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スーパーちんどん・さとう

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かおるさんの骨の一部は、大阪の一心寺ってとこにあずけられていて。
そこは、みんなの骨を集めて仏像を作る、というね。
十年に一回、仏像になるそうで。
彼女の遺言で、ここに骨をおさめることになった。

彼女が亡くなって、まだそんなにたってないけど、ちょうど、その仏像の時期が今月やってきまして。
今月、この十年間に集まった骨で作った仏像のお披露目がありまして。

で、大阪に行ってきました。


ま、もう普段はかおるさんのことを思い出すこともそんなにはありません。
何かの時に、「彼女がいてくれたらな」と思ったりはするけれど、それ以上のモノではない。
時間というのは恐ろしいモノで、あんなに悲しかった彼女の死もその角が取れて丸くなっていく。


彼女は専門学校生だったとき、事故に遭って半身マヒになった。
彼女が悪かったわけじゃない。
いきなり車が突っ込んできた。
で、そのまま、彼女はもう歩くことができなくなった。

彼女にしてみたら不意打ちで人生の岐路がやってきた。
強制的に、彼女はそれまでの夢も、人生でおぼろげであっても引いていたレール、みたいなモノから降ろされた。

リハビリの毎日。
それは彼女にとって、「これからの人生が真っ暗」であることも同時に叩き込む。
いや、今からもう35年以上前の話だからね。
もう「リハビリしたところで行く場所などない」という時代。

田舎の生活がイヤ、というのもあって、東京の専門学校に通うことになった彼女。
もちろん、服飾の仕事もやりたかった。
彼女が事故に遭う前に作ったという服も、彼女の死後、一人暮らしの彼女の部屋の押し入れから出てきた。

田舎の農家の家に戻って、ただ毎日日向ぼっこする毎日が待っている。
彼女は、実際にそう思っていた。

リハビリの毎日。
数年にもわたる入院生活の中で、彼女の東京の部屋に転がり込んでいた、半同棲していた彼氏は一度も見舞いに来なかった。
彼の荷物も、着替えもたくさん部屋にはあったはずなのに、彼女の親は、入院数ヶ月したところで部屋には「戻れない」ことを知り、「部屋は引き払ったから」とかおるさんに告げた。
そもそも半同棲なんて親には言ってなかったし、「彼の荷物は?」とは聞けなかったよ、と後に彼女は俺に笑って言った。
笑えないぜ、と俺は思った。

ま、とにかく最悪だ。
一瞬にして、彼女はすべての未来を失った。


でもまあ、彼女は虹の会の存在を知り、田舎で日向ぼっこの生活ではなく、自分に課された社会の矛盾と闘う道を選ぶことになる。
それはまあ、彼女がしたかったことではない。
けれど、あの時代の、あの状況の中で、彼女が生きていくために必要なコトだった。
闘わなければ、一人で住むこともできなかったのだ。

そして、多くの友とも出会っただろう。
でもさ、それが、彼女の「あの一瞬ですべてを失った」喪失感を埋めるモノになったんだろうか。


彼女は、あの一瞬、そしてリハビリの間、そしてこっちに来てからだって、神様をずっと怨んできたと思う。
「なぜ私が」
「なんで事故に遭わなきゃいけないの」
「神も仏もない」
彼女は、何度神に恨みごとを言っただろうか。
何度、泣きながら、心の底で叫んだだろうか。


でもさ、そのご開帳された仏様を見てさ。
彼女は、その怨み続けた仏様になったんだ、って思ったらさ。
仏様になりたかったんだ、って思ったらさ。

俺の悩みや、俺の煩悩なんてのはね、俺の人生なんてのはね。
まだまだなんですよ。

俺なんかね、まだまだなんですよ。






(BGM:ホギー青山「マリリンモンロー行かないで」from YOUTUBE)
→ホギーであってますか?ホギーで。
もうね、この冒頭、イントロの前からあえいじゃってるでしょ。
エロ声歌謡が究極までいっちゃったみたいな。
いや、もうなんか聞いてられない、でも聞きたい。
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