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スーパーちんどん・さとう

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怒りの無法地帯 ★ 映画 「スリー・ビルボード」


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工藤さんちで「スリー・ビルボード」を見たんですけど。
いやはや…。

どっちかというと、単館系の内容かと思うんですが、けっこう公開当時はシネコンでもやってました。
これがね、けっこう大衆向けに受けてしまう、というのがちょっと逆に恐ろしいという感じもしましたね。

娘がレイプされた末に殺されてしまった事件がなかなか解決しないのに業を煮やしたお母さんが、警察をけしかける感じの看板を出す、ってところから話が始まります。
ま、南部の田舎なんですね。
時、ちょっと前、って感じなのか?、現代なのか?。
ま、現代でも通じるっちゃあ通じるんだけど…。

警察は仕事をしてないわけじゃないんだろうけど、「黒人をリンチする」みたいな流れもちょいちょい見え隠れしていて、いわゆる警官による黒人銃殺みたいなことを意識しているのか。
加えて、田舎の役所感もすごくて、ダメ人間の巣窟、という感じもあったりなかったり。

そんな警察を疎ましく思っているのは、なにも被害者の母親である主人公だけではないんだな。

そんな感じなので、この看板が立てられて、警察VS母親、となるのかと思いきや、まあそういう部分も残しつつ、実はその警察署長はいい人で、聡明で、なかなかにひとかどの人物。
一生懸命捜査を再開するんだけど、そういうこととは全く別に彼はガンに冒されていて、死んじゃうのね。
しかも自殺。

遺書はちゃんと残されていて、まあ、病気を苦にして、というか、それを世話する奥さんへの思いが自殺になってしまった、ということではありまして。
同時に、母親にも遺書を書いていたり、部下にも書いていたりします。
そこに書かれていることは、ひじょうになかなかの内容で、確かに彼が人望があったことを伺わせます。

ま、そんなこんなで物語は転がっていくんだけど、いや、ホント、転がっていく、というのがまさにピッタリくるような感じなんですけど。
当てもなく、転がっていく、というか。
リアルと言えば、リアルではあります。
逆に、最終的に、まあどうにも結末が「ない」といった感じでもあって、消化不良はあります。
けど、「ココで終わってくれてよかった」という感じもあったり…。


これ、出てくる人が、ことごとく「バカ」。
よくある偏見で言いますと、田舎の、あまり勉強してない感じの人、というか、ドンキの前にたむろってる感じというか。
グッドウィルハンティングのマッドデイモンの仲間に似ているというか(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4437.html)。

一方、母親がきちんとした了見、警察の怠慢を訴える、みたいなね、そういうことの上にこの看板を立てているかというと、そうでもなく、もう一方的な「怒り」がそうさせているだけで。
怒りが怒りに火をつけてしまうと言うか、次々、互いに人を痛めつけてしまうのよね、この映画…。

唯一まともなのが署長さんなんだけど、死んじゃうし…。
ま、あとこびと症の人が出てきて、彼はまともっちゃあまともだけど、ある意味ちょい役なんだよな…。

劇中で、ちょっとネジの抜けたかわいい女の子が言う、「怒りは怒りしか生まない」という一言が、この映画の全てなのかな、と。
ま、その女の子も、「いや、私の言葉じゃないわ。本のしおりに書いてあったの」とか言ってて、まあその場の感じを見てなにをか判断して言った、とかじゃなくて、ただ言ってるだけなんですけど、的を得ちゃってる、という感じでキュートなんですけどバカ、という。

バカが言うからこそ、なんか深みがある、というか。
これを署長さんとか、母親、それかこびと症の人が言っちゃったら、あまり核心に迫らなかった感じですが、バカが言うからこそ、この映画が引き立った、というか。


いや、つまりは、この「怒り」の無法地帯を、どう収拾しましょうか、ということなんですよね。
この映画では、収拾されないまま終わりますが、なんか収拾に向かう何か、も見えるような感じはあります。
というのは、犯人が見つからないから、ではあるんですけど。

そう考えると、見終わった直後は「あの人が(それらしい人が一人登場する)犯人でイイじゃん!」とか思っちゃったんですが、見つかっちゃったら、それがもしかしたら怒りが終わっちゃうきっかけになる可能性があるからダメだったんだな。
犯人が見つからない状態で、この怒りの無法地帯をどのように人は統治するか、というのがこの映画の根本だったのか、と今気づきました。

いや、なんともどうにも身動きがとれない苦しい映画でありました。






(BGM:Petite M'amie(麻里圭子)「Girlfriend」fromYOUTUBE)
→あらら…。
夜明けのスキャットよろしく、この人がずっとキュートに笑ってるだけ、という…。
これは恐ろしい一曲。
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