プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

役所広司さんがストーリーを超える ★ 映画 「三度目の殺人」


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら





工藤さん+αで「三度目の殺人」を見てきたわけですが。
これ、もう役所広司さんありきというか、すげえ、という感じですね。

役所広司さんは犯人役で、もう捕まっている。
殺人事件の自白もしていて、そこに弁護士として福山さんが担当として面会に行く、みたいなところから話が始まるんだけれど。

通常、こうした映画の場合、犯人がすごくアタマがいい、とか、犯人が常人離れした能力がある、とか。
で、弁護士が犯人に近づけば近づくほど翻弄されていく、というストーリーだったりするわけですが。

ま、この映画もそれに近いんですが、なんか役所広司さんが、「アタマがイイ」とか「常人離れしてる」感もあるにはあるんだけど、その前に、なんか「どうしようもない殺人犯」「どうしようもない男」感があるんだな。
「この人、殺人なんかやらないだろ」とか、そういうんじゃなくて、「ああ、やりそう」というか。

この辺は、最初の方の「証言がころころ変わる」みたいなあたりから来てるのかもしれないけど、同時に、影響を考えてなのか考えてないのか、被害者の妻に頼まれた、とかって週刊誌に証言したりする。
それも、「そんなこと(週刊誌の人に)言ったかなあ」みたいな感じだったりして。
ことの重大さがわかってない感じ。

この辺から、どうも「そもそもアタマ弱いんじゃないか?」みたいな感じもあったり。
けど、なんか鋭く弁護士の家庭状況を言い当てたりする。

なんで、まあよくわからないんです。
そういう犯人を、役所広司さんが怪演しているという。
この「よくわからない」って、まあ難しいわけじゃないですか、演じるの。
それをまあ、なんかすげえな、って感じで。

そして、被害者の娘が役所広司さんと通じていた、みたいな話になって。
どうも、娘は被害者、つまりお父さんに性的虐待を受けていた、みたいな証言をしだして。
まあ、そうなると、話はスッキリ落ちるには落ちるんだけど、つまり、動機がハッキリするんだけど、どうもそれが「本当かどうか」ってのも、正直わからないんです。

ちょっとなんか、不自然な感じもアリ。

同時に、この娘が足をひきづっているんだけど、それがなぜなのか?みたいなことも、事実と彼女自身の証言があわない。
けど、どうも犯人の娘、もう絶縁状態なんだけど、その娘は足を引きずっていたらしい、というような。

こうなると、実は被害者の妻と犯人が通じていたのでは?という話になるんだけど、でも、それもちょっとわからない。
ありそうだけど、ない感じもする。

妻が殺人を依頼した、というのも、被害者が経営する会社の食品偽装の口止め料を払った、と妻は言うわけです。
まあ、あり得ない話じゃないけれど、それはそれでなんか嘘くさい感じすらする。
でも、食品偽装自体は、そもそもやっていた感じはあるにはある。

で、まあ妻と被害者はそもそも仲がもう悪くなってた感じもアリ…。

つまりですね、いろんな方向に「ありそうな動機」「ありそうな人物相関関係」というのがあるんだけど、どれもなんか「あやふや」なんですね。
決め手がない。

その中で、最終的に、役所広司さん扮する犯人は、「俺は殺人の現場には行ってない」と言い出す。
そもそも、客観的な証拠がない事件なんですよ。

こうなると、もうワケがわからないわけです。
娘がやった、妻がやった、のを、かばったのか?
それとも、その「現場に行ってない」がウソなのか。

妻も娘もその「行ってない」に激しく反応しないのも、「真実は何か」を遠くしていく。

逆にね、これ、すげえリアルです。
怖いです。


「三度目の殺人」というタイトル。
役所広司さんは一回殺人で捕まっていて、それを一度目、とすると、この殺人が二度目。
そして、最終的には判決で出た死刑、が三度目の殺人、となるのではないか、と一緒に行ったヨネモトさんが言っていたけど。
そうなるとつまり、三度殺人、理不尽に殺された、があった、ということになり、役所さんは犯人じゃなかったんじゃないか?って。

まあ、確かにそういうことなのだろうかしら。
でもまあ、なんか、推理を拒絶する感じ、が役所広司さんから、そしてこの物語全体から感じられまして、どうも、「誰がやったのか?」を考えるのが難しい映画でもありまして…。


ま、是枝監督の持ち味である、鋭く何か社会問題をえぐった、という感じのアレから言うと、裁判員裁判のありかた、みたいなことなんだろうけど、役所さんの「不気味さ」が先にたって、なんだかそっちに気をとられたという感じかな。





(BGM:たのきんトリオ「ときめきはテレパシー」fromYOUTUBE)
→たのきんで曲出してたんだな。
しかしまあ、こう考えると、金八ってすげえ番組だったってことよね。
スポンサーサイト

<< 別に俺関係ないけどさ | ホーム | 誰にだってコミュニケーションは人生の重要課題 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP