fc2ブログ

プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
- - - - 1 23
4 5 6 7 8 910
11 12 13 14 15 1617
18 19 20 21 22 2324
25 26 27 28 29 3031
- - - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

ライブはやっぱいい!


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





これまでコロナの件で東京に行くのを避けよう、とみんなで決めていたんだけど、それも解禁にしまして。
で、さっそくプロレスでも、と思うのだけれど、やっぱりプロレス行くなら大日本さんから行くべきであろうと。
ではライブは?となると、これはいろいろあるが、そういうこととはあまり関係なく、日程的なことで太陽肛門スパパーンさんを見に行ってきまして。
ま、ライブのたびにお誘いは受けていたのだけれど、なかなか行けず。

毎日CDを聞いているというミツとイチマルとアキと行って来ましたけど。
2DAYSの二日目に行ってきたわけですが、まあすごかった。
やっぱライブはいいよな。
改めて思ったところ。
スパパーンさんはダブルドラムだったりして、もう音の迫力が違う。
やっぱスパパーンさんはすごい。
スパパーンさんの時間が短かったのが残念だったが、まあ小室等さんも出てたりして。
なんかもう迫力が違うね。
なんだろう、静かに歌っているのに、動けないほど歌が刺さってくる。
すごかった。
中川五郎さんも出ていたんだけど、「1923年 福田村の虐殺」を歌ってて。
20分以上の歌だったんじゃないか。
もう刺さったね。
調べてみると、この歌は2009年に発表されていて、最近になって映画にもなったわけだけれど、ほんとなんか映画を見ているような一作。
迫ってくる言葉にやられてしまった感じ。

恒例の討論の時間もありまして。
これね、まあどうなのか。
どうしてもやりたいんだろうなあ。
どこか学生運動の集会を再現したいのかしら、と思ったり。
確かに歌だけではスパパーンさんの情熱を再現できないのかもしれない。
彼らがやりたいのは単純に音楽を奏でるだけでなく、社会の変革なのだよな。

ま、どうですかね。
レコードの制作がお金の都合で止まっているとのことで、それを助けるためにもこのライブは企画されたらしいのだが、ご本人曰く「助けるどころか足を引っ張る可能性も」と言っていた。
確かに豪勢なゲスト陣、お金かかってるな、と思ったけれど、う~む…。

イチマルは小室等さんを知ってたみたいで、ってそりゃ知ってるか。
小室哲哉とかって言うかと思ったら、「小室等さんでしょ」と。
ま、小室ファミリー、とも言っていたが。

イチマルは討論の時間もまあなんだか一応聞いていて。
終わってから「難しかったね!」と。
理解しようとしていた、というのがイチマルらしくなくていい。
こういうのは「俺はどうせわからない」と聞くのをやめてしまいがちかな、と思っていたのだが、スパパーンさんの討論の時間は嫌いじゃないらしい。
というか、イチマルだけじゃなく俺もよくわからなかったんだけどね。

今回スパパーンさんが制作している音源が「放送禁止歌」ってことで。
いろいろカバーをやっているという。
もう聞きたくてしょうがないが、しかし制作費がなく止まっているというから…う~む。

この日も何曲かその中から披露してくれていたんだけど、もう全然違う曲で…。
よくまあ、こんなアレンジを思いつくもんだ、というか。
いや、いい。
どれもよかった。
本気でこの音源は楽しみである。

ま、放送禁止、という法律があるワケではないので、これはどっか「自粛」に近い。
放送局が自ら自粛する。
発売禁止というのは、発売元が、というかレコ倫というレコード会社が作ってる組織が自ら判断して発売を自粛する。
だからまあ、そういう「表現を規制する法律」というのに引っかかったわけではない、というところが重要で。
というか、そんな法律があるとしたら憲法と矛盾する。
ま、ヘイト関連はあるかとは思うけど。

そういう「自粛ムード」というのはホントに怖くて。
むしろ法律で禁止された方が法律に楯突けるけど、そうじゃない、何かふんわりとした「自粛」というのはつかみ所がない。
小室さんが、自らのレコードが発禁になった時にレコ倫に「何が悪いか」と聞きにいってもなんだかあやふやで教えてくれない、みたいなようなことも言っていた。
最終的には教えてくれたんだったかな、そういう。

ま、そういう発禁を受けた曲とかも小室さん歌っていたけど、別になんていうことない曲なんだよね。
原発がどうしたとか、確かに権力者が嫌がる言葉なのかもしれないけど、でもなあ…。
だからといって発禁にしたからと言ってどうなるもんでもないだろうに。
ってか、だからこそ発売する意義というのはあるような気がするが。

そういえば、ヨイトマケも放送禁止だったんでしょ?
あの名曲が、だよ。

なんかなあ。
こういう自粛だとかというのはホントにイヤ。








(BGM:スラッシュ55号「Untitled」from「もしもピアノが引けたなら」)
→こちら、もう音ネタコントの様相を呈しています。
ってか、このタイトルだけでもういいでしょう。
引いてどうする、と。
クレイジーSKBってやっぱすごい。

kanukibochu.jpg
スポンサーサイト



妄想の暴走 ★ 「ない本、あります。」


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





能登崇さんという方が書いた「ない本、あります。」という本を読んだんです。
こちら、ツイッターでやってたんです。
フォロワーから投稿された写真を表紙の装丁にし、タイトルと著者、あらすじを作る、という。
本はない、本文は全くないのに、一枚の写真から想像たくましくして、まるでそんな本が実際にあるかのように虚構を作り上げる。
ま、もうこれは妄想なんだけど、面白いな、と思って。

ここには架空の著者のプロフィールまである。
架空の「多くのSF作家を輩出した○○会の四代目代表」とか、もうなんか妄想が広がる広がる…。
ま、俺も妄想は好きで(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6257.html)このツイートには注目していました。
本が出たというコトを知り買ったというわけです。
ま、妄想の本が本当の本になる、というのもなんだかロマンがある。

話変わりますが、先日、アキと食べ放題に行ったんです。
昼だったんですが。
ふと見ると、お母さんと小さなお子さん、というテーブルがありました。
けどあれですよ、やっぱ小さい子はむずがっちゃうというか。
喜んじゃうというか。
とにかくお母さんの思うとおりには動いてくれない。
しかもまあ、食べ物を取りに行かなければならない。
けどまあ、子どもの相手をしながら、そして皿を持ちながら料理も皿に盛っていかなければならない。
これはなかなかに難事業である。

でもまあ、それを乗り越えてでもお母さんはこの食べ放題に来たかったのである。
そうじゃなければまず断念する。
なにせ難事業である。
もしかしたら、シングルマザーで、この日しか休みが無かったのかもしれない。
いつもなら保育園に預けているところ、今日は一緒に過ごす。
けど、どうしても食べ放題には行きたい。
これを逃すとまた毎日は忙しく過ぎていく。
夜に来るのは仕事の関係で難しい。
そして何より、同じ内容なのに夜の方が値段が高いのである。
どうしてもこの昼を逃したくなかった。
難事業もやり遂げよう、という。
そういう決意があって彼女はここに来ている。

しかし、どうしても子どもが浮かれてしまう。
そもそも久しぶりのお母さんとの外食。
そりゃ嬉しくなってしまう。

と、ふと見ると隣の席は男の人が一人で来ている。
お母さんは迷惑にならないように、子どもが騒ぐのをなだめている。
実はこの男性、独り身である。
彼女と同じように、仕事の関係で今日の昼にしか来れなかったのだ。

と、ちょっと食事に飽きた子どもが男性を見る。
ニコリと返す男性。
お母さんが飲み物を取りに行った時、「ねえ、おじちゃんは何食べてるの?」と子どもが聞く。
男性は戸惑いながらも「えっと…ハンバーグだよ」と。
「私もハンバーグ大好き!」
いつの間にか子どもは男性の席に移っている。
「一緒に食べよ」と子どもは男性に懐いてしまった。

そこに帰ってきたお母さん。
「ほら、迷惑でしょ。すいません、もう…」
「あ、いや、大丈夫ですよ」と男性。
「よかったら、僕、見てますから、料理取りに行ってください」
男性も、彼女が子どもに手を焼いているのを感じていたのである。
そして男性の誠実さを瞬間に見て取ったお母さんは、「ありがとうございます」と。

そしていつしかテーブルを囲むのは三人になっていた。

「仕事が休みの日にココに来るのが楽しみなんです」と男性。
「私も…です」とお母さん。
その二人の会話をニコニコと見ている子ども。

意を決して男性が聞く。
「次の休みはいつですか?」
「えっと、来月の第三木曜です。今日と同じ…」
「あ、僕もです…」

そして、翌月の第三木曜には、この母子と男性の三人がテーブルについていましたとさ。

…とかなんとか。
ま、母子と単独男性が隣同士の席に座っていたところまでは事実ですが、それ以降はアキと俺が食事をしながら二人で妄想していた内容でした。






(BGM:アマリリス「プログレッシブ」from「LIVE IN JAPAN」)
→最強ですよアリスセーラーさん。
なんかライブの前説のような一節。
彼女の語りなのだけれど、声に力があるっていうか、役者だなあ、と思う。
時にバックの楽器が入ったりして、もうコント風なんだが、これは楽しいわな。
メンバー紹介とかやってる。

kanukibochu.jpg

俺はとても恐ろしい


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





まあ、ジャニーズの件でもやっぱメディアの責任ってあるな、と思っていて。
やっぱ性的虐待みたいなことを知っていながらちやほやしてたわけで。
それで行為はエスカレートしたと思うし、ジャニーズが売れれば売れるほど、性的行為を受け入れざるを得なくなっていくという。

とまあ、そんなこと今さら言うまでもないのだが。
そもそもメディアは安倍首相の時代に死んでしまったも同然だとも思う。
恫喝に負けたというか。
矜恃を捨ててしまったというか。

それを最近、如実に感じるのは、「防衛装備品」という言葉だ。
武器だろう。
武器。
それを政府は「防衛装備品」と言い換えた。

ま、そこまではいい。
いいってか、まあそういうもんだろう、政府なんてのは。

が、なんでニュースなんかでも「防衛装備品」などと言ってるのか、ってのがわからない。
例えば「武器の輸出、いわゆる防衛装備品の輸出」とか言うんだったらわかる。
「武器の輸出、政府言うところの防衛装備品の輸出」というのならわかる。
が、武器という言葉を使わずに防衛装備品って、なぜそんな政府広報みたいなことをやってるのか、と。

先日は、北朝鮮からのミサイルをミサイルとちゃんと言っていたが、その前は飛翔体とかなんとかいってたように思う。
そもそも北朝鮮は人工衛星だと言ってるわけでしょ?
って、まあそれはイイワケなんだろうとは思う。
思うが、北朝鮮にはミサイル言って、日本が輸出する武器は防衛装備品なんてのは、ちょっとどうかしてる。
メディアはそれをこそ伝えるべきだと思うのだが、自ら防衛装備品なんて言ってる。

NHKはパレスチナ人に捕まったイスラエル人を「人質」と呼び、イスラエル人に捕まったパレスチナ人は「囚人」と呼ぶらしい。
これも結局はイスラエルの言い分を鵜呑みにしているだけで、メディアとしての判断はそこにはない。
なぜそういう言い方の違いが生じるのか、それこそを検証し放送しないのなら、今のた鷹の本当の姿など伝わらないではないか。
政府がイスラエル側に加担しているから、ってか、アメリカの犬だからって、それをそのままその立場で放送するなら、そりゃ政府広報だろう。

正直、この感じは恐ろしい。

「国が言うんだから」って理由で、自分たちの言葉を言い換えたりするってのは、まるで戦前だ。
実際に「国が言うんだから」とメディアがこぞって政府の言葉を使うのは、「国のいうことに反抗するな」というメッセージにもなる。
メディアは言うことをきいたんだ、お前もきけ。
きかないヤツはとんでもないヤツだ、という「雰囲気」を作る。

そもそも防衛装備品などという言葉はない。
政府が言い逃れのために発明した言葉だ。
だから、「なぜそんな言い逃れをするのか!」と問い詰めるのがメディアの役割なのだろうと思う。
が、それを放棄するだけにとどまらず、言い逃れをそのまま認め、その言葉を垂れ流す。
そんなメディアに何の意味があるのか。

長いものに巻かれろ、巨大な権力には逆らうな、そんなメッセージを俺は今のメディアから感じる。
それは息苦しい社会そのものである。
その上、物価高、格差の拡大。
いいこと何もない。
そりゃ若者が未来を語れなくなってるのも当然だろう。
そりゃね、こんな世の中になったら、ヘイトスピーチもあふれるはずだよ。
ヘイトする側もなんだか可哀想になってくる。
閉塞感の中で、誰も友人がいなかったら、そりゃおかしくもなるわ。

冒頭に戻すと、単純にジャニーズを出さなきゃいいのか、って話でもあって。
そもそももう性加害はなくなるでしょうよ
当人死んじゃったんだから。
問題は、「そのことを知っていながらも放置していた」というメディアの責任である。
そこが問題なのであって、ジャニーズを出さない、というのはなんだか据わりが悪い気がする。
もちろん、事務所サイドの問題は大きい。
大きいのだが、それだけに押しつけて終わり、って話じゃなかろうに。

やっぱり今は戦前なのかもしれない。
いや、もう巻き込まれているのかもしれない。

俺はとても恐ろしい。


追記なんですが、11月26日のニュースでは、北朝鮮が21日に打った「ミサイル」は、どうやら衛星軌道にのったらしい、と言われている。







(BGM:Marionette「南蛮渡来」from「ぽるとがる幻想」)
→キレイな旋律。
ポルトガルギターってのがあるのね。
ちょっと高音なのか、しかし音色が美しい。
って、まあこの曲になんで引っかかったかというと、やっぱタイトルですね。
どうしたってJAGATARAになっちゃう…。

kanukibochu.jpg

こういう経験をさせてもらえた事に感謝したい


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





機関紙11月号で、長崎組がいなかった時(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6461.html)の話を「裏長崎」と題して何人かが記事を書いています。
その中から、何人か転載します。
機関紙は現在紙媒体しかないので、入手して読んで下さい。
にじ屋で手に入ります。
毎月手に入れたい方は年会費千円を払っていただけると毎月郵送します。
今月号は80ページ越えとなっていまして力が入っています。


【リオ】
 11月6、7、8とすずさん・井上さん・ザキさん・みずえさん・タカノブさんで長崎旅行の話が出た。正直、【まぢかッ!!笑】と思った。
 にじ屋、、、どーなるんだ。と聞いた時はボーっとしてしまった。指示待ち人間になりたくない。とは思ってもやっぱり【今日はこれをやってもらいたく★】のすずさんからの言葉が無いとどーしたもんか。と思ってしまう自分が居た。
 どんどん日にちは過ぎ、、、なんやかんやで前日のネット会議でも暗雲が一瞬立ち込めたが(井上さん暴走的な?笑)井上さんからの【明日から長崎行って来ます、にじ屋お願いします!!】の挨拶で「いってらっしゃい!むしろ楽しんで来ないと許さんぞ、、、笑」的な空気が流れながらみんなで見送った。
 とは言ったものの、、どうする。どうするどうする、、、佐藤さんのピンチをチャンスに!の言葉だけ頭を駆け巡るが他に何も浮かばない。
 でもやらなきゃ!動かなきゃ!長崎組が居ないとやっぱりダメダメだった、、、とは体育会系の感じから絶対言いたく無い。先輩を超えてナンボの世界と言われていた青春時代。
 7日(水)当日、私は朝運動に出なかったが、なんかネットに入った時から空気が違った。みんな【なんとかやらねばならんのじゃ!】の顔だった。
 アキさんが休憩表を手にしてピリピリしているところで、佐藤さんが突然値付けし始めた。は、、早っ!!!(笑)みんなちょっと驚き笑ったが、闘いはもう始まってるんだ感が立ち込めていた。
 私はミツさん、コウヘイさんと3人で新着をガッシガッシ出す事に。出し終わって、ネットに取りに行くのを目標に!アキさんから「もう取りに行って佐藤さん煽る感じでッ!値ずみまだですかあぁ〜?くらいでね!」と言われたが、正直そんな度胸は無いな、、、自分。と思った(笑)
 ネットの開店準備から気合いが入り、しかも気持ち良い晴天★開店早々、会計前で一気に空いてあるところに棚をいくつか出していざッ!!!
 私はコウヘイさんに商品をもらって出す!ミツさんもケースから出す!出す出す出す出すガンガン出すッ!
 アキさんがツノちゃんにマイクで新着のオススメを聞いて宣伝しようと近寄って来た。どんなもの出てます?!と聞かれてオススメを答えようとしたが、なんせ出すのに必死過ぎて、もう頭と手が連動せず、【マスク出ました50円!】とつい言ってしまった(爆)アキさんから「そんなの言わんで良いがな!おバカ!」と言われ、そりゃそーだッと自分でもアホ過ぎて笑ってしまったくらい頭と手が連動してなかった。あ〜私ったら失敗失敗。
 ミツさんも隣で「はいっ!ぅおっしゃ!」としきりに気合を入れて品物を置いていた。その熱い活気に誘われて、お客さんがわんさかわんさか。次から次へと新着を手に取る!!どんどんカゴに入れ込んでいく。お客さんのカゴを見て単価をザッと考えてしまう私。
 昼前に朝のカートに積まれていた新着は、あっという間に出し切ってしまった。12時休憩前に1回ネットに取りに戻ろう!となり、コウヘイさんと私で向かった。着くと値済みダンボールが10箱以上置かれていた。まだまだ佐藤さんのペースは落ちてない。本日第2弾の「は、、早っ!!!」もちろん、煽るどころでは無い。
 車にガンガン乗せて、にじ屋出発!!着いて休憩ギリギリまで出す。休憩入って気合い入れ直し更に出す!もうお客さんが「こんなにどんどん出されちゃうと気になって帰れないわよ〜もう〜どうしたら良いのよー(笑)」とカゴ2つ分を抱えて歩いていた。いやいや〜まだまだですょ〜(悪い顔)
 そして本日2回目のネットへ商品を取りに戻る!コウヘイさんも「今6万でした、今日売上いきたいです。」と車の中でもしきりに話していた。
 ネット着くとやはり、ダンボールやらケースやら値済みがある。カイさんもヨロケながら停めた車に運んできてくれた。やはり佐藤さんを煽れない。悔しいが、、、。もうなんの闘いだよ、と思いながらも楽しかった(笑)値付組VS並べ組。
 ほんでもって出発!にじ屋でひたすら出し続け、、水を飲むのも完全に忘れていた。危機一髪、膀胱炎再発は免れた(焦)
 7万、、9万、、11万、、、と上がりに上がり。途中でアキさんは一瞬病院へ抜けたが新田さん現る。そして里芋の大袋を持って登場★なんか、似合うな〜新田さん。なんていうか自然の妖精っていうか、植物の守り神っていうか、、、「いっぱいあるからお客さんに出そうと思って〜★」が、やけにキラキラしてた。芋を袋に詰めるお手伝いをしてたミツさんも嬉しそうだった。
 アキさんが戻ってくる頃はお客さんが100人を突破していた。驚愕。
 コンさん、にじ屋を走り回っていた。レジに居ると思ったらバックヤードに居るし、と思うとレジに戻ってるし電話出てる。こんなに瞬足で走ってるコンさん久々に見たかもと思った。
 そして4時の休憩明け、新着ケースは残り4。ミツさんに「よし、ラストスパートやりますか!」と話しかけると、、なんと帰ってきた言葉。「4ケースなら10分で出し終わるから、もう1回取りに行っちゃって良いよ。」、、、マジかぁあー!!!!!(驚)夕日に輝くミツさんの顔とセリフが衝撃的だった。
 だって、ミツさん、普段はケースの前でヒゲを触りながら考え込んで固まってる姿が印象的だったのに。4ケース10分?!え、10分?!!自信満々な眼に【俺に二言は無い】といった感じ。「わ、、、わかった!取ってくる!!」とコウヘイさんと本日3度目のネットへのカムバック!
 着くとさすがの佐藤さんも表情から限界が窺えた。しかし、ダンボールとケース数箱出来上がっていて、やり切っていた。カイさん、もうフラッフラしながらまた車に運んでくれた。目で【お、、、俺も必死なんだよ、、、】とひしひしと伝わってきた。カイさんとても目で語るお方なんですよね。
 4時半頃にじ屋へ無事に着いて【戻ったよー!持って来たよー!】とミツさんに報告。まだケースは1つ残っていたらしい。
 そして私が帰る5時まで必死に出して、売上が気になり、後ろ髪引かれながらみんなに後を託して帰宅。帰りの電車はみんながカッコよくて特にベテランメンバーがカッコ良すぎてポロッと目頭に熱いものが。
 あんなに不安だったのに、不安も吹っ飛んでいた事に感動した。
 メールで来るはずの夜の売上の報告が気になって仕方なかった。そしてついに、売上13万2950円 人数134人。ここ最近で1番の売上を叩き出した。
 またリビングでポロポロと目から雫が。
 明日8日は、【初★回収】を頭に入れていた。興奮を抑え、気持ち切り替えて、最終の夜は最高の乾杯をしたいと願って床に入った。

 8日(木)朝から内々では回収の予定で居たので緊張MAXだった。でも5件、、、5件だけ、、、とずっと朝のバスから言い聞かせて平常心を保つ。
 ネットに着くと結構みんな疲労感の感じもありつつ、でも最後まで気を抜いたらアカン。の雰囲気もありつつ。
 そして、アキさんの休憩表(皆それぞれが一日のやることを書いた表*編集者注*以下同)発表で、「みずえさんから旅行中の回収について話があって、初めてやってみようと思う!」と自ら発表した。
 隣に居たミツさんがド緊張の私を見て「回収は隣(助手席)の人に全部任せちゃえば良いんだよッ!!」「莉央さんは運転だけに集中すれば良いんだよ!!」と力強く励ましてくれた。
 おぉ!全部任せられる人か!!となり、、流れは莉央って前に回収行ったんだっけ?となり、以前にオグラさんと配達ついでに提供品を貰いに行った事があるのと外口さんのピンチヒッターで1件だけは行った事があると話すとオグラかッ!★とオグラさんに視線が集まる(笑)
 と、、、「俺はリオちゃんと一緒に久喜の備品貰いに行った!」とすかさずコバさんもアピール。
 最終的に、アキさん、佐藤さんから「オグラ!任していいのか?!」と言われオグさんグフっとしながらも手をつけて「任せてくださいッ!」とデター!
 みんなが「オグラ頼むぞ!!!」とエールを送り、オグリオの回収に決まった。コバさんの切ない横顔、、、ごめん。
 昔から地図が苦手な私。中学の街探検とかも得意な子にお任せしまくり、もっぱらナビに頼りっぱなしなので、出発直前アキさんから「携帯の電池切れたらどーすんの。」の一言でやっぱり完全に機械に任せるのはマズイか、、、と地図でも位置をなんとなーく確認。
 そしてどのルートなら効率が良いか考えるも位置的なものが全くわからず、なんとなく5件のルートを決めた。
 1件目の別所沼公園あたりで方向音痴なビラのコバさんコウヘイさんを心配ながらも降ろし、回収スタート。もう自分も余裕無し。回収先で渡すはずのミニレタを入れ忘れたり、、機関紙入れ忘れたり、、、となんだかバタバタ。
 しかも後ろから車が来るとヒヤッ冷。さっさと荷物を載せて車を動かしたい。けれどなんだかオグさん、人の顔を見て止まってたり、、、提供品1つ入れると耳触ってたり、、、おぃ、、、もう頼むよ。とちょっと怪しい雲行き。
 2件目は南浦和の方に向かい、それがなんとビュンビュン車が通る大通りで、しかも停めたら片側になっちゃう道路。しかも家は反対車線側だった。ナビでは反対側でもゴール!になっちゃうんだ、、、まぢかぁ、、、とUターンして他の車がスピード上げてる中、なんとか家の目の前で停車。交通量激しく運転側はすぐ出られないレベル。
 オグラさんに降りてもらい、その荷物を入れて欲しい、と頼むとのっそりのっそり運んでくれたが、扉の手前にどんどん置いていってる。
 降りれないので運転席から「もっと奥に置いて!端っこ!」と言うも30㎝くらいしか変わらず、、、あぁ!もう!(笑)運転席から思い切り身を乗り出して奥に私が投げる感じに。腰が、、、(笑)
 3件目は駅前でビルの目の前は駐停車禁止!ぇえ、、、(笑)有難くビルの扉前に荷物をまとめてくれていたので、オグさんに「これ!載せるよ!持って来てー」と言うとのっそり。持って来て、手前にドスン。「奥に置いて!」とまた手前にドスン。もういいや、、、と私がダンボールを奥に投げ入れる。腰が、、、。なんでこんなに日本語が通じないんだ!オグさん何人だ?!とちょっともうイライラし始めてしまった。
 そして早いルートでやってたつもりが運転してみると遠回りになる事に気づいて「ごめん、オグさん、やっぱり次こっちの家に変更!こっちじゃないや!」と受付表を渡してみるも「あぁ、こっち、、、。」とわかっているのかいないのか、まぁいいや。とルートを変えて急ぐ。
 団地が2件あって向かうと団地って意外と分かりづらい(笑)しかも停めるところない感じか?!と焦っていたが、アキさんの「(回収での駐車は)今なにかやってます感は、出して良いんだよ」の言葉に勇気づけられてなんとなく冷たい視線を浴びながらも号室の目の前に堂々と停めて運び込む事にした。文句言われたらどかせば良い。と開き直って。
 しかしオグさん、ここらでキャパが限界だったのか、なんと1階にまとめて出してある提供品を運ぶ&私が数袋を抱えて車に行った途端、背後からぼーっと手ぶらで戻ってきた。さすがにプッチンと何かいき「手ェぶらって、どぉういうぅ事ナンッッッ?!!怒怒怒」となぜか思い切り関西弁でブチギレてしまった。近くにいた業者さんがハッとした顔でチラ見。やば。どこから来た、関西弁。「、、、ぁあ!」と物凄い焦った感じでオグさん小走りで取りに戻った。あぁ、、、キレちゃった。とちょっと自分の中でキャパが狭かったかな、、、と反省も。
 でも、朝の任せてください!は、どこにいったんだよ(泣)と悔しかった。
 そこから2人の空気がさらに冷えた感じで、残りの1件、ナビでは出ず、、、路肩に停めて地図と民家を睨めっこ。Uターンしたり、同じ道をグルグルしたりして、ようやく発見。最後の1件を積み込み「あぁ〜泣。終わった。帰れるよ、オグさん。じゃにじ屋に終わった電話を、、、」と言ってる途中で、もうオグさんにじ屋へ電話かけてルーーーー!早っ!!(笑)
 さっきトイレに寄ったコンビニで買っておいた昼ご飯を温めて来たらしく(今買っておいて帰ったらにじ屋で食べよう!と言ったのに)良い匂いが車の中でぷんぷんして、オグさん弁当と私をチラ見。そしてチラ見、、、。私が買った飲み物を飲もうと袋に手を伸ばすと「あ、、ご飯食べる?」と言うので「いや、戻ってにじ屋で食べようって言ってるじゃん(笑)」と合計3回くらい説明。
 「あと10分以内で着くから、ちょと待ってなさいよ。まだ13時だし我慢しても死なないでしょーよ。笑」と、、、あぁまた上から言ってしまった。オグさんより未年の一回り下なんだけど、、、ごめん。オグさんも申し訳なさそうに「ぁ、、、にじ屋でね。もう着くよね、、、。」
 そんなんで初★回収なのに写真も撮らず、最後まで盛り上がらず、、、で終わってしまった。
 はぁ…。無事に、にじ屋で出迎えてくれたみんなの顔を見てめっちゃホッとしました。と同時に車で行くのが好きだと言ったオグさんと盛り上がらずな回収になってしまったのを反省。
 ミツさんへオグさんにキレて人格変わってしまった事を話すと「それでいんだよ(笑)ハハハ!」と笑ってくれた。アキさんも「無事に帰って来たんだから100点だよ〜★」と言ってくれた。
 みんなもさすがに2日目は結構疲れがピークに達していて、お客さんも昨日の盛り上がりには足らず、、、でも最後までやり切るのを目指して佐藤さんが夕方にじ屋へ。
 そこから色んなモノをガッツリ動かした。初日の笑顔は無かったが声だけは最後までにじ屋に響いていた。
 加納さんも最後の最後までカバンを動かしてくれ、閉店作業もガンガン進めて、みんなで乾杯したい!とここは、もう気力で頑張る。
 ようやくネットに荷物を降ろして、すぐさま、ほんびぃへ。とてもありがたい事に食事も用意してくれていた(泣)売上は7万ほどだったが、もう精一杯やり切った。
 にじ屋がんばったー!乾杯ッ!!!みんな良い顔で嬉しかった。
 が回収、リベンジしたいな、、、と心の中では思った。ウケたのは、莉央ちゃんと回収行きたい人!と聞かれて、コバさん、コウヘイさん、ツノさん、オグさん!が一斉に手を挙げたこと。TAROさんの「学園天国かよ!!(笑)」には笑った。こんなに思ってもらえてありがたい話です。
 三原さんも来てくれて、自分は恵まれた環境でやらせてもらえてるという事を改めて知った日だった。
 過去の話を聞いてかなり泣けた。三原さんの知られざる秘密も凄く驚いた、、、というか鳥肌立った。今度みずえさんに「知ってます〜う?」と自慢しよう★とアキさんと話たり(笑)
 長崎組が行くのは当初辛いと思ったが、こういう経験をさせてもらえた事に感謝したいよね。と最後に大きくみんなで頷いていた。ホントにそうだ。
 お帰りなさい、長崎組。
 ありがとう、長崎組。(以上*リオ【完】)


【オグラ】
 木曜の朝、しゅうごうの時、一日の予定をはっぴょうする時にリオちゃんが「(私)回収です!」と言った。
 くむのは(一緒に回収に回る助手席の人)いったいだれ?と思った。
 自分の方がいいと思った。
 ドキドキした。
 イチマル、こうへい、ミツ、こばなどこうほをおさえて、オグラがリオちゃんとの回収をかちとってしまいました。

 リオちゃんと回収に行って、ていきょうひんをとりに行ったのに手ぶらでもどってきちゃっておこられました。
 手ぶらをなくしたいと思いました。
 今回はラジオをかけてなかったから、ねっしょうはありませんでした。

 提供者さんの妹さん家へまちがえて、行っちゃったことがあります。
 リオちゃんでもしっぱいするのだなと思ってホットした。
 自分もしっぱいすることがあるから。
 反省のため書きますが、手ぶらでもどってくるのをなくしたいと思いました。
 またくんでもらえるようにです。
 くんでもらえないとこわいです。
 その日の夜、うちあげがありました。
 のんでたべていい一日でした。


【みつ】
 水曜日はいつものように時間ギリチョンにきたら、みんな荷物積んだりバタバタ動いていた。
 そこで佐藤さんに、遅いぞ!と言われた。
 で、にじ屋に行ってから、声を出したり走りまくった。品出しをしはじめて、ケースの大きさ関係無く出し続けた。10分くらいでカート半分の量を出した。
 最初、終わっちゃって陳列するモノがないことに気づいてすぐ、リオさんとコウヘイにネットにねつけしたモノを取りに行ってもらった。
 その間、自分は食器とか陳列した。3回取りに行った。3回目のとき、全部終わらせちゃったら、リオさんが帰る時間になっちゃうから、自分が陳列するからリオさんに取りに行ってと言った。
 戻ってきたけど、あとからいつも以上にテキパキ動いたからリオさんに「カッコイイ」と言われた。ケースごとに考えなかったから、テキパキ動けた。
 お客さんのことも気にせず、どんどん出し続けた。お客さんも、出したそばからポンポンカゴに入れていっていた。休憩もせずうごきまわっていた。売り上げを見る時間すらなかった。
 長崎組がいないから、動かなくちゃいけない気持ちから、声も出るし体も動くし。それが売り上げにつながった。
 二日目の木曜日も気持ちは同じだった。意地でも売り上げいくぞーつなげるんだという気持ちだった。
 二日目は売り場を作ったりした。休憩もせず、17時の集合もなくもくもくと動いた。気持ちよく終わらせるぞ!と思った。
 この二日間、やった感はあって、次の日は自分が休みだったから、その感じを止めないでほしかった。その気持ちは今でも一緒。


*今回俺が編集した部分のカット写真など以下

231101.jpg

231102.jpg

231104.jpg

231103.jpg

231105.jpg

231106.jpg

231107.jpg

231108.jpg

231110.jpg

231109.jpg

231111.jpg

231112.jpg

231113.jpg

231114.jpg

231115.jpg

231116.jpg

231117.jpg

231119.jpg

231118.jpg

231120.jpg

231121.jpg

231122.jpg

231123.jpg

231124.jpg

231126.jpg

231125.jpg

231127.jpg

231128.jpg

231130.jpg

231129.jpg

231131.jpg

231132.jpg

231133.jpg

231134.jpg

231135.jpg

231136.jpg

231137.jpg

231138.jpg

231140.jpg

231139.jpg

231141.jpg

231142.jpg

231144.jpg

231143.jpg

231145.jpg

231146.jpg

231147.jpg

231148.jpg

231149.jpg

231150.jpg

231152.jpg

231151.jpg

231154.jpg

231153.jpg

231156.jpg

231155.jpg

231157.jpg

231158.jpg

231161.jpg

231162.jpg

231159.jpg

231160.jpg

231164.jpg

231165.jpg

231163.jpg

231166.jpg

231167.jpg

231168.jpg

231169.jpg

231170.jpg

231171.jpg

231172.jpg

231173.jpg

231174.jpg

231175.jpg

231177.jpg

231176.jpg

231178.jpg

231179.jpg

231180.jpg

231181.jpg

231182.jpg

231183.jpg

231184.jpg

231186.jpg

231185.jpg

231187.jpg

231188.jpg

231189.jpg

231190.jpg

231191.jpg

231192.jpg

231194.jpg

231193.jpg

231196.jpg

231195.jpg

231197.jpg

231198.jpg

231199.jpg








(BGM:柴咲コウ「あどけない温もり」from「Sweet Mom」)
→曲自体にはそんなに目新しいモノはないけど、歌い上げる感じに持っていかれますね。
ま、なんか役者の時の彼女の顔が浮かんできて、ちょっとそれは邪魔ではある。

kanukibochu.jpg

理詰めで延々と怒られてる感じ ★ 祓除


【リンク】虹の会本体ホームページ虹の会本体ブログスーパー猛毒ちんどんフェイスブック虹魂的障害者自立生活ミツのホッサ日記PLUS井上のリーダーズブログ筋ジストロフィーの花屋・漆黒ブログ
【YOUTUBE】スーパー猛毒ちんどんチャンネル
スーパー猛毒ちんどんシリーズ介助者大募集シリーズ知的生涯シリーズ影の声シリーズ

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





祓除か。
…もうワケわからない人にはワケわからないと思いますが。
読み方としては「フツジョ」と読みますね。

テレビ東京がこれまで挑戦的なことをやってきたというのは散々書いているんだけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-6465.html、など)。
その仕掛け人が新たに仕掛けたのが「祓除」。
テレビ東京が開局60周年ということで、その間に収集した、というか集まってきちゃった映像や品物の穢れや禍を取り除く、みたいなことをテーマにした一連のイベントなんだけれど。

これ、まあリアルタイムでイベントで「祓除」をやるっていうんで、いわゆるモキュメンタリーを舞台でやるというね。
これがまず衝撃で。
ってのは、あくまでモキュメンタリーはフィクションだから。
映像にしても作り込んでいくわけだから。
どうしたって映像作品になる。
…と思っていた。

のに、まあオープンでやるというから、まあ行きたかったんだけどいろいろその日は予定が元々あったりして行けず。
そしたらどうもアーカイブが残ってるということで。
アオテツと一緒に見たんですけどね。

…もうね、疲れましたよ。
一瞬たりとも目が離せないじゃないですか。
「あ、ここの絵、あそこにあったのと同じじゃん!」というような発見がありますから。
その上、なんか精神的に疲れちゃうんですよ。
ま、そもそも穢れを取り除くための儀式ですから、こっちもやられちゃう、ってのもあるかと思いますが、アオテツ曰く「理詰めで怒られてる感じ」というか。
なんかわかったようなわかんないようなことで、延々と怒られてる感じね。
これ、言い得て妙だと思ったんですが。

あ、そうそう、知らない方には説明しないとですね。
まあそもそも祓除の事前番組というのが地上波でありまして。
しかもそれが2週あってですね、ってか、二週目は「祓除の事前番組~のコピー」とかって番組名になってまして。
つまりはまあ、もうそこに仕掛けがあるわけです。
ってか、ないワケがない。

世の中にはこういうのが好きな人がいたもんで、って俺らもだけれど、そのごくちょっとした違いを検証するサイトなんかもあったりして。
へえ~なんて見てたんですけど。

で、祓除本番。
それは先に書いたようにアーカイブで見まして。
その後、「その後」という番組がありまして。
一応、それで完、ということになるのかな。

まずいろいろ言いたいことはあるんですが、赤レンガ倉庫の野外のところでイベントは行われたようなんですが、これ雨だったらどうするつもりだったんだろう…。
怖い…。
よくイベントを考える側としてはもうそれがまず怖い…。
ってか、すごい人が集まってましたよ。
でもね、なんとなく尻切れで終わっちゃうんです。
「祓除師」という人がいますが、その人がもうなんか中途半端にハケちゃうの。
…これね、まともな演劇とかだったら暴動が起こっても仕方ないし、なんなら「アンコール」が出るところですよ。
でも、さすがそこに集まった皆さんは、そうした事態にも「なにかあるんじゃないか」「こういう歴史的場面に立ち会えてよかった」と思ってすらいるような雰囲気。
わかるわ~。
いいファンを育ててらっしゃる。

で、そんなこんなで、果たしてこの「その後」の番組では何が語られるのか、というのをいろいろ推理してたんです。
例えば、この祓除師が実はインチキで云々、というようなこともできる。
結局、祓除ができてなかった、というエンディングですよね。
そんなこんなをアオテツと話してましたけどね。

いや、そしたらその上を越えてきました。
もう祓除師との打合せから映しちゃって。
いわば、「これは舞台でやってもらうのと同じなんで」みたいな打合せをしてる。
つまり、もう「これはモキュメンタリーなんだから嘘です」というのを前提に話が始まっている。
これね、なかなか衝撃的でよかったですね。

ま、この一連のイベント。
祓除師のよしぴよさんですよね。
もう彼なくしては成り立たなかったというか。
ま、俳優さんのようですが、とにかく憎めない。
憎めないが、どっか頼りない。
そして、どっかインチキくさい上に、でもどっか「ホンモノはこんな感じなんじゃねえか?」というコトまで感じさせる。
キャスティングが絶妙でありまして。

しかし、よしぴよさんは「一人矢面に立たされてしまった」と憤慨もしている感じもあったりなかったり。
この辺がリアルとフェイクが入り交じるいい感じで。
とはいえ、快くスタッフの話には応じてくれていたので、ケンカ別れみたいにならなくてよかった。

ま、この地上波やイベントまで巻き込む大がかりな感じ、いいですね。
モキュメンタリーファンが増えているのだろうか。
いいことである。
嬉しい。

とはいえ、この祓除の儀で、実は穢れが拡散してしまった可能性も高く、今後の動向が気になるところ。
もう自分でもリアルかフェイクかわからなくなってます。
とにかく、事後番組の最後に出てきていた、よしぴよさんが参考にしたというビデオだよね。
アレをちょっと追ってもらいたい。






(BGM:ザ・レィディーズ「ワン・モア・チャンス」from「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ ファイナル」)
→前田美波里、今陽子、鹿島トモ子によるトリオ・グループ、と聞けば、もう誰しもが聞きたくてしょうがなくなるかと思います。
でね、これ、すごいコーラスもいいし、ストリングスも気合いが入っている。
ソウルトリオのイメージなのかな、スリーディグリーズ的な。

kanukibochu.jpg

| ホーム |


 BLOG TOP  » NEXT PAGE