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スーパーちんどん・さとう

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「脱ゆとり」を考える・その1

スーパー猛毒ちんどん12
10/9(SAT)、18時30分開場、19時スタートで、さいたま芸術劇場でスーパー猛毒ちんどん単独公演を軸としたイベント「殴りあい~せめてオレたちもリングに上げろ」開催決定。
今回は、歌モノだけではなく、構成劇的なものなども含んだ2部構成で行います。
テレビ取材等、諸般の事情もあって、今回は入場無料で行う形となります。
チケットに関しては、8月上旬より配布。本ブログでもチケット受付をします。本ブログのコメントか虹の会本体HPから電話・メールで問い合わせて下さい。

スーパー猛毒ちんどんでは、出演・演奏できるステージ等をさがしています。情報等よろしくお願いします。
昨年の公演のDVDを配布しています。詳しくは虹の会本体のHP内のブログを捜してもらうと、配布方法等書かれています。また、コメント等で返してもらえばお知らせします。
また、参加したいという人、特に管楽器ができる人を募集しています。詳しくはコメント等下さい。





教育が危機である。
これは別に日本だけじゃなくて、欧米など、多くの先進国といわれる国でも言われていることです。
つまり、国にとって有益な若者が育っていない、ということですね、これは。
と、まあ、こう書くと、すぐに戦争とか軍事教育に結びつける人がいますがそういう意味で「国にとって有益な」と書いたのではありません。
少年犯罪の凶悪化や自殺に至るようないじめの問題、社会のモラルハザード、そういったことですね。
国を豊かに、とは、今のグローバルな視点で考えれば地球の豊かさ、人間が豊かに生きられるための一つの表現だと理解して読み進めていただきたい。

結局、教育の危機とは、社会の危機である、ということなんですよね。
だからどの国も教育には力を入れるわけです。
そう考えていくと、当たり前なんだけど、教育とは学力だけではない。
互いを尊重しあい、無用に傷つけないこと。
秩序の保たれた社会の中で、安心して暮らせるためには、社会のモラル、規範を守る力というのも必要になります。
科学の発展や経済効率の面からの学力向上策だけではなく、そういった、道徳的な観点も教育というモノには含まれるわけです。
と、まあ、こう書くと、すぐに戦争とか軍事教育に結びつける人がいますがそういう意味で「道徳」と書いたのではありません。
人として当たり前の生き方を啓蒙するための道徳、という意味であり、修練などに結びつくモノとして書いているのではないと理解して読み進めていただきたい。

社会の危機であると言うからには、その道徳の部分が問題の大きなウェイトを占めているといっても過言ではないでしょう。
結局、教育の危機を考えるとき、この部分を避けて通るわけにはいかないのです。


が、どうも、日本で今言われている「ゆとり教育の弊害」、というのは、どうも「国際的にも日本の子の成績が落ちている」ということを基礎にはじまっている感じがあります。
つまり、学力重視で「脱ゆとり」などと言われているような感じ。
問題は、ゆとり教育でも犯罪の凶悪化が止まなかったこと、イジメで自殺する子が絶えないこと、ひきこもりや不登校などの問題はより深刻化していること、なのに、なぜかそれが「学力を上げよう」ということになってしまっている。

これは問題がどっかですり替わっているといわざるを得ない。


ゆとり教育の基本は、子どもに教育をあわせる、という視点としていいでしょう。
たとえば、40人のクラスなら、40通りの教育課程が必要だ、というような考え方です。
これは、あながち間違ってはいない。

教育というのは、子どもを社会に適応させるためのモノであります。
ただ、それがいきすぎることは、個性をつぶすことにもなってしまう、という意見があります。
確かに、それも間違ってはいない気がします。
それで、ゆとり教育というのが生まれ、それは逆に子どもという個に社会を引き寄せるという発想から生まれているわけです。
これも、個が社会を作るという意味ではなにも間違ったことではないと思います。

が、それがどんどん拡大解釈されて、「自分は自分のままでいい」ということになってしまったのではないか、って気がするんです。
そうなると、そもそも教育ということ自体と相容れないんです。
教育っていうのは、まだ社会性を身につけていない、未熟な子どもを、人として社会人として育て上げるということで、「そのままでいい」ということではないんです。
そのままでいい、のなら、そもそも教育は必要ない。
つまり、どっちかじゃだめなんですね。
教育というのは、社会に個を適応させるという面と、社会を豊かに発展させる個を作るという2面があるんです。

だから、その両方を満たさなければ、教育としては成り立たないのです。


ちょっと、ここでたとえ話です。
例えば組織の中で同じ方向に人を向けさせるにしても、人はそれぞれ違うので、方法は10人いれば10通りの方法を用意しなければ人は同じ方向を向いてくれません。
そこには、それぞれに得意なことや、駄目なことなどがあるわけで、その組織の中での役割も自ずから変わる、という基本的な考え方があります。
国家単位で考えてもこれは同じだろうと思うんです。
社会への適応と個性が相反するように言われることが多いですが、それは違うのではないかとオレは思うわけです。
同じ方向をみんなで向く、社会や集団のルールに従う、ということが、イコール没個性ではないとオレは現実的に、そして経験的に思います。
なので、この両者は両立するとオレは思います。


で、話戻ってまとめると、そんな「ゆとり教育でもよくならなかった」というような論議をすっとばして、学力至上主義になってしまっているのが今の「脱ゆとり」なんじゃないかと思うわけです。
両極にあると思われていることを両立させるための論議をするのではなく、学力至上主義というまったく関係のないことに論議が飛んでいるというか。
つまり、本質は何も論議されていないというか。


ゆとり教育、そのものはオレも脱した方がいいと思っている大人の一人です。
それは、今の若者が、ひと言で言えばあまりに軟弱だからです。
ちょっとつまずくと逃げる、挨拶ができない、先人の苦言をきちんと聞くことができない、失敗を甘受できない、そんな若者が多すぎると思うからです。
これは、職員になりたいという連中や、介助者の面接などの様子から経験的にそう思うわけです。

自分に合う仕事がない、自分探し、のようなこともオレはあまり好きではありません。
そもそも、仕事とは国民の義務であって、あうあわないはそもそも関係ありません。
簡単に言うと、「好き嫌い」を言い過ぎるんです。
それは、個人に社会が引きよってくれると思っているからでしょう。

確かに、社会は個人に引きよっていかざるを得ません。
じゃなければ、さっき書いたように、現実的には社会は成立しないからです。
でも、それは個が社会に適応しようとする力を持ってなければ、その個は発揮されません。
発揮されなければ、社会は成立しません。
というような循環になっているわけですね。

今、ゆとり教育で、この「社会に適応する能力」が徹底的に欠けてしまっています。
つまり、それは社会と個の関係が両輪で成り立たないことになり、国力は落ちることになります。
だからといって、もちろん、社会に適応する能力ばかりを求めたんではうまくはいきませんね。
両輪なんですから。

けれど、今、確実に言えるのは、欠けているのは「社会に適応する能力」だということです。
そして、これは「学力」というものとは別の次元に存在することです。
学力がいくらあっても、好き嫌いばかり言うようでは、社会でその力が発揮されるこことはないからです。


さあ、今こそ、われわれ大人は、「脱ゆとり」のことを真剣に考えなければならないのではないでしょうか。




(BGM:the Continental Kids「ちくしょう」from「ビート・クレイジー・イヤーズ」)
→警察につかまる的な唄。
ちくしょう、離せよ!一体オレが何をした!
というわけで、こういう不幸な体験はないに越したことはないんだけど、どうしてもこういうことを繰り返してしまう場合があります。
もちろん、社会が悪い、警察が悪い、悪い高校に行ってるからといって偏見だ、というようなこともあると思いますが、こういう悪い連鎖にどうしたらはまらないでいられるのか、それは、未来なんじゃないかと思います。
単純に、未来が明るければ、人は捕まらないようにしようと思うからです。
未来が明るいとは、個人の努力も必要だけど、もちろん社会の努力も必要で、これも両輪で考えるべきモノです。
どっちかのせいにしてしまうのは、あまりに短絡的であります。
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