバカしいほどにすがすがしいストーリー。
これ以外の要素が盛り込まれるでもなく、淡々とクマが暴れ回ります。

まあ、バカバカしいこと思いつくもんだ、と思ったら、映画冒頭に「Based on true story」と。
いやあ、現実は想像を超えてきますね。

で、まあ出てくる人間がそれぞれに間抜け。
まともなのが運び屋の手下みたいな人くらいか。
あとはもう、「そりゃそうなるわな」ということになっていきます。

どうもその森は国立公園?みたいな。
アメリカの映画でよくありますね。
もうさんざん自然のママの山っていうか。
でもガイドというか、中心となる事務所みたいなのはあって、みたいな感じ。

ま、そこに集まる人間はいろいろなことでその森にやってくる。
結婚を控えたカップルとか。
登山客相手のちびっ子ギャングみたいな連中とか。
ただただ動物とふれあいたい男とか。
あとはもちろん、その組織の人間。
そして組織を追う刑事。
事務所からの電話で駆けつけた救急隊。
そして子どもを探しに来たお母さん。
などなど。
最終的には生き残る人も多いんだけど、それでもけっこうな数やられちゃいます。

でね、こういう映画は、やっぱそれぞれ単純にやられるにしてもきっちりそのキャラを描いてくれると物語に深みが増すわけですよ。
ってか、そこはやっぱやられっぷりに関わってくるというか。
お調子者はお調子者でやられていくし、バカはバカっぽくやられていく。
単純にクマが食っちゃう、というのではあまり見ていて退屈である。

で、何人か印象に残った人がいますが、まずその公園の事務所にいるガイド?の女性がまあ、もう面白い。
下世話なんですよ。
下品と言ったらいいか。
でも「こんなおばさんよくいるよな」と思う感じのギリギリリアルな線を攻めてくる。
もちろん彼女もやられちゃいますが、よかったなあ。
やられちゃってるのに良かったも何もないけど、いいキャラ。
最後の最後までなんだか食らいつくというか、ライフル持ち出して応戦というか、往生際が悪いというか。
やられながらも救急車に乗るところまではいく。
憎まれっ子世にはばかるですよ。
最終的には救急車に乗ったところで襲われ、救急車は木に激突、固定されたストレッチャーごと放り出されるという。
まあ、なんだか。

動物が好きとかいって、「動物と言いたくない」「友だちだ」とか言ってるおかしな男はクマから逃げて木に登ったはいいが、よく考えたらクマは木に登りますよ。
そこで食われちゃったりとか。

とにかくもう、そういう感じで次々人がやられていく。
やられるって言っても、そう簡単に人は死なないですから。
爪でお尻をえぐられてもなんとか応戦するところまで行ったり。
けど、最終的には前述のおばさんのライフルで頭を飛ばされちゃったりとか。

なんかもうすがすがしいほどメチャクチャなんである。

簡単に言うとB級映画なんだけど、それをきっちりとしたカメラ、特撮というか、CGでやったという映画でですね。
前半多少ダレるモノの、中盤から一気にクマが暴れ回り、きっちりとスプラッター要素をしっかりと見せてくれながら殺されていくという。
どっかもう見てるこっちがハイになる。

アニマルパニック映画、ということになるのかもしれないが、まあコメディだ。
ここまでキャラが揃っていて面白くないわけがない。
プラス、BGMね。
もうなんだかBGMがそれっぽすぎて、とにかく笑う。
クマがくるっとこっちを向いたら、13金っぽく音楽が入ってくるとか、もうね、これまで映画が培ってきた全てのBGM表現をぶち込んでいるというか。
滝壺の裏に出て追い詰められ「ヨシ飛び込むわよ!」みたいなところでどっかインディージョーンズ風だったり。

これはもうサイコウに面白いので皆見た方がいいと思います。
95分の映画で、サイズ感もいい。






(BGM:たま「こわれた」from「きゃべつ」)
→たまというと楽しい感じのイメージだけれど、これはどっかダークファンタジーを呼んでいるような。
これで絵本ができるような感じ。
とはいえ、まわりの人が次々壊れていき、自分だけ壊れない。
途中の友人が壊れるところで音も壊れていくのが怖い。

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純朴の呪い


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グラビアアイドルとかって人たちがいます。
まあ、俺はあまり興味を持ったことはないけど、写真集とか?そういう。
その良さについて、「田舎っぽさ」というのがツイートで流れてきまして。

ふむ。
というか、ほほう、と。

どっか「田舎っぽさ」というのは「純朴」なんだよな。
グラビアアイドルという、おおよそ田舎っぽさとは無縁のビキニを着ていたとして、キレイにセットした髪の毛でポーズを取っていたとして、そこに「純朴」があるかないかでかなり印象は変わってくる。
そして、たいがいこの「純朴さ」に惹かれるのか?、人は。

だいたい、イケイケの化粧をして町を闊歩する女性、まあ男性でもいいけど、そういう人は「俺には不釣り合い」と思うんだろうな。
どんなにキレイな人でも「ムリムリ」と。
「手が届かないよ」と。
まあ、確かにそうかもしれない。
とはいえ、グラビアアイドルにも手は決して届かないのだが。

それはいいとして。
でも、純朴だったらなんか俺にも手が届きそうな…、みたいなことなのか。

よくニュースで「男の人がぶつかってくる」というのがあって。
駅の構内とかで、女性にだけぶつかる男、という。
けっこうそれってあるみたいで、もうなんかアタマにきますけど、でもそういうバカが一定数いると。
で、それをけっこうやられちゃってた人が金髪にしたら途端にされなくなった、という話を何処かで読みまして。

つまり、「純朴」を狙ってるんだな、という。
金髪の女だったら「負けちゃうかも」とか思うのか。
だったらやるなバカ。

俺が子どもの頃、欽ちゃんの番組が大人気で。
わらべ、とか、気仙沼ちゃんとか、見栄晴さんとか出てましたね。
全体に純朴を前面に出していたような。
「ややうけ」とかなんとか言ってたけど、それが人気の秘訣だったか?
欽ちゃん自身もそういうところあったなあ確かに。

いや、まあとっちらかってきましたが、何が言いたいかというと、そんなに言いたいこともないのだが、人ってどっか他人と比べがちというか。
あ、それはあたりまえなんだけど、どっかで自分と他人、「どっちが上か下か」ってことを考えちゃってるのではないか、という。

実際は恐らく上も下もないんだけど、でもどっかでそう思っているのでは?という話なんだけど。
「アイツには勝った」とか。
「負けた」とか。
収入だけじゃなくて、恋人のあるなしとか。
あとはやっぱ容姿ですよね。
見た目は関係ない!なんてよくいいますが、確かにその通りで、関係ないんですけど、容姿でどっか上下をつけたがるという。

で、たいがい、小栗旬さんとかジャニーズとか、そういうのが点数がいいことになっています。
痩せていてキチンとマッチョで、というような。
そういう物差しがあって。
人によっては「そうでもないよ」ということになりますが、でもそういうことになっていて、そういう人が上、という。
田舎くさい、というのはどっちかというと下、ということになります。

で、上の人は下の人に声をかけて恋人になろうとすることはできるが、逆は出来ない(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4627.html)というような現象があって。
それがどっかもう「下の人は服従させられる」みたいな感じになっちゃってる感じもあったりなかったり。
まあ、そういうことがあるから「金髪じゃない子にぶつかる」ということをするんだろう。

なんかこの「純朴がいい」というのもわかる気はするんですよ。
スレてない子が好き、という。
純粋な方がいい、飾りっ気がない子がいい、というのはわかる。
でも、ちょっとなんかこの「純朴は下」という雰囲気も感じちゃってイヤな感じもする。

容姿ね。
まあ、グラビアなんかは特に容姿を見せるもんだからな。
人は中身が重要だよ、っていってもあまり意味はない。

とはいえ、やっぱ容姿に出る、というのもあるなあ、とは思って。
表情とかっての、でかいでしょ。
造りより表情というか。
ムスッとしてる子は笑ってもムスッとしてるし。

ま、何が言いたいかというと、そんなに言いたいこともないんだけど、上になろうとして容姿を磨くより、自分に自信を持ってそれに表情が出てくれば、それはそれでカッコいいよ!って話!
…いや、ビックリマークつけるほどの話じゃない。





(BGM:野猿「Be Cool!」from「STAFF ROLL」)
→社会をえぐる「ような」歌詞、当時流行したメロディー、よくできた企画モノなんだけど、ハマったらハマるね、たぶん。
この当時は、俺の歴史としてはまったく音楽を聴かなかった10年間の中のことなのでまったく知らなかったが、いや、とにかくよくできている、という感想。

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仕事なんかじゃない


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まあ、俺は再婚したときに姓をアキの姓にしました。
理由はいくつかあるけれど、「どっちの姓でもイイ」といいながら、男で女の姓にする人が少ないから。
そして、知的障害の女の子に「結婚って何?」と聞くと、「名前が変わること」という返事が返ってきたから。
そして別に佐藤の姓を残したいとか佐藤の家を守りたいとか思ったことが一度もないこと。

ま、この二番目の理由ですかね。
「名前が変わることが結婚じゃないんだよ」と説明するよりも、いや説明ってやっぱ難しいし、彼らにとっては説明を聞く、のは苦手な分野に入る。
だったら、この結婚を機に「俺が変えちゃえばいいんだ」と。
そうすれば説明する必要もなく、「名前が変わることじゃない」というのは明白になる。
だったら、この機に俺が姓を変えちゃえばいいか、と。

結婚式とか、そういうこともちょうどいいか、と思ったのもあって。
そもそも知的障害者のガイドヘルプの始まった時の要件の一つに「親の冠婚葬祭」があったと思うけど、知的障害者だからという理由で親戚の結婚式に出られなかったりとか、そういうこともまあ俺がこの世界に入ったときにはよくあったんだよな。
だからまあ、結婚式を自分がやるならそりゃ市丸たちも呼ぶよなあ、とか。
どうせなら、ベタベタの「普通の結婚式」をやろう、とか思ったり。

この前、親の還暦祝いとかもやったんだけど、ってか、佐藤先生として皆もお世話になってるわけだが、あれもまあ「還暦とは祝うモノ」というのを教えたかったし、なぜ祝うか、もそこで話ができる。
そういう具体的なことがなかったら、そういうのって伝えられないし、機会もなければ、そもそも還暦とは何か、なんて話だけする意味もない。
試験に出るわけでもなければ、そもそも試験も何にもない~。

旅行もそうで、「みんなで行く旅行」ってのはある意味「行事」であって、我々が仕事や日常から離れるために旅に出る、というのとはちょっと違う。
そういう旅をやれる、旅ってそういうもんだよ、というのを伝えるためには、やっぱ一緒に行くのが手っ取り早い。
ちょうどツノが○○に行きたい、という話もあったりして、ある意味ツノはなかなか光が当たらない感じもあるから、こういう時にその思いを一緒に達成しよう、とか。
そしてそれは楽しい旅じゃなきゃいけないし、いけないっていうか、まあ楽しく行きたいし、自分もその参加者の一人として大いに遊びたい。
先の結婚式や還暦祝いもそうだが、旅行だって金はかかる。
行かなきゃ行かないでいいのかもしれないが、でもやっぱ行ってやりたい。
だからまあ、金はかなり使うことになる。
宿泊費なんかはそれぞれ払うにして、でもやっぱ向こうに行って飲みに行けば多少は多く払ってやったりはする。
それは普段の飲み会でも同じだね。

というか、そもそも飲み会だって、「こうやって誘ったらいい」とかってのは、誘ってやったりするのが手っ取り早い。
だから時に誘ってやる。
もっというと、プロレスとかもそうで、趣味がなかなか持てない人もいるわけで、選手を覚えたりして彼らから「○○日の大会、行きたい」と言われれば、やっぱ行く。
そもそも俺がプロレスを彼らに広めたわけでもあって、そりゃ彼らが行きたい大会は俺も行きたいコトが多い。

もちろんこれらは仕事なんかではない。
かといって全く仕事じゃないかというとそういうことでもない。
そもそも、「結婚のことを教えてやりたい」というのが、全部ではないにしろ、多少でもあるワケだから、全くのプライベートというわけでもない。
プロレス観戦も、旅行も、誰かのお祝い事でも、まあそれはそういうことになる。

だから俺にはプライベートがない、というのは正しいのかもしれない。
毎日の行動に市丸たちをリンクさせて、「どうせだったら誘うか」というのがずっとある。
単純にそこに行けたら楽しいだろう、だけじゃなくて、旅行とは何か、割り勘とは何か、プロレスを見に行ったとき、ライブを見に行ったときの礼儀的なコト、そういうのを伝える機会になる。
こんなの、行きもしないで「礼儀正しくしましょう」なんて何度言っても、んなの彼らには寝言だ。
とにかく行って、そこで注意する必要があれば、彼らと某かの約束をする。
「もし約束を破れば、次は一緒に行かない」とさえ言えば、たいがい彼らは守る。
楽しむために守らなければならないルールがあることを学ぶ。

これは仕事ではあるだろうが、でも仕事ではない。
俺のプライベートに彼らを巻き込んだ結果とも言える。

社会には、我々が楽しむべき様々なことが用意されている。
例えば誕生日とか、結婚式だったり、還暦だったりの慣習的な祝い事だったり。
そして、相撲観戦をしたり、歌を聴きに行ったりという、能動的な行動を伴う必要がある出来事。
それらに「仲間」が加われば、それらはもっと楽しいモノになる。

そうやって彼らの世界を広げて行ってやる。
そのためには、単に「個別指導計画」なんてモノ、いくら書いても意味がない。
単純に、彼らの世界を広げてやる。
それに付き合ってやる。
ただそれだけが必要なんだと思っている。








(BGM:4-1「人のフリ見て我フリオイグレシアス」from「人のフリ見て我フリオイグレシアス」)
→ま、タイトルですよね。
タイトルに惹かれて購入した、という。
曲も格好いいです。
一度現場で見てみたい。

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