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スーパーちんどん・さとう

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kaijosha.jpg


市丸やオグラを見ていると、彼らは「言えない」んだな、というのがよくわかります。

具体的にいうと、例えば誰かが「映画に行く」と相談していたとする。
実は市丸も映画に行きたい。
映画ではなくても、俺も休みだから、俺も誘って欲しい。
みんなで行くのはやっぱり楽しそう。
俺も行きたい。
けど、その時に、「俺も行きたいから入れて」というのが言えない。

言えないから、まあ蚊帳の外に置かれたまま。
でも、行きたいのに俺はいけない、という思いを抱えたまま、だんだんイライラしてくる。
それで、映画の仲間に入っていたコバを睨んだり、余計なことをいったりして、コバが「市丸にやなコト言われた!」と騒ぎ始める。

普段から、「やなコト言った側、いじめた側が悪い、やなコト言われた方の人の味方になろう」ということを言っているので、こうなると、みんなはコバに加勢する。
市丸の立場はどんどん悪くなる。
それでまたイライラして…、という繰り返しが起こる。
こうなると、「市丸はトラブルを起こす」というレッテルになってしまうので、井上達、映画に行く連中はなお市丸を誘うことを避ける。

悪循環に陥るわけだ。


オグラの場合は、もうちょっと静かなんだけど、彼は歴史物が好き。
だから、ちょんまげ映画とかは行きたい。
行きたいんだけど、まあ言わないわけだ。
みんなが大日に行く、という話をしていても、自分はすごく行きたいんだけど、それを言わない。

言わないけど、まあ市丸と違ってイライラすることはないので、そのまま行かない。
で、ボッとしてる。
行けば、もう楽しくてしょうがない、帰ってからも鼻歌で大日のテーマ曲を口づさむほどなのに、でもそのままにしてしまう。


つまりはまあ、自分から、楽しいモノを獲得しよう、ということを行動に移せない。

確かに、回りが盛り上がっているところに「俺も入れて」というのは難しい。
俺なんかでもそう思うことはある。
別に知的障害者だからと言うのではなく、これは人間関係の問題で、誰しもに共通する悩みというか、そういうところがある。

人生においての大問題は、お金と人間関係である。
だから、これは確かに難しいことではある。


けどまあ、彼らはそれに輪をかけている感じがする。
市丸なんかは、例えばテレビでやっていた何かに行きたいとする。
でも、必ず「●●行きたいんだけど、無理だよね」という言い方をしたりする。
無理だよね、と言われれば、無理なんだが、行きたいのなら他のモノをなんとかして行かないでもないのだが、最初にそう言われると、なんだか「無理だね」という話になってしまったりもする。
そういう時に、「無理だよね、じゃなくて、行きたいんだけど一人じゃいけないから一緒に行ってくれる?、と聞けばいいじゃない?」というんだけど、なかなかそのクセが抜けない。
オグラに至っては、もう最初からあきらめている感じである。

そりゃ、オグラにしてみれば、ずっと施設にいて、どこにも行けない状況の中で、「行きたい」を言うことを抑圧されてきたという事実はある。
だから、自分からどうこうしたい、というのを言うこと自体がもう彼の中になくなってしまっているとしても仕方がないのかもしれない。

けど、一緒にどこかに行って楽しそうにしているオグラを見ていると、「もっと言ってイインだぞ」という気持ちになってくる。


方やコウヘイなんかはとにかく「●●に行きたい」という思いを貫く感じがすごい。
誰彼となくそれを言い、まあ最終的に必ず行く。
思いがハッキリしているので、回りもそれに巻き込まれやすい。

彼は養護学校を出て、施設に行くこともなく直接ここに来たわけだけど、こういう連中は、この感じが強い。
「自分が行きたいところを何とかしていく」という行動力である。
これは、障害の種別とかにはあまり関係ない。
そして、その連中を中心に、この「映画行こうぜ!」とかが形成される感じがある。

そうなると、市丸やオグラはどうしてもそれを行動に移せないので、とりこぼされてしまう、という形だ。
とはいえ、カブキなんかはそれでも果敢に「私も!」と言うので、この辺は個人差もある。
こうならばこう、という絶対的な条件ではないのだが、そういう傾向は見て取れる。


結局は、「経験」なのだな、ということを痛感する。
友だちとつれだってどっかに行く、という経験を、多くの場合は小学校の高学年とか、そういうところで、親抜きでし始める。

けれども、その経験があまりないと、どうしていいかわからない。
そのためにも、養護学校じゃなくて普通学校がいいんだ、という意見もあるが、経験値で言うと、この件に関しては逆だと思う。
普通学校に言っていた連中は、この「誘い合う」が苦手に見える。


市丸やオグラについては、まあある程度コッチが手を入れて橋渡しをして、その「経験値」をあげていかなきゃいけないな、と思う。

とはいえ、まあいろいろな他の要素もあるから、なかなか難しいことではあるんだけど。
でもまあ、「自分が楽しむ能力」「自分で自分が楽しいことをやる行動力」というのは人生においてとても大事だと思うので、ちょっとちょっとなんとかしたいな、と思っている今日この頃です。






akigasebulog.jpg

wannmannblog.jpg

(BGM:Bangles「Hazy Shade of Winter」from「WOMAN 4」)
→名曲ですね。
この曲、あのS&Gのラフな感じの録音がいいわけですが、これはまあ時代を経てきっちり録音されてますが、でもまあ、いいですね、これ。
女性の声、ってのもあるが、なんでしょうよくわからないけど原曲が好きなんじゃないですかね、この人達。
そんな気がする。
しらんけど。
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