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スーパーちんどん・さとう

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知的障害とか、ボーダー的な若い女の子が風俗に勤めることで生活をしている、という話がよくツイッターで見かけるようになった気がする。
ま、ツイッターなので、そういう側面で風俗のことを考える傾向のある人を俺がフォローしている、ってことではあるんだけど。

これは今に始まったことではなく、昔からこの手の話はあって。

風俗の話になると、「女の人はお金がなくても風俗に行けば稼げるからいいよな」というような人がいて。
いや、よくないだろ…。
ある人が風俗に勤めるとしたら、この人とやらなきゃならないのか…と電車の中を見回したが「ああ、全部ムリ…」と思ったという話を思い出す。
というか、まあ風俗は最後だ。
そもそも路上生活が難しい女性が風俗に頼らざるを得ない、というのは最後だからだろう。

ってか、別に男の人が勤める風俗もあると思うけど、その辺が欠落しているのかな。
それも、キレイな女性相手ってワケじゃないだろう。
自分よりがたいのいい男に無理矢理、ということも風俗ではあるわけで。

ま、それはそれとして。
この手の話には、知的障害者も自分で選ぶ権利があるのだから、その主体性を尊重しろよ、別に風俗でもいいじゃないか、という意見を言う人がいる。

しかし、この話には決定的に欠落していると思う点があって。

というのは、選択肢がないわけですよ。
風俗を選ぶ、というのは、もう最後なワケです。
それ以外に道がないのに、主体性とかってやっぱおかしいと思うんだよね。

いくつかの未来が選択できなければ、そこに主体性ってあります?という。

そもそも、知的に障害があったら、福祉につながる方法だってわからない、という場合もあろうかと思うんだよ。
ってか、ある。
例えば、経験的な例だと、知的に障害がある親の元に育ってきた子は、まわりの手がなければ福祉につながれなかったりするんだよね。
今の俺の上の世代って、時代的に知的障害と言って手帳を取る人ばっかりじゃないんだよね。
だからまあ、我々がその手続きをしていかないと福祉とはつながれない。
けどまあ、それはたまたま我々がいたからなんだけど、そういうことがなかったら、その窓口は断たれてしまう。
誰かが気づいてそこをつなげてやれればいいけど、って、たいがいは学校とかでその辺はつながっていったりするんだけど。
でも、それでもそこからこぼれ落ちてしまう人はいる。

まあ、もちろん、福祉だけじゃないと思うんだよね。
どっかの会社とかで雇ってくれればいいし、それもキチンとした形で。
そうなれば、会社と風俗、で選択肢は少なくとも二つになる。
でもまあ、会社でウマくいかなくて風俗に、というのが現実だろうから、それはかなり仮説も仮説、ちょっとあり得ない気は経験上するけど。

ま、何が言いたいかというと、選択肢がないのに「自分の意思だから」って、ズルいな、って思うわけ。

何を今選ぶのか、ってのは、未来そのもののハズで。
その未来が一つしかないのなら、選ぶもなにもないじゃん、と。

今の非正規が多いという状況もそうだけど、なかなか一度非正規になると抜け出せない、って話があって。
これもなんか、どっか選択肢を狭められているような気がする。
少ない選択肢から選ばなきゃならない、というのは、やっぱツラいよ。

だからいい大学に行けばよかったのに、資格を取ればよかったのに、俺は取ったよ、という人も時々いるんだけどさ。
ま、そりゃそれでいいと思うんだけど、非正規を土台に社会が構成されているとしたら、それは個人の努力だけの問題じゃなく、社会の問題でもあるんだよね。
その社会で競わされて、そりゃ苦労したんでしょうが、それも非正規を度台にしてるのには変わらない。
個人の努力を軽視したくもないし、それはそれで尊いと思う。
けれども、それが全てではない、と思う。

風俗を選んだ、いや、風俗しか選択肢がない子に「あなたの意思なんだから」って突き放すのは、やっぱ社会の責任を果たしていないと俺は思う。

大事なことは選択肢がどれだけ豊かにあるか、ってことなんだと。
そんなことを思います、って話です。






(BGM:アルド・チッコリーニ「ピカデリー」from「近代名曲の世界 Vol.8 色」)
→誰でも知ってる曲ってのがあって、これもその一つといっていいでしょう。
で、ちょっと忘れがちだけれど、そういう曲にもタイトルがある、と。
あたりまえだけど。
いや、初めてタイトルを知りました。

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