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スーパーちんどん・さとう

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先月末、勝田マラソンがありました。
ま、何人かは毎年参加しています。

この日、朝は天気がよかったんですが、途中から雪が降る感じの波乱の天気になりまして。
荷物番の俺としては苦しい天気となりました。


この日出場しましたミツは、天気が急に悪くなったりすると、どうも発作が起こってしまう感じがありまして。
「気圧のせいじゃないか?」といってるんですが。
つまり、こういう天気が急変する日は、まあ発作が起こりやすい。

案の定、やっぱり発作になってしまいまして。

最初、アキと「一緒に走ろう!なんか調子がいい!」と走り始めたらしいんだけど、なんかそのうちアキにいわせれば「急にいなくなって」。
「あ、これは発作だな」とはすぐに思ったらしいんだけど。

で、こうなって発作になってしまうと、人事不詳になってしまうので、つまり名前を聞いても答えないし、どっちかというとワケもなく攻撃的な感じになるのがミツ。
会話も成立しない、しかもなんか睨んでる、みたいなことになると、救護班の人たちとしては、これはオオゴトだ、となるわけです。
ま、てんかんの発作ってのは、実際見てみないとちょっと恐いというか、そういうのもあります。

実際は、まあミツの場合は、数分で戻ってくるので、ちょっと座って休んでればOKなんだけど、その場面に遭遇した一般の方が救急車を呼んでくれた、みたいなこともこれまでもあって、そうなると、これけっこう面倒なんですよね。
こういう言い方はアレだけど、ミツの場合はほっといてくれればいいんだが、まあありがたいコトに親切にされてしまうと、どうにもこう、病院と連絡とるというか、いや、そもそもどこに行ってるかもわからないし、みたいな事態になります。
マラソン中も同じようなコトで、一度運ばれたこともあって、その時もけっこう難儀したんです。

だから、アキとしては探そう、と。
それに、ちょっと戻ればいるだろう、という読みもあったようなんだけど。
それになにより「一緒に走ろう」って言ったわけだし、みたいなこともあり。

そしたら、まあ何キロか戻る感じのあたりにいた、と。
でも、まあもう「どこにいるかわからない」という感じらしく。
救護、というか、もうどんどんマラソンの人には抜かれていって、その「最後尾の係の人」に、「大丈夫ですか?」といわれる感じだったらしく。

で、意識が戻ってきて、ちょっと走り始めたらしいんだけど、また発作。
歩いて行こうかとも思ったが、まあこれ以上、最後尾の係の人の手を煩わせるのも、なんか「本来の最後尾のランナー」に申し訳ない、ということでミツリタイヤ。
アキも悩んだらしいんだけど、この最後尾ラインから上がるのもちょっと苦しいと判断。
それに、ミツを置いていってどうなるものか?というのもあり、リタイアした、と。

ま、この後、ミツは戻ってきても発作の連続で、ちょっと不測の事態も起きたりして、いや、アキと帰ってきてよかったと思いましたね。
ナイス判断だったと思います。


外口さんは、まあ膝も悪いし、気管支的なこともちょっと気になっていたらしく、あまりコンディションはよくない。
30キロ地点、最後の足きりポイントで、今回は棄権しようか、とかなり悩んだ感じで25キロあたりを通過。

ただ、今回のマラソンで、イチマルかコバに勝つ、という目標を立てていた外口さん。
まあ、でも、イチマルと競ってるわけでもなく、おそらく、もうずいぶん先に二人とも行ってるはずで、コンディションを整えて来年に懸ける、という判断もありかと思っていた、と。

ま、そのくらいコンディションは悪かったらしい。


そしたら、後に話しを聞けば、「30キロ寸前にあった、ランナー用の簡易トイレから、イチマルが飛び出てきたんですよ」と。
「なんでこんなところにお前、いるんだよ!、と泣きそうになりました」
「もう行くしかない」
「イチマルと、とにかく30キロを超えて、あと12キロ、最終的にイチマルに勝たねば…」
「なんでこんなところにイチマル!」と、まあそんな感じで走り続けたらしく。

その時、外口さんはこちらにメールをよこしてました。

「市丸と外口、30キロ通過。
制限時間6分前。
ああ、もう、通過してしまった…。
(30キロ手前の)西原集会所の手前で前を歩いている市丸に遭遇。
西原に着いたのが、制限時間の20分前。
制限時間がある30キロまで西原からあと2キロ。
ああ、もう行くしかない。
立ったままお新香を数切れつまんで、トイレに行こうとする市丸を制止して、行くしかない。
体的にも時間的にも、気持ちが折れていたのに、ああ、もう、市丸のせいだ。
くそー、行くしかない」

そしてその後、35キロ地点で、外口さんからこんなメールが来てました。

「市丸、外口、35キロ通過。
市丸、右足が痛そう。
市丸も外口も、地獄だ。
前に行くしかない地獄。
でもその先には、みんなが待ってるから。
6時間には間に合わないかもしれないけれど、がんばれ市丸、がんばれオレ!]

俺、このメールで泣いた。

そして、あと3キロの地点で、外口さんからメール。

「あと3キロ。
どっかで市丸を追い抜かないと。」

これでまた俺泣く。

そして、外口さんゴール。
気になるイチマルは、そこからまた20分くらい後にゴール。

もう外口さんは、何度も「なんであそこで会っちゃったんだ!」と言ってました。


これ、なんかすごく外口さんらしいな、と思ったんだけど。

いや、というか、一人じゃ走れないじゃん。
いや、走れる人もいるでしょう。
自分で目標を決めて、自分でそこに突っ込んでいける人もいるでしょう。

でも、俺たち一般人というか、いや、もっと弱い人たちなんだな、きっと。
「みんながいなきゃ走れない。」

朝の運動だってそうかもしれない。
いや、にじ屋だって、なんだって、みんながいるから、がんばれてるのかもしれない。
イチマルもきっとそれは同じで。


できるからやってるわけでもなく。
俺も、外口さんも、イチマルも、自分を突破するために、毎日生きている。





(BGM:回牧葉ユミ「回転木馬」fromYOUTUBE)
→さみしくてふと海に行ったら、あなたが岩にもたれてギターを弾きながら歌っていたの。
どこの誰かも知らないあなたと、その晩、結ばれたのよね。
ごつごつした岩の上は、ちょっと背中が痛かったけれど、私は運命を感じたのよ。
女になった幸せで、私はちょっと泣いてしまったけど。
…みたいな。
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