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スーパーちんどん・さとう

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8/26はぜひ歌舞伎町に来て!


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kaijosha.jpg


8/26は親をテーマにトークイベントをやります。
これ、必見なのでぜひ来てほしいんですが。


とある親御さん(母親)が、「ウチの子は喋れないし、何考えてるかもよくわからないけど、たぶん、親と離れて暮らしたら、私のこと忘れちゃうだろうな」と言っていたことがあります。
その後、実際に親から離れて彼は暮らしていますが、時々会います、時々ったって年に一度二度か。
近所の盆踊りとかで会うと、それでも彼は親のことを忘れてはいない。
喜んで親に寄っていく。

そして、ひとしきり「出会いの儀式」のようなことをして、また戻ってくる。
この「戻ってくる」という部分、これがなんかステキな話だな、と思っていて。
つまり、彼は親のことを忘れてもいないし、そして自分のいる場所のこともわかっている。

この母親、彼女は、彼の養護学校時代、あまりに彼ができないことに絶望もしていた。
「この子は一人でどっかに出かけたりすることは出来ないだろう」と。
他の子が何でもできるように見えて、とても辛かったんじゃないだろうか。
「この子がただいま、って家に帰ってくる夢をたくさん見ました」とも聞いた。
「でも、そんなことあり得ないよな」、と思っていた、とも。

そんな彼、時折にじ屋を脱走して実家に行ったりする。
近所ということもあるんで。
で、家をピンポンしてお母さんがいなかったら、戻ってきたりする(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4467.html)。

彼女はそんな話を聞いて、「夢が叶ってますね」と笑っていました。


彼女が、ほぼ喋れない、いわゆる「重度」といわれる彼を「手元から手放す」というのは、ものすごい勇気が必要だったと思います。

まあ、そのきっかけになる事件もありました。
親とこのまま一緒だったら、共倒れになる、というようなこともあった。
ちょうど市丸がストリップ事件(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4896.html)を経てけっこうこっちに泊まれるようになった頃で。
一緒に住んじゃおうか、という話もあって、タイミングもよかった。

それまで、どちらかといえば母子べったりだった二人が、そういう決断をしたのは、事件のおかげ?ではあったけれど、でも彼女の決断がすばらしかったんじゃないか、と思っています。

そうしなかったら、おそらく彼はあのままだったろうし、親も心労でどうなってるかもわからない。
けど、彼は、彼の同級生とは違って、親の夢を叶えてもいる。
恐らくそれは、親と離れたことでできたことだと思っている。
というか、その他に彼の環境の変化はない。

同時に、彼女も新しい道を歩み出している。
おそらくもう、一緒に暮らす決断はできない。

でも、2人が会った時の、なにか「通じるモノ」は今でも感じる。
彼女が言ったように「私を忘れちゃうんじゃないか」なんてことはないんだ。
親はずっと親なのである。
そして、子はずっと子なのだ。

それに加えて、彼には「にじ屋の仲間」という「新しい社会」ができた。
それまでの「母子」だけが宇宙だった時期に比べ、確実に世界は広がっている。
よく、親を否定するような、親を取るか一人暮らしを取るか、みたいな論調で言われるけど、そんなことはない。
親元から離れるというのは、世界が広がることなのである。

その決断をしたことこそ、彼女は誇るべきだし、社会はもっと注目すべきだ。
これを「親が捨てた」みたいに思うのはお門違いだ。
そして、多くの親にそういう決断を俺はしてほしい。


この初夏にやってきたアクムは、親御さんが「もう限界」と言って「なんとかしてください」ということでウチにやってきた。
それまで中学もほぼ行ってないような引きこもっていた生活をしていたらしいので、これだけ離れて暮らすのは初めてだろう。

けど、まあなんかすんなり引っ越してはきた。
引っ越し間際、家でもそんなにトラブルもなかったらしい。
その後はなんだか、溶け込むこともなく、必死に自分の殻を壊されないようにすみでじっとしてる。
今のところ、こっちも特に壊そうとはしてないから、彼は今じっと耐えている。
でも、何に耐えているのかは俺らにも、きっと本人にもわかってない。
おそらくは、ムダな「耐え」である。

そんな状況ではあるけど、このお盆、まあ始めて彼は実家に戻ることになる。
というか、これが載る頃には戻ってきてると思う。
書いているのはまだお盆休み前です。
彼がどんな顔で帰ってくるか?。
まあ、楽しみにしています。


親は一生親。
けれど、その上で、どう世界を広げるか?

まあ、別にそれって、普通の話っすけどね。




baka.jpg

(BGM:UPSETTER T.「ドリョクとニンタイ」from「TOKYO DISCJOCKEY'S ONLY」)
→これ好きですね~。
詞もイイが、踏ん張って、がんばって、逃げろ、とかの繰り返しがとにかく心地いい。
そういう意味ですごいポップに出来ているけど、これがまったく「売らんかなではない」というのは、絆とかガンバレとかいわないところですね。
ってか、むしろ否定してるところ。
こういう歌がメジャーで流行ったら、生きやすい世の中になる気がするわ。
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