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スーパーちんどん・さとう

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勝田の風になった


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というわけで、勝田マラソン。
フルマラソンでしたけど、俺はずっと留守番でした(http://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-4707.htmlhttp://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3940.htmlhttp://superchingdong.blog70.fc2.com/blog-entry-3954.html)。
というのも、やっぱ留守番、荷物番がいないとどうにもならない。

ほぼ5時間以上かかるわけで、またバラバラにみんな帰ってくるし、そのたびにまあいろいろトラブルを抱えて帰ってくる場合もある。
みんな一緒に走ればいいのかもしれないが、そういうことでもない。
これは真剣な闘いであって、自分との闘いだけれど、同時にそれは、個人の差でもあって、それは大事にしなければならない。

というわけで、俺も今回は出る側に回ったので、誰か荷物番をしてくれなければならない。
ランナーと同じくらいの重要な役目である。
と思ったら、TAROさんが買って出てくれた。
ありがたいことである。

今回は、毎年出ているハーフマラソンが台風の影響で中止になったこともあって、我々としてはいきなりのフルマラソン大会、ということになった。

けどまあ、こればっかりはしょうがない。
天候には勝てない。

俺は、ずっと勝田の留守番をしていて、みんな完走できたりできなかったりするわけだけれど、それでもイイ顔をして帰ってくるのをすごくうらやましく思っていた。
そりゃマラソンなど、誰だってやりたくない。
中高時代に、マラソンといわれれば、もう「ええええーっ」と誰もがなったと思う。
俺もそうで、そもそも運動が好きじゃないし、苦手だし、イヤなんだけど、それでもみんながイイ顔をして帰ってくるのがとてもハタから見てても嬉しかったし、なんか誇らしかった。

だから、まあいつかでようとは思っていたけれど、正直、あまり準備はできてなかった。
前の一週間がPC作業のどん詰まり。
寝てない状態で、なかなか朝のマラソンにも参加できず、その前も腰がちょっと不安だったりで、万全ではなかった。

でも、俺は「勝田を走れる喜び」の方が断然勝っていた。
走る前、ハーフに出ていたときとかだったら、ちょっとやっぱり気が重いところもあった。
それはまあ、オグラと走る、とかカイと走る、という使命もあったりしたからで、今回はでもまったく一人だ。
それに、なにせ、とにかく勝田に出れる。
それだけで俺はなんか高揚していた。

というか、走りきれるはずがないのだ。
フルマラソン走ったことないんだから、登山初心者がエベレストに挑むようなものだ。
登れるとは思ってない。
もう、いいのだ。
一合目でも、二合目でも、とにかく俺は「勝田の風になるのだ」と思っていた。

だから、まったく不安もなかったし、気が重くもならなかったし、どこか「とにかく勝田を楽しむぞ」と思っていた。

一応、目標は28キロ地点のチャビが待つ集会所に設定した。
そこまでいけたら驚き桃の木山椒の木である。
でもまあ、行きたいな、とは思っていた。
ハーフは走ったことがあるわけだから、のこり7キロ。
まあ、ちょうどいい目標ではある。

しかし、練習不足はいかんともしがたく、8キロ地点くらいで腰が痛くなってしまった。
10キロを越えたところで、ちょっと歩けば復活するかと思ってちょっと歩いたが、どんどんいたくなる。
こりゃまいったな、と思ったら、11キロ地点に回収車(リタイアの人を乗せてスタート地点に戻ってくれるバス)がいて、「あ、これは乗れってコトだな」と素直に思った。

まったく目標の半分にも届かずリタイア。
でも、なんか心はまったく折れてなくて、もう「来年また出たい」という気持ちしかなかった。

なんだろう。
生きてきてホントに始めて、こんなにマラソンが楽しかったことはない。

俺は勝田に出たんだ。
10キロばかりだが、勝田の風になったんだ、と思ったら、なんかもう悔いもない。
だって、腰痛いんだからしょうがないよ。
元々腰は悪いわけだし。


ミズエも初フルマラソンだったんだけど、23キロくらいでリタイア。
帰ってきた彼女は泣いていた。
悔しい、と。

毎日、欠かさず朝のマラソンに出ていた彼女。
そりゃ悔しかろう。
でも、その涙、なんか、すげえ美しかった。

悔し涙を流せるのなら、次がある。
それに、冷静に考えたら、こんなの仕事でも何でもない。
そんなことにこんなに一生懸命打ち込める人、なかなかいないよ。
マラソンなんか無縁だったんであろう彼女の人生に、なにか一つまた「目標」ができたみたいで、それはとてもステキなコトだと思う。

ひとしきり泣いて、しばらくしてアキが戻ってきて、アキの顔見てまた泣いてた。
アキはイイ顔して帰ってきたけど、がんばった者同士だから通じる何かがあったんだと思う。


今回時間内に完走できたのはコバとコウヘイのみ。
時間越えたけど完走したのは外口さん。
他は、35キロ地点で回収されたらしい。
この35キロ地点、昨年まではなかった足きりポイントで、ここで引っかかる人、うちだけじゃなくて多かったらしい。

でも、走れた人も、走れなかった人もなんかイイ顔してた。
ミツも、アキも。
市丸はかなり不満そうだったが、打ち上げでは復活した。


いや、35キロだってすごいじゃない。
23キロだってすごいじゃない。
いや、俺の11キロだってすごいじゃない。

みんな全力だったから。
イイ顔もするし、逆に悔し涙もある。

そこには各々が自分自身と闘った物語があって、それは何にも替え難いと俺は思う。


コバでも、コウヘイでも、市丸でもできるというのは、ルールが少ないから。
足さえ出してりゃ、いつかゴールできるというごく簡単なルールしかない。
ま、足きりとかコースとかはあるけれど、それはまあもうこの際どうでもいい。

そう考えると、マラソンはコバなんかにとって、ものすごい力を発揮できるスポーツだと俺は思う。
そしてその中で完走するって、いや、すごいよ。
自分との闘いの中で、彼らは勝ったんだ。
勝田の風になったんだ。

そして、俺は、彼らを目指してがんばろうと思うよ。
そこには、知的障害だとか、指導員だとか、利用者だとか、そんな垣根はないのだ。
そもそも俺たちは地続きなのだ、ということを思い知らされる。


さて、俺はまた来年も走るよ。
たとえ最後尾でも、俺は俺の一歩を、俺の足を、身体がNOというまで出そうと思う。

マラソンが、勝田の風になることが、こんなに楽しいとは俺は思わなかった。
ありがとう勝田。
ありがとうTAROさん。
そして、ずっとメールを追ったりしてくれて、にじ屋を守ってくれたみんな、ありがとう。









jr.jpg

駅無人化小

駅無人化大

(BGM:クロニクル「くりかえし」from「猫が眠ってる」)
→これはなかなかの名盤コンピなんだけど、どうですかね、これなんかはもういわゆる宇宙感がすごい。
いろんなタイプの曲が、真摯に作られていた時代があったわけですわ。
まあ、今も真摯にやってる人がいるんだろうけれど。
表には出てこない、みたいな曲を集めてくれるのは嬉しい。
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