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のろろ様を見さえしなければ… ★ 映画 「羊の木」


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「羊の木」という映画を見に行ってきたんですけど。

過疎化の進むおそらく地方都市に6人の移住者がやってくる。
この6人、刑務所を出てきた人たち。
ま、罪を償って出てきた、というか、仮釈放で出てきた感じなのか?
そして、なんの罪で刑務所に入っていたかというと、みんな殺人。

どうしてこんなことになったかというと、刑務所ももう満員で金もかかる。
どんどん仮釈放したいが、数的に身元を引受人がそんなにいない。
そこで、行政のバックアップの元、それらの人たちを引き受けることになった、というのがこの映画の基本設定。
それによって、過疎化も解消、と。
…って、どれだけ移住させる気だよ、って話ですが、ま、これ、あながち荒唐無稽って感じでもなく、ありそうな話。

そして、のろろ様、という神様をめぐるこの土地の迷信がこの6人の運命を左右していきます。
のろろ様を見てはならない、というオキテをやぶる二人は死んでしまいますし。

ま、そんなことで、いわゆる土着的な「村の掟」みたいなことと、過疎化、犯罪者の更生、みたいなことがからみあって物語が進む、という感じですね。


これね、けっこう長い映画なんです。
140分とか。
最近の映画は、まあシネコンでかけられる回数の問題なんでしょうが、長いものは敬遠される傾向にあるわけですが、そんな中では、まあ長い方かと思います。

にもかかわあらず、その間、緊張感が支配します、この映画。
疲れる…。
肩が凝る…。


最初、一人目の移住者が来たところから、緊張感がすごい。
というのも、この一人目の人の演技がすごい。
設定は、「上司にいじめられていたんだが、その上司を酒の席でコロしてしまった」という。
で、もう、そのまんまの人。
最初の場面、コロしてもいないし、人を威嚇してもいないし、人を恐れてもいない。
ただ食べてるだけなのに、その設定まんまの目の動き、声、食べ方、表情。
この人、絶対に、以前に「上司にいじめられていたんだが、その上司を酒の席でコロしてしまった人だな」ってのがわかる。
俳優さんってすごいな、って話なんですけど。
酒に飲まれちゃうタイプなんだけど、酒の飲み方もすごいもう「飲まれちゃう人の飲み方」。
その辺が絶妙なんですよ。

他には優香さんも、恋愛依存症のような感じの設定で出てきますが、その化粧とか、髪型のボサボサ加減とか、服のサイズ感があってない、とか、もう絶妙。
かんたんに言えば、「顔の造形はとてもいいのに、化粧も稚拙、髪型はちょっとボサボサ」みたいなことなんだけど。
でもまあ、いるよね、この人。
ちょっと知的障害者だとかにも、いるね、このタイプ。
というか、その線の人という感じなんだろうな設定としては。


で、まあ6人のウチ、受け入れられていく人もいますけど、その中の一人が暴走。
それが松田龍平さんなんだけど、俺、大好きな俳優さんですが、もうね、恐いの、この人。
市役所の担当者である主役にぐいぐい入っていく感じ。
「友だち」として入り込んでいくんだけど、その入ってき方がなんか、恐いの。
絶妙に「断られないように」入ってくる。
これがもう一歩押しが強かったら断るんだろうし、弱ければ恐くもない。
絶妙なの。
これが現実にいたら、そりゃもう、ガチで恐いわ…。
ヤクザよりもナイフよりも恐い気がする…。

で、もう躊躇なくコロしちゃうんだわ、龍平さん。
それがもうチカラ技でコロしちゃう。
なんの躊躇もなく、轢いちゃうんだもん…。

最後は、のろろ様にコロされちゃう感じになります龍平さん。
のろろ様をかたどった銅像のアタマが落っこちてきて潰れちゃうんだもの…。
この辺がまあ、原作の山上たつひこさん&いがらしみきおさん感全開って感じでいいですね。
のろろ様の造形もどっかいがらしみきおさんの「ね暗とぴあ」を彷彿とさせる。


てなことで、まあとても面白かったですね。
そして、恐かった。
もうリアル感がすごい。
そういう意味で恐い映画でしたね。
霊がどうこうじゃなくて、「今殺りにゆきます」的怖さ。


まあ、元犯罪者も一緒に地域で暮らしていく、ってのが理想ではあるんだけど、それって「いろんな人が地域にいる」ってことで、いいことではあるんだけど、「いろんな人」のグラデーションは、龍平さんのような「躊躇なく人を殺す」ところまで伸びている。
元犯罪者であろうがなかろうが、そういう人もいれば、それに近い人もいる。
まったくそういうことと関係ない、この映画の主人公のような善良な人もいる。

そう考えたときに、手放しでそれでいいんだろうか?ってことを投げかける映画にはなってて、同時に、「少年犯罪」に対しての厳しい見方も根底にはあって。
なかなか難しい問題だなあ、という気持ちだけが残ってしまう感じ。

なんの結論もない。
のろろ様がその結論を下したけれど、はたしてのろろ様がいない土地で、こんなコトが起きたら…、というね。


さて、北村一輝さん。
6人の中の一人、として出てきますが、俺はけっこうこの人が好きです。
いい顔してらっしゃる。
俺は清水宏次朗さんとかも好きなんですけど、その系の男性の方の顔が好き。
鹿賀丈史さんとか。

とか話していたら、映画見た後にアキが、「でも、北村一輝さんは、市丸に似てるよね。似てるって言うか、市丸か市丸じゃないか、という分け方なら、もう完全に市丸よりだね。」と。
ひでえなあ、そんなことないだろ、北村一輝さんはもうイケメンで…、と思ったところで、しかしその特徴が、マツゲではないか?と思い至って、そう考えれば、確かに市丸に近いか…、と、ちょっと残念な気持ちになりました。





(BGM:GAS BURNER「FINAL ROUND」from「FINAL ROUND」)
→この人たちのことはよく知りませんが、日本語で丁寧にがなっていて、とても好感が持てます。
ライブだと、この「ア~イヤ~」とかでもりあがるのかしら。
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