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スーパーちんどん・さとう

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妄想の彼女 (創作)


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kaijosha.jpg


(創作です念為)

飲みに行った帰り、彼女から身体をすり寄せてきた。
付き合ってる彼氏とうまくいってない、という話は飲んでる時からしていた。
その晩、彼女と寝た。
なんとなくだった。

挿れている時、彼女は目をつむっていた。
けれども、感じてないわけじゃないようだった。
声を上げていたし、俺の腕を強く掴んでもいた。
コトが終わって、彼女はそのままめをつむったまま眠ってしまった。

翌朝、僕が起きる前に彼女は起きて、服を着ていた。
どこかぎこちなくホテルの出口で分かれた。


その晩、携帯に彼女からメールがあった。
「ごめんね」
僕は、「こっちこそごめん」と返した。
これは、昨晩のことはもう終わり、という合図だ。
このことは、二人の秘密になった。

僕は会社で彼女の姿を見かけるたびに気になるようになってしまった。
「あの日のことは内緒だよ」と彼女の目がいっているような気がした。
二人の秘密ができたことで、二人の心は急速に近づいた。

時に挨拶をするけれど、それも余計なことは言わない。
けれど、その挨拶は「ただの挨拶だよ」「内緒だよ」という符丁でもあった。

僕は、オナニーするたびに彼女との夜を思い出すようになった。
あの日はただ挿入するだけのセックスだったけれど、想像の中で、僕は彼女を言葉で責め、舐めさせ、後ろから何度も突いた。
彼女は歓喜の声を上げ、僕と一緒に果てる。
そこで僕の欲望はティッシュに吐き出される。


ある日、残業の夜、彼女とエレベーターが一緒になった。
まわりには誰もいない。
けれども、俺たちは何も言わなかった。
あの日のことはすっぽりなかったことになったかのように。

けれどもエレベーターを降りる瞬間、彼女の髪の匂いを感じた時、僕はガマンができなくなった。
思わず彼女の手を握った。
そして、そのまま二回目の秘密の晩になった。
彼女は同じように目をつむったまま身体を開き、僕を受け入れた。
前回と違ったのは、挿れる前、彼女は僕を咥えた。

この翌日から、僕はエスカレートするようになった。
会社の人目のつかない場所でキスをした。
彼女は、拒むでもなく受け入れていた。
週に一度くらいはホテルに行くようになった。

もしかして、本当は彼氏なんかいなかったんじゃないか、と思った。
彼女は大人しいタイプだ。
服装も地味で、派手に遊んでいるようには見えないし、彼氏がいないタイプにも見える。
大学の同級生で、三つ四つ先の駅の会社で働いているというけれど、本当は、彼女は僕とこういう仲になりたくてウソをついたんじゃないか。

僕のオナニーの妄想にはまだまだ届かないけれど、彼女はセックスに協力的になった気もする。
相変わらず、コトが始まって終わるまで彼女も僕も言葉を交わすことはないし、ほとんどの時間、彼女は目をつむっている。
けれど、僕のモノを咥える彼女から、僕は愛情を感じるような気持ちになっていた。


そしてあの晩になる。
僕は、彼女のアパートを調べ、いきなりたずねることにした。
彼女の恋人なんか、きっとウソだ、と思い込んでいた。
彼女は驚いていたけれど、僕を部屋に上げてくれた。
部屋に入るやいなや、お茶を煎れてくれるという彼女を僕は押し倒し、コトにいたろうと思った。
彼女もそれを待ってるように目をつむった。

その時、ドアがノックされた。
彼女は、急に真顔になって、「やばい。かくれて」と僕に耳打ちした。
狭いクローゼットに僕は押し込まれた。

やってきたのは男だった。
声が聞こえてくる。
と同時に、「どうしたの?」「今日は残業で来れなかったんじゃないの?」と彼女は平然と、さもいつものことのように言った。

僕は激しく嫉妬した。
今、ここで出て行けば、彼と彼女の仲は終わって、僕とうまくいくんだろうか。
それとも、このまま彼女との逢瀬を重ねていった方がいいのか。
アタマの中はグルグルとこのクローゼットを出て行くかどうかでパンクしそうだった。

と思っていたら、彼女と彼は始めた。
彼女は僕の妄想の中の彼女に豹変した。
彼の上にまたがり、彼に「愛してる」「もっとして」「すごいよ」「もっと突いて!」と、僕との時には上げないような声を繰り返していた。

クローゼットをそっと小さく開き、僕はその様子を覗いた。
そのくらいしても、彼女も彼も気づきそうにない。
細めに開けたその隙間から、彼女の豹変した姿が見えた。

僕は、その姿を見て勃起してしまった。
思わず、オナニーをしようとしてしまう自分が腹立たしかった。
けれども、あまりに彼女が妄想の彼女と同じで、その手は止められず僕はズボンの中に果てた。

それでも、彼女と彼は終わらなかった。
一度コトは終わったようだったが、すぐにもう一度目が始まった。
おもちゃを使い、彼にすがりつき、彼女は彼を挑発し始めた。

僕は気が遠くなった。
何も聞きたくなかった。
何も見たくなかった。
耳をふさいで、目を閉じている間に、彼女と彼の妖艶な時間が終わった。

彼がシャワーを浴びにベットを立った。
「あ、ちょっと待ってて。先に入ってて」と彼女は言うと、クローゼットを開けて、口に人差し指を当てて僕を玄関に腕を引っぱった。
そして、僕をドアから押し出すようにして、小さい声でこう言った。

「またね」

ドアが静かに閉められ、僕はその場から逃げるように走った。
そして、駅までの帰り道、僕は、彼女のメールと着信を拒否した。

僕は、二度と誰ともセックスできないような気がした。







(BGM:RCサクセション「ぼくはぼくの為に」from「シングル・マン」)
→トランジスタラジオ以前のRCって、すごくどこか厭世的で攻撃的な感じがして、それはそれですごく好きなんだな。
ひねくれてる、というか。
この曲も、なんだかひねくれてる。
いわゆるこの辺の、ハンドインハンドを否定する感じ、好きだったな。
その後ロックの神様になっちゃうわけだけれど。
ロックの神様になって、すれ違うだけでわかるようになる前、一般人だったときの歌、という感じ。
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