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スーパーちんどん・さとう

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人は簡単に壊れる


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俺は大学を出ていて、実家はずっと団地だけど、例えば修学旅行の集金に払うお金がない、ってことはなかったし、時には外食もしたし、父親が仕事の鬼で平日の夕食はほとんど親父と顔を合わさない、ということ以外、サザエさんちのようであった。
あ、でも一人っ子。

高校とかでも似たような家庭ばっかりだったし、時に医者の息子、みたいな、立派な家に住んでるヤツとかはうらやましかったけど、でも、そこそこの生活をしてた。
服を買いたいと言えば、金をくれたし、今日弁当がないから何か買って食べな、って五百円札とか千円札をもらったりしてたから、それで不満なんかなかった。
まわりもそんな感じだったと思う。
というか、まあ1966年生まれだから、今ほど貧富の差はなかったんだと思う。

でも、高校だったかの保護者会から帰って来た母親が、「制服って言うけど、やっぱり生地とか違うんだね。なんか、自分の子だけやすい生地で申し訳なくて、って言ってるお母さんがいて、なんか、そういう子もいるんだね。お父さんがいないんだって」としみじみ言っていたのを覚えている。
そいつはでも、けっこう不良っぽいヤツだったし、生徒であるオレたちは生地なんかそんなに気にならなかったし、その子をいじめたとかそういうことは全くなかったんだけど。

ま、いろいろな家庭があるんだな、というのは、うすうすはわかっていたけど、そんなに大きな問題にはならなかった。
修学旅行に行けない子はいなかったし、集金につまずく子もいなかった(というか、生徒であるオレたちにはわからなかっただけかもしれないけど)。


で、俺は大学に行ったから、まあまわりもまた同じような人たちばかりで、世の中には「貧乏」があることはアタマでは理解していたつもりだったけど、きっと何もわかってなかったんだと思う。


大学の時に、電話帳を配る、というバイトをしたことがある。
これは、NTTの仕事ってことになるんだけど。
一応、名簿じゃないけど、そういうのを渡される。
で、それに沿って配っていくんだけど。

でもまあ、そのうち名簿は無視して次々にもうその地域の家のピンポンを押していく、という方法になっていきました。

というのも、電話を引いてない家、というのは、ほぼなかったからです。
そして、それに対して、疑問を持つこともなかった。

でも、ある家をピンポンして、NTTです、電話帳を配っている、と告げると、「ウチは電話引いてないから」と言われたんです。
確かに、正直ぼろぼろの家だった。
その時に、ちょっとその制服の生地の話を俺は思い出したんだけど。

携帯電話が主流の今だったら、逆に「引いてない」というのはあり得る。
ウチがそうですね。
ウチは固定電話は引いてません。

でも、当時は携帯もまだなかった時代だったので、つまりはその家は外との連絡が「実際に訪ねていく」か、「近くの公衆電話を使う」ということしかないわけです。
というか、その人に連絡を取る、というのはとても難しいということになります。

それは外とのつながりがうすくなるってことでもあって。
つまり、あまり外からの連絡がない、ということが根底にあっての「電話を引いてない」なんだよね。
人とのつながりがもし厚かったら、電話は引くだろう現実的に。


貧困というのは、結局「人とのつながりをうすくしてしまう」という部分が看過できない大問題なんじゃないか?という。

そういえば思い出したのが、大学の同級生(女の子)が、「高校の時とか、私服で着ていく服がなくて、日曜に出かけようって誘われても断ったりしてた」というような話をしていたこともあった。


そもそも社会は貧困の人たちを中心に形作られたシステムではない。
経済が「もっと買え」「もっと買え」と脅迫してくるシステムなんだから、買える人たちがターゲットになっている。
買えない人は、そもそも相手にされていない。

そして、その輪からこぼれ落ちる。


相談出来る相手もおらず、相談してくる人もいない。
その状況で、「貧困を抜け出せ」って言われたって、そりゃ無理だ。
その状況に甘んじて、おとなしく、死なないようにするので精一杯だろう。

そして、人はそういう状況に長いこと置かれてしまうと、「他人の存在」をすら受け入れられなくなってしまうのではないだろうか。
例えば、そこに貧困に関わる専門の人みたいな人が訪ねていっても、排除されてしまうのでは…、とか。


人は、壊れる。
簡単に壊れてしまう。
それは、人間関係においてのことだ。
孤独に陥ってしまえば、人は壊れやすくなる。

でも、それが貧困によって引き起こされるとしたら、オレたちには人が壊れる前にやれることがある。

世の中の問題の半分はきっと金で解決出来る。




sennkyoshou.jpg

(BGM:Aquarian Dream「You're a Star [Original 12" Mix]」from「Classic Jazz-Funk, Vol.3 [Mastercuts]」)
→この辺は、一時期だったら、「ディスコミュージック」と言われてるアレですね。
一曲一曲はもう完成されてますから、安心して聞いてられる、という意味でちょっと不満もあるわけですが、でもまとめて聞くとやっぱ安定感がすごいという。
BGMとかには最適なんだろうな。
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