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スーパーちんどん・さとう

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痛めつける改革


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ま、モノは言いよう、という。

「身を切る改革」とか言ってますよ。
維新だとか言う人たちね。
でもまあ、万博のゴタゴタを見てもそうだけど、どう見ても自分の身を切ってるようには見えません。

以前には「痛みを伴う改革」みたいなことが言われてましたよ。
「痛みを伴う構造改革」だとか。
小泉さんでしたか。
ついでに「自民党をぶっ壊す」とか。
壊れてないんですけどね。
もう完全にこれは公約違反ですね。

これもね、構造改革なんて言って、岩盤規制を壊す、なんてことも言われてまして。
いわゆる「医療」「農業」「教育」「雇用」ですよね。
いやいやいや、その部分の規制を取っ払われたらもうお終いですよ。
医療だって、金がある人は診るけど、みたいになったらどうします?
教育もそう。
雇用に至っては、おかげで非正規がこんなに増えちゃった。

一見ね、聞けば「規制を取っ払う!」というのは「いいこと」のように見えるんですよね。
でも、よくよく調べたらさ、まったくいいことないでしょ。
むしろサイアクの状況になってしまったわけです。

そう考えるとですね、「痛みを伴う改革」というけど、その痛みというのはまさに国民がひっかぶっちゃってるわけです。
「これから国民の皆さん、痛い目みてもらいます」と。
で、結局儲けたのは非正規の親玉のような巨大派遣企業だったりするわけです。
政治家に近い、そういう企業。
つまり、政治家は何も痛みを伴ってないんです。

だからね、「身を切る改革」ってのも怪しいんですよね。
松井さんは「退職金を受け取らない」とか言った割に、その分ちゃっかり年収を上げたらしいし。
公共交通機関であるバスだとかの支出を抑えて、結果バスの運転手が足らない、とか。
高齢者が無料だったのを半額負担に変えるとか。
税金の支出を抑えるのはいいけど、結局身を切られているのは誰ですか?と。
そりゃ大阪の庶民でしょ?と。
で、結局万博にその分突っ込んでるわけだよね。
なんだかもう、意味がわからない。
万博やめて高齢者は無料に戻したらどうだろうか。

そもそも「高齢化社会に向けて消費税」とかってのも怪しくてですね。
高齢化社会に向けて、といわれれば、その福祉充実のための消費税、という風に誰しもが思いますけど。
でも、高齢化社会になると労働人口が減って所得税が取れなくなるから消費税、というね。
そういう風にこの言葉は取れるし、恐らくそうなんですよね。
消費税分が丸々福祉になんかいってないですからね。

いやあ、イメージで欺されちゃうの、もうそろそろ終わりにしないと大変なことになりますよ。

改革とかって、なんか響きがいいんですよ。
人気が出る。
だから、つまりは現状に満足していない人がたくさんいるということなんですよね。

で、痛みを伴う改革なんてのが当選する。
にもかかわらず、改革は全く成されない。
どころか、痛みばっかりで改革が成されない。

いや、改革は必要なんですよ。
でも、「どういう改革か」ということにもっと我々国民は関心を寄せなければならない。
というか、自分で調べて判断しなきゃいけない。
少なくとも、これまでの「痛みを伴う」「身を切る」は、どう考えても我々国民が痛みを感じ、身を切られている。

ま、彼らにしたら「ウソは言ってないもん」ということになる。
だって、「痛みを伴う、っていったじゃん!」と。
で、庶民には改悪を強いた。
という意味で、「痛みを伴う改革」は、確かに嘘ではない。
そんな簡単なトリックに引っかかってしまったことを我々は後悔しなきゃいけない。
そして、二度と引っかからないようにしないと。

「そりゃ改革なんだから、ちょっとは痛みを伴うんじゃないの?」という、どっかわかったような居酒屋の意見がまあ最も我々国民を追い詰めたといっていいだろう。
庶民のための改革が成されれば、別に痛みなんかそもそも必要ないのだ、という大前提を忘れている。
何か罰ゲームを受けないとご褒美をもらえない奴隷のような気分でいるのなら、もういい加減に気づいた方がいい。
「そもそも痛みなんか求めてない」と。
痛みだとか、身を切るとか言うた時点で、もう怪しいんですよ。







(BGM:Maynard Ferguson「Gonna Fly Now (Theme From 'rocky')」from「The Best of Maynard Ferguson」)
→このバージョンのロッキー、すごく好きで。
中学の時に聞いてすごくいいな、と思ったんだよな。
コーラスのバックで踊るトランペットがたまらない。

kabukiboshuuu.jpg
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