プロフィール

スーパーちんどん・さとう

Author:スーパーちんどん・さとう
ちんどん太鼓担当

@SMChingDongSATO twitter

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

最新トラックバック

QRコード

QR

「青春の馬鹿騒ぎ」と「みんなとの約束」


【スーパー猛毒ちんどん動画】
スーパー猛毒チャンネル  ★  YOUTUBE
知的生涯PV  ★  知的生涯ライブ動画他

【リンク】
スーパー猛毒ちんどんフェイスブック  ★  虹の会本部HP
虹魂的障害者自立生活  ★  虹の会本体ブログ
ミツのホッサ日記PLUS  ★  ツイキャス!!

虹の会では、専従職員を募集しています。社保完。詳しくはこちら


専従募集


ま、陽子がみんなに正直に失敗を話してからずいぶん変わった、というようなことを前に書きました(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4404.html)。

彼女は声が格段に明るくなり、にじ屋でも褒められることが多くなり、みんなからの信頼も勝ち取れるようになった。
そうなると、好循環。
これまでが「みんなに隠す→みんなに堂々とできない→小さくなってる」という悪循環だっただけに、まあこのパッと明るい感じをまとった彼女の変化はとてもうれしい気持ちであります。
もちろん、問題がなくなったわけじゃなくて、いろいろあるにはあるけど、でもなんか兆しを感じる、というか。

前にも書いたように、どこまで続くかはわからないけど、でもこの「好循環」な感じを肌で感じておいてもらえれば、きっとまた戻れるだろう、という気もします。


彼女が隠れてお菓子をすごく食べている、というのは知っていたんだけど、それはまあ、彼女は「ばれるわけがない」と思っていたようだけど、まあちょっとしたルートでわかっていたんです。
肥満気味、というか、気味以上の彼女、しかもそれが負担になってると思われる呼吸の関係も深刻。
そこはやっぱ、一人暮らしの彼女としては、自重しなければならない点。
週1日は自由に食べよう、ときめて、他はガマンしよう。
一人で食べるのはやめて、その週1日はみんなと食べよう、みたいなことになって今に至ってるわけですが。

で、この話のあと、本当に「食べてないようだ」ってのが、その某ルートからわかってきまして。


これね、まあ、我々の中では、正直言うと、「そうはいっても食べるのはやめられないんじゃないか?」とちょっと思っていた、という感想もありまして。
「ホントにやめられたなんて、すごい!」という。

ま、そりゃそうなんだよね。
自分に甘く、他人に厳しい、の典型のような彼女ですから。
いろいろ理由つけちゃあ、食べちゃうんじゃないか?という。

でも、そうはならなかった。
これ、どうしてなんだろう、ってちょっと考えまして。


まあ、好循環になったのが一番大きいんでしょう。
だって、ガマンするだけがマンするのは辛い。
「イイコト」がなければ、やっぱり続かない。

ってか、まあそれは肥満の解消、という、大きな意味では、ガマンするだけでイイコトなんだけど、今、ナウ、イイコトがないと、やっぱきついんですね。

よく俺は、知的障害者は未来を予測するのが難しいことが一番の障害、と言うんだけど。
つまり、これ以上太るとヤバイからガマン、とか、そういうの。
「これ以上太ると」の部分の「想像力」が、なかなか難しい。
今、痛ければ、まあガマンもできます。
でも、「将来痛くなる」というのは、なかなか難しいわけです。

店に行って、棚にある商品を勝手に食べてしまったら、店員さんに怒られる、そして捕まる、親やみんなが悲しむ、みたいなことを普通は思いますけど、そこの「先」の部分がなかなか想起できなくて、「今食べたい」が勝ってしまったりして、「万引き」になってしまったり。

そういう意味では、今回の、なんか一気に好循環に入った、のはよかったんだと思います。


それと、もう一つ。
集団の力、というか、仲間の力、というか。

よくあるのが、「親が何言っても聞かないんです」って親の話。
市丸にしても、来たばかりの頃は、いや、それ以前も、ずっとテキトウな服を着てた、と親御さんは言います。
「夏になったんだから、この服を着なさい」と言っても、聞かない、と。
それが、ウチに来て1か月くらいで、「この服カッコイイかな?おかしくないかな?」と朝、親に聞いてきてびっくりした(当時はまだ実家通い)、という。

この手の話、けっこうあるんです。

よくよく考えれば当然で、誰だって、子どもの頃、中学の頃、親の言うことより、仲間の「お前の服かっこ悪いな」と言う方が「こたえる」。
仲間の言う服が、親には気に入らない派手な服だったとしても、そっちを選ぶ時期がありましたよ。
ま、それが行きすぎれば同調圧力だし、イジメだし、すべて諸手ってことでもないですが、そういう「感覚」は、親から離れていく時にあるべき感覚で。

つまりまあ、親の言うとおりにはいつまでもいかない、のが青春であって、親子仲良く、なんてのは、親の側の希望であって、子の希望じゃない、というか。
ちょっと気持ち悪いよ、というか。

そういう感覚が理解、というか会得できている「部分」もある彼女。
だからこそ、なんか「みんなとの約束」ってのが、なんか入ったんじゃないかな、と思ったりしたんですね。


パラリンピックとかで、障害者が出てくる番組も増えたけど、やっぱ親が必ず出てくるし、いや、画面のどっかにはいたりする。
それ、なんか、俺はすごくイヤで。
「こんなに努力しました」「こんなことしてます」ってのはわかるし、尊い。
けれど、青春はどこにあるんだろう?って。

親に内緒でエロ本を回す。
親に内緒でタバコを吸う。
親に内緒で親が連れてってくれなさそうな場所に行く。

そんな仲間が青春であって、そして、人生において大切なのは、なんか青春の馬鹿騒ぎだ、って俺は思ってて。


ま、そんなこんなを彼女のあれこれから思ったりしました。


こんなこと書くとね、親御さんからは、「親を排除するようなことを言わないでください」とか「親を悪者みたいに言わないでください」とか言われるんだけど、いやいや、そうじゃなくて、「くそばばあ」言われるのが親の仕事じゃないの?って思うのよね。

そりゃね、障害児を産めば、必死にやらざるを得ない。
自分の人生を賭けてやってこなきゃ、ここまでやれなかった、ってのもすごくわかるんですよ。

でも、親は親で、なにか他の生きがいを見つけてください、って。
それが子に対する、今のアナタの仕事です、って。
親が離れなければ、子は離れられないんですよ、って俺は言うことにしています。







(BGM:Still「彼女はアドバルーン」fromYOUTUBE)
→レベルストリートというコンピの4作目に収録されてる曲。
そもそもまあ、このコンピは寄せ集め感が強くてイマイチ、みたいなこともありますが。
当時で言うと、どっかD-DAY風な。
でもまあ、もうちょっと声に魅力が欲しいところではある。
スポンサーサイト

<< 面白そうだから行ってみようぜ! | ホーム | 宍戸さんの店で思ったこと >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP