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スーパーちんどん・さとう

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「相談に来いよ」というハードルの高さ


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つうわけで、健康診断ってのが年に一度あるんだけど。
二三人が一組で行くんだけど、オレは今年はミツと市丸と一緒だった。

いろいろとメンドウはありますけど。
細かいところというか、例えば受付で「提出物の確認お願いします」みたいなのが、パッといかなかったり。
これ、まあどうでもいいんですよ、受付の人サイドにしてみても。
今は病院とかもいちいち確認したりしなきゃならない、みたいな、コンプリートルネッサンス?だか、コンプレッサー?かなんか、そういうのがありますよ。
だから、まあやってるわけでしょ。
「はいはい。OKです」と言えばいいわけなんだけど、それがまあ市丸なんかはサッとわからないからさ。
向こうもまあ、一からやり直さなきゃならなかったり。

ま、一からやり直すのはそれはそれでいいんだろうけど、それがまあ、そもそも難しいわけで。

てなわけなんだけど、実はこの病院で健診をやるようになって二年目なんだけど、その前は違う病院で。
いろいろありまして、この病院に変わったんだけど。

今年は、その辺、「あ、こういう人たちなのね」というのがわかってくれてるというか、そういう感じだったんで、なんかスムーズにいきました。
向こうさんのコミュニケーション能力が上がった、というか。

具体的にどうこう、ってのは言えないけど、なんか楽でしたね。
ま、つまり全体的にわかりやすく言ってくれるようになったというか、例えばモノを見せていってくれたり。
一回そういう感じになると、彼らも向こうの人との雰囲気を「イイ感じ」って受け取るから、一気に好転するんだわ。


これね、話をしにいって、向こうが紋切り型だったりすると、彼らは身構えちゃうんだ。

ま、でもそれはコンビニなんかだと普通のことというか、向こうさんが悪いわけでもないんだと思うんだけど。
パッとわからないでしょ、市丸がちょっと、というかかなり理解力が足らない、とか。
だから、それを責めるつもりはないんだけど。

でもまあ、最初そうだったとしても、話をすればわかるじゃない。
お金のやりとりでもなんでも、「あ、コイツはちょっと理解力足らんな」と。

そうしたら、まあそこでそれにあわせた対応、つまり、この病院の人のような感じしてくれさえすれば、そこで二人の対応は好転して、彼らも次、身構えることはないと思うんだが。

でもまあ、気づいてもわかるように説明してくれない人もいる。
いじめてるんだか、「てめえこんなのわからないのか」って自分の不満を市丸たちにぶつけてるんだか、そういう人も多い。

そうなると、ミツなんかは「あのコンビニは俺のコトをバカ扱いするからイヤだ」となる。


ま、とはいえコンビニなんかだったら、別に行かなきゃいいわけだし、それで済む。

これが、役所だったりしたらどうか?
彼らが施設にいたとして、施設の職員とか、相談しなきゃならない相手がそういう感じだったらどうか?
あ、学校の先生とかもあるかな。

これ、もう一気に身構えちゃって、「しゃべるのが怖い」となる。
となると、話をしなきゃならない、相談しなきゃならないことがあっても、彼らはその「怖い」が勝っちゃって、行かなくなっちゃうんだな。
というか、「行く」って思い起こせなくなる。

というか、彼らはけっこうそういう目にずっと遭ってきてて、小学校や中学校でいじめられてきて、そもそも「友だちに頼る」なんてことすらできない。
中には、親に頼れない、というのもいなくもない。

つまり、話を聞いてくれる人以外は、彼らにとっては敵なのだ。
意識はしてないんだろうけど。

で、なにか困ったことがあってもガマンしてしまう。
例えば、家で洗濯機が壊れていてもガマンしてしまう、とか。

そして、それを続けていると、どんどん「外に相談する」「外に思いを排出する」って機能が低下していってしまうのではないか?と彼らを見て思う。
一人の殻に閉じこもらざるを得なくなり、独り言で誰かに相談しているモノの、誰にも相談できているわけではなく、そのままそのままの時間が過ぎ、一日が過ぎ、十日が過ぎ、一年が過ぎ…。
その繰り返し。

医者にももしかして痛さを相談できなかったとしたら、彼らの痛みは我慢にガマンを重ねて悪化するだけになってしまう。


よく単純に「相談すればいいじゃないか」なんていう人がいるけど、そもそも、それって難しいんだわ。

おそらくこれ、知的に障害があるから、だけじゃなくて、生活に困窮してる、社会生活になかなかうまく適応していけない、みたいな場合でも同じだと思う。
あっちでイヤな思いをし、コッチでイヤな思いをし、って繰り返して、どんどん「自分の殻」だけが自分の社会になっていってしまう、という意味で。

そして、その殻を打ち破る、自ら相談に行くとかね、そういうのって、彼らの努力とかじゃなくて、その殻を外側から崩さなきゃだめなんだわ。
その殻は、彼らにとっては、彼らが生きていくために作った殻なワケだから。
それを自分で破りなさい、ってのは、死になさい、ってコトを言ってるのと同じなの。

「相談に行く」というハードルは、そういう高さである、ってコトね。








(BGM:松居直美「ギザギザハートの子守唄」fromYOUTUBE)
→いや、まあどういう経緯なんでしょうかね。
やっぱりこの人には演歌が似合うなあ。
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