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スーパーちんどん・さとう

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カブキは他の作業所から来て。
前にも書いたけど、例えば「旅行の金を集めるよ」という時に、お金を持って来れない(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4365.html)。

というのは、家に金がないとかじゃなくて、親に「金を集める」旨を伝えられないのである。
これまで、ずっとこうした連絡は、本人を飛び越えて作業所側から親に「連絡帳」とか「お手紙」で行われてきた。

だから、本来、とても大切な連絡だったとしても、本人が言う必要がない。
けども、ここではそうはいかない。
旅行に行くのは自分であって、親ではない。
カブキの場合は、ウチの他の連中と違って、実家ぐらしで、家計も親の中にあるから、親が用意するわけだから、しっかりカブキ自身が親に伝えなければならない。

どっかに遊びに行く、というのも、まあ「知らないうちに連れて行かれる」ってのが、恐らくこれまでの彼女のパターンで、いや、そりゃそこそこ本人が「ココに行きたい」というのはあったとしても、それはどうも子どもの頃から見ていたアニメの映画だったり、つまりは「過去の延長」でしかない。
そして、ガイドヘルパーと呼ばれる人と毎回どこかに行くにしても、同じことを繰り返すことになる。

これはまあ、多くの場合にそういうことがあって、「子どもの頃から見ていたアニメのビデオをずっと見てる」「それが彼の満足なんだ」ということを言う関係者や親御さんがよくいるんだけど。
でもまあ、それは「新しいこと」「未知のこと」が彼らにないだけで、つまり「明るい未来」が彼らにないだけなんじゃないか?って俺は思ってて。

だって、コバだって、実家から通っていた頃はあんなに「仕事がおわったらダッシュで家に帰る」人で、ひどいときには、マラソンが終わってからダッシュで家に帰ってたり。
で、家で何をしていたかと言えば、「金田一少年の事件簿のビデオを見てました」となるんだけど。
子どもの頃からずっと見てた、一本のビデオ。
でも、それは閉じてて、って、まあ他に金田一が好きな人がいたらよかったんだろうけど、他にその趣味の人がいないし。

でも、プロレスに行って、アイスリボンの藤本選手にハマッて。
そこから、他のプロレス団体も好きになって。
今はプロレス会場で出会った、未知の友人と酒を飲みに行ったりするようになった。
「ベルトって今誰がもってるんだっけ?」ってなことは、コバに聞くのが早かったりする。

つまりは、その「未知の扉」をどう開けるか?ってことで。
それ、一般には「友だちに誘われて」とかあるんだけど、彼らの場合、養護学校だったりで、なかなかそれがなくて、情報収集能力もちょっとないし、そもそも触れる機会がない。


ま、そんなわけで、でもまあ例えばカブキなんかにしてみたら、カブキがプロレスを好きになるかどうかはわからないが、とりあえず近場に、近い仲間が「プロレスに行く」と言ってるんだから、まあそこにのらない手はないわけです。
一度は試してみる価値があるわけで。

そんなことで、まあ何度かカブキもプロレスに行って、そこそこ楽しみはじめていたわけですけど、ただ問題は、これも「みんなが行くから自分も連れてってもらえる」というものではない、ということなんだよね。
「行くのは自分」だから、自分がそこに能動的に関わらなければならない。

そうじゃないと、やっぱり「自分が行ってる」という感じにならないのではないか?と俺は思ってて。
遠足にしちゃいけない、というか。

なんで、まあ紙を貼り出したりして、「この日、○○に行くけど、行きたい人いる?」みたいな。
それに書いたら、まあ行けることになる、という仕組み。


とはいえ、最初はなかなかそう簡単にこの紙すらいかされない。
市丸やコバや、前からいる連中は、特に自分がいったことがない場所でも、それでも自分から「行ってみたい!」とか言ってくるけど、そもそもが「連れて行かれる人生」の彼女には、それが難しい。
「行きたいって言えばいいんだから」って思うけど、そんな簡単なことが、まあ異様に彼女には難しいわけです。

加えて、ちょっと家庭の事情もあって、調子がよかった彼女は、いま、ものすごい子ども返りをしていて、なかなか話も入っていかない。

そんなわkで、もうちょっとこれはどうしようもないな、と思って、もう「お前書いたじゃん」ということにして、先日の大日の後楽園大会には連れて行ったんです。
ま、本人、いたく笑顔で、行く最中から笑いが止まらないし、試合の最中もなんだかそれなりに拍手や手拍子を、できない手で一生懸命していました。

ま、楽しんでよかったな、って話で、次回、まあ紙を貼ったときには「ほら、大日のアレだから」って言うことで話が入っていくかな、とか思ってるんだけど。


ま、それはいいとして、しかし、彼女はそのための金をやっぱり持ってきていなかった。
「明日行く」ってコトはわかっていたのに、親にその旨を伝えていなかったんだろうな。
金のことも。
他の連中は、チケット代だとかを聞いてきて、まあ各々準備していたけど、彼女はしてない。
してないから、じゃあ入り口でバイバイ、というわけにもいかないので、ま、しょうがない。
次回はちゃんともってこい、ということにして、貸したわけです。

で、「明日もってきて」と。
交通費や夕飯代を入れて5000円だったんだけど、それを親にわかる形で財布に入れたりしないで、カブキに言ったわけ。
「もってきてね」と。

ま、だから、つまり「翌日はもってこないだろうな」という風に思ってました。
いつものように。
でもまあ、そしたらまた同じように言えばイイかな、と。


そしたら、なんか、翌日ちゃんと5000円もってきてたんだよね。
これ、なんかうれしかったわ。
ってあたりまえなんだけど。

ま、なんかちょっとづつ、なんか「自分の人生は、自分の毎日は、自分のモノ」って思ってくれるようになったらうれしいのだけれど。







(BGM:山下達郎「Love Space」from「ベスト・パック 2(1979-1982)」)
→これね、さびがどんどん展開して高くなっていくのがいいのよね。
でも、高くて歌えないのよね。
高くなるところでオクターブ下げざるを得ない素人な俺がイヤ。
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