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スーパーちんどん・さとう

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生き残らなきゃ意味ないだろ、ってのも、わかるんだよ…わかるんだけど…


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女子プロレスというジャンルがあって。
最近のことは知らなくても、ダンプ松本だとか、クラッシュギャルズ、ビューティーペア、北斗晶、とかって名前は聞いたことくらいはあるでしょう。

昔は、全女という大きな団体があって、それがほぼ全てでした。
けれど、今は、全女が倒産して小さな団体が乱立してる状態。

こうなるとですね、多くの団体は、とにかく「選手がほしい」。
だから、身体のデキ云々じゃなくて、ある程度の感じでデビューさせてる感じも否めない。
例えば、多少話題性のある人だったら即デビュー、みたいな。

同時に、AKB流れというか、世の中が、「がんばってる女の子=アイドル、それを応援するファン」って感じになってるでしょ。
つまり、「がんばります!応援よろしくお願いします!」「イエッサー」というね。
しかもまあ、この場合の応援、は「金」ですね。

CDを買う、とか。
女子プロレスで言えば、グッズを買う、とか。
今や、女子プロレス会場では、ポートレート(いわゆるブロマイド?)、Tシャツ、とかまあいろいろなモノが売ってたりします。
選手本人が売っているから、ファンとしては選手と話す機会にもなってて、いわゆるAKBの握手会のミニチュア版というか。
握手するかどうかは別として、けっこうグッヅを買う、を口実に話している人たちもたくさんいます。

つまり、まあ「ファン」=「金を落とす存在」ということなんですよね。
いや、これあたりまえだけど。

昔のアイドルも、突き詰めていけばそうなんですよ。
金を落としてもらわなきゃしょうがない。
でもまあ、例えば聖子ちゃんカットが流行りました、とか、その子が着ていたセーラーズの服が売れた、とか、間接的な感じもあった。

今はもう、アイドル本人が必死になって直接金を落としてもらうことをやってる、みたいな。

これは女子プロレスという、AKBに比べたらもっともっと狭い範囲のことでいうと、もっと顕著になって、その売店も、まあきっと団体運営の軸、だったり、レスラー本人の収入の柱になるくらいの感じなんだろうと推測されます。


俺は、基本全女を見てプロレスが好きになったし、全女が好きだった。
女子プロレスが大好きだった。
あの、ゴツゴツした闘い。
「本当に仲が悪いんじゃないか?この二人?」みたいな、感情が見えてくる試合。
ヒールがいて、さんざん試合をメチャクチャにする、みたいな「キレイじゃない試合」。

いや、当時の全女のプロレスにも筋書きはあったハズなんです。
プロレスってのは、きちんと試合前にストーリーが練り込まれている(ハズの)モノですから。

けど、当時の全女には、その「プロレスはエンターテイメントである」という大前提をも崩しかねないくらいの気迫があって、「ストーリーが練り込まれてる「ハズ」だよね…これ…」という感じがあった。
つまり、たぶん、リアル半分、フェイク半分がいい具合に調合されてて、それが見事に試合の中で「メチャクチャな人間関係」を実現させていたのだと思います。
「ハズ」だよね…、という。

それが面白かった。
つまりは闘い。


しかし、時代は変わって、今の日本ではAKBのやり方がエンターテイメントの教科書になった。
女子プロレスの世界も、その波に飲み込まれている。
だって、確かに、その方が儲かる。
アイドル自身が、レスラー自身が売り子になれば、売り子、スタッフを雇わないですむ。
そして、客も「アイドルと握手するために」「レスラーと一言会話を交わすために」安くないグッヅを買ってくれる。

ただ、この売店システムを成り立たせるためには一つの大きな前提がなければならないんですね。
「がんばってる女の子」という「輝き」「前向き」を「絵に描いたような笑顔」です。
それがなければ、ファンがつかない。
つまりは、誰も金を落とさないんです。

そうなっちゃうとね、世の中を斜めに見ていたり、がんばってる同僚(というか、そのグループの仲間、レスラーで言えば、同じ団体の他のレスラー)のがんばりをバカにしたり、否定したり、という存在は、あってはいけないってことになるんですよ。

これ、ちょっと考えればわかりますね。
AKBの中に、「あの子ダメだよね」「あの子ブスだよね」と公言してにらみつける子がいますか?
いないでしょ?
「みんなでがんばる文化祭」みたいな雰囲気しか、彼女たちには出せないんですよ。
AKBである以上、表現として、存在として、それ以外の選択肢がないんです。


で、それをプロレスに戻すとね、闘いが成り立たないでしょ。

だってさ、闘いってのは、そういう「憎み合い(という、フェイク、つまりストーリー)」が前提なんだから。
しかも、それは前に書いたように、「半分リアル」じゃなければ、まったくプロレスにならない。
全部フェイク、リアルゼロ、は「演劇」なんだから。
そこにリアルが半分入るから女子プロレスはプロレスとして面白くなるんです。


闘いだから、全員が全部の技を出せるとは限らない「はず」なのに、今の女子プロレスは全員が全部の技を出す。
見世物のように。
アイドルがフルコーラス歌うように。
それって、闘いじゃなくて、「カタログじゃん」って…。

つまりはまあ、「がんばってるみんなのカタログ」がリング上で繰り広げられて、それを見たファンが誰がいいかを選んで金を落とす、という図式。


ここでは、そのがんばりをぶっ壊す人は出てこない。
なぜなら、試合はカタログなんだもん。

ま、こういうことなんで、今の女子プロレスの世界には、ヒールというのがいないんですね。
正直言っちゃうと、だからプロレスがプロレスとして面白くないんだよね。

これ、つまり、「ヒールは売店に立てない」ってのが大きな要因なんですよ。
がんばってるベビーのレスラーを「てめえいいかげんにしろ!」って反則して竹刀でぶん殴ってるレスラーが、売店でファンに「ありがと~」とか言えないでしょ?
「てめえ、なにジロジロ見てんだよ!」ってなっちゃわざるを得ないんだから。
ヒールだと、売店は無理。

売店ビジネスが成り立たせられないレスラーは、今の時代の女子プロレス界にはいらない、ってコトなんだと思います。
それが、AKB式エンターテイメントが日本を席巻した結果ですね。
最悪ですよ。
AKB式って。
「媚びエンターテイメント」の極北。
俺は嫌いです。


だから、女子プロレスを、あの時の全女プロレスをもう一度作ろうと思ったら、まず、このAKB式媚びエンターテイメントから脱出しなきゃならないんだけど、いや、もう無理なんだろうな。
女子プロレスがこんなに小さく分断されてしまった今となっては、その「目の前の金をつかむ」ために、AKB式を続けない限り、延命できないもん。

でもま、ジャンルとして生き残っていかなきゃ意味ないだろ、ってのもわかるんだけどさ。
…なんか、暗澹たる気持ち。





(BGM:Yoko JK「REAL LOVE」from「FREE AS A BIRD」)
→おしゃれ!
ジョンってのは、どっか「オシャレ」を拒否する声をしてると思うんだけど、逆手にね。
いや、悪くはないとは思うけど、ま、好きではない。
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