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今回、8/26月曜日のトークイベントにはみなさんぜひ来てほしいのであります。
前回はなんとなくみんなの紹介をして終わっちゃったんですが、今回はテーマを決めようと思っていて。
みんなで何を話すかな、と思った時に、まあ今回は「親」で行こうかな、と思いまして。
よくまあ、知的障害者って言えば、親がセットです。
知的障害者が何をかのことを達成した、みたいな新聞記事にも親御さんと写ってる写真が載るのが常です。
でもまあ、ウチの場合は親御さんに参加してもらうことを拒否しているので、普段まったく関わりがありません。
イベントについても、誰と飲みに行ってるのか、それもきっと親御さんは知らなかろうと思います。
市丸なんかは、盆と正月には帰りますが、正直、実家のことを忘れてるようにも見えます。
この「親を絶対に入れない」という姿勢は、とにかくウチの基本となる部分です。
そこには、他の作業所なんかの「同窓生」を見るにつけ、親に対して「なんで親が出てくるんだよ!」「俺たち大人じゃないのかよ?」という井上達の怒りがあります。
その中で市丸や井上達がどのように毎日過ごしているか、そして「親」についてどう思っているのか、そして、親にまつわるエピソードなどもじゃんじゃん入れながら語っていきたいと思います。
というか、彼らに語ってもらいたいと思っています。
正直、シビアな話もあるんだけど、そこに踏み込むか踏み込めないかは当日の雰囲気で決めようと思いますが、とにかく「親とセット」という風にしか恐らく思ってないみなさんに、ぜひ聞いてもらいたい話になると思いますので、ぜひ来て下さい。
キャパ狭い上に、出演者が多いので、一つどうか、みなさんお早めに予約してね。
で、テーマを「親」にするにあたって、内部でエピソードなんかを募集していまして。
内部ってのは、普段一緒に働いているみなさん、ということですが。
俺も知らないことがたくさんあるんじゃないかとも思って。
とりあえず、俺の中にエピソードを入れておこう、ということですね。
そこで、チャビエからこんなメールが来て。
ホントはもっと色々書いてあったんだけど、一部を載せようかと思いますが、こんな感じ。
コウヘイが高校生の頃。サッカー部活が終わって迎えに行った時の光景。母親たちが何人か迎えに来ていた。下駄箱のところで子どもたちを待っている母親たちが、なにやら話している。
「あら、○○ちゃんは明るいわよねえ」
「あら○○ちゃんだって、かわいいじゃなあい?」
「わがままでこまってるのよお。」
「うちの子だってまったくいつまでも甘えん坊でねハハ」
たわいもない話なんだが何か違和感が。
その時ハタと気がついた。
この感じは高校生の子どもを持つ親同士の会話ではない。似てる・・どこかでこの感じは経験したことがある・・・思い出した!保育園だ!保育園での親同士の会話と内容が一緒だ!そして話題にしている子どもの年齢はどちらも・・3才だ!
高校生なのに、まるで3才の子をもつ母親たちの会話だった。
なぜだろう?母親たちはいたって普通のテンションだ。
気になった。考えた。
そうか。障害児を「産んでしまった」母親たちは、子どもの身体の成長は見えても、同年齢の子どもたちと比べて明らかに同じではない自分の子どもを、「いつまでも幼児にしておいたほうが」「そのつもりで決めつけておいたほうが」・・・・楽なんだ!
なぜこんなことができないの!?と苛ついたり悩むより、「この子は3才なんだ」と思い込むほうが楽だからだ。
と思ったのでした。まあ、この考察が当たっているかどうかはわかりません。
それに、障害のある子を産んだ、という事実は、おそらくそうでない我々にはわからない、ものすごい哀しみと決断と、そんなモノがたくさんあるであろうと思うのです。
そのことは、人生において大きな絶望であり希望でもあると思います。
そこを無視するわけにはいかない。
だから、この表面だけを見て、どうこう言う資格はこちらにはないのかもしれない。
でも、そうなってしまった以上、やっぱり前には向かなきゃならない。
市丸たちは、実際にもう存在している。
我々は、その絶望の中にない分、客観的に市丸たちの成長を考えなきゃいけない。
市丸たちの側に立って、その絶望が少しでも少なくなって、希望が大きくなるような毎日を創っていかなければならない、と思っています。
親の思いを引きずってしまうのなら、それは家族と同じになってしまう。
親の希望や絶望、そんな引っぱられる思いを断ち切って、家族ではない、一歩外の社会として、我々は何ができるか?。
親は一生親だし、家族は一生家族です。
だから、家族であることは家族に任せて、我々は彼らが社会に出るため、家族の一回り外にいるモノとして、彼らと一緒に暮らしているわけなんですが。
我々はよく「青春を取り戻す」という言葉を使います。
そう、青春とは何か。
親に隠れてAVを見ること、親に隠れて酒を飲むこと、まあそんな仲間に、俺たちはなりたい。
んなわけで、そんな堅い話はここまでにして、当日は楽しく面白い話を彼らに期待しているところであります。
ま、彼らは話の持っていきとか考えませんから、どこまで成り立つかわからないけど、まあがんばります。

(BGM:レディオ・キャロライン「FLARES'N'SLIPPERS」from「TIGER HOLE RANGE 2」)
→まあ英語で歌われる曲って多いし、オリジナルでも英語ってのもあるわけで。
どうなんですかね。
英語圏で日本語でわざわざ歌うアレもないと思うけど、でもまあ一応英語は共通語、みたいなことなんだろうか。
英語詞はちょっとピンとこない…。
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