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スーパーちんどん・さとう

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専従募集



例えば、なかなか仲間に溶け込めなかったヤツがいたとします。
まあ、ウチだとそこそこみんなでうまいことやってますからね。
でもやっぱ、仲間に入れるときは入れるけど、なかなか溶け込めない、というヤツがいたとして。

まあ、そのことを親御さんとたまたま会ったときに話したりするわけですが、その親御さんが、「何でうちの子は友だちができないんだろう」みたいなことを言うことがあります。

ココまでの人生を考えれば、つまり我々と出会う前、ということですが、その時もおそらく友達はいなかったハズなんですよ。
それは事実としてあるわけです。
なぜなら、そんな話を同じ親御さんから以前に聞いたことがあるからです。
だから、我々に出会って、この仲間に入ったからと言って、すぐにその人生が変わるわけがない、というのはわかりそうなもんなんだけど、それがどうも「なんでうちの子は…」となってしまうんだろうか?というのが、ちょっと不思議だったんだけど。

同じような話はよくあって、こっちでの様子を話すと、「どうしてうちの子は…」となる親御さんがいたりする。

まあ、これ、言葉通りの額面で受け取れば、いろいろこちらの考える答えを言うことはできるんです。
例えば、「すぐにキレるからですよ」とか、「集合時間の約束を守らないからですよ」とか。

でも、おそらく、この類いの親御さんが言いたいのはそういうことじゃないんだな、と。
だって、それらを言ったところで、親御さんなりのそれに対する対策はしないんだもん。
例えば、約束の時間に家を出す、とか、そういうことは出来るはずじゃないですか。
でも、そうはしない。

つまり、どうもそもそも、我々、つまりウチでは専従と呼ばれる健体者、いわゆる一般には職員とか指導員とか、そういうことになるんでしょうが、その「働きかけがうちの子にだけ足らない」ということを言いたいんだな、ということがわかってきました。

いやいやいやいや、そんな簡単に働きかけでスイッチが入るようなものじゃないから、って思うんですが、それがどうもわかってないように見えるんですね。


仲間に溶け込む、みたいなことって、互いの歩み寄りなワケです。
「居場所」とかって、この業界?では言うけれど、居場所を作る、ってことは、集団のチカラも必要ですが、本人が「ココに居場所を作るんだ」という気持ちがあって成り立つんですよね。
それがどうも、「居場所を作ってくれないからだ」みたいな話になっちゃうんだな。

いや、別に居場所は作れるけど、それは仏像作って魂入れず、みたいなことで。
本当にその人のキャラとかが受け入れられるというか、溶け込んでいくのは、互いのベクトルが向くことで成り立つわけで。

しかも、我々健体者の職員は、井上たちから見たら「異物」でしかなくて、ある意味「先生」であって、我々がどういうこういうってのは、彼らにとってみたら邪魔、みたいなこともあるわけです。

だから、井上たちのベクトル、本人たちのベクトル、をいい感じで一方に向けていく、という作業をするのが、オレたちの仕事と言うことになります。
簡単なことで、俺らが外から「みんな仲間になりなさい」「平等に話しかけなさい」なんてことを言ったところで、仲間にはならないでしょ?

それに、よくある「職員→利用者」みたいな縦糸はオレたちはあまり重視してないというか、意味がないと思っていて、それよりは、彼ら自身の横のつながりの方が大事だろ、というか。
じゃなければ、職員のやりたい放題にもつながるわけで。

その横糸を「自ら作らせる」って作業は、大変なわけですよ。
といっても、その努力というのは、確かにします。
けど、それは簡単にいく場合もあるし、そうじゃない場合もある。
そして、主役は彼らなワケです。
我々が「こうしなさい」ということではないのね。
だから、スイングすればいいけど、そういうコトばかりじゃない。
何年もかかる場合もある。


だけど、どうもこの親たちは、こっち側の主導で彼らが動いている、とでも思っているかのようなんですね。
話を聞いていくと、「なぜうちの子を尊重するように誘導してくれないのか?」みたいなことなんだわ。
そうすれば、うちの子ももっと仲間とうまくいくんじゃないか?とか。

でもね、うちの子を尊重するように誘導したら、それこそ井上たちは本人から離れるし、俺たちがいなければ仲間として成り立たない、話もできない、んじゃ、仲間じゃなかろう、とも思うんですよね。
逆に、俺に隠れて遊びに行きたい、くらいの感じが普通、というか青春じゃないかな、とか思うんで、そういうのを目指してるわけでね。


これね、もっと彼ら、つまり自分の子のことを信じた方がイイと思うんだよね。
彼ら知的障害者には「友達などできない」みたいに思い込んでるんじゃないか?って。
つまり、彼らに友達を作るのは、「彼らのチカラ<専従のチカラ」という風に考えているのではないか?と。

そりゃ、さっき書いたように、それなりのベクトルを向ける作業はなんとなくやるし、ケンカをしたら仲裁もします。
でもまあ、ケンカするようになれば、もうそれは仲間ではあるんですけどね。

で、まあそういう風に考えているウチは、彼ら本人には友達はできないですね。
彼ら自身のチカラ、まわりの井上たちのチカラを信じてほしいんだよね。
それが、彼ら本人の居場所を作るための一歩だと思うし、親にできることなんじゃないか、と。

テレビで取り上げられたのを見た人なんかが、きっとなんかうまいことやってるのかな?とか言う場合がありますけど、そうじゃなくて、簡単な方策はないんですよ。
マニュアルはない、というか。

でも、まず彼らのチカラを信じること。
そのベクトルをいい感じで相乗効果を生むように交わらせてやる、というか。
それがとても大切なことなんじゃないかと思っています。


性急にことを考えてもうまくはいかないです。
その上、我々のチカラが重要なのだ、と思っているんだとしたら、それも間違い。
性急には我々はなにもできないです。
正直、スイングを待つしかない、というか。
長い目で、自分の子が居場所を作ることを、親御さんには見守ってもらいたいわけです。
我々もそう考えています。





反省できあがり中

(BGM:ラディカルズ「Generation !」from「the Call Up !」)
→なんとなく石坂マサヨさんを彷彿とさせるボーカル。
いや、すなわちカッコいいですよ。
それでいて、この人たち、コブラのトリビュートに参加してたと思うんだけど、音楽的なセンスがありますよね。
誰かちゃんと音楽やってた人がメンバーにいる気がする、感じの。
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