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スーパーちんどん・さとう

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ストレートに切ない


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宮川賢さん作の「brave」という演劇を見てきたわけだけれど。

宮川さんの劇は、基本、とても理屈っぽい。
なので、いわば数学のようなモノで、好きな人は大好きだし、はまらない人ははまらないのかもしれない。
俺は基本前者。
これまでも彼の作った舞台はずいぶん見てきました(http://superchingdong.blog70.fc2.com/?q=%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3&charset=utf-8)。

今回は自らの劇団ということじゃなくて、プロデュース公演、となっていましたけど、どういうアレなんだろ。
まあ、別に見る側はあまりその辺はどっちでもいいけれど。

ま、中2テイストは全編にわたってしみこんでいるんだけど、今回は主役が女の子ということで、どこかそれを越えた中3くらいの感じで話は進みます。
というか、もうストレートな恋愛もの。
いや、失恋モノ、といった方がイイか。

設定は、ジェンダー的な問題を扱うコンサルの会社みたいなところで、ロボット社員、女性の、が紛れ込んでいるのではないか?という話なんだけど、いやいやいや、う~ん、読み込みが浅いのかもしれないが、あまり設定がエンディングに特に関係ないのではないか、みたいなことも感じましたが。

最終的には、社員の男の子を好きになった二人の上司が、まあ部下の子と結婚することになったその社員の結婚式に出席。
てんとう虫のサンバを歌う、という。
ま、号泣しますよね。
恋の話となった場合、「顔で笑って心で泣いて」というのはまあ一番号泣しちゃいますから。
そういうのを表現するのに「てんとう虫のサンバ」は、もう最強のアイテムと言えます。
酔っ払って、調子ッパズレで歌われる「てんとう虫のサンバ」に涙が出ない人はそうそういないと思います。

で、まあつまり三人の女性が出てくるわけです。
上司2人と、結婚して退社する女の子、の3人。
結婚して退社、というのは正しくないな。
お父さんの会社を手伝うことになって退社、ということで、結婚は退社とは別の話。

これまで宮川さんの舞台は男が主役というのが多かったように思うんだけど、今回は女性。
しかも3人。

で、その3人が、実になんか素晴らしい女性だったんですね。
こんな会社に勤めたいよ、くらいの。
3人とも上下関係はあるんだけど、基本名前呼び捨て。
それでいて尊敬もあって、しかも「得意分野」みたいのをお互いに理解している。
だから、スムーズに、楽しく仕事を進めている感じ、というか。
そして、時に踊ったり?して、フザケあったりもする。

理想的ですね。
いや、女性、という風なことだけじゃなくて、この感じ、男性でも、というか社内がこういう雰囲気だったらば、これは実に楽しいだろうと思われる。

そして、「好きになったら、相手がどう思っていたって、告白すればいいよ!」みたいな話が出たりして、実に中2テイスト溢れている。
なんだかんだ、社内の上下関係や、恋愛関係なんかに絡め取られずにやっていこうと思えば、人は中2に戻るモノなのかもしれない。

ま、今の中2はイジメとかで汲々としているのかもしれないので、必ずしもこんなに中2してないとは思う。
そういう意味で、日本はもう子どもの頃からあらゆる「状況」に、絡め取られることを一義として生きていかねばならない感じになっているのかもしれない。
それは、早くして大人になる、いや、大人ではなく、「達観せざるを得ない」ということであって、どこか「青春を置き去りにする」というような感じがする。

そんな「忘れていたたモノ」「置き去りにせざるを得なかったモノ」を、甦らせてくれるのが宮川さんの舞台なのかもしれない。

一番上の上司の女性。
美人で、仕事もできる、それでいてお茶目なところもある、そんな女性が処女という設定が中2テイストに拍車をかける。
「私だって、彼と裸で抱き合いたかったよ」という彼女のセリフ。
ネイクドで、打算がない。
身体を許して抜きん出よう、とかじゃない、中2の「思い」がそこにある。

ともすれば、愛よりセックスの方が簡単に手に入るのが大人の世界である。
そのアンバランスが様々な不幸な物語を産む。
取り戻せない場所まで突き進んでしまうこともある。

もちろん、愛とセックス、つまり生殖を切り離すことも、動物なのだからできるのかもしれない。
でも、まあそれは理屈であって、今の日本の中でそうは簡単にフリーセックスの考えが広がるとは思えない。
というか、その考えと真逆の、「不倫は悪」「愛のないセックスは悪」という道徳があるからこそ、まあ人は悩むわけだけれど。
それでいて、愛よりセックスの方が簡単にてに入っちゃうんだから、そりゃ悩む。

この物語は、そういうところから最も遠いところにある。
ストレートで切ない。
こういうのに惹かれる。






tanndokuchuu.jpg

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(BGM:日之内エミ「Magic [CKB]」from「Tachytelic Night」)
→クレイジーケンさんの曲なのかしら。
ジャズテイストに溢れるコンピですけど、オシャレに仕上がっております。
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