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スーパーちんどん・さとう

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とにかく見て下さい ★ 映画 「月夜釜合戦」


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「月夜釜合戦」、この映画はぜひ見るべき映画だと思う。

現在、星野リゾートだとかが、釜ヶ崎をつぶそうとしている。
いや、潰そうとしているのではなく、浄化か。
いや、「清潔な街」か、「安全な街」か。

新大阪で新幹線を降りると、確かに「動物園前駅」は一直線だ。
立地がよすぎる。
んで、まあ、ここを開発したい、ということなんだろう。

おっちゃんらがたくさん寝ているセンターは閉鎖されると言うし、四角公園は厳重にネットが張られている。
夜にはカギが閉められるとか。
近所の学校のまわりにはキレイな花が飾られ、そこに水をやるという名目で水道が通っていて、水が出るようになっていた。

話は簡単で、おっちゃんらが寝れないように水を出す、ということだ。

そこまでして、世の中はおっちゃんを追い出したいのか。
この街を「浄化」したいんだろうか。


西成に知り合いができて、大阪に行くたびになんばを通り越して動物園前に行くようになった。
それまではまあ、なんばでたこ焼きとか食べていたけど、もう行かなくなった。

理由は簡単で、居心地がいいからだ。


座っていたって、誰が咎めてくるわけじゃないし、冷たい目が刺さるわけでもない。
昼間っからビール飲んでいようが、タバコ吸っていようがかまわない。
一本50円の缶コーヒー、ホルモン、スーパー玉出の40円の天ぷらも、まあありがたいことこの上ない。
もちろん、ディープな場所に入り込んだわけじゃないが、とにかくこの場所は「居心地がいい」のだ。

昨今は、どこの繁華街でもタバコは吸えないし、座り込んでいたら邪魔だと蹴られかねない。
でもさ、けっこうたくさんのおじさんが、コンビニの袋にチューハイの缶を入れたまま飲んで歩いているの、オレ、知ってるよ。
なんで隠してるの?って思うけど、まあ冷たい目で見られるからなのかな、って思って不憫になる。

もっと自由でいいじゃん、って思うんだわ。


世の中がキレイになっていくのは悪いことじゃないかもしれない。
でも、確実に「自由じゃなくなっていく」。
「キレイ」からはみ出す人は、冷たい目でもって排除されていく。

そんなの、オレらが求めていた「キレイ」じゃない。
「キレイな街」に文化が産まれるだろうか。
画一的なモノしか認めない場所で、文化など産まれないんだよ。
文化が萎縮する街に、未来なんかあるだろうか?

もっと言えば、「キレイな街」ってのは、そこの街のこと、文化のことを考えた結果ではなく、「企業が儲かる街」なんだってば。
星野リゾートが儲かるだけ。


三角公園でのスーパー猛毒ちんどんのライブが、オレは今までのライブの中でサイコウのライブだったと思っていて。
あんなに気持ちがよかったことはない。
あんなに高揚した気持ちでライブを終えたことはなかった。

こっちでは下を向いて、機嫌悪く、いつ噛むかわからないような顔で歩いてることもあるカイが、西成でなぜか意気揚々と胸を張って歩いていた。
きっと、水があったんだと思う。
三角公園の近くにメイクをする場所を用意してもらったんだけど、そこでメイクしている最中も、とにかく三角公園のおっちゃんらのところに出て行ってしまう。
どんだけ三角公園好きなんだよ…、と思ったけど、カイの気持ちはわかるような気がする。

「こうやって生きなきゃいけない」「奇声を上げちゃいけない」そんなことを気にしながら歩いている街より、西成の方がずっとカイには居心地がいいんだ。
東京の街に、「現実的にはじかれている」カイにとって、西成はやっと巡り会えた「自分のまま生きてていい場所」だったのかもしれない。

そういうことを敏感に感じ取るカイ達にとって、西成がどれほどすくわれる場所だったか。
おっちゃんはカイなんだ。


その釜を潰すだと?
浄化だと?
冗談じゃない。

逆だ。
六本木を浄化すべきなんだ。
西成色に。
筋少の「日本印度化計画」風に言えば「日本を西成にしてしまえ!」だ。


で、まあ映画の話に戻るけど、こういう映画は時に「両論併記」にこだわって、バカな作品に成り下がる。
けど、この映画はそんなコトはない。
徹底的に釜愛に染められていて、他がどれだけ「貧相なキレイ文化」に染まっているかを明確に映し出す。
わざわざ「この場所で寝ないで下さい」みたいな「キレイを目指す看板」を背景にいれる必要ないのに、入れてくる感じ、役者が「ケッ」って顔してそこでタバコを吹かす。


ここから、行政の言う「立ち直っていく」人たちもいよう、出ていく人もいよう、でも、そのためにはまず、ここは自由じゃなきゃいけない。

どんな人でも受け入れる場所がなかったら、立ち直るもなにも犯罪に手を染めるしかないじゃないか。
いや、日本のどこもかしこもが、受け入れる場所にならなきゃだめなんだ、と俺は思う。


落ちこぼれればそれで終わり、はいさようなら、なんて冗談じゃない。
落ちこぼれてもいい社会でいいじゃないか。
なんで勝ち組に頭下げなきゃいけないんだよ。


これはまあとにかく多くの人に見てほしい映画です。










(BGM:中原めいこ「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」from「Bestsongs We Love 80's」)
→いや、なわけないんですよ。
八百屋で果物に話しかけてるならともかく、そんな人は逆に危ない。
君がキウイなわけがないし、パパイアでもない。
そんなキラキラネームだとしたら、もう避ける。
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