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スーパーちんどん・さとう

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これまで、台風だ、大雪だ、といっても、にじ屋とかを休みにしたことはありませんでした。
だから、井上達も休みになったことはありません。

まず、これ、大枠で見たら、あまりほめられた対応ではないと思います。
だって、台風だけどやる!仕事だ!みたいなことってのは、どっかやっぱブラック企業のようで、正しい方向性とは言えません。

けれども、世の中がまずもってブラック方向であった、というか、今もそうだけど、そういうのがあって、その流れの中で、「障害者だけは休んでいい」というのは、どうにも納得が出来なかった、というのがあります。

そもそも、井上達は、自分たちのことを「健体者よりも劣る人間だ」と思っています。
ま、それは計算が出来ない、漢字が読めない、わけですから、その部分では確かに劣ってはいるのでしょう。
ただ、人間としてどうか?ということについてはまた論が違うわけだし、例えば「にじ屋のやり方」についてだって、それを知らない人と彼らだったら、彼らの方がよくわかってるわけです。
毎日やってるわけだから。

でも、それでも、彼らはにじ屋のやり方の何も知らない健体者にすら従ってしまうところがある。
後になって、「それ、いつもやってるじゃない。なんでそのことをその時に言わなかったの?」と聞いても、そうだよねえ、という苦笑いが返ってくる、みたいな。

つまりはまあ、そういう「感じ」が普段からある。
これについては、とても俺は忸怩たる思いがある。
でもまあ、そうやって彼らは生きてきたし、それが処世術なんだろう、とも思う。
それが更に俺を悔しくさせる。

この中で、ブラック華やかなる世の中で、「君たち休みでいい」、つまりそれは彼らには「障害者だから休んでいい」と聞こえるわけですが、それは、ちょっとやっぱり言えなかったところがあります。
「世の中まあ頑張ってるんだから、俺たちも頑張って開店しよう」みたいな。
そういう風な方向にありました。

けどまあ、本来のことを考えれば、それは正しくはないわけですよ。
そんなことも百も承知ではあったんだけど。
でも、井上達の「大人としての誇り」というのを、まあそんな形で、ある意味歪んではいるんですけど、尊重しよう、と思った部分がありました。

我々のレパートリーで、「聞け万国の労働者」があります。
トラディッショナルな労働歌ですが、替え歌にしています。
その中に、「(俺たちも)派遣切りにあってみたい」という歌詞があります。
これは、派遣でも雇われない、いや、そもそも雇われない、という現実を皮肉ったつもりなんですけど、この感覚は、確かに間違ってはいるとは思うけれど、でも、肌感覚としては彼らの中にあるんです。

「俺だって大人なのに」「俺だって客なのに」「俺だって働けるのに」という思いは、あちこちで彼らの中に澱のようにたまっている。
子ども扱いされる、そもそも存在がないモノにされる、という現実。
それを何度も何度もされていけば、オグラがここに来た時のように廃人になって、自分から「子ども扱いされる」ように行動するようになっていきます。
存在を消すようになっていく。

けれども、井上達には、「そうじゃない」と言い続けてきました。
だから、井上やミツなんかはそういう世の中への反発がすごく大きくあります。
「俺だって大人なんだ」という彼らの思いを、どうやって潰さないか、ということだけを俺たちは考えてきた、それをどうやって尊重してやるか、ということだけを考えて来たと言っても過言ではない。
ここを外してしまうと、彼らは「廃人」になってしまう。
それは、多くの作業所や施設をみてきて思っていました。

だから、こっちは親から連絡があってわかっていても知らんぷりもしてきたし、「本来俺が知らないはずのこと」は、知らないふりを押し通してきました。
そういう演技をするのも、彼らのそれをツブしたくないからです。
そのことがまず第一義だから。
そうしないと、彼らは自分の人生に希望が持てなくなる。
自分の知らないところで、親と職員が連絡取り合って自分の予定が決まるような、幼稚園のママの人生がこれからもずっと続くと思ったら、そりゃ、人は腐ります。
この台風だとか大雪だとかにおいての「休み」の問題もこの流れの中にありました。

けど、今回、史上最大級の台風、ということもありましたが、「自宅待機」ということにしました。
「携帯はいつでも出れるように」ということにして。

とはいえ、実際にはみんな近くに住んでいたりするし、そうしなくてもよかったのかもしれないけど、なんか、「もうこの肩肘を張った感じをやらなくても、井上達は大丈夫だな」という思いもあったんです。

つまり、やっと正常に戻ったかな、という。
ま、そうなるに至る状況としては、「つらい時は休む」、「頑張るだけがのうじゃない」、というような雰囲気が生まれつつあることもあります。
今のにじ屋、ネットの目標は、「頑張ってラクをする」ですからね。
なかなかイイと思ってるんだけど。

そんなこともあって、今は先の「聞け万国の労働者」は歌わなくなりました。

無茶をすることが大人、自分を殺すのが大人。
確かにそういう風に生きていかねば食うにも困るのが今の日本の状況かと思います。

けれども、俺たちは一歩抜けよう、と。
そして、多くのみんなにも、「もっともっとラクしよう」と言いたいし、俺たちがその先頭で世の中変えちゃる、みたいな感じになりつつある。

こう変わってきたのにはいろいろ要因はあるけれど割愛するけど、でも、俺たちが目指すのは、市丸が生きやすい世の中、ってコトでしょ。
それって、俺たちだけがパラダイスじゃダメなんだよね。
世の中がそうなってくれないと。
そして、そういう風に世の中を変えるのが俺たちの仕事なんだよね。

その本質に、やっとたどり着けた、というか。
そんな気がしています。





wannmannblog.jpg

(BGM:れいわ新選組 山本太郎 with people「山本太郎、愛を叫ぶ」from「憂国烈士の宴 其の弐」)
→これは、山本太郎さんの演説というか、スピーチに音を重ねたトラック。
重ねたといっても、聞きにくくしてるのではなく、あくまで山本太郎さんの話を聞きやすくするための重ねている、です。
全編入っているので、13分弱あります。
これ聞くと、ホント「普通のことしか言ってない」のよね、彼。
WITH PEOPLE、というのもいいし、そもそもアルバムタイトルに沿ったトラックだと思う。
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