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「しょうがない」からの… ★ 映画 「アルプススタンドのはしの方」


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kaijosha.jpg



「アルプススタンドのはしの方」を見てきましたけどね。
高校演劇部の名作戯曲を映画化、とのことでありまして。

いや、ホントこれね、舞台で見たいですね。
素晴らしい脚本だと思います。

映画化に当たって、おそらく「演劇の戯曲」という部分を隠さず、その世界観をそのまま作った感じがありまして。
というのも、スジとしては、これは甲子園のアルプススタンドのはしの方、ということで、高校野球一回戦、そんなに有名じゃない高校が出場。
甲子園常連の強豪と当たってしまうんだけど、その試合中の弱い方の高校の「アルプススタンドのはしの方」ということなんでありまして、野球の場面が一切映らないんですよ。

これね、すごくいいと思いましたね。
映画化と言うことで、単純にグランドの方を映したくなっちゃう気持ちもあったと思うんですよ。
でも、一切出てきません。
すべてがスタンド。
もしくは、下の、ほら、トイレとか自販機とかのあたり。
そこまでが舞台。

でもなんか、一緒に試合を見ているような気持ちになる。
試合を映さずして試合を見ているような気持ちになる、というのは、もう演劇の世界ですよ。
というのは、舞台では野球の場面を再現するのは難しいし、そもそもセットだってほいほい変えられるわけじゃない。
だからこそ、そのスタンドで見ている側の「台詞」だったり動きだったりで、試合を表現していくことになるわけです。
これがまあ、演劇の基本というか。
あっても2セットくらいで表現したい、というか。
そういう感じじゃないですかたぶん。
演劇のことよく知らないのに偉そうなこと言いましたけど。

映画ってのは、映しちゃえば「見ている気にさせる」ことは可能だから、すぐにそういうことに走りがちなところ、この映画は演劇に寄っておりまして。
良質な舞台を一作見たような気持ちになりました。


キーワードはいくつかあるけれど、大きくは「しょうがない」。
「しょうがない」で、諦めてしまう気持ちは誰にでもあるし、そもそも高校野球に「高校を上げて応援に行く」みたいな「雰囲気」に冷める人はものすごいいると思うんだけど。
ここに出てくる4人も、まあ冷めた目で試合を最初は見ているんです。

そういえば、ウチの真ん中の娘は強豪校に行ったのですけど、三者面談の時に「もうちょっと佐藤さんは野球の応援に行ってくれるといいのだけれど」とか言われましたね。
というか、応援に行ったかどうかを付けてるんですね、先生。
びっくりしました。
うちの子は一回も行ったことがなく卒業したらしい。

まあ、そういう「強制」にも距離を置きたい、という気持ちもしますし、そもそも「なんで野球だけ?」って話しもあるわけだし。
ナイター設備があったりしてね。

で、まあ、そんな感じで、彼らも自分が諦めてきたモノがあるわけです。
高校時代の中で。
でももう三年になって、受験というモノも迫っている。
「こんな強豪と当たっちゃったんだからしょうがない」と冷めた目でグランドを見てる。
しかも野球のルールを知らないから、その辺に会話の妙もあって、演劇としては抜群に面白い。

けどね、まあこれ最終的には熱く応援しちゃうんです。
決定的な何か、があったわけじゃない。
でも、ちょっとちょっとが火種になって、ちょっとだけ一人一人に火がついていく。
それが4人の相乗効果になって応援に熱が入っていく、という感じかな。
うまく言えないんだけど、でもすごく素直に「応援に熱が入っていく」感じが伝わってきましたよ。
これはね、ぜひ見てほしいな、と思うんですけど。

応援してる自分もいる、というね。
最初はそりゃ彼らと同じように冷めて見てましたけど、なんかね、「勝ってほしい!」に自分が変わっていく瞬間がありましたね。

もうホント「よくできている」。
といって、熱を込めて応援することをヨシとして、冷めることをダメ、とするんじゃなくて、なんだろう、いろいろな気持ちがそこで爆発していくというか。
だから、まあ素直に入れたんだろうな。
「やっぱ応援するっしょ」みたいな軽いノリじゃないというか。

熱いモノを忘れてしまった若者にはぜひ見てほしい一作。
いや、若者だけじゃないな。
少なくとも俺も泣いたし。


と、まあ絶賛ではあるんですが、どうしても許せない場面というのもあって。
一つは、アキも言ってたんだけど、まず吹奏楽のみなさんも映るわけなんですが、というか、吹奏楽部の部長がいい役、ターニングポイントとなる役で登場もしてくるんだが。
この子がね、吹いてないんだよ。
トランペットなんだけど、吹けてない口なんだ。
オレも一応管楽器吹けるのでわかるんだけど、吹けない口なの。
これねえ、致命的です。
指運もダメ。
音に合ってない。

映画化に当たって、ここはね、死守してほしかった。
せめてもっと練習して吹ける口で演技してほしかったな…。
じゃないと、この部長が「一生懸命やってる理由」が、薄くなっちゃうんですよ。
これがまずダメ。

もう一つ、これもアキの指摘なんだが、ってか、アキはそもそも吹奏楽部でしたから。
点が入ったときに吹奏楽部が演奏する曲が、相手チームとこっちチームが一緒なんです。
いや、それはまあ点が入ったときは一緒になりがち、というのはわかるけど、「チャチャチャ~チャララチャッチャチャ~」みたいな部分ね、音階が上がる部分、どっちかは省略してよかったんじゃないか。
省略形、省略しない形、どっちもある曲なので、どっちかをどっちかにすればよかったのではないか。
つまり、これだとどっちが点を入れても同じトラックを流してるな、って感じになっちゃうんだよね。
それはまあ、試合を見れてないだけに「わかりにくく」もしちゃっている。

というわけで、吹奏楽観点から言うとかなり問題はあります。
が、逆にそこが「ものすごく惜しい」と思うほど、いい映画ではあります。

ラスト、数年後の再会(これもアルプススタンドのはしの方で)もなかなかいいです。
そんなにあちこちでやってる感じではない感じの映画ですが、時間があったら見に行ってみてほしい一作。





車募集

(BGM:Cookie Crew「Bad Girls (Rock The Spot)」from「Born This Way」)
→よく知らなかったんだけど、まず聞いて、これ、フランクチキンズじゃん、と思いました。
とはいえ、まあこちらはラップ由来だと思うので基本が違うわけだけれど、でもなんかすごく心地あまりよくないのが心地いい、というか、なんでしょ。
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