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大阪の夜に、飲みに行ったわけですが、しのさんと話をする機会があって。
しのさんは四国からコッチに出てきているわけですけど、やっぱ「田舎の問題」ってのは、とにかくでかいんだな、と改めて痛感したんですが。
先日、とあるトークイベントで、ひじょうに腹が立ったという話は書きましたか。
あの時、まあその時は名前は書かなかったけど、政権党のアイドル出身議員、というのはスピードの人です。
今井議員ですか。
子どもさんが障害者だとかとも聞きます。
まあ、いろいろご苦労もなさったと思いますし、そのことについては、なにも邪心なくその苦労をねぎらいたいと思います。
ただ、トークイベントのテーマがダイバシティみたいなことだったので、それに反する動きをしている自民党の議員を呼ぶのはいかがなものか?と俺は思ったわけです。
しかも、壇上で誰もそれを責めない。
LGBT問題でも、そもそも反対する議員の多くは自民党じゃないですか?
ま、もちろん、それを変えよう、ということであるのなら、それはそれでいいですが、どうも彼女からはそういう気持ちが見えないトークでもありました。
障害をもった子の親ということでいうなら、別にもっとたくさんいるわけですが、それでも今井さんをコーディネートした、っていうのは、ちょっとコーディネーターの考えを糾したいところだったワケです。
いや、まあ糾したところで結論はこうですよね。
「彼女を登壇させた、というのは、まあつまりはネームバリュー」。
この考え方そのものがダイバシティと逆行するとは思いますが、まあその論はまたにして。
で、どうしてこうなったのか?こういう登壇者になったのか?というのをちょいちょいちょっと耳にしたんだけど、どうも彼女を呼んだのが地方の方だったみたいな感じだったんですが。
「佐藤さんが言うようなことはわかりますし、けどそれって、東京なら通用するとしても、地方だとそれ伝わってないんですよ」と言うようなことを言われました。
つまり、今井さんを登壇させることへの違和感、というのは恐らくなかったんだと思います、と。
ネットの時代と言われるけれど、そうじゃなくて、肌感でそれが伝わってないんですよ、と。
ちょっと目から鱗が落ちたんですよねその時。
田舎の風景を思い出せば、県庁所在地の駅前ですら、おそらく埼玉の大宮ほど大きくないかもしれない。
人がいないかもしれない。
旅行にいっても「人がいる」というのは観光地で、観光地じゃない場所、まあほとんどの場所だけれど、そこで「人がいない」という感想を必ずもつ。
しのさんによれば、「それでも関西はまだいい」と。
つまり太平洋ベルト地帯があって、「工業がまだあるから地元で何とかなる可能性がある」と。
でもそれは逆に「一生四国から出ない人も量産してると思う」とは言っていたけど。
でも、東北は、やっぱ働く場を探して東京を目指すしかない。
だから、どうしたって人がいなくなる、と。
人いなくなれば考えは膠着するだろうことは想像に易い。
同時に、同じ場所にずっといる、同じ場所で同じ人間関係、というのも、結局は考えは膠着してしまうのかもしれない。
そう考えた時に、いや、もしや地方に行ったらダイバシティという言葉すら流通していないかもしれない。
LGBTだって同じで。
政治に対する考え方も同じかもしれなくて、「もうあの家にやらせときゃイイ」ですんでるのかもしれない。
ネットでいくらその言葉をひろったとしても、それが「肌感覚では存在しない」というのは、なんかわかる気がする。
つまりは、閉塞感。
まあ、東京だって閉塞感に溢れていると思うけど、それとはまた違った閉塞感が支配しているような。
いわば、東京の閉塞感が挫折に起因するのに対し、地方のそれはネイクドな閉塞感、むしろ諦念感、か。
その中で、いくら正論を吐いたところで、理屈を説明したところで、たしかにそれは通じないと思う。
だから、まあこのことに気づかせてくれたという意味で、今井さんの登壇はありがたかったかな。
そして、その地方の方がよっぽどでかいんだ、という現実。
いや、日本のほとんどが地方なワケで。
アメリカだってまあほとんどが田舎。
そう考えると、トランプさんが当選したのもその力かもしれない。
そう考えた時に、はたして「今井さんの登壇はオカシイだろ」といくら言ってもしょうがないんだな。
それは肌感覚が違うんだから分断を産むことにしかならない。
そうじゃなくて、その現実をこそ見極めて、互いに理解し合う姿勢が必要なんだな。
難しいけど、そういう基本的なことなんだな。
(BGM:MOON GLOW「一生バイバイ」from「Mighty Live Box 西日本版」)
→ぜんぜんライブじゃないじゃん、と思ったら、ライブハウスでこれから頭角をあらわすであろうバンドを各地のライブハウスの人が選びました、と。
なるほど。
若い感じ。
この曲のタイトルの付け方とか、歌詞の言葉の選び方は俺はけっこう好きですね。
ありがちな言葉を使う若いバンドはちょっとなあ…、と思ってしまう。
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