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スーパーちんどん・さとう

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全てを光にさらせる人などいない


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大昔、藤井がまだ歩いていた頃、彼は運転もしてたんだけど。
そのうち彼は身体が動かなくなってきて、運転も辞めたし、車いすになった。

その前。
彼がここに来た時は、まだ歩いてもいて。

まあなんだろう、けっこうつっぱった人だった。
アタマにくるとすぐに手が出るような。

今考えれば、彼は将来動けなくなることがわかっていたから、その分、激しく生きていたのかもしれない。
どっかのいざこざで尻を刺されたこともあるとか言っていた。

とはいっても、彼は身体が動かなくなる途上にはいたわけで、本気で殴り合うと言っても、力は弱い。
だけれど、気迫と「負けん気」はすごかった。

なんでそんなことがわかるかというと、俺は彼と殴り合いをしたことがあるからだ。


なんでそうなったのか、発端はよく覚えていない。
カラオケだったか、飲み屋だったか、とにかく酒も入っていた。

そもそも彼と俺では、親子とは言わないまでも年が彼の方がかなり下だ。
そういうこともあったから、俺は最初は相手にしないつもりだった。

でも、彼の気迫に負けた。
というか、「受けなきゃいけない」と思った。

彼は、俺に負けるのはわかっていた。
けど、本気で向かってきていたから、これは受けなきゃいけないと思った。
二三発殴られたか、のしかかられて、身動きがとれないハズなんだけど、でも、すぐにその状況からは脱せた。
彼の押さえ込む力は、やっぱり弱かった。

でも、すごい力でもあった。

これは本気で受けなかったらダメだ、と俺は思った。
彼の本気に、彼の捨て身に、俺は答えなきゃいけないと思った。

まあ、発端が思い出せないのが悔しいが、とにかく、これは男と男の勝負だ、と思った。

しかし、二三発やり返したか、よく覚えていないが、そのまま救急車を呼ぶ羽目になった。
俺は鼻血とか出ていた感じだったか、引っかかれた感じだったか、と思うが軽傷だったが、彼が昏睡したか、どうだったか忘れたが、まあどっちかといえばアルコールの方のせいだったと記憶している。
急に暴れ回ったせいだ。

結局、その場に一緒にいた三原だったか外口さんだったかと一緒に病院に行って、まあすぐに戻ってきたんだったと思う。


闇には闇の闘い方がある。
ずっと闇で生きてきた彼には、闇で答えなきゃいけないと思った。

駆けつけたお父さんたちが、「この子は何もできない子だから」と何度も言っていたのも、きっと彼を爆発させる要因であったと思った。

彼は、障害をもって産まれたという不幸に、必死になって抗っていた。
保護しようとする親や教師にも、大いに抗っていた。
ように見えた。

闇だ。
彼は、闇でそれに抗おうとしていたんだと思う。
道徳を蹴飛ばし、障害者はタバコを吸わない、というようなありがちな価値観を背にして、それを全て否定しようともしていた。
彼は、その闇の中で、そのフラストレーションをあちこちにぶつけていたように思う。


で、この出来事の後、オレたちは急に近い関係になった。
まるで少年ジャンプの「主人公たち」のように。
彼は、虹の会で、いろいろなことを担って、みんなにとってなくてはならない人になった。
フラストレーションが、闇から光に転換したようにも思えた。


でも、彼は常に闇を背負っていた。
光あれば影ができる。
その影を、彼は隠さなかったし、闇の力さえ、彼は借りていたと思う。

それはとても正直な生き方だし、逆に言えばすべてを光にさらせる人などいない。


道徳を蹴飛ばす、というのは、虹の会の思いでもあるが、それの多くは藤井がその精神的支柱になっていたとも言えるかもしれない。

全てを光にさらせる人などいない。
障害者だって、それは同じだ。
感動ポルノなど、嘘っぱちだ。


24日の、藤井の遺作を見るイベントには、ぜひ多くの人に来ていただけたら、と思います。

イベント詳細 http://www.nijirock.com/blog/?p=11368







(BGM:チョンマゲ娘 「まかせてチョンマゲ!!」fromYOUTUBE)
→ニッポン放送入局新人社員のユニット「チョンマゲ娘」。
というわけで、アナウンサーだとか集めて、見たいのはやってました。
中身はもうどうにもならんのだけれど、「ノリ」でなんでもやれちゃった時代の遺物ですね。
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