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この世界には触れたくない… ★ 映画 「孤狼の血」


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おひとり様で「孤狼の血」という映画を見てきました。

にじ屋の値段付けをしていたら、食器が新聞にくるまってたりするわけですが、その全面広告が出てて、「テレビではやれない」なんて出てました。
もう「テレビなんかには飽き飽きだろ?」ということが宣伝になるわけですよね。
ま、そのくらいテレビはもうつまらないのはみんなご承知で。

芸人をひな壇に座らせてヨウツベで見たことがあるような「びっくり映像」みたりすんのが特番だってんだからあきれる。
どうみてもフェイク、というかネット上ではもうフェイクが確定してる心霊に「怖いですねえ~。寝られなくなっちゃう」とかゲストが言ってんだから、作ってる側の見識ももうよくわからなくなる。

ま、そういうわけで、そういう意味でまあ、この宣伝はいいんでしょうけど。
でも、見終わって感じたのは、こんなの昭和の時代には太陽にほえろでもやってたような気がするぞ、というテレビに対する絶望感。
実際やってたかどうかは印象なんでわからないけど。

いや、この映画での、テレビでやれないってのは、警察のメチャクチャかげんってとこ?
まあ、斬られた首が転がる、なんてのは確かにね、わかります。
でもそんなのは、これまでもいくらでもホラーであったわけだし、2時間ドラマでも死体くらいは出るでしょう?
血の量はともかく。
名作「とんぼ」の最終回とかなんかは、もっと血が出てました。
ま、昔の話で、今はもう再放送できないという話なのかもしれませんが。

豚のくそを食わせる部分、とか?
う~ん…そんなに問題があるように思えないけど、これが問題なら、もう今のテレビは漂白が過ぎるな。
逆に、現実社会で「テレビを越えてやろう」なんてイジメが作り出されるのは当然で、ヨウツベなんかでは、まあけっこう過激なことをやってる人もいるんでしょ?そういうのは見ないので知らないけど。

ま、おそらくは、作品全体を覆う、「警察のめちゃくちゃさ」というか、主役の刑事役所広司さんのメチャクチャさ、ってとこなんでしょうか?
プラスして、もう警察上から下まで賄賂とか受け取ってたりしてるしな。

でもそれが放送できない、ってのもおかしな話で、だって、今だって警察メチャクチャじゃん…。
現実を描けないとしたら、なんなの?テレビって?みたいな。

と、まあ、それはいいとして。
単純にそういうことじゃなくて「テレビでやれない」って売り文句にしたいだけなんでしょうから、…っていう、そういう風に思われちゃうのも、映画も結局は同じ穴の狢じゃん、みたいになっちゃいますから気を付けたいものです。


さて、内容ですが、マル暴の刑事、役所広司さんの昭和の終わりころの活躍を描いた作品、というか、活躍とか言っちゃいかんか。
裏金はもらうし、やくざをリンチしちゃうし、やくざ系列の店に放火(と言ってもボヤ騒ぎ)をしちゃうし。
でもまあ、対抗勢力両方からそれなりの信頼はうけている、というか。
ま、見た目ヤクザなんですけど。
そういう、刑事ものでありながら、やくざ映画である、という感じの映画ですね。

この映画の優れているところは、メガネ君がしっかりいて、それが松坂桃李さんの新人刑事。
役所広司さんの行き過ぎた感じを、イイ感じで距離を取って見ていてくれる。

というのも、実は彼は監察官。
いわゆる、警官の不正を調査する人たちですね。
本庁から派遣されてきた、みたいな。
でも、それは役所広司さん始め、同僚や先輩は知らない…はずだった、んですが…。

ま、みなさんもここまで書けばわかる通り、孤高の狼の血はこの松坂桃李さんに引き継がれていく、というラストになっております。


暴力団を抑えるには、ただ法制度を作っちゃえばいいのか、という問題が常にあって。
そういう観点から暴対法がいかがななものか、という意見もあります。
鳴り物入りで強行採決されてしまった共謀罪も、最初は暴力団に適応されるのではないか、と言われています。
そうすれば世の中も納得するだろう、みたいな。

ってか、その前に公文書偽造も共謀罪の一つなんでしょ財務省?。
とまあ、それはいいとして。

つまりは、抑えれば抑えるほど彼らは地下に潜って、もうどうにも手出しができなくなる、ということですね。
「破門状」だったり、そういう「指揮系統」がはっきりしてるからこそ、監視もできるしうまく「操る」こともできる。

ただ抑えるだけじゃなくて、調教師よろしく互いに敵対する暴力団をうまくなだめて収めることが大事だろ、そうしないと、カタギを巻き込んだ抗争になる、みたいな理屈ですね。
そうなると、まあその「なだめる」過程においては、やっぱり「警察」の枠をちょっと飛び出る必要性もあったりして、というのは、警察とも取引をしなければならないわけでしょ、彼らとしては。
だから、その橋渡しとして役所広司さんのような刑事がいる、みたいな。

それがまあ、すげえ暴力的に描かれているのがこの作品で、おそらく昭和のころはこんなことがあったんだろう、と「思わせてくれる」映画です。
実際はわからないけど。


ひどい刑事なんだけど、見ているうちにどんどん役所広司さんに感情移入していってしまいます。
松坂桃李さんも同じように、距離を取っていたのがどんどん引き込まれていく。

そこがこの映画の面白いところで、ただの漂白された「刑事もの」にはない、なにかがあります。
お時間があったら、ぜひ見てほしい一作です。





(BGM:石田純一「ジゴロ」fromYOUTUBE)
→かっこいいバック、時に入る女性のあえぎ声…。
なんかやりたいことはわかるんだけど、とにかく歌がちょっとね…。
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