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先日、久しぶりに太陽肛門スパパーンさんのライブに行ってきましたけど。
ま、気まずい。
音楽はサイコウなのだが、一部二部の間の討論の時間ね。
なんでしょう、花咲さんの圧がすごい。
あの軽妙な感じでジャスティス満載。
いや、ジャスティスでもないんだけど。
ぐいぐい客に入ってくるし。
ま、でも、圧もすごいが、でも花咲さんの話は面白いんだよな。
いわゆる今流行の左翼、リベラリズム、そういうモノのどっか「ブルジョワジー感」を颯爽と突破してくれる。
「言ってることはわかるんだけど」「あの署名は俺もしましたけどね」という前提の中で語られる、「でも違うんだよ」が、なんかすげえフィットする。
市丸たちと暮らしてると、金がないことの本質的な部分、つまり貧困の根っ子が見えてくる(
http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4532.html、
http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4523.html)。
ヤツらは、「問題がどこにあるか」はわからないし、「どう解決できるか」なんて、そもそも見通せない。
いくら「相談窓口を作りました」なんていっても、正直何も解決しない。
いや、解決出来る人もいるだろうし、それは税金の使い道として十分に意味があるとは思うけど、「本当に必要としている人への全ての支えにはならない」という謙虚な姿勢が必要であろう。
「次は何が必要なのか」をしっかり考える必要がある。
ま、簡単に言うと、本来、市丸たちが発起しなければ何も解決しないのかもしれない。
そう考えると、結局は「立ち位置」なんだけど、いろいろな理屈を机上でこね回している「運動もどき」には、やっぱちょっと腹も立つ。
そういう意味で、花咲さんの立ち位置はなんか俺にはとても好感が持てるモノで、俺の言いたいことを言ってくれる気がする。
ま、そんなこんなで、この日の話しはライブハウスの話も出て。
ライブハウスってのは、そもそも客から入場料を取って、バンドにギャラを払い、ハコを運営する、ってことになるわけですけど。
でもまあ、実際はそんなに客は入らないわけですよね。
もちろん、入るバンドもあるわけですけど。
営業1年300日としても、そんなバンドを300組ブッキングなどできない。
正直ね、やっぱ不況なのか、ブラック企業華やかなる昨今故か、平日なんかは特にあまりお客さん入ってない時もあったりする。
「え?このバンドなのに?」みたいな。
それもまあ、遅くなるとけっこう入ってたりはするけど、なんだろう、そりゃサザンとかは即日完売でしょうが、一方で、そうじゃないバンドにはちょっと苦難が多いというか。
格差が大きくなってるというか。
で、まあライブハウスの中には、ノルマというのを設定していたりする。
つまりチケット20枚とかを買ってください、というようなことですね。
というか、ほぼそういうことなんですよね。
なんだかうちはあまりそういうことを言われたことがあまりないのですが、だいたいがそういうことらしい。
ま、20枚売れればいいんでしょうけど、どっちにしてもライブハウス側としては20枚分のお金を払ってくれればいいわけです。
このシステム。
まあ、ほっといてもお客さんが集まるバンドばかりじゃない、ということなんですけど。
そりゃそうだよね。
誰だって最初は新人だ。
それにバンドは発表する場が欲しい。
場所を維持するためにはライブハウスに幾ばくかの金も落とさなきゃならない。
これは好循環なのか、悪循環なのか。
とはいえ、こういう20枚からスタートするもんだ、みんながんばって自分のバンドを宣伝するんだ、というような「おまじない」をかけられてる気もします。
しかし、一歩現実に戻ってみれば、バンドって金がかかります。
楽器しかり、練習だって場所を借りなければならない。
うまくなるにはイイ楽器が必要だし、何度も練習しなきゃならない。
そこにチケットノルマが加わる。
音楽をやるためにバイトをしなければならない。
で、そのバイトの金は結局はライブハウスに吸い上げられてしまう。
音楽をやる、という「やりがい」は、そうやって金になって吸い上げられているとも言えまして。
でもまあ、それを前向きに自分で踏み込んでいるのならばまあ、それはそれで彼の人生ですからしょうがない。
けど、ライブハウスが「割のいいバイトを紹介するよ」みたいになると、これはなんかタコ部屋構造になってしまっているのであるともいえます。
例えば自分のところのバイトをさせて金を払うけど、その金はまたライブハウスがノルマで吸い上げる、みたいな。
仕事終わりに博打で日当吸い上げちゃうのと構造は同じだなあ、みたいな。
それがまた博打じゃなくて「バンドでがんばりたい」みたいなやりがいだったりするからなんかたちが悪いというか。
ま、それが全部ダメだとかそう言うんでもないんだけど、なかなかね、難しい問題ですけどね。
チケットノルマがなかったら、ライブハウス文化もなくなっちゃうのが現実なんかもしれないし。
(BGM:ザ・ダイナマイツ「ユメがほしい」fromYOUTUBE)
→俺的には山口冨士夫さん、ってことになりますけど。
しかし、このハーモニーがすげえ。
当時、ピッチとかも直せなかったろうに、完璧に聞こえる。
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