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スーパーちんどん・さとう

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生徒会長の呪縛


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井上はおどけるところがある。
字もよくわかってるようで、よくわかっていないので、うろ覚えで書く。
にじ屋のポップや予定を書き込むホワイトボードにもさっさと書くけど、まあ堂々と間違っている。

ま、ウチは字の間違いなどを咎めることはない。
「だいたいわかればいいよ」という雰囲気で毎日が進んでいる。

字を正確に書けることは重要だし、生活を確実に拡げてくれる。
けれども、それを気にして「書かない」となってしまうより、俺たちとしては、まず彼らに堂々と表現をしてもらいたい。
その上で、字の練習はすればよい。

だから、まず、間違っていようと「中々面白い間違いだな」ってみんなで笑って終わり、と言うことが多い。

それに、ところかまわずオナラをしたりする。
ま、それはみんな同じだし、別に悪いことじゃないというか、そんなにオナラをガマンしなくてイイじゃん、とか俺は思うし。

けどまあ、なぜか「井上のオナラはくさい」ということで、みんなは井上のオナラには「またあ~」と爆笑する。

字にしても、オナラにしても、まあみんな笑ってくれるので、ウケているとも言えるわけで、彼はそれに対してとても好意的に自分の中で思っているようだ。
つまり、ある意味、ウケ狙いで間違いのママ字を書くし、わざわざ誰かの前に行ってオナラもする。

そうすれば、みんな笑ってくれる。

それがいいかどうかはわからないが、彼は「オナラが出来るようになったのは嬉しい」と言う。
つまり、そういう「笑ってもらえる自分」に「やっとなれた」というのが、井上の思いであるようだ。


ここに来たばかりの時、養護学校の高等部から実習に来たときの彼は真逆だった(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4545.html)。

井上は普通中学から高等部で養護学校に入って、基本、その中では「出来る子」だった。
学校では生徒会長。
先生は「君は出来る子だ」と、いつも言っていたし、頼りにもされた。
一方で、イジメもしたけれど、それはきっとそのイジメの相手が「うらやましかった」のかもしれない。

井上は、今は親が辞めさせてしまったAや市丸がうらやましかった。
カイなんかのことも。
今もそうい片鱗はあると思う。

自分よりずっと認識力が低く、でも、なんか失敗してみんなが笑ってくれたり、俺に甘えてきたり、そして、俺が手をかける、というか,かけざるを得ない連中のことが、ずっとうらやましかったんだろう。

俺のTシャツをひっぱってぐんぐん伸ばして中に入ってこようとするAを、みんなも俺も笑っていたけれど、井上は真顔で「番長が(彼は俺をこう呼ぶ)困るからやめろ」と止めていたりもした。
きっと、井上は、Aのようにやりたかったんだろう。

そういえば、ウチの娘がまだ小さかった頃、よく休みの日とか連れてきてたんだけど、そういうAと俺を見て「あの人はお父さんのTシャツ伸ばしちゃってヤダ!」と露骨にいやがっていたのを思い出す。
その感じだ。


「俺は出来る子だから、彼らのように失敗してはいけない」、と彼は思い込んでいた。
オナラも、字もそうだ。

いや、そうじゃないな。
おそらく、井上が失敗したら、「なんで君が?」と言われたんだろう。
同じ失敗を、もっと出来ない子がしでかしたらみんなが笑うのに。
…みたいな思いが、彼の中にはずっとあったように見える。

もっと言えば、もっと甘えたいのに、なんで俺は甘えちゃいけないんだ、みたいな。


でも、それが変わっていったのは、養護学校卒業後、すぐにここに来て、数年たった頃だったのではないか。
「自由にオナラできるようになって嬉しい」という前出の言葉は、その頃に聞いた。

彼は、「実習にいったら、疲れたとか,わからないとか言っちゃダメ」と先生に言われていたらしく、とにかくここにも緊張して来たようだった。
でも、実際にきてみれば、「疲れたとか言っていい」「わからないことは逆に聞かなきゃ何も始まらない」ということを知る。

もちろん、その先生のいったことは、そのままの言葉じゃなかろう。
井上が勝手に思い込んだことだと思う。
それだけまあ、緊張させたい、という先生の気持ちはわからなくはない。
でも、彼は額面通りうけとってしまっていた。

そんな中、彼も成人し、一緒に酒を飲んだりするようになって、なんか弾けた部分があったように思う。
彼の人生は、「イイ子ちゃん」から、「笑って暮らす自分」に変化してきている。
それでもまだ、「生徒会長である自分」という呪縛からは完全に抜けきれてはいないけど。


「できること」は、悪いことじゃない。
確実に生活の幅を拡げてくれるから。

でも、「できなきゃダメ」というのは違う。
できなくてもイイ。
むしろ、できることを目指して難しい顔をしているより、できなくて笑ってる方が、ずっといいじゃない、って思う。

もちろん、努力を怠ってしまえばそこまでだけれど、努力はあくまで、その「できなくてもイイ」の上にないと、井上みたいな「元いい子」には、生活が「苦しいもの」になってしまうような気がする。
そして、そういう状況は、どっか「自分の人生が自分の手にない」という感じがするのだ。

だって、それって、常に誰かの「評価」、例えば、それが社会だったり、職場だったり、先生だったり、仲間だったりの評価を「基にして」行動を決めているわけだから。

いや、そういう部分を否定するのではないが、それはあくまで、「自分はできないもんね~」という軽やかな気持ちの上に立ってなきゃならない、と思うのであります。





げすいい

忘年会

(BGM:浅香唯「ヤッパシ...H!」fromYOUTUBE)
→友達は経験してるのに、私はまだ…。
ってことで、「あんあんあん焦るぜホント!」だそうです。
まあね、どうなんですか、この頃のアイドルのみなさん、みんな経験してるとは思うんですよ。
ま、今のアイドルのみなさんも。
例外はあるでしょうけど。
ま、だから大変ですよね、アイドルのみなさんも。
ウソつくわけですから。
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