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スーパーちんどん・さとう

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アベノマスク ★ 映画 「愛にイナズマ」


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子どもは基本的に「幸せな家族の中で生きたい」と願う。
幸せとは何か、という定義の問題はあるし、子どもにしてみたら経験、学習の結果、というのもある。
幸せを経験してないからわからない、求めない、という現実もあるが、もし彼らがそれを知ったら、そう思うはずだ。
毎日笑って、何物にもビクビクしないで、十分なご飯を食べたい、というのは根源的にそうあって欲しい、とどの子どもも思うことではなかろうか、と。

ただ、これを実現するのは親の仕事である。
まわりの大人の仕事である。
子どもは願うだけでいい。
親はそれを実現しなければならない立場にある。

とはいえ、親も聖人ではない。
虐待とかはもう論外としますが、そうじゃなくても子どものコトばかり考えてもいられない。
俺も今になって思えば「あの時こうしてやればよかった」「あの時はゴメンな」ということを思ったりもする。
それを今大人になった子どもたちに言うと「お父さんは何度もその話するけど、私は忘れちゃってんだよね」と言ってくれるのだが、でもその後悔はなかなか去ることはない。

てなわけで、「愛にイナズマ」を見てきたわけですが。
これ、「月」(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6453.html)の監督の作品なんですね。
「月」とは全く違ったアプローチで家族と愛を描いています。

主人公の映画監督は兄を二人持つ妹。
映画監督といってもまだ芽は出ていない。
ついに映画が撮れるかも!というところでプロデューサー的な人たちの裏切りにあってパーに。
この辺りの描写はかなり細かいしリアル。
この監督自身の経験なのかもしれないな、とか思ったり。
とにかくまあ、プロデューサーたちには反吐が出る感じ。

で、それは彼女自身の家族の物語を映画にしようと思っていたのだが、他の監督に取られてしまう。
「私の映画なのに!」という彼女の悔しさは「本当の家族を撮って見返す!」という方向に向かうことに。
ま、ここは映画の設定上の入り口で、つまりはとにかく彼女が「家族を撮る」ということにならなければならないので。

で、この家族、なんだかぎこちない。
そんなに悪い家族のようには見えないが、その大元は彼女が小さい頃に「お母さんが消えた」という部分。
しかも、「なぜいなくなったのか」は彼女は知らない。
ま、小さかったから理由を聞かされてなかった、ということらしいが、まあ佐藤浩市さん扮するお父さんの「どう子どもたちに伝えるか」という苦悩はわかるような気がした。

ま、お母さんが消えた理由は結構有り体で、男ができたのである。
それはお父さんにとっても苦しいワケなんだが、それでもそれを表に出さず、「お母さんは消えた」と言い続けたのはなんだかわかる。
子どもにはお母さんが裏切ったことを伝えたくない。
その後お母さんは子どもに連絡をしてないのである。
子どもにとってもそれは裏切りなのだ。

そして、それを「知らなかった」と言いながらも、どっか薄々気づきながら「知らないふりをし続けていた」主人公も、つまりは裏切りを現実として捉えたくなかったのだ、ということなのだろう。
それにさえ目をつむれば、幸せは続く、と。
しかし、それを「なかったことにする」というのは、心に闇を抱えることでもあって。
その闇を抱えながら主人公は生きてきた。
主人公だけではない。
家族もその闇を抱えて生きていくことになった。
そして今回のプロデューサーの裏切りによって、末っ子の主人公は「その闇を晴らすのだ」と決意した、というようなことになるのかな。
まあ、とにかく「家族を撮る」と。

この、「素人がカメラを向けられて困っちゃう感じ」というのを、まあ佐藤浩市さんなんかがみごとに演じてくれていて。
そして兄二人もいい。
なにより、主役の彼女、松岡茉優さんがすばらしい。
最後にお父さんは亡くなるんだが、そのお父さんをして「消えちゃわないよね」というようなことを兄貴に言うセリフがあるんだけど。
もうね、そのセリフだけで俺泣いたわ。
演技がすばらしすぎる。

ま、そういう家族の再生の物語ではありますが、もう一つ、主人公と窪田正孝さん演じる謎の男?というかちょっと一風変わった男の恋愛物語がそこに絡みます。
これがもうサイコウに良くて、とにかくこの二人を応援したくなってしまう。
この二人が新しい「家族」を作ってくれることを願ってやまない。

てなわけで、もうこれは見てもらうしかないんですが、この映画のキモは「アベノマスク」。
この映画ほどアベノマスクを効果的に使った作品はないと思います。
それだけでも見てもらいたい。






(BGM:Bakyun The Everyday「ベースボールプレイヤーソング」from「下北沢SHELTERガールズコレクション2018」)
→どっかに置いてあったフリーCDなんですけどね。
出来がいいですよね。
最近はパソコンとかでレコーデイングとかもできたりするから、音楽がどんどん身近なモノになっている感じでいいことだよな。
この曲、自由に飛び回る女性ボーカルも見所だけれど、「ばっちこ~い」の男声コーラスがいい。

kanukibochu.jpg
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