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スーパーちんどん・さとう

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一番恐ろしい病


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貧乏だったときというのがありました。
最初の結婚の時ですね。
家を借りる金にも事欠くような感じだった。

で、当時持っていたレコードを売ったんですね。
AAレコード、ADKレコード、テレグラフ、それだけじゃない、まあいろいろな、いわゆる「自主制作盤」。
ソノシートからLPまで。
ディスチャージなんかもあったな。

オレのまあ「宝物」だったんですよ。
金には換えられないような、大事なモノだった。

けどもまあ、仕方なかったんだな。
そんないくらにもならないだろうと思っていたら、やっぱりほら、だいたいが限定盤だから。
なんと28万の値がついた。

ま、それが敷金礼金になったわけだ。
けど、宝物はすべて一枚も手元にはなくなった。

最近になって、もう一度手に入れたいと思うけれど、まあそれはもうかなうまい。
と思っていたら、CDで復刻されたりしているので、それを買ったりしている。

当時、まあインターネットもありませんし、音楽を聴くのはライブに行くしかない。
そして、あとはもちろんメジャー流通なんかしてない音楽ばかりだから、いわゆる彼ら自身が作って通販とかしてる自主制作盤を買うしかない。
新宿のエジソンだとか、下北だったか、五番街だとか、中野にもそういう店があったから、千葉からわざわざエレコードを買いに行った。
新宿ロフトが西口にあった頃、ライブに行く前に寄ったりしたっけ。

音楽にわくわくした、音楽に可能性を見つけた時の、輝く戦利品、みたいな感じ。
オレにとっては、本当に宝物だった。
ジャケットを見るだけで十分に楽しめたし、ライナーがあるモノは隅から隅まで何度も読んだ。
それだけで一日が過ごせたほどだ。

けども、それを売ったんだよね。

あの時の気持ちを思い出すと、それを失う、というそのものことも重大だったけど、それよりも「このまま貧乏なら、もうこれを見て過ごす時間もあるまい」と思っていたと思う。
子どももできていたし、給料は安いし、かといってまあ仕事を辞めるという選択ができるような感じではなかった。
ま、つまりはこの虹の会の仕事、ということだけれど。

どこか自分は「もう楽しいことなどない」と思っていたし、ライブに行くこともないだろう、とも思っていた。
なにせ、そんな金がない。
時間もない。
その時は、今のようにオレと同じ立場の人が増えて一緒に過ごせるようになるとは思ってなかったし、遊び仲間がこんなに増えるとも思ってなかった。

だから、オレはその「証」みたいな感じであのレコードを金にしたんだ。
罪人の入れ墨を入れるような気持ちで、あの宝物を金にした。


ま、何が言いたいかというと、貧乏って、希望が持てなくなることなんだな、って話。
貧乏は金がないってだけの話なんじゃなくて、希望がなくなっちゃう。

その後、まあなんやかんやあって、普通の給料をもらえるようになって、改めてあのレコードたちを愛おしく、取り戻したいと思って復刻版を買っている今は、やっぱりあの頃に比べて希望はある。
飲み仲間も増えて、コロナじゃなければ、まあなんやかんや毎週、いやもっとの頻度で飲みにも行けるようになった。
今はコロナで行けないけど、それでも仲間がいるというのはありがたいことだと思う。

なんか、こう、ある意味ハングリーではないしストイックでもないが、希望はある、感じはする。
希望というか、まあ楽しい。
怠惰な気もするが、まあオレには怠惰くらいがちょうどいい。
それに、仲のいい仲間がいるというのはとりあえず「なんとかなるな」と思わせてくれる。


よく考えたら、当時、宝物を捨てた証、ある意味で「ハングリーでストイック」だと思っていたのは、貧乏故の「希望がない」からだけのことだったと思う。

思えば、人は安易に「貧乏故のストイック」を自分の糧にしてしまったりする。
辛いことを乗り越えることがストイックだとして、それはいいんだけど、今になって思えば、貧乏という辛さを乗り越えることは、ちょっとストイックとは違う気がする。

だって、貧乏はオレのせいじゃない。
オレはそもそも介助者で始まったワケだけれど(形式上は今もそう)、そもそも介護職が、保育士がなぜ給料が低いのか。
このコロナの中でもリモートなんかできない、密を避けることもできない、そんな仕事を必死にやってる人たちの給料がなぜ低いのか。
いや、医療機関で最後の最後を守ってくれた人たちの賞与まで削られてるというじゃないか。
それで貧乏になるなんて、そんな社会、馬鹿げてる。


逆に言えば、貧乏ほど恐ろしい病はないと思う。





車募集

(BGM:The Emotions「Best Of My Love」from「Rejoice」)
→モーリスホワイトさんがプロデュースしてるのかこの曲は。
なんか、そう思って聞くと、うん、EW&Fっぽく聞こえてきてしまうが、どっちにしろ、こういう女の子三人組、みたいなグループ、オレはなんかスキ。
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