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スーパーちんどん・さとう

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沸点ギリギリの舞台


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人はそれぞれに違う人生を歩んでいますから、それぞれ悩むことも違う。
自分の人生の壮絶なほどの悩みも、ある人から見たら、「なにそれ?」ということもありますわ。
だからといって、「なにそれ?」も、その人にとっては人生のオオゴトですから、どっちが苦労してるとか、どっちの悩みがデカイとか、そういうことではないわけで。

ま、年齢によっても違いますかね。
学生時代のテストの点数なんて、今になって考えるとどうでもいいんじゃね?とか思うし。

なんで、今になって「テストの点数で悩む人の物語」を改めて読んだり、そういう映画や舞台をみようとは思わないわけです。
まあ、改めてその時の頃を思い出して感慨にふける、というアレもあるかもしれないけど、そういう人は見たらいいとは思うんです。

好き嫌いというのとは違うかもしれないけど、響くモノは違う、というか。


俺なんかはこういう仕事をしていますから、障害者の云々と言っても、あんまり浅い物語や映画、舞台を見せられると辟易とすることがあります。
「ちゃんと取材して台本書いてるの?」みたいな。
高校を舞台にするとして、じゃあその台本、ちゃんと高校生に取材かけて書いてる?みたいな舞台を先日見せられましたけど、サイアクでした。

そういったモノは、たいがい深みがない。
悩みというのは、そこに行って、その人に聞かないとわからないし見えてこないモノもある。
取材ったって、正直、ウチに来る人もいるけど、その人の熱意や思いが伝わってこなければテキトウに答えることもある。
つまり、取材者の浅さに付き合って、浅い答えをするってコトですね。
だって、本気で深みのあること話したって、「この人には伝わらないな」と直感が言う。

だからといって、まあ浅い表現物がダメだとは思いませんよ。
24TVのような。
入り口としてそれはあり得ないことはないから。
まあ、しょうがないかな、とは思いますが、それが全てだ、みたいなことを言われれば「それは違うし」とかは言いますけど。


つまりはまあ、どれだけ自分の表現物にかけてるか、みたいなことにはなるんですけど。
とにかく有名になりたい、とか、有名人の名前を利用したり、有り体なモノを作っておけばイイや、みたいなのはやっぱ納得出来ませんね。
面白くない。

まあ、いろいろな人がいますから、その時に、その瞬間に、それらの表現物を見て入っちゃう場合はあります。
歌の歌詞の一言が胸に刺さることもあります。
それがどんなに凡庸で深みがなくても。
そういう「作り方」というのは、まあ歌の場合はあるんだけど、舞台や映画になってくると、その背景も描かれてしまいますから、浅いとすぐにわかってしまいます。


ま、取材しなくとも、台本を書く人の立ち位置、その人の人生、というのが壮絶だったりすると、まあそれが本に反映されたりもするんだと思います。
その深い絶望や希望に、我々は心を動かされたりする。

ま、そういう表現をしたいモノだなあ、と思うわけですが。


てな偉そうなことを書いた後、先日見に行ったスイモアマイモの「IDEA」という舞台について書きますが、これがよかった。

足がない、手がない、けれども「俺はこの身体で完全なんだ」と言う言葉と、近未来の話で、義手技術とかがすげえ発達してるが高い、みたいなスジなんだけど、「手がついてよかった!」という言葉が両立する感じ。
親の愛情が過保護に発展していっちゃう感じと、同時に、子が親への愛情をしっかり受け止めながらそれに抗って自分の人生を掴んでいく感じ。
愛してるが故に、自分の身体を売ってでも恋人を助けようとする感じ。
義手の副作用で記憶が曖昧になって、自分の愛する人と自分の立場が入れ替わっちゃう感じ。

まあ、いろいろなモノが詰まっているんだけど、それぞれが深い。
というか、俺の中でそれらの悩みや行動が「なにそれ?」では全くなく、それが沸点ギリギリに描かれていく。
ちょっと突かれただけで、こっちの思いが吹き出してしまうような感じ。

障害者で動けない女性が、ヤクザの男と話をしてる場面なんか、なんか涙止まらなかった。
こういう場面、先に書いたように、こういう仕事してるとちょっと引いたりすることあるんだけど、いや、のめりこんでしまった。
これ、聞いたことがある感じすらある。

これだけ詰め込まれていると、たいがい散漫になったり、逆にコンパクトに収まっちゃったりするんだけど、そういうこともなく、ずっとギリギリ膨張したままの展開で最後まで進みます。

ここまできちんと書かれた台本ってすばらしい。
同時に演出もすばらしいと思った。
「行ってきます」の一言が、「後ろめたい」「本当は行きたくない」という風に見えてくるからすごい。

小劇場でこういうのがしっかり演じられてるというのがうれしいし、もっといろいろ見たいな、と思った。








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191208.jpg

(BGM:S.V.Gangstars「さよなら大好きな人」from「ビリーヴ II 」)
→聞いたことあるけどこの曲。
きっと最近の流行曲なのかしら。
といって、もう最近でもないんだろうな。
ま、合唱にもしやすい感じですね。
なんか、タイトルだけ見ると演歌かと思ったけども。
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