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スーパーちんどん・さとう

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オグラとタイミング その1


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昨日、オグラが人生初映画に行った、という話を書いたんですけど(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3937.html)。
映画の前に、みんなでウチでメシを食ったんだけど。

ま、どっかファミレスとかでもいいんですけど、正直、なんかファミレスとかって飽きた。
飽きたというか、まあウマいはウマい気もするけど、なんか「何入ってるかわからないよな」とか考えると、あまりこう「しょっちゅう行きたい場所」ではないね。

なんでまあ、ウチで食えるときはそうしたいな、と思うところがあって。
その延長でもないんだけど、まあウチの連中と飯を食う、的なときも、ウチで食わせる的なときもまあ、あります。

で、昨日書いた映画の時も始まるまえにウチで飯を食ったんですね。
ちょっと遅いレイトショーだったんで、時間はそこそこありました。


で、オグラは実はウチに来たのは初めてだったんですね。

でも、たぶん、オグラは、普段、市丸やミツがウチに来て飯を食ってたりすることを知っていた、と思われる。
ま、ウチに来る=呑む、って時もあるし、まあメシだけって時もあるけど、雰囲気や言葉の端端でわかっていたんだろうとは思うんだけど。

けれど、「俺も行きたいです」とは彼は言わない。
言わなかった。

おそらく施設生活が長かったからだろうか、「自分から何か行動を起こす」ということが難しいんだと思う。
といって、それは「それをしたいがどうしたらいいかわからない」ということでもない。
それだったら、「俺も行きたい」と言えばいいことだし、けっこうそれは経験的にやらせるのは簡単だ。
「言葉にしたいが言葉にしてない」というモノってのは、それは一言の声かけで可能になる。
そして、一回言葉にしてしまえば、次からは、そのハードルはもっと低くなり、最終的には声かけなどしなくても自分から言うようになる。

オグラの場合は、そうじゃなくて、たぶん、「市丸たちは行ってるけど、それは俺とは関係ないことである」という「決めウチ」が、ハードルなんだと思う。
いや、おそらくそれを「無意識」にやってしまっている。


施設にいれば、カブキの行ってる某作業所の話なんかもそうだけれど、「自分に関わるけど、自分が関知する範囲ではない話」というのが、もう山のように自分の周りに飛び交っているんだね。

職員同士の打ち合わせの延長。
親同士の「○○ちゃんはいいわね~」とかという、自分ではどうにも答えようがない会話。
誰かが「積極的に」手を引いてくれなければ、どこにも行けないという「現実」。
自分の明日の予定すら、親と職員が打ち合わせている、という会話。

こんなのを毎日、山のように浴びていたら、いや、そりゃ「シャットアウト」いや、人間として「シャットダウン」しちゃうわな。

だって、「自分、なにも関係ないじゃん」という。
俺の人生の話をしてるようだけれど、「俺の意思って、どこにも入らないんじゃん」と。
数年前に流行った映画風にいえば「オグラ、人間やめるってよ」的な感じになっても仕方ないというか。


そんな中にいたわけだから、まあつまりは、「積極的に介入してもらえなければ」いや、施設的に言えば「行事として」成立していないことは、「自分には関係ない」、って、もう無意識にシャットダウンしちゃってるんだろうな、と。

こうなってるとですね、さっきのような「言いたいけど言えない」とは、マッタク種類が違うんですよね。
声かけのしようがない、というか。
なにせ無意識なんだから。


でも、オグラは、「どうしたい」の前に、スペックが高かったから、戦国時代とかのことがあふれ出てきた。
しゃべると、それらは、とても面白い。
同時に、テレビで見たいろいろなことも、市丸と違ってきちんと「理解し」見ていることがわかってきて、それを聞いていくのも「なかなか楽しい」ということも出てきた。
前提として、笑顔になって来ていたから、まあそこそこみんなが話しかけるようになっていっていた。
難しい顔をしてる人には、誰も話しかけん。

で、ふとした「弾み」で、みんなと一緒に出かけたりした夜は、例えば大日本プロレスとか、もう嬉しすぎて寝れないくらいの。
笑顔が止まらないというか。
本人も楽しかろうが、一緒に行ったこちらも、「ああ、連れてってやったカイがあったな」、となる。
まあ、そもそも、新しい世界に触れに行くのだから、楽しくないわけない。

もし、「うちの子は新しい世界なんて、きっとキライだと思う。毎日同じ事がいいんです」と思い込んでるなら、おそらく市丸もそんな人だったということは付け加えておきます。
映画もプロレスも、一切一緒には行かず、一刻も早く家に戻って(実家暮らし時代)テレビのリモコンで録画機能をいじる、ことだけが楽しみだった男、それが市丸でした。

話戻しまして、まあそんなわけだから、「映画」というキーワードではなく、映画の「中身」から、「映画に一緒に行こう」みたいな話がポッと湧いて出た。
そしたら、「人生初映画を楽しめた」ということになった。
オグラにしてみたら、「また映画に行きたい!」ということになった。

ま、その辺から、ちょっとづつ、その「無意識」の霧が晴れていけばいいな、と思うわけですが。

あくまで、これはオグラの場合でね。
他の人に同じようにうまく行くわけじゃないけど、でも、まあオグラはとりあえず、ちょっと扉は開いた。
あとは、その開いた扉から、新しい風をふきこんでやって、どうその「霧」を吹き飛ばすか、なんだな、と。


続きます



(BGM:自殺「3-2-1-0」from「LIVE AT 屋根裏 1979」)
→「TOKYO NEW WAVE '79」って名盤があるんだけど、そこに収録されてたバンドで、もうあとはあまり音源もなかったわけだが、こうやって当時の録音がCD化されまして。
なんだろう、この「自殺」ってバンドの持つ「魔力」みたいなものって。
この曲の途中で語りっぽいので「醜いおまえの顔が!」みたいな部分があるんだけど、そういう攻撃的な感じもあり、その攻撃はこっちにもクルけど、ウチにも向いているというか。
笑顔なんか、絶対見せない、という感じの。
今の「爽やかロック」の連中は、ちょっとこういうのちゃんと聞いた方がイイと思う。
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